シリアが一触即発、そして私もちょっと故障。
昨日は業界団体の臨時代議員会で横浜へ出張していました。
帰宅したら留守電が６件も・・・（泣）。
施術を希望されてお電話下さった患者様には
お詫び申し上げます。
ごめんなさい。
さて、
まずはシリア紛争についてどうしても書かねば。
この紛争、アサド政権を倒したい国民と
倒されたくない政権、軍側の内戦と日本では報道されていますが、
どうも内容が異なるようだということを
よく咀嚼して解説しているサイトがありました。
立命館大学国際関係学部准教授の
末近浩太（すえちか・こうた）氏
中東地域研究 / イスラーム政治思想・運動研究を中心に
多くの著作を持つ方のようですが、
今回、昨日加筆された一連の解説文はとてもわかりやすかったので
こちらでもシェアします。
シリア内戦の見取り図
シリアで何が起こっているのか。
それはいつから「内戦」と呼ばれるようになったのか。
昨日は反政府軍の過激派らしき勢力が
国民を処刑、斬首するというイヤな事件がありました。
老若男女、子供までが犠牲となっています。
数日前の化学兵器の使用が国連の査察団の
結論を待たずに
アメリカによって「アサド政権側の攻撃」によるものだと
決めつけられ、
それに反抗した一部の過激な集団が
罪のない国民への処刑や斬首をしている・・・。
↑この集団の斬首事件などは米英仏、日本では
報道されることはありません。これからも。
反政府軍のグループの仕業がセンセーショナルであればあるほど
隠す、というのがこちらの側の手法です・・・。
私、それらからググって、
自由シリア軍内で主流を占める思想は
takfiriという先鋭過激派であるらしく、
それらの一部が本当に生きた人間を斬首するという
映像まで発見してしまったのです。
あまりに恐ろしい映像となりそうだったので
すぐに画像をスクロールして、
ブラウザの外側に移動。画面の下部に流れる英語テロップを
見ていました。銃殺を求める捕獲者。
それを制して、ナイフによる斬首を実行する
自由シリア軍と思われる複数人の処刑シーンです。
アラブ語（シリア語？）に対して英語の字幕が。
そして画面を見ていないのですが、
音声がヒツジややぎを絞める際の音声と同じで、
そして画面の下部に広がっていく血の帯で
彼が斬首刑に処されたことを知ることになりました。
誰かが誰かを処刑する、
法によるものではなく、しごく簡単に他者の命を奪う・・・。
どうしてこんな事が起こってしまい、
そして続けられるのでしょうか。
いたいけな子供達の死体を映した映像、
とりわけ「政府軍がやったにちがいない」と思われるような
解説とともに報道され、それをそう理解してしまえば
このシリア介入も「やむを得ない」と考えてしまいそうです。
ところが、
この紛争の深い部分を末近氏は
丁寧に解説しています。
そして、最後に一昨日加筆された部分、
そこに本当にとるべき道が記されているような気がしました。
「海外組」の反体制派諸組織間の足並みの乱れは
解消されるどころか悪化の一途を辿っている。
シリア国内では、北東部のイラク国境付近で
過激なサラフィー主義者が増加した結果、
そこで暮らす「第3の勢力」クルド人たちとの衝突を招いている。
戦火で家を追われたクルド人たちは、
難民としてイラク北部のクルド人自治区へと流入している。
その数は、8月末の数日間だけで3万人を超えたと伝えられている。
シリア「内戦」の対立軸は、もはや
「アサド政権対反体制勢力」だけではなくなってきているのである。
シリアにおける「人道的危機」への対応は、
多重化・多層化する「内戦」の構図を見据えながら、
その拡大を阻止する、
ないしは荷担しないようなかたちで探っていくべきであろう。
お手すきでしたらお読み下さい。
金や武器で
国民を巻き添えにする紛争が続けられている。
我々の税金の一部もそれに使われているのかもしれないのです。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
さて、タイトルにも書きましたが、
一昨日の家族の帰省の際、
ちょっとしたトラブルに。
右上腕二頭筋の微小断裂とおぼしき
伸張性収縮時痛、伸展時痛です。
一昨日湿布を貼って就寝したのですが、
昨日は業団体の会合に参加したのち、
家族と待ち合わせ、ぐっすり眠ってしまった長女を
辻堂の駅から平塚駅まで抱っこ。
これがさらなる増悪を招いてしまったよう。
昨晩も湿布しましたが、今朝の時点で
軽快感があまりないのです。
今は、単刺した鍼の局所鎮痛と
キネシオテーピングで今日をしのごうと考えています。
ちょっとピンチ。
しかし、この痛みすら耐えがたい気分になるのに
国が内戦やら、他国に派兵やら、
そしてその国に住んでいる国民にとって
いかんともしがたい爆撃や、家族を失うような事象、
そして自らも受傷するなんて、
本当に耐えがたいと思います。
この「内戦」に海外の諸国が金や兵器を出すことは
紛争を長引かせるだけのような気がしています。
喜ぶのは兵器商、武器商、過激な権力主義者
悲しむのはその他のものすごく大勢の国民、
そして派兵された我が息子を心配する英米仏の兵士の家族達
