滋賀の草津に追分があります。
京都を出発~大津の宿~草津の宿となり、ここから東海道と中山道に分かれるんです。
中山道に沿って暫く行くと~昭和レトロな大衆食堂がありました。
大衆食堂大好き!ショーウインドを覗きますと美味しそうな食べ物一杯~見ている
だけで入りたくなりますね。
ただ今はお腹いっぱい!次来ることにして一応目を通します。
最初に目が行くのが、うどんなんです。
しかも、うどんの汁に目が行きます。
何故か?反射的に行ってしまうんです。
この日も目が行きました。
ウン!
少し黒いな?
場所は関西だが、はずれだから、こんなものかと納得。
45年前に上野で食べたうどんをネットで探してみました。
その時の記憶をたどったら、一番近いの、このうどんでした。
この日は、ここで人と待ち合わせして、青森行の夜行列車に乗る予定でした。
当時は宅急便のない時代で、仕事道具から着替えまで持って、上野駅で待ってると
仕事あるよ!仕事あるよと、人買い?が寄ってくるんです。家出人と間違われて
いるんですね。
断っても!断っても次々やってくる!喋るのが嫌になってきまして、アメ横のメイン
道路側の食堂に入って、うどんを注文をしたら、出て来たのが、これだったんです。
まさに、イカ墨にうどんを入れたと言っても過言ではないです。
食べたくはない!でも勿体ないと食べました。
まあ食べれる味でしたが、見た目に良くなかったです。
その二~三日前に食べた四国のうどんをUPしてみますね。
これが四国のうどんなんですよ!
結構有名なうどんで、知名度もNO1ではないでしょうか?
だし汁の色が薄いでしょ!
当時の四国のうどん~関西のうどんは、こんな感じです。
この様な物を食べてる人間が、東京の真っ黒うどんを見たら飛び上がりますよね。
逆に東京の人が、これを見たら、うどんに水を入れるなと怒り狂うかもしれませんね。
さて、この違い~納得がいきました。
例として、この様な物をUPしてみました。
padaの地方では、うどんの汁の事を「だし」と言います。
ですが関東では、「つゆ」と言う事が多いみたいですね。
その昔から、日本は軟水なんですが、その中でも関東は硬水と言えるみたいですね。
それで、例えば昆布だしなどは取り出しにくく、鰹だしに、それにあう濃い口
しょうゆを使いました。
一方関西は軟水ですから、昆布だしが取りやすく、それにイリコ等で出汁を取り、
薄口醤油を調味料として使ったみたいです。
関西と関東の味の違いには理由があったんですね~面白いです。
カップヌードルも関西と関東では味が違うなんて言いますが本当でしょうか?
これpadaが作ってUPしたうどんなんですが、やはり汁は薄いです。
身体が覚えている感じ~習慣とは恐ろしいものです。
四国にいる時に、東京駅より上野駅の方が何故有名なのかと思ったものですが・・・
その後、何度か上野に行くうちに、上野と東京とは違うんだと思うようになりまた。