熱さ120%
昨日の夜、部屋の掃除をしていました。とっても久しぶりに机の一番下の引き出しをゴソゴソしていると、色あせた数冊のノートが。今から10年近く前に書き始めたテニスノート。日々練習の反省、試合の振り返り、コーチが来たときは熱心にメモを取った形跡が。懐かしい…。久しぶりに読み返してみて、思わず読む手が止まってしまいました。熱い、、、当時はこんなに熱心にやっていたのか。できるようになったことがあれば、その時の気持ちまで書き記し、上手くいかないことがあれば、どうしたらいいんだろうと悩み、何かコツをつかんだときは、興奮して書き殴り、掴んだ感覚を離したくなくて必死で、試合の振り返りのページには、涙の跡も。試合会場でひとり泣きながら書いていたなあ。どのページからも上手くなりたい、というテニスへのまっすぐな気持ちが溢れていました。読み進めていくと、当時の記憶が、気持ちが胸の奥から湧いてくるようで、テニスノートを書いている当時の自分を、後ろから見ているような、苦しいくらい懐かしい気持ちになりました。当時は試合に負けてばっかり、怒られてばっかり、自分の気持ちが届かなくて泣いてばかりでしたが、1番自分の思いにまっすぐテニスをしていた時期でした。このノートはずっと取っておこう。ボロボロだけど、間違いなく私の宝物なのだから。