なのでしょう・・・。
本当に平和な時代が早く来るといいなと思います。
今日はここまで。
勝手連的宣伝：
緊急告知！！
織田先生の統合医療支援セミナー
貴重な第一回から第三回までのダイジェスト版が
９／２１日（土曜日）の午後１時から５時まで
「特別セミナー」として開催されます。
普段、金曜の夜だと時間が～、という方々には朗報！
そして、
織田先生の基本コンセプトを知るにはうってつけの特別セミナーです。
日 時：平成25年9月21日 午後1:00～5:00
場 所：平河町KDビル3階
東京都千代田区平河町2-16-9
受講料：会 員 ￥ 8,000
非会員 ￥12,000（年会費込）
早い者勝ち。申込はこちらから。
これは楽しそう。私、終わる頃に乱入しちゃおうかな～（笑）。
是非どうぞ。
織田先生の統合医療講習会は以下の内容で進行中です。
お申し込みは↓↓↓
（一社）統合医療支援センター
第１回 統合医療の理念
6月28日（金）19:30～ 終了
第２回 鍼灸マッサージ師が医師と連携するとき１
～慢性疾患の病状管理 in 治療院～
7月12日（金）19:30～ 終了
第3回 関節痛の鑑別
～リウマチ患者を医師に紹介するとき～
7月26日（金）19:30～ 終了
第４回 精神科領域の方が来院したとき
～注意すべき大切なこと～
8月9日（金）19:30～ 終了
第５回 がん患者と鍼灸
～医師が鍼灸師に期待すること～
9月13日（金）19:30～
第６回 鍼灸マッサージ師が医師と連携するとき２
～家庭医との連携に必要な知識～
10月11日（金）19:30～
第７回 産婦人科と鍼灸
～婦人科鍼灸と西洋医学～
11月8日（金）19:30～
第８回 しびれの鑑別
～簡単な神経診察法 in 治療院～
12月13日（金）19:30～
第９回 胸部症状の鑑別
～聴診器をつかってみよう～
1月10日（金）19:30～
第10回 腹部症状の鑑別
～鍼灸で診れる病態、診れない病態～
2月14日（金）19:30～
第11回 患者が治療院で倒れたとき
～治療者なら知っておくべき一次救命処置～
3月14日（金）19:30～
第12回 医療情報の取り扱い方
～理解できるEBMの実践法～
3月28日（金）19:30～
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
医師の目線の統合医療の講演とは異なり、
戦略的に「鍼灸マッサージ師が」どうすべきか、をレクチャー。
席に余裕がないので、急いでお申し込みして下さいね。
※昨日、織田先生の計らいで
学割が設定されました。
学生さんは初回入会４０００円、講義４０００円のところ
入会１０００円、講義４０００円と何と！
３０００円もお得！！
お早めに～。
今日で１５４日連続更新中。
通算1324エントリ。
断酒；昨日は疲れてそんなに飲めなかった！
腹筋；サボりましたが娘達の抱っこ、荷物持ちでやったも同然（笑）。
スクワット：サボりましたが，こちらも娘達の抱っこスクワットで過剰刺激（爆）。
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ジュンク堂書店、三省堂書店、アマゾン、医道の日本社ショップに加え、
日本スリービーサイエンティフィック、たにぐち書店様にても取扱い。
平成２２年からスゴ腕ネット、２２年末から「トワテックメディカルダイレクト」様にて
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決めつけられ、
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シリア国内では、北東部のイラク国境付近で
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難民としてイラク北部のクルド人自治区へと流入している。
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シリア「内戦」の対立軸は、もはや
「アサド政権対反体制勢力」だけではなくなってきているのである。
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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一昨日の家族の帰省の際、
ちょっとしたトラブルに。
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一昨日湿布を貼って就寝したのですが、
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第１回 統合医療の理念
6月28日（金）19:30～ 終了
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7月12日（金）19:30～ 終了
第3回 関節痛の鑑別
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