院長の徒然なるままに。
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2019-01-12 12:01:02

2306話:施術所の質評価をどうするか?(その14)

テーマ:仕事(会社)

皆さんおはようございます。

 

売上を入金しようと思ったらみずほ銀行が3日間ATM完全停止とのこと。

心の片隅では知っていましたが、

今あるサービスが「恒久的にあるもの」と思いがちな自分ののんきさに

がっかりしております。

先月はSoftBankの通信障害にあって、

いつでも出来るサービスがなくなってしまったときの

不便さを実感したというのに(苦笑)。

 

 

さて、そんな事はさておき、

今日も質評価のお話に入りましょう。

 

もう14回目なんですね。長いですねワタシの連投(苦笑)。

 

___________

昨日まで二つの質研のお約束を提示しました。

で、それって地域住民に見えている?という

疑問があるということを書いたつもりです。

 

だって、皆それぞれ、地域の患者さまとはうまくいっているから

廃れずに残ってきたんでしょ?・・・・・ともいいますが、

 

どうも近頃は鍼灸院も、接骨院も急に亡くなっちゃう事例が

みられるのですね。残念です。

 

閉院しちゃうのはなぜか。一つは接骨院などの

保険請求のトラブル、罰則が適用されて院長が替わったり

施術所名称が変わったりしてしまう事があります。

 

次がやはり問題の「閑古鳥」泣いちゃうというの。

 

かつて藤井亮輔先生が鍼灸マッサージ施術所の売上、

並びに市場規模の論文を発表されましたが、

当時国民一人あたりたったの年間2440円ぐらいしか

鍼灸マッサージに落とさない、という結論が見出されていました。

 

一人が年間これぐらいじゃ、なり立たない施術所もありますわね。

でも、私の大磯治療院のように2年目から自費ベースで1千万付近を

達成して、22年曲がりなりにも続いてきた、というところもある筈なんです。

 

多くは600万ぐらいなのかな、と思いますが、

うちとかは実際、開店10時間ベースとはいえ、

残業も早出も患者さまを応需してきた歴史がありました。

そして広告宣伝戦略なんて素人みたいな物で

途中から面倒になってホームページだけになっちゃった。

 

Twitterも営業的ではなく連絡事項のみ、

Facebookに至っては単なる私の自己満足ポストばかりになっています。

もちろん、本ブログは鍼灸師の先生方に向けているマニアックな

ネタ。(これを楽しみに読んでいるコアな患者さまもおいでの様ですが)

 

一体全体、うちの治療院の「質」なんて何処で表明されているのか?

 

ちっともされていないんです。

クチコミって、質の証明にはならない。

また、その信憑性も定かではなく、患者さまの主情報に過ぎない。

 

実はそれが我が鍼灸業界の実体でもあるわけです。

 

制度で決められた仕組みの中なのですが、

誰も中を見ることが出来ない状態。

 

そこをなんとかしなければ、ということで

医療界の踏んできた轍を探索しているのが今の私。

 

で、東大郡司先生のレポートに少し戻ってみましょう。

____________

郡司先生が記した当時(1995年と古いのですが)、

約60病院が参加している団体でしたが、現在はかなり多くなっていると思います。

しかし、

 

・1996年(平成8年)からは、「医療の質に関する研究会」(Japan Society for Quality in Health Care: JSQua)と改称されています。

 

 

そしてその他に

 

・1995年(平成7年) 「日本医療機能評価機構」発足、JCQHC or JQ

・2006年(平成18年)新医師臨床研修評価に関する研究会

・2007年(平成19年)JCEP設立

という流れで新団体による第三者評価の団体が出てくるのです。

 

当時の質研の評価基準は800項目。

凄い数です!忠、それはそれぞれの科における評価基準を含めている形ですから、

これが鍼灸院であるとするならば、

 

鍼灸院の対象となる施術内容に関する小項目、

施設の第三者評価の小項目、

 

評価の基準は

満足している、

満足していない、

中間

という風になっています。

 

日本の鍼灸院がこういった第三者評価を実施する場合、

どのぐらいの数が賛同して下さるでしょうか?

 

果たして、それぞれの団体ごとにまた

複数の質的評価基準が出てくるのでしょうか?

