華田えつこです!(自己紹介はコチラ)
前回まで長きにわたって、私が21年間のサラリーマンを卒業した歴史についてお話ししてきました・・・!
まあ長かった分、いかに私が長年自分をどれだけこじらせていたんだっていう話なんですけど、振り返ってなんで私がこんなに長〜い時間がかかってしまったかと考えるとですね。(私だってもっと若い頃にラクになってたかった!が本音)
それは
ずっとずっとずっと自分の本当の気持ち、本音を押し殺してきてしまったから
だと思うんです。
本来私がどうしたいのか