ここまでの冒険で

の存在がだんだん分かって来たので


となると次は

アマテルの奥さんで
謎の水の女神

「瀬織津姫(セオリツヒメ)」
のことを調べに


まずは近くの神奈川県へ!




そして最初は



もう昔から何回も来てる場所だけど

そういう意味を知ったうえで
ちゃんと見に来たのは

初だわ~!笑



神奈川って個人的には

昔たまに海水浴に来て
ついでに江ノ島に寄って帰るみたいな。


けど僕は海に行くなら
ほとんど海が綺麗な千葉の方が多い。


江ノ島に渡るこの橋が

「弁天橋(べんてんばし)」
って名前だったとは

それも初めて知ったわ~!
何回も渡ってるのに!笑


もう先に答えを言っちゃうと

まあ一説によるとですが

弁財天(弁天)の正体こそが
セオリツヒメです!


そもそも弁財天とは

もともとヒンドゥー教の
創造神ブラフマーの奥さんの
サラスバティーが

仏教によってアレンジされ


それが日本に伝来し
さらに神仏集合によって


日本の女神

スサノオの娘の三姉妹
タギツヒメ・イチキシマヒメ・タギリヒメ
「宗像三女神(ムナカタサンジョシン)」

とも混同されて
日本オリジナルの女神となっているのが

日本では一般的な
弁財天のことなんですね。



てか
ムナカタサンジョ自体も

セオリツヒメという女神を
表の歴史から隠す為に

古事記・日本書紀によって
捏造された架空の女神で


三女神ってなってるけど同一神で
実は一人の女神らしいのだ!


つまり

弁財天=宗像三女神=瀬織津姫

と何重にも封印されていて



なので現在
弁財天を祭っていると言っている
歴史ある場所には

もともと実は
セオリツヒメが隠されている

という噂を


日本三大弁財天の1つと言われる
ここに

確かめに来てやったぜ!


隠されたセオリツヒメやニギハヤヒを探す
大きなヒントの1つとして


セオリツヒメとニギハヤヒは
龍神でもあり

しかも「白龍」なので


って


うおー!いたー!


ドンピシャじゃん!


しかも

この白龍が
弁財天の夫って

ハッキリ書いてある!


完全にニギハヤヒのことじゃん!



そして江ノ島の中には
宗像三女をそれぞれ祭る

「江ノ島神社」と称する
3つの神社がいちおう建てられていて


てかよく考えたらさー

3人いるのに
みんな一緒に同じ弁財天て

そもそもおかしいもんねー!


隣にあるのが

スサノオを祭る「八坂神社」


スサノオは
宗像三女の父親というのが定説なので

一見ここにあることに違和感は無いけど


問題はこっちの「稲荷神社」だ!


説明によると

「豊受姫(トヨウケヒメ)」と
「火の神カグツチ」を祭ると書いてある!


えっ!?

稲荷神と言えば普通


「トヨウケ」って

伊勢神宮の外宮に祭られる
アマテラスを補佐している神のことじゃん!


ということはやはり
今までの冒険でも思ったとおり

「受(ウケ)」という名前の共通点や
豊穣という神格の共通点からしても


トヨウケ=ウカノミタマ
である証拠

つまり
伊勢神宮外宮=稲荷神社
であり



そして

太陽神の次に偉いはずの月の神ツクヨミ
を祭る全国トップの神社と言われてるのに

なぜかしょぼい神社「月読宮」が
外宮のすぐ近くにあり


さらに

太陽神アマテラスの弟が
月の神ツクヨミであるならば

太陽神アマテルの弟の稲荷神ウカノミタマは
やっぱり

トヨウケ=ウカノミタマ=ツクヨミ

の可能性が高い!


であるならば
スサノオがここにいる理由は

架空の女神ムナカタサンジョの父親
だからではなく


セオリツヒメはオオクニヌシの子供で

オオクニヌシはスサノオの娘のダンナの
婿養子だから


セオリツヒメの母方のおじいちゃんが
スサノオで

セオリツヒメのダンナの
ニギハヤヒの父親もスサノオ

つまり
グランドファザースサノオ
ってことかもね!



つまり皆様知っての通り

ニギハヤヒとセオリツヒメは
夫婦でもあり

もともとは
おじさんとめいっこなんだけど


スサノオもオオクニヌシも
一夫多妻だったし

おじさんって言っても
歳は近かったのかもね!