 

後者になるというなら、これはもう、この業界の

受療率向上に関わる事業は一本化など出来ない、という

業界としてはそれぞれ別にみなければならないということになります。

 

どういうことかというと。

 

今まで通り

「どこを選んでいいかわからない」という

形に・・・・・。

 

我々の代でこれを変革できるか否かが

後世へ伝える上での岐路となりそうです。

 

 

次回をお楽しみに。

 

 

1/13  14日は仙台ツアーです。

13日は病鍼連携連絡協議会基礎講座1,2

14日は臨床実技研究会オープンセミナー午前午後です。

こちらもお楽しみに。

 

NHK「がってん」に院長が出演します。

放送は2019年1月23日

NHK総合 19:30から

オヒマでしたら御覧下さい。

 

 

大磯治療院の受付状況・価格表はこちら

1月分.

○は受付可能、
(現在かなりタイトです。時間外21:00以降も承っている状態です。)
お電話にてご相談下さい。
△はほんあつ治療院にて施術受付中

046-230-7200に遠慮なくお電話下さい。

 

長谷川尚哉は、
MEDプレゼン2015東京において
自薦プレゼンターによる
MEDプレゼン"第1回リクルートメディカルキャリアアワード”の
グランプリを獲得しました!!

http://medpresen.com/blog/med2015award/

 

 

以下は、keynoteのダイジェスト版です。御笑覧下さい。

 

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私が開発のお手伝いをしておりました
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「みんなのカルテ」が発売されました。
統合医療からフォーメーション医療へ、との大胆な発想転換を提唱した医師・薬剤師の織田聡が開発した多職種連携対応iPadアプリ「みんなのカルテ」療養、療養費、介護保険外の要件も含めた文字通り「みんなで共有する電子カルテシステム」です。App Storeにて無料提供開始しております。
私の施術所でも使用中。随時、使用感や不明点などにお答えしておりますので
遠慮なくご一報下さい。

 


 


 

ヒポクラテスのことば・・・。

人生は短く、術のみちは長い。
機会は逸し易く、試みは失敗すること多く、 
判断は難しい。
ヒポクラテス全集より。
学び続けようと思います。

よろしくお願いします。
残りの人生最初の日なのですから。

 

 

 

 

 

2019-01-11 17:13:06

2305話:施術所の質評価をどうするか?(その13)

テーマ:仕事(会社)

皆さんこんにちは。

あまりにも忙しく、ブログエントリが滞っておりました。

 

今でさえ忙しい臨床、学校業務などがあるのに

これでガッテンが放映されたらどうなってしまうのか?

 

不安でもあります。

 

さて、前回、ついに「質研」にたどり着きました。

 

病院医療の質に関する研究会のお約束は以下。

 

『医療は、病を克服するための患者と医療提供者の協働のいとなみである』 

という主張の下、
1. 患者・家族が知りたい真実でわかりやすい情報を、病院や診療所など

 身近なところで得ることができる仕組みづくり
2. 医療従事者の患者・家族への説明の質と効率の向上への寄与そして、

 それによって、医療従事者と患者・家族のコミュニケーションの向上
 の2点を達成し、「協働の医療」の実現を目指します。

 

 みなで理解しあい、力をあわせて病を克服しましょう。

 *シツケンは医療についての、患者・家族の発言を歓迎します。
 *病の中にあっても「生きる喜び」をわかちあい、

 励ましあうことをお手伝いします。

 

この部分を掘り下げなければなりません。

 

私達鍼灸師、鍼灸院は

患者さまと施術者の協働のいとなみとして

 

1. 患者・家族が知りたい真実でわかりやすい情報を、病院や診療所など

 身近なところで得ることができる仕組みづくり

 

をしているか?という疑問です。

 

でも私は歓迎している、近頃の中根先生や船水先生、

そして樫尾先生、森下先生などの著作のように

鍼灸や漢方をわかりやすい言葉で伝えてくださる書籍も出ていますよね。

 

そして、昨年のNHKの

「東洋医学ホントのチカラ」

そしてあさイチ

Medical Frontiers 

Series Acupuncture: Complementary Cancer Treatments

January 8, 2019

 

The first of our two-part series on Japanese acupuncture looks at how it's being incorporated into advanced cancer treatments. At a hospital in Kyoto Prefecture, doctors work in collaboration with acupuncturists. Their work, backed up by scientific studies, suggests that acupuncture is effective against various side effects of surgery and cancer medications. Benefits include promoting post-surgery digestive function and healing in patients with stomach cancer, and easing numbness caused by a widely used drug for breast cancer.

