今から3年ほど前、コロナウイルスの外出自粛要請が頻繁に出されていた
2020年。私は1人の友人とあることをしていました。
それは文通です。ポストカードに最近あったこと、はまっていること、学校のこと、
アルバイトのこと等(絵しりとりもしてました笑)びっしりと書いて20回以上やり取りをしていました。
そのお相手と言うのが、前のブログにも登場した、一緒に卒業旅行に行く友人です。
当時は、外出自粛要請、まんぼう、、本当に自由が制限されていました。
待ち望んでいたキャンパスライフも、画面上に限られ、サークル活動も部活動も
思うようにできない日々。当たり前の日々を奪われ、あるのは時間だけ…。
そんな日常の中で文通が楽しみの1つでした。何を書こうかなあ、
どんなポストカードを買おうかしら…日常のほんの些細なことでも、
これは文通のネタになるかな、と思いながら過ごすのは当時の私にとって、
確かな心の支えでした。
クリスマスのプレゼントを待つように、ポストカードが投函されるのを
当時は待っていたなあ…。今はだいぶコロナ前のように動けるようになったけれど、
改めてポストカードを読み返してみると、3年前の非日常を鮮明に思い出して
胸がきゅっと苦しくなりました。
「コロナさえなければお出掛けしたい頃ナ(コロナ)んだけどなァ」
という友人からのおやじギャクが書かれたポストカードを発見しクククと苦笑い…
文通はコロナが落ち着いてくるとともに、なくなってしまいましたが、
3年前、確かに私たちは、少しレトロなやり取りでコロナ禍を生きていたのです。
手書きの文字のやり取りは、時間はかかりますが、その分とてもあたたかい。
誰かに手紙を書きたくなりました。