この時間は,私鉄乗り潰し旅をお送りします。
今回は、愛知県内と岐阜県内の私鉄の完乗を目指します。
当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。
では,ごゆっくり!
**********
では愛知環状鉄道の旅をはじめます。
愛知環状鉄道の車両って外観はJR東海と色違いみたいか漢字なのですが……
車内はボックスシートになっているのが大きな違いです。
このボックスシート、けっこう座り心地よかったですよ。
ところで愛知環状鉄道って名前になっていますが、山手線や地下鉄名城線みたいにぐるっと回っているわけではありません。
愛知県の東部を中央本線と東海道本線を結んでいるという感じです。
元々は貨物輸送をメインに名古屋駅を経由せずに中央本線と東海道本線を結ぶ計画だった岡多線と瀬戸線が愛知環状鉄道の元となっています。
岡多線はその名前のとおり、岡崎駅と多治見駅を結ぶ路線、瀬戸線は、岡多線の瀬戸市から分岐して高蔵寺を経て稲沢あたりを結ぶ路線となる予定だったそうです。
そのうち岡多線は、昭和45年~昭和51年にかけてトヨタの自動車輸送を主目的として岡崎から新豊田までが国鉄の路線として開業しました。
旅客営業もしていたのですが、豊田市内と名古屋市内を直結していなかったことや運行本数が少なかったこと、頼みのトヨタが鉄道貨物輸送から撤収したことから国鉄末期には廃止対象路線になってしまいました。
そこで、すでに建設工事が進んでいた、岡多線の新豊田から瀬戸市、瀬戸線の瀬戸市から高蔵寺間を含めて第三セクターの愛知環状鉄道の路線として開業することになったというわけです。
岡多線は最終的にJR東海の路線として昭和63年1月30日に最後を迎えました。
残りの岡多線の瀬戸市から多治見間は、けっきょく計画線で終わり、瀬戸線の高蔵寺から稲沢付近までの区間は、東海交通事業の路線として勝川から枇杷島間が開業しました。
このように、当初は貨物路線として計画された区間でルート的に名古屋市街地に直結しない路線だった愛知環状鉄道ですが、全線電化、一部複線、かつ、踏切がほとんどない高規格な路線であることから、都市圏内相互の輸送を担う存在になっています。
さて、岡崎を発車した列車は東海道本線から離れて最初の駅に到着します。
(令和2年11月撮影)
全国私鉄乗り潰し率
愛知環状鉄道の乗りつぶし旅始まりです
82.892%
↓
82.936%
愛知環状鉄道の駅訪問に便利なホテル!
楽天トラベルで駅から5分以内で泊まれるホテル!をピックアップしてみました!
JR・愛環 岡崎駅
愛環 新豊田駅・名鉄 豊田市駅