だとすると
この江ノ島に祭られてる神は

セオリツヒメ
ニギハヤヒ
スサノオ
ウカノミタマ
カグツチ

ということになり


カグツチが何で
ウカノミタマとセットでいるのかは
分かんないけど。


そういえば
弁財天を祭る神社は全て島になっている。


日本三大弁財天と言われる他の所も

琵琶湖に浮かぶ島「竹生島」と
瀬戸内海の「宮島」だし


だいたいどこの神社でも
弁財天を祭る場所は

池の中に島があって
弁財天を祭っている。



そしてその形は完全に
そこにいる女神を封印してる感じだと

竹生島に行ったことがあるという
とある知り合いの人も言っていたし


島流しにして閉じ込めて
祀ってるのかもね。



竹から生まれたと書いて「竹生」って
まさにかぐや姫じゃん!

カグヤヒメまたはカグヨヒメは
セオリツヒメの別名らしいので。



カグツチとも何か関係があるのかな~…



にしても江ノ島は
良いパワースポット感があるから

怨念とかは無いのかもしれないな~


形上は島流しではあるけれど
良い待遇をされて大事にされたのか

全てを受け入れて
それでもこの国を愛する
寛大な女神なのか


あとは龍神を祭る神社があり


最後は洞窟へ


ニギハヤヒ!


しかしセオリツヒメの
さらなる秘密に迫るには

やはり日本三大弁財天の1つで
メインっぽい感じがする

琵琶湖に
いつか行かないとですなあ!





次は

江ノ島の弁財天とは
夫婦神社だという

五頭龍(ごずりゅう)を祭る


「龍口明神社(りゅうこうみょうじんじゃ)」


五頭龍の像


しかし主祭神は

海の神オオワダツミの娘で
龍宮の乙姫とも呼ばれる

タマヨリヒメだと書いてある。


海の神の神社ってのが

神奈川らしくていいねー!


と思ったら

ここで1つ問題が…


屋根は完全に男神を表している!!

ってことは
タマヨリヒメとは何なんだ!?





続きまして

神奈川の有名な神社と言えば


鎌倉の
「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」だ!


初めて来たわ~


祭神は


十五代目天皇の
「応神天皇(おうじんてんのう)」と

「比売神(ひめがみ)」としか書かれてない
名前が伏せられた謎の女神と

応神天皇の母親の
「神功皇后(じんぐうこうごう)」


の三神と書いてある。


はい出た!ヒメガミ!

奈良県の春日大社でもあったパターン!


きゃないと登山に行った時の
嵩山のブログでも書いたけど


八幡宮に祭られる
「八幡神(はちまんしん)」とは

現在は応神天皇と同一神とされる
ホンダワケノミコトという神で


ホンダワケノミコトの奥さんは
宗像三女神となっている!


てかいくら一夫多妻の時代とはいえ
三姉妹全員が
同じ男に嫁入りするなんてことある?笑



それと宗像三女は
オオクニヌシの奥さんだという話もある。

実は大国主や大物主ってゆう名前は
あくまで役職名だという説もあるから

同一人物かもしれないけど


どっちにしても

名前が出せない女神を祭ってますよと
わざわざ言ってるってことは

察してくださいと
言ってるってことだ!



ではこの神社の境内に

他に何があるのか?


池があって

その中に島があり


弁財天が!!


江ノ島のくだりでも書いた


弁財天=宗像三女神

=瀬織津姫だとすると…


ホンダワケ=ニギハヤヒ



そして
ここにもまた

ニギハヤヒの弟ウカノミタマを祭る
稲荷神社が!


一説によれば

もともと八幡神とは

スサノオとニギハヤヒだという
話もあるらしい。


あとは
応神天皇の子供たちを祭る社や

源頼朝を祭る社もあるが


そのへんは後付けだろう。





ラストは

ここも個人的には初めて来た


たぶん神奈川で一番有名な神社


相模国一宮


「寒川神社(さむかわじんじゃ)」


祭神は


「寒川比古(さむかわひこ)」と
「寒川比女(さむかわひめ)」という

相模国を開拓したという夫婦神で


この二神の正体は

完全に謎とされていて


諸説ありな感じだけど


ただ1つ言えることは


この神社の末社に祭られてるのは

オオモノヌシ(ニギハヤヒ?オオナムチ?)
スサノオ
オオサギノミコト(仁徳天皇)
ヒジリノカミ(ニギハヤヒの子供)
ウカノミタマ

の八神だ。


てかめっちゃ人いるけど

みんな
ここの神が誰なのか分かってないのに
来てるってことだよね!笑





ということで


あと神奈川の神社で
ポイントとなる歴史ある神社は

大山箱根あたりかなと思います。


謎は深まるばかりだけど

次の冒険でまたお会いしましょう!


ではまた!