さて、今日は土佐北川駅、ちょうど各駅停車同士の交換が行われる賑やかな高架駅です?
ん?高架駅にしては変?高架橋にトラスあったっけ?
もう皆さんはお分かりですよね。
ここ土佐北川駅は、穴内川の鉄橋にホームがある駅として有名です。
鉄橋の脇は歩道になっています。
ではホームから降りてみましょう。
なんだか暗い。
そりゃあ鉄橋下にあるんですから明るくはないですよね。
待合室です。暗い上に、特急「南風」が通過するときは、かなりうるさそうですよ。
駅を出ると、線路と穴内川の間を通って駅前に向かいます。
駅前にでるとトイレがあるだけです。
駅前に出て、駅全景を見たところです。
ホーム全体が鉄橋上にあることがよく分かります。
鉄橋下の待合室だけの駅ですが、対岸の鉄橋脇歩道を降りたところには、駅舎顔負けの木造平屋の建物があり、駅前食堂として営業していますよ。
(平成21年6月撮影)
さて、フォロワーさんから「なんで鉄橋に駅を作っちゃったの?」という疑問をいただいたので古い地図をしらべてみました。
やはり旧線は鉄橋を使わず川沿いをくねくねと線路が延びていたようです。
新線は,トンネルと鉄橋ばかりなので,駅を設置する場所がなかったのでしょう。
ただ,土佐北川駅の開業は1960年,左の写真のときは開業していたはずなのですが,現在の鉄橋周辺に駅らしいものが見えません。
旧線の土佐北川駅は位置が違っていたのでしょう。
さて,写真の旧線跡の様子を探検した方がいらっしゃいます。