リフレクソロジー考察2 | 院長の徒然なるままに。

リフレクソロジー考察2

さて、昨晩、なぜかリフレクソロジー考察をはじめてしまったので、
その続きを。


フィッツジェラルドの理論については


リフレクソロジーの関連書籍には・・・・・


実はほんの少ししか掲載されていない。
むしろ名前を借りただけのような状況になっている。


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フィッツジェラルドの姿だ。
彼は耳鼻咽喉科の医師。自らの臨床経験から身体を
縦に分割する何らかの関係があり得ると考え、その理論を
検証していった。その考え方はあくまで科学的なものであったと
想像できる。

そして、1917年その体系化がなされたと考えられる。
彼にはEdwerd. F. Bowers M.D.という信奉者がいたと考えるといい。
ボワースは自ら健康雑誌に投稿したりして
フィッツジェラルドの考え方を啓蒙しようと試みた。

そして、二人の研究はその集大成として
1928年に「Zone Therapy」という本を出版した。

その概念の最もわかりやすい画像が皆さんもご存じの
こちら。


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このゾーン分けではこれまで彼が解剖生理学的に理解している
システム、つまり神経系、脈管系、骨格筋系などのシステムとは
異なる反射帯となったことに自ら疑問を持っていたようである。

デルマトームでも説明できない、
ヘッド帯とも異なる、

まあ、そんな感じであったのだろう。

で、このシステムはゾーンが同じエリアに発生している
問題をその対応部位を刺激することで改善させる、という
なにやら東洋医学の治療法に一致する発想を伴っている。

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著作に見られるアプリケーションは近頃はやった
「ツメ揉みで免疫力が云々」とそっくりではないか。

この対応するゾーンの末梢である五本指を刺激
(彼はDIPJへの刺激を検討しているようだ)
することで諸症状への対処を考えている。

その「足の裏バージョン」とでもいうものが
後のリフレクソロジーになっていくのである。

ところが足の裏において、未だ私も調査不足だが
どうも後のライリーの登場まであまり触れられていないようなのである。

フィッツジェラルドの行いたかったのはいったい何だったのか?

そしてそれはいかなる経緯でリフレクソロジーと呼ばれる
パターン化された(ルーティンワーク)ものになっていったのか?

またあらためて書こうと思う。


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これは現在神奈川衛生学園専門学校と東洋鍼灸専門学校で
実技指導の際、学生達の指導中に放映している。
私がそれぞれのベッドを見て回る間、私自身の手技を
スクリーンを見ながら練習できるようにとの配慮からである。

学生からの評価もおかげさまで好評。

次回作のスポーツマッサージBTMを構築すると、
専門学校だけでは指導しきれなくなると予想されるので、

按摩マッサージ指圧師免許者、およびその過程の学生向けの
特別講義を開催するつもりだ。

基本形をしっかりと学び、地域で評判の技術者になって欲しいものである。
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