 

が放映され、1/15には再びメディカルフロンティアーが放送されます。

 

このように一般向けの広報は出来てきている実感があります。

 

しかし、

個々の治療院で、それが出来ているのか?

 

特に、NHKの取材でも複数のスタッフさんに言われました・・・

 

「何処に行けばいいのか、わかんないんですよね〜」

 

これって、もう、数百年前から言われていたんではないか(爆)

という合言葉なのかもしれません。

 

なのに、この合言葉はかわらないのですよね。

 

今でもいわれているし、皆が不安に思っている部分だ。

 

じゃあ

 

2. 医療従事者の患者・家族への説明の質と効率の向上への寄与そして、

 それによって、医療従事者と患者・家族のコミュニケーションの向上
 の2点を達成し、「協働の医療」の実現を目指します。

 

この部分はどうよ。

というお話ですね。

 

コミュニケーションの向上、これは個々の施術所でできているはず、

でも、「見える化されてる?」という疑問が残りますよね。

 

説明の質や効率の向上への寄与がなされているか?

そしてそれをハタから、外部から垣間見ることが出来るのか?

 

という点が問題なのだと思うに至ったのですね。

 

見えていないんですよ。だから「何処行っていいかわからない」

 

ここを改善しなければならないわけです。

 

と、書いたところで、今日のエントリはおしまい。

 

この連休は仙台講演なので、

その新幹線の中の時間つぶしには最高の終わり方ですね(苦笑)。

 

次回をお楽しみに。

 

 

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13日は病鍼連携連絡協議会基礎講座1,2

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(現在かなりタイトです。時間外21:00以降も承っている状態です。)
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私の施術所でも使用中。随時、使用感や不明点などにお答えしておりますので
遠慮なくご一報下さい。

 


 


 

ヒポクラテスのことば・・・。

人生は短く、術のみちは長い。
機会は逸し易く、試みは失敗すること多く、 
判断は難しい。
ヒポクラテス全集より。
学び続けようと思います。

よろしくお願いします。
残りの人生最初の日なのですから。

 

 

 

 

 

 

 

2019-01-08 10:45:58

2304話:施術所の質評価をどうするか?(その12)

テーマ:仕事(会社)

皆さんこんにちは。

 

今日は8日、BSNHKWorldでまたまた鍼の特集があります。

私の環境下では閲覧がかなわず、どなたかの情報を待ちたいところです。

はやく覧たーい。

 

我が国に在住の英語圏の方々に

日本の鍼灸のプロモーションがなされたということで、

これはいよいよ英語力の鍛錬を実施しなければなりません。

 

っていうか、昨日、久しぶりにお越しのフィリピンからの患者さまは

日本語まったく出来ず、英語でのコミュニケーションなのですが、

既に腕神経叢通電確認とか実施しているんですね。

それぞれつたない私の英語力で、

「こういうことをします。どうしてかっていうと

こうなっているからです」というぐらいはお話ししています。

 

で、彼女は日本に滞在する度に私を指名してくれるのです。

うれしい事ですね。もっとコミュニケーション能力を上げてお迎えしなければなりません。

 

頑張らねば。

 

さて、前回の

JCAHO (Joint Cornmissionon Accreditation of Health Care Organization)の設立からいろいろな意見を受けてその構造、というか複雑になりすぎた質的評価の手法を改善すべく行動してきたのですが、その規範に「日本式」の病院評価の手法を用いていたのだそうです。

 

この元になったのが厚生省(当時)、日本医師会の

「病院機能評価表」という物。これが1987年なのだそうです。

 

どういう仕組みかというと、それぞれの病院が

独自に評価を行う自己評価から始まったのだそうです。

そこで、第三者的に評価しようという動きが始まった。

 

これが東京都私立病院会の「JCAHO研究会」からはじまった。

先の「病院機能評価表」を元にして第三者評価基準を作成して

それぞれ、会員相互の第三者評価を実施したのだと。

_____________

このあたりはとても重要だなあと思います。

 

だってねえ、鍼灸の世界って、これが第三者評価で

ナンチャラなんて、まったくないものね。

 

自己評価で「カリスマ」や「ゴッドハンド」

おまけに「○○○」・・・。

 

私なんか、誰もが認める量的評価として

毛髪の少なさなどが客観的にわかるでしょ?

