【私的激動編シリーズ】
自分史【私的激動編】㉘また！また！また！肉親の死！！
母親の死、
そして私の病気から、
普段の生活に戻りつつある
年末のクリスマス。
突然、妻の実家から、
父親が亡くなった！
との知らせがあった。
元々、大酒飲みで
無茶をしていたことから
内臓系はかなり弱っており、
ヘビースモーカーで
肺や心臓も弱っていた。
仕事も息子が主で、
調子の良い時に
工場に顔を出す程度。
私たちも折に触れ、
実家に足を運び、
それとなく様子を見て
励ましていたが、
突然すぎる知らせに
驚きを隠せない！
自宅で亡くなったとあって、
警察と医師が来ての
死因や事件性の有無を確認。
結局、死因は不整脈による
急性心臓麻痺で、
医師によれば、
本人も、死んだということ自体が
分からない状態で亡くなっただろう
との事だった。
その状態を見つけたのが
孫娘のようで、
さぞや心のショックは
大きいのではないかと心配する。
2年前に伴侶を亡くし、
心弱くなっていたが、
まだまだ元気で
長生きして欲しいと願っていたが、
残念でならない。
我が妻は、
気丈に振舞ってはいたが、
実は父親っ子で、
とても可愛がられ、
末娘として
甘えて育ったので、
内心はとても
悲しい思いで居ただろうに・・・ｄ
と断腸の思いだ。
もういい！ もういい！
もういい加減にしてくれ！！！
悲しいことは
もうごめんだーーーっ！！
とにかく一日も早く
都内のマンションへ引っ越す事で、
悪霊を追い払おう！！
という意識を強く持った。
それから一年後・・・
無事に自宅も売却でき、
都内の地下鉄駅から徒歩１分、
窓から富士山が見える
幹線道路に面したマンションで
平和に暮らし始める。
交通の便が良いため、
乗用車も売り、益々身軽になった。
引越し作業で
断捨離をしていく中で、
これからの二人の生活に
真に必要なものだけを残す！
という考えが強くなった。
我々夫婦は、
モノだけでなく、
心も軽やかになっていき、
それと同時に、
二人の絆が
一層強くなっていった。
ここまでお付き合い頂いた皆様、
本当にありがとうございました。
次回の自分史【最終章】では、
これまでの自分を振り返り、
自分史の統括として締めくくっております。
ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。
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■行動編
■心情編
■私的激動編
㉘また！また！また！肉親の死！
自分史【最終章】