2025年11月1日、当ブログのZくんシリーズで、高校~大学院・就活関係の話題を提供してもらっているZくん(現在は、メーカ-の技術者。都外在住)が、わざわざ多摩地区の小平市まで講演を聴きにくるというので、西武新宿線・小平のカフェで、ランチ。
【特別編:上 目次】
(1)講演会「クマムシの謎と生命の不思議」
(2)SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは
(3)自校問題作成高校の一角、立川高校に創造理数科
(1)講演会「クマムシの謎と生命の不思議」
P: この講演会は、小平市の施設「ふれあい下水道館」の開館30周年記念イベントとして募集があったので、筆者がZくんに情報提供しました。
定員が120名だったので、募集人数にあまりがあれば、筆者も申し込もうかと思ってましたが、10月中旬で定員に達して、募集終了になったようです。ちなみに、Zくんは、申込開始初日に申し込んだとか。
1-1)きっかけは「へんないきもの」
Z: クマムシは、ちょうど高校生のときに「へんないきもの」を読んで以来、興味がありました。
実は、今回講演された兵庫県立大学・國枝武和先生もこの本を読んでクマムシに興味をもたれたそうで、下のページに、そのエピソードと、今回の講演のテーマに深くかかわりがある「乾眠」(かんみん)についてやさしく書かれています。
P: 岡山県・操山高校のHPに、クマムシの顕微鏡観察のくわしい紹介が載っていました。高校の校庭のコケから、オニクマムシとトゲクマムシが採取できたようですね。※1
Z: 國枝先生の講演では、ヨコヅナクマムシの話題がでてきましたが、それはクマムシの中でも、このヨコヅナクマムシが、高い乾燥耐性をもつ&飼育可能な種だからのようですね。
P: 埼玉県立川越高校のみなさんが、ツノトゲクマムシの飼育&電子顕微鏡撮影した成果が、ネットで紹介されていました。
國枝先生の研究(例:2024年東大准教授時)については、次回「特別編:下」の、その次に話題にするとして、今回はこの川越高校も指定された実績がある、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)について触れたいと思います。※1
というのは、自校問題作成高校でSSHに指定された高校がけっこう多いんですよね。
(2)SSH(スーパーサイエンスハイスクールとは)
P:そもそもSSHとは(生成AIの説明を短く編集)
『国際的に活躍しうる科学技術系人材の育成を目的として、文部科学省が指定した高等学校等における取り組みです。
●教育内容:
通常の学習指導要領にとらわれない、独自の理数系に重点を置いたカリキュラム(数学、物理、化学、情報科学など)を編成・実施できる。
実験や課題研究などを通して、自ら課題を見つけ、解決する力を育む。
●具体的な活動:
国内外での研修やフィールドワーク。
大学や研究機関、企業と連携した高度な教育。
研究成果の発表会や各種コンテストへの参加。』
Z: たしかに現在、SSHに指定されている東京の高校の中に、
戸山高校
富士高校(現在は中高一貫校化)
日比谷高校
立川高校
国分寺高校
が入っていますね。※2
ただ、戸山高校は2024年でSSHの指定が終了、2025年は2年間の経過期間中ですが…。
P: 戸山高校は19年間にわたってSSHの指定をうけてきまして、OBの方が文科省のSSH事業や戸山高校のSSH活動について、ご自身の経験をまじえて、紹介されています。 ↓
著者のYuulisさんが書かれているように、自校問題作成高校の生徒は、最終的に(上位)大学進学が目標になるので、3年生になると、SSHの活動よりも受験勉強にシフトせざるをえないようですが、逆に高1・2年でSSHの活動もしたいという方は、上記のSSH指定高校を志望校選びの参考にしてください。
Z: ぼくの高校は在籍時にSSH指定は受けていませんでしたが、國枝先生のような最先端の研究者を招いての講演会や、東京という地の利を生かして大学との交流などは盛んでした…そういえば、高校に入学してすぐに、首都大学東京(現・東京都立大)のキャンパスに、見学に連れていかれたのは印象に残っています。
P: Zくんは、高校時代部活動はしてしませんでしたが、実は学外の理系サークルに参加して、今の専門につながるような活動をしています。それに、高1の夏休みには、名古屋大学の高校生向け講座(これも現在の専門につながる内容)にも参加するなど、けっこう「自走」してましたよね?
Z: ぼく自身は、○○を専攻したい…という目標を、中学生のころにはおよそ決めていましたが、高1・2年までは、漠然と「大学の理系の学部に行きたいな~」くらいで問題ないと思います。
学校生活の中で、いろんな出合いがありますから。
さすがに、高3になると、志望大学・学部・学科を考えざるをえませんが。
(3)自校問題作成高校の一角、立川高校に創造理数科
P: 今でも、多くの高校は、高校2年時に理系/文系クラスを選択すると思いますが、静岡県の公立高校には理数科を設置している高校が何校もあって、人気なんだそうです。
高校生には、Zくんのように最初から理系志望の生徒も多いと思いますし、とくに自校問題作成高校の場合は、数学(難問あり)で得点できる子が有利と思いますので、もともと理系志望率が高いと思います。
…と思ってましたら、立川高校に創造理数科が、2022年に設置されてましたね。
Z: 2025年度の創造理数科の応募倍率が4.51倍ですか! ただ、そもそも募集人数が少ない(35人)せいもあるということで、普通科を第2志望として併願もできるしくみなんですね~。
https://www.metro.ed.jp/tachikawa-h/assets/R5_%E5%8F%97%E6%A4%9CQ%EF%BC%86A.pdf
ぼくの高校受験当時に、「創造理数科」が近所にあったら、ぼくも志望したかも…。
P: 自校問題作成高校ではないですが、江東区の科学技術高校にも、2024年度から創造理数科が設置されました。この高校もSSH指定校ですので、中1・2の方は、志望校選びにますます迷う? ※3
次回(特別編:下)は、Zくんの高校時代の「世界史」レポートが筆者の印象にのこってますので、このエピソードから。
※1 川越高校は、ノーベル賞受賞者・梶田隆章先生の母校かつ、映画「ウォーターボーイズ」のモデルになった、水泳部の男子シンクロナイズドスイミングでも有名です。
※2 過去にSSHに指定された高校の中に、埼玉県立川越高校も入っています。
※3 11/29追記
都立高校の魅力向上のための一環だそうですが、でしたら、創造理数科の増設もぜひ!
【写真】上:提供Pixabay、中:Zくん撮影、下:筆者(立川市で撮影した風景写真を生成AIで加工)
【BGM】
Z選曲:ano&霜降り明星・粗品「また帰ってきたケロッ!とマーチ」
P選曲:レミオロメン 「粉雪」 ※サビの「こな~ゆき~」を「クマムシ」に替えて歌うのがお奨めです





