でも質的にどうか、はわからないし、

まあ、自己評価として「レアなハゲチャビン施術所」など

と書くと「レアじゃないだろ、もっといるだろ○○頭の先生は」

等と怒られてしまいそう。

 

もっとも、施術者ではなく施術所の問題としては質的評価なんて

なされていないんです。

おまけに、ほんあつ治療院のように様々なテナントの比較からなる

順位なんて出てこない・・・。

 

だからポータルサイト等は「クチコミ、ランキング」などを

キーワードとして新規顧客開拓、お客様からすると

良店舗の検索に用いたりしています。

 

でもそのランキングやクチコミが

売り買いされたり、優良会員化で順位が上がって表示されたり

露出度などがかわったりしてしまうビジネスモデルになっている訳です。

 

でも実は、駅ビルのサービスの質を確かめるために

 

本厚木ミロードさんの中では、Client Satisfactionつまり

顧客満足度評価は覆面調査員がきて(もちろん抜き打ちで)、

採点して定期的に発表される仕組みがあります。

 

でも、当院は他のサービス業(クイックマッサージ等)とは

比較されない。

保健所届出医療機関扱いで

これらの比較評価に該当していないのですね。

客観的にみることが出来ない。

 

本連続エントリのタイトルにあるとおり、

施術所の質的評価がエビデンスベースに乗っていないんです。

 

業界全体でもそうなんですよね。

 

____________

さて、平成2年、先の東京都私立病院会の活動が

全国レベルになってきました。これが

 

「病院医療の質に関する研究会」(質研)になっていきました。

 

現在はNPO法人化されています。

その約束、という項目をペーストします。

 

質研の約束

『医療は、病を克服するための患者と医療提供者の協働のいとなみである』 

という主張の下、
1. 患者・家族が知りたい真実でわかりやすい情報を、病院や診療所など

 身近なところで得ることができる仕組みづくり
2. 医療従事者の患者・家族への説明の質と効率の向上への寄与そして、

 それによって、医療従事者と患者・家族のコミュニケーションの向上
 の2点を達成し、「協働の医療」の実現を目指します。

 

 みなで理解しあい、力をあわせて病を克服しましょう。

 *シツケンは医療についての、患者・家族の発言を歓迎します。
 *病の中にあっても「生きる喜び」をわかちあい、

 励ましあうことをお手伝いします。

 

すばらしい!

 

これの鍼灸院バージョンをやらなければなりません!

 

今日はここまで。

 

 

来年、1/13  14日は仙台ツアーです。

13日は病鍼連携連絡協議会基礎講座1,2

14日は臨床実技研究会オープンセミナー午前午後です。

こちらもお楽しみに。

 

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放送は2019年1月23日

NHK総合 19:30から

オヒマでしたら御覧下さい。

 

 

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○は受付可能、
(現在かなりタイトです。時間外21:00以降も承っている状態です。)
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私の施術所でも使用中。随時、使用感や不明点などにお答えしておりますので
遠慮なくご一報下さい。

 


 


 

ヒポクラテスのことば・・・。

人生は短く、術のみちは長い。
機会は逸し易く、試みは失敗すること多く、 
判断は難しい。
ヒポクラテス全集より。
学び続けようと思います。

よろしくお願いします。
残りの人生最初の日なのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

2019-01-05 07:23:17

2303話:施術所の質評価をどうするか?(その11)

テーマ:仕事(会社)

おはようございます。

 

昨日はNHKのあさイチが東洋医学の特集を放映しました。

たっぷり約60分。

 

画像は拾いものです。不適切の場合は削除します。ゴメンなさい。

 

で、こういう特集が昨年からNHKで行われるようになって、

やはりお問い合わせも増えるかもしれない。どんなお問い合わせが増えるかな?

