西佐川駅のとなり佐川駅にやってきました。
駅名標より、バックの「のりかえ駅」の看板に気がついた人は、すばらしい！
かつて松山と高知を結んでいた国鉄急行バス「なんごく」号のルートを走る代替バスの看板です。現在は、運行区間が短縮されましたが、撮影した頃は愛媛県側の久万高原町の落出までを結んでおり、乗継で国鉄バスのルートをたどることができたのです。
では、佐川駅の紹介に戻ります。
構内は相対式の2面2線です。
交換設備は平成の時代に入ってから増設されたもので、かつては棒線駅でした。
となりの西佐川駅が2面3線の構内を持っていたにもかかわらず、現在の特急停車駅は佐川駅となっており、立場は逆転した感があります。
駅舎内に入ってみましょう。
天井は吹き抜けで高い屋根まで空間が広がっています。
さて駅前に出てみました。
今回は駅前通りを突き当たりに進み、中心街を通る狭い国道から振り向いて撮影しました。
奥に駅舎が見えます。
地方の街で、このアングルから見る駅舎がとても好きです。
佐川駅の駅前には旅館や古いビジネスホテルがあり、それらがとても駅前通りらしくて素敵でした。
佐川といえば、駅前通や駅から見えるところに「司牡丹」の文字があります。
有名な老舗の酒蔵で、漫画家の黒鉄ヒロシさんのご実家でもあります。
では、駅舎の戻ります。
駅舎は木造部分に、高い屋根を追加したものとなっています。
（平成20年3月撮影）
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