リフレクソロジー考察3 | 院長の徒然なるままに。

リフレクソロジー考察3

さて、フィッツジェラルドの考えたことはどのようなもの?

というところからだった。

フィッツジェラルドはその著作の中で
なんとかしてゾーンに影響を与える方法を考え出そうとしていたのであろう。

もともと、ゾーンに一致する末梢などの刺激で
症状が軽快する、あるいは鎮痛するなどの出来事に遭遇したのだから。

で、

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こんなことや・・・・


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こんなことを・・・

試してみたようだ。
彼がしようとしていたのは今でいうグロムス刺激
まあ、動静脈吻合部のグロムス装置への刺激で自律神経性に
なにかを起こそうとしている・・・ということであろうか?

で、その刺激は「指のDIPJ(遠位指節関節)刺激」と
なっているのである。

この発想であれば、ゾーンに関わらずわからないでもない。

しかし、このゾーンセオリーをあちらこちらで教えはじめる。

・・・・もちろん自分で見つけたもの、伝えたいだろうな。


その講義の開催先に

ライリーカイロプラクティックスクール
The Riley School of Chiropractic
があった。

フィッツジェラルドとボワーズは1913~20頃、
ライリーの学校で教えていたらしい。

ライリーは彼のゾーンセラピー理論に
なにかを見いだしたのであろう。

そして開発されたのが
「ライリー・ウルトラ・マッサージャー」だ。

これはパーカッシブな刺激を行う電動のいわば
「バイブレーター」のようなもの。

一分間に最高4400拍の打撃数を誇る。
(現在の販売品)そして打撃を行うハンマー部(チップ)は
8種類を選択して刺激するというもの。

これをゾーンへの刺激に用いているのだ。

よく考えてみると


かつてフィッツジェラルドが考えたゾーンセラピーという概念は
その刺激の方法を手指末梢への刺激と考えたようである。

教えた先でもあるライリーの学校で
ライリーは独自のゾーンを考え出すと同時に、
その刺激法を自らの発明した
ライリー・ウルトラ・マッサージャーを用いる手法で
全米に広げようとした。

そのあたりから有名なライリーの写真

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ここではウルトラ・マッサージャーを肩口に用いているようだ。
ただのマッサージ器ではないか?

ちっともリフレにつながらないな・・・・・。
しかし、この後、フィッツジェラルドの手を離れ、
その根本からは異なる方向性に向かう・・・・。

次回、第四回は明日以降に。


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これは現在神奈川衛生学園専門学校と東洋鍼灸専門学校で
実技指導の際、学生達の指導中に放映している。
私がそれぞれのベッドを見て回る間、私自身の手技を
スクリーンを見ながら練習できるようにとの配慮からである。

学生からの評価もおかげさまで好評。

次回作のスポーツマッサージBTMを構築すると、
専門学校だけでは指導しきれなくなると予想されるので、

按摩マッサージ指圧師免許者、およびその過程の学生向けの
特別講義を開催するつもりだ。

基本形をしっかりと学び、地域で評判の技術者になって欲しいものである。
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