と考えてしまいます。

 

この度の東洋医学特集では丁寧に脈を診たり、腹診したり舌診したり、

というところもクローズアップされていました。

とても好感が持てます。

 

実は私の施術所でも

「脈は診ないんですか?」

「東洋医学的な施術はして下さらないんですか?」という

患者さまからのご意向を承る事がたまにあるんです。

 

ああ、そういうところの不足を恥じてしまいます。

私自身、免許取り立ての時、そういう東洋医学の素晴らしさを

体現したい、と感じたものですいまだにお恥ずかしいところにいる。

 

でも諦めているわけではないんです。年をとって業界の関わりなども

あまり表に出ない状態になったらどっぷり東洋医学に漬かっていきたい。

そんな私です・・・。

 

さて、

患者さまからもたらされる評価の基準には

 

「外的(explicit)な規準」

「内的(implicit)な基準」があると前回書きました。

 

この内的な基準が大切かつ大変。

 

その基準はそれぞれの方の感じ方で異なりますし、

なかなか評価が難しい・・・。

しかし、内的な基準に基づいて判断された評価からは

実は、

 

改善点が見えてくるという利点があります。

 

全体的な曖昧な母集団の心の中の基準に基づいた評価が

未だ達成できない状況下では

 

どうすれば、その評価全体を上げることが出来るのであろう?

と改善策を検討することが可能になるからです。

 

ここ大切ですよね。

 

質の評価をもらう事でなにをすべきかが見えてくる、

というのは、

 

例えば、鍼によって血流が何パーセント改善したとか、という

エビデンスレベルを求められる様なものではなく、

 

日々の臨床を行う「場」としての『施術所』に対する

回答者の「内的基準」による評価の集合から

 

次を見定める、対策する為に用いられている、ということになります。

 

そのため、やはり、とっても必要だということになる。

 

歴史もそのように動いてきました。

 

この連投で書いてきたコッドマンの「結果の評価」は

臨床の側面を評価するには都合がよいけど、

 

構造的に病院がどうなのか?という評価がいいんじゃない?という感じ。

 

そこで、

 

1951年 には諸学会,医 師会,病 院協会によって

JCAH(Joint Commissionon Accrediation of Hospitals)が 組織され,

1970年 には 最初の認定の基準(AMH:Accreditation Manual for Hospitals)が

作られるが,こ れはきわめて構造的である。

 

JCAHは1987年 にJCAHO (Joint Cornmissionon Accreditation of Health Care Organization) と改称された。

この名称変更の趣旨は,在宅医療が推進されてきた現在では もはや医療は病院のみで行われるものでなくなった。

在宅医療の提供組織を も含めて認定活動を行うことが必要だという認識に基づいている。

JCAHO の活動はアメリカにおける医療の質の向上と標準化に多大の貢献をしてきたことは間違いなかろう。

その基準も年々改定が加えられてきた。

 

という風に変化していきます。

 

今日はここまで。

 

1/8にはNHK internationalで

さらに鍼灸が取りあげられます。

 

Medical Frontiers 

Series Acupuncture: Complementary Cancer Treatments

January 8, 2019

0:30 - 1:006:30 - 7:0012:30 - 13:0018:30 - 19:00

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楽しみです!

 

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2019-01-04 07:31:03

2302話:本当に、実は迫っている300週後の日本、それはどんな多国籍化社会となるのだろうか。

テーマ:仕事(会社)

皆様おはようございます。

三が日も終わって、今日から普通の日々が始まります。

 

エンドオブライフケア協会の小澤武俊先生は

今年の年頭に「あと300週間」と記されたエントリをFacebookにアップしました。

 

300週間すると2025年になってしまうんです。

この表現のインパクトはすごかった。

 

あっという間です。もちろん、6年、という言い方でもそうなんですが・・・。

 

そして、今朝、Facebookを広げて高山義浩先生のフィードがまたまたすごい事を指摘しておいでです。

 

「国内における大きなインパクトとして、「外国人労働者の本格的な受け入れ」という「事実上の移民政策」が始まること」を指摘。高山先生の仰せの事は本ブログでも取り扱いましたから11月頃の私のエントリをご参照ください。

 

