古美術花地蔵日記 / アート・骨董品

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古美術、芸術全般、日々気になること。

古美術 花地蔵

TEL 025-526-8910
メール info@hanajizou.com
サイト https://hanajizou.com
〒943-0831 新潟県上越市仲町1-4-12
アーク高田仲町503

福嶋武久

 

古代ギリシャのテラコッタ・少年像です。
美しい理想的な身体美を追求した像は、身体にバランス感と生命感を宿し、誇張・抽象化しない自然主義的な表現は、鑑賞知識がなくてもその美しさが伝わってきます。
完成された美を追求した制作者たちの姿勢によって、神聖ささえ宿しています。
それらは、古代ギリシャ彫刻のクラシック期・ヘレニズム期の魅力でもあり、ルネサンス期には人間回帰という潮流の中で、当時の芸術家たちに愛され、手本とされ、大きな影響を与えたのも頷けます。
古代地中海、ギリシャ文明の眩しいような輝きを、内から発しているような像です。

※「ハルポクラテス像 エジプトのホルス神(指をくわえた少年の姿)がギリシャ化したもの 古代ギリシャ・ヘレニズム期」 という指摘がありましたので解説文を訂正させて頂きました。


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李朝時代の井戸手盃・岡田宗叡識箱です。
伝え、使われ続けた盃ならではの潤いある肌と、古色を帯びた味わい深い色彩が魅力的な盃です。
器全体を覆う井戸茶碗のような細かな貫入が、見込みの青味がかった釉溜まりとともにハーモニーを奏で、趣きある景色を作り出しています。
また、高台内には、わずかな梅花皮(かいらぎ)が現れ、器の表情にアクセントを与えています。
持つ手にしっくりと納まる、ほど良い大きさで、唇にも心地よく当たり、お酒をスムーズに運んでくれます。
侘びた美の世界を持つ、酒器ファン・古陶ファンの心を満たしてくれる盃です。
箱は、ご自身が古美術店も経営され、「日本 高麗 李朝 古陶見どころ勘どころ」「古陶のやきもの」「古備前のすべて」等、多数の著作でも著名な岡田宗叡(おかだそうえい)氏の識箱です。

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先日、妻の用事を済ましたついでに春日山神社に寄って来ました。山の上の神社で、平日だということもあり、境内は静まり返っていました。
陽気もよかったのでベンチに座り、高田の町を見下ろして景観を楽しんだり、森林の空気を胸いっぱい吸い込んだりと、短い時間でしたがリフレッシュ出来たような気がします。
そういえば「子供のころは、近くの神社の境内で野球をやって遊んでいたよな。」「今はすっかりそんな光景も見れなくなったな。」と懐かしい思い出が過りました。
子供の頃は、もっとのんびりと時間が流れて行ったような気がします。

 

 

 

鎌倉時代の仏画断簡・如来坐像です。
色彩の残る、美しい仏画の断簡です。
古の時代の香りが、ほのかに香って来るようです。
如来の表情は愛らしく、思わず見入ってしいます。
座辺に飾れば、眺めるごとに心楽しく、日々の疲れも忘れることでしょう。

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桃山時代の志野織部香合です。
香合の側面には圏線(けんせん)が軽快に走り、蓋の表側の上部、甲の部分には趣のある格子文が施文されています。
文様は鮮明で、古の美濃焼きの温もりと、日本人のデザインセンスを堪能できる器です。
一瞬で人の目を惹き、楽しませてくれる魅力があります。
茶会に使用すれば、花を添えてくれるでしょう。
洒落た雰囲気を漂わす、気品ある志野織部香合の優品です。


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先日、天気が良かったので妻と公園の散歩道を歩きながら花見を楽しみました。
桜は八分咲き位でした。
桜の見事な咲き具合を見ていると、今年、大雪で苦労したことを忘れてしまいます。
「今度の日曜日には満開になるだろうね。」と話していたので、月曜の雨で散り始めるかもしれません。
少し残念な気持ちもしますが、桜が散ってゆく姿も美しいので、今から見るのが楽しみでもあります。
 

 

 

李朝時代後期、紙本の李朝民画・文字絵「悌(てい)」です。
文字絵は朝鮮民画の代表といってよいほどユニークな絵です。
儒教思想の根本を支える「孝(こう)・悌(てい)・忠(ちゅう)・信(しん)・禮(れい)・義(ぎ)・廉(れん)・恥(ち)」の倫理道徳観を子弟に教えるために考えられた絵であり、その八文字を絵画化して八曲の屏風絵にしたものは、真に朝鮮独特の、味わい深いものと言えます。この画はその中の「悌」の部分を額装したものです。
「悌」の文字の中が花で飾られ、シンボリックに描かれています。文字と絵が混然一体となり魅力的な絵となっています。
■「悌」とは、兄や目上の人に、穏やかに従う気持ちであり、 兄弟仲が睦まじいことです。
「季刊『銀花』第44号冬・1980年発行」の特集「文字絵・李朝の民画」に、同じスタイルで絵画化された「悌」が紹介されています。

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先日の交換会の帰り、新幹線の中からぼんやりと外を眺めていました。
疲れていつの間にか眠り込んでしまい、目覚めた後に眼に飛び込んできた風景です。
懐かしいような、妙に心に沁みるような夕焼けでした。

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桃山時代の絵志野茶碗です。
土のうねりを感じさせる動的で重厚な力強い造形と、生命感にあふれ、生き生きと描かれた大胆な絵が、見る者の眼を惹きつけずにはおきません。
高台には、美濃焼きの特徴でもあるもぐさ土が見られ、所々に現れている火色や柚子肌も、器の表情に深みを与えています。
志野ならではの魅力とされた特長を有した器です。
志野好き、やきもの好き、茶碗好きなら、何としても手元に置きたくなる、雄大なスケール感がある絵志野の茶碗です。
やきもの好きの心を鷲づかみにするような魅力を持っています。


■この茶碗は、1962年6月9日~24日に佐賀県文化ホールにて開催された、佐賀県文化館・表千家流佐賀易心会・表千家流淡交会県支部・宗遍流明道会県支部主催の、第3回茶道文化展に出品されたものです。NHKで1962年6月11日午後二時に全国放送され、新聞・機関紙でも紹介されています。

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鎌倉時代の木彫阿弥陀如来立像です。
バランスのとれたプロポーションの、作いきの良い仏像です。
像は鎌倉時代の特徴でもある写実的な表現で、顔の表情は、厳しさの中にも優しさが感じられます。衣文の表現にも細部まで神経が行き届いています。
彫りは力強く、木肌に時代の面影が刻み込まれているようです。
古格を感じさせる堂々とした風格と、心に染み入るような静けさを持ち、凛として立つ姿は人を惹き付ける魅力があります。
日々の生活を忘れ、じっと眺めていたくなる美しい仏像です。

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