昨日の夜、部屋の掃除をしていました。
とっても久しぶりに机の一番下の引き出しをゴソゴソしていると、色あせた数冊のノートが。
今から10年近く前に書き始めたテニスノート。
日々練習の反省、試合の振り返り、コーチが来たときは熱心にメモを取った形跡が。
懐かしい…。久しぶりに読み返してみて、思わず読む手が止まってしまいました。
熱い、、、当時はこんなに熱心にやっていたのか。
できるようになったことがあれば、その時の気持ちまで書き記し、
上手くいかないことがあれば、どうしたらいいんだろうと悩み、
何かコツをつかんだときは、興奮して書き殴り、掴んだ感覚を離したくなくて必死で、
試合の振り返りのページには、涙の跡も。試合会場でひとり泣きながら書いていたなあ。
どのページからも上手くなりたい、というテニスへのまっすぐな気持ちが溢れていました。
読み進めていくと、当時の記憶が、気持ちが胸の奥から湧いてくるようで、
テニスノートを書いている当時の自分を、後ろから見ているような、
苦しいくらい懐かしい気持ちになりました。
当時は試合に負けてばっかり、怒られてばっかり、自分の気持ちが届かなくて
泣いてばかりでしたが、1番自分の思いにまっすぐテニスをしていた時期でした。
このノートはずっと取っておこう。
ボロボロだけど、間違いなく私の宝物なのだから。