既に始まっている大きな変化に私達鍼灸師は対応出来るのでしょうか。

 

高山先生のエッセイを全文紹介することにしましょう。これは20年前に書かれたものなのだそうです。

 

21世紀、おそらく日本のアジア化は避けられないだろう。アジアとの交流が盛んになり、人の往来が活発になってきている。文化的な鎖国をしいて、金だけ出すという姿勢は通用しなくなってきた。「国際化」だとか「相互扶助」などという美しい言葉も通用しなくなるだろう。話はもっと単純なのだ。「アジアと共に生きる」。21世紀日本の姿は、この言葉に尽きるのではないだろうか。共栄のみならず、共苦、共楽、共貧、共闘... つまりはそれが共生ということになる。

不安に思う日本人は多いだろう。しかし、これから日本で暮らすアジア人は増えてくる。たとえば、高齢社会を迎える日本にとって、欧米がそうしてきたように外国人労働者を受け入れることは避けられない。人口構造の変化について、労働人口の移植、すなわち移民によって欧米は乗り越えてきた。そしてこの試みも、日本の中小の地場産業では、すでに始まりつつある。

あるいは、国際的な責任を果たすため、日本は難民を受け入れることになるかもしれない。たとえば、1996年だけでアメリカは16600人、イギリスは2765人、フランスは4344人、ドイツは24000人の難民を受け入れたが、日本はわずかに1人だった。先進国サミットを開き、国連の常任理事国入りをめざす国の姿ではない。日本が世界的な不況や食糧危機で孤立しないためにも、たしかに国際的な立場を固めることは安全保障となる。しかし、それは金で買える類のものではない。

「アジアと共に生きる」というのは、喩え話ではない。まさに隣の部屋にアジアから誰かが引っ越してくるという現実だ。僕たちは、この避けられぬ現実に適応しなければならないだろう。

そして、そのアジア化の流れへの民族的予感が、若者たちをしてアジアに好奇心を抱かせはじめている。飽食時代の申し子たちが、ただ冷やかしに途上国を覗き見ているのではない。かつて、西洋化を控えた維新の若者が渡欧していったように、あるいは唐風文化を受け入れるため、飛鳥の若者が大陸へ出帆したように、いまアジアを肌で知っておかなければ21世紀の日本が立ち行かないことを、若者たちが直感しているからではないだろうか。

おそらく、アジア化への第一歩は、その不安を拭い去ることである。アジアの街角で貧乏旅行に徹し、「オニーサン、ミルダケヤスーイ、カウトタカーイ」というインド人商人に笑顔で応え、タイ人学生たちと片言の英語で一晩中笑いあえる若者たちは、すでにその不安を拭い去っている。いや、むしろ僕たちは、赤井が語っていたように、少しずつアジアに期待しはじめている。

僕らの傷つきひび割れた足元から浮遊する、塵のように微小な体験が何かを語り出すときが来るのだろうか。たしかなことは、僕らが旅を終え日本に帰れるのは、日本人という大きな物語を背負いながら、旅を続けてきたことに気がつくからである。

初出:MSNニュース&ジャーナル「僕たちが旅に出る理由」

 

3年前から本厚木の駅ビルのテナントに関わってきましたが、

既に介護職員で外国籍の方が複数、肩こりや腰痛で来院しています。

 

実際、このような職員さんはターゲット化しなければお目にかかることはないでしょうが、

実際には廉価な「リラクル」さんなどではもっと顕在化しているに違いない。

 

安上がりなクイックマッサージで自らの体を何とかコンディショニングする、という構図です。

 

これはリラク業の市場拡大を指していますので、もしも私達がそれらをターゲットにしない、

と表明してビジネスを戦略化すれば、それは市場の縮小の影響をより受けやすくなるということは自明です。

 

考えていけねばなりません。

 

小澤先生の仰せの少子高齢化、高山先生の仰せの多国籍社会化。

この二つのテーマを日本全国津々浦々の鍼灸院も検討しなければならないのではないかと思いました。

 

高山先生のFacebookでのエントリを引用して今日はおしまいにします。

 

