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妻と1歳の息子、3人家族で過ごすための
マイホームを計画中

< 登場人物一覧 >
2021.08 マイホーム検討開始
2021.11 土地売買契約
2022.03 土地引渡し
2022.07 建築請負契約
2022.09 着工
2022.11 上棟
昨日、会社の同僚とバスケをしました
もう身体バッキバキです
あ、ちなみに記事のカバー画像は、本文とは無関係のネギ味噌ラーメンです。おいしい
それでは本題。
前に以下の記事で「収納から家の要所までLANを配線する」ということを書きました
そうすることで、LDKのテレビ周りや、ぼくの書斎兼シアタールームでは有線LANでのネット接続が可能。
つまりYoutubeやNetFlixとかで動画をサクサクみれるということです
ただ上記の記事を書く際、あえて触れなかったことがあります。
それがLANケーブルの種類の話
ややこしくなるので、説明しなかったのです
まぁでも、これから仕様を考える人にとっては参考になるかもしれないので、サラッとご紹介しようと思います
さて、LANケーブルの話をするにあたって、まずは楽しい楽しいお勉強のお時間
出所:エレコム
これ↑が、皆さんご存知LANケーブル。
見たことある人、多いんじゃないでしょうか
インターネットにつなげるためのケーブルです
このケーブル、ぜーんぶおなじに見えると思うんですが、実はいろんな分類があります。
そのうちの1つがカテゴリです
カテゴリは数字とアルファベットを使って分類され、「CAT 5e」のように表記されます。
ちなみに「CAT 5e」は「カテゴリ・ファイブイー」と読みます。
ただ、通常は「カテ・ゴイー」などと略して呼ばれることが多いですね
そして、ぼくらが普段の生活でよく使うLANケーブルのカテゴリは、主に以下の3種類です。
- CAT 5e
- CAT 6
- CAT 6A
それぞれについて簡単にご紹介しますと・・・
まずCAT 5e。
現在、一般家庭で最も広く使われているカテゴリです(たぶん)
1秒間に1ギガバイトの通信が可能。
十分な通信速度に感じますよね
ですが細かい性能の問題から、現在は徐々に採用率が下がっていると言っていいでしょう
次にCAT 6。
おそらく現状で最も採用率の高いスタンダードなカテゴリです(たぶん)
「カテロク」などと呼びます
1秒間に1ギガバイトの通信が可能なのは、CAT 5eと同じ。
ですが実際には、CAT 6はCAT 5eの2.5倍以上早いです
詳しい話は覚えなくてもOKですw
【興味ある人だけ読めばいい部分】
CAT6は伝送帯域の違いから、CAT 5eにくらべて2.5倍以上の情報を同時処理できます。またCAT 5eが最大1GBASE-Tに対し、CAT 6は最大で10GBASE-Tの速度での通信に対応します。
最後にCAT 6A。
マニアックな変態系施主が選ぶカテゴリです(これは自信ある)
1秒間に10ギガバイトの通信が可能で、同時に処理できる情報量もCAT 6の2倍。
したがってCAT 6と比べると、性能値的には数倍の通信速度が出せます
【興味ある人だけ読めばいい部分】
「10Gbpsの通信速度は一般家庭では不要」という意見もありますが、個人的にはそんなことないと思ってます。10Gbpsに対応するネット回線、通信機器も増えていますし。それに動画ファイルの共有など、宅内で大容量通信をすることもあるでしょう。今後の発展性を考えても、10Gbps通信への対応は悪い選択肢じゃないと思います(必須じゃないですけどね)。
ちなみに上記で紹介した3種の他にも、
- 耐ノイズ性能が向上したCAT 7
- 40Gbpsの通信速度を誇るCAT 8

結果的に、我が家ではどのカテゴリを選んだのかと言いますと・・・
CAT 6にしました
みなさんが想像される通り、最初は変態御用達のCAT 6Aにしようかとも思ってたんですけどね。最終的にはスタンダードなCAT 6にしました。
理由は施工業者の不在です。
我が家の住宅会社・ツリーハウジングでは、CAT 6までしか対応していなかったのです
「CAT 6Aを採用する場合は通信事業者(ネット回線会社)に施工してもらってください」
と言われてしまいまして
我が家は諸事情から、おそらく通信事業者はauひかりにすると思うのですが・・・
確認したところ「宅内のLAN配線は対応していない」とのこと
ちなみにNTT東日本の場合、「フレッツ光クロス」を選んだ場合のみ、CAT 6Aの宅内配線をしてくれるそうですよ
つまりauひかりを選択する場合、ツリーハウジングもやってくれないので、他の施工業者を見つけて配線して貰う必要があります
まぁ自分でやってもいいんですけど。
とりあえず、他の業者を探すのも自分でDIYするのも・・・
単純に面倒くさいですよね
主な理由は上記の通りですが、他にもデジタル機器そのものの問題もあります。
仮にLANケーブルにCAT 6Aを採用したとしても、実際に通信するパソコンなどの端末が10Gbpsの通信速度に対応していないと意味がありません
10Gbpsの通信速度に対応できる端末って、それなりに高価なものに限られます。
普通の人はあまり持ってないんじゃないでしょうか。これから増えてくるとは思いますけどね
というわけで、我が家ではCAT 6Aの採用は見送り。CAT 6の対応とすることにしました
違うのですよ。
ぼくがこの記事で言いたかったのは「CAT 6AはやめてCAT 6にしました」ってことじゃないのです。
もし住宅会社等に依頼して宅内LAN配線をするなら、カテゴリは一応確認しておこう
ということなのです
今どきの会社なら何も言わなくともCAT 6で施工してくれるとは思うのですが・・・
指定・確認をしていない場合、もしかしたらCAT 5eで施工されるかもしれないのでね。
CAT 5eでも実用上は問題ないとは思います。ですが将来的なことを考えると、少しばかり時代遅れかと思いますね
てなわけで、もし宅内LAN配線をする(個室等に有線LANポートを設ける)なら、念のためLANケーブルのカテゴリは確認しておいたほうが良いかなーと思います
・・・ちなみに。
ぼくの妻・みたらしは現在、人事として働いているんですけど。
実は、前は社内ITとして働いておりました
社内のデジタル機器・ネットワーク環境の手配・管理を行う仕事です。
つまり今回話した、LANケーブルだのネットワークだのはみたらしの専門分野なのですよ。
なのでこの辺の環境については当初、みたらしに任せようと思ってたんです。
の一言でなぜかぼくがやることになりましたけどね。