卒業旅行の宿と飛行機の予約をとりました。
一緒に行くのは、高校、大学が同じな友人。
先日、お酒を交えながら、あーだこーだと計画を立てましたが、希望が膨らみすぎて
あっという間に決まらないままお開きの時間に…。
今日、電話をつないで相談しながらついに決めました。
ああでもない、こうでもない、と言いながら考えることはとっても楽しい。
電話をしながらふと、ああ、この人と今も繋がれていて本当に良かった、と思いました。
数少ない、自分のダメダメなところも弱さも見せられる友達。
彼女が声をかけてくれたのは、ちょうど自分がボロボロの時でした。
当時は、人間関係に悩み、自分の居場所を見つけられませんでした。
中でも、お昼ご飯の時間が寂しくて辛かったことを覚えています。
そんな時に、「一緒にお弁当食べない?」と声をかけてくれました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、その言葉に、彼女の存在に当時の私は
救われました。
喋ってみると、不思議と話も趣味もピタリと合って、それから現在に至るまで続いています。
私は、友達が少ない方で
最近、そのことについて悩むことが多かったのです。
誰とでもすぐに打ち解けられて、社交的な友人たちがまぶしくて。
人間関係を川の流れとしたら、その流れにのってスイスイと泳いでいくような。
一方で、人見知りで不器用な自分はブクブクと川で溺れているようで、
惨めだなあ…とさえ思っていました。
でも、今日の出来事でその悩みはとても小さなものだと感じました。
友達は数じゃない。比べるものでもない。
安心して隣にいることができる、悩みも弱さも見せられる、同じことで心の底から
笑える、そんな友人がいることが、とってもとっても幸せだと。
いつもありがとう、そしてあの時声をかけてくれてありがとう。
真正面に伝えることは気恥ずかしいけれど、いつか伝えたいと思っています。
さあ、不器用な私よ、どう伝えるのかい?