支え合いのコミュニティを形成するという意味では、高齢者の社会参加は大切なんですけど、労働力不足の解決までは夢見るべきではありません。また、介護をはじめとした労働のロボット化は、よほど低コストで革命的な技術が実現しない限りは、やはり人的資源に置き換わることを期待することはできないでしょう。

と、いうわけで外国人材を受け入れていくしかないんです(皆が気づいているはず)。まあ、そもそも国内で就業する外国人労働者は、すでに128万人にのぼっています。小売りや飲食、建設、農業といった分野では、外国人労働者に頼らなければ業務が回らないという状況になっているのです。ところが、断片的ながら国内世論をみていると、あーだこーだと理由をあげて外国人受け入れを歓迎していないようですね。

この現実と世論との乖離が、今後の社会的ストレスとして国内で様々な問題を引き起こすことでしょう。これらを上手に乗り越えていかないと・・・ いまの日本のままでは(いわば湾岸諸国のように)移民労働者の権利を奪ったまま「下層市民」として扱いかねないとすら危惧します。

私たちは、新時代に向けたロードマップを描くことができるでしょうか? 民主国家としてのイメージを凋落させることなく、多文化共生社会を作っていけるでしょうか? そのスタートぶりが問われる年となるはずです。

 

今日はここまでです。

 

 

NHKが新年早々、東洋医学の特集を組むようです!

「“東洋医学”で 1年を元気に!」

 

新年最初の「あさイチ」は、大河ドラマ「いだてん」から、中村勘九郎さん、綾瀬はるかさんを招き、

この1年を健康に過ごすための情報をお伝えします。
テーマは「東洋医学」。だるい、体が重いといった“なんとなく不調”への対策として、

いま特に女性を中心に関心が高まっていますが、今回は、鍼(はり)・灸(きゅう)、

漢方に焦点を絞り、「よさそうとはわかっているんだけど・・・」と二の足を踏んでいる人に、

東洋医学とのつきあい方をお伝えします。
自分でできる「ツボ押し」の方法から、鍼・灸がきく仕組み、

そして自分にあった漢方の見極め方などをお伝えするとともに、

健康長寿によいとされるおススメ食材やそれを使った簡単料理もご紹介。
東洋医学を上手に使って、ことし1年を、元気に駆け抜けましょう!

 

 

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/190104/1.html?fbclid=IwAR13pj2Tkrkf-iIP_EYG7ZE_KFTohG8ASlU1I3NJiJCyKFPJRzG77oRu-QE

 

 

 

来年、1/13  14日は仙台ツアーです。

13日は病鍼連携連絡協議会基礎講座1,2

14日は臨床実技研究会オープンセミナー午前午後です。

こちらもお楽しみに。

 

NHK「がってん」に院長が出演します。

放送は2019年1月23日

NHK総合 19:30から

オヒマでしたら御覧下さい。

 

 

大磯治療院の受付状況・価格表はこちら

12月分.

○は受付可能、
(現在かなりタイトです。時間外21:00以降も承っている状態です。)
お電話にてご相談下さい。
△はほんあつ治療院にて施術受付中

046-230-7200に遠慮なくお電話下さい。

 

長谷川尚哉は、
MEDプレゼン2015東京において
自薦プレゼンターによる
MEDプレゼン"第1回リクルートメディカルキャリアアワード”の
グランプリを獲得しました!!

http://medpresen.com/blog/med2015award/

 

 

以下は、keynoteのダイジェスト版です。御笑覧下さい。

 

__________________
私が開発のお手伝いをしておりました
多職種連携用タブレット端末の電子カルテ
「みんなのカルテ」が発売されました。
統合医療からフォーメーション医療へ、との大胆な発想転換を提唱した医師・薬剤師の織田聡が開発した多職種連携対応iPadアプリ「みんなのカルテ」療養、療養費、介護保険外の要件も含めた文字通り「みんなで共有する電子カルテシステム」です。App Storeにて無料提供開始しております。
私の施術所でも使用中。随時、使用感や不明点などにお答えしておりますので
遠慮なくご一報下さい。

 


 


 

ヒポクラテスのことば・・・。

人生は短く、術のみちは長い。
機会は逸し易く、試みは失敗すること多く、 
判断は難しい。
ヒポクラテス全集より。
学び続けようと思います。

よろしくお願いします。
残りの人生最初の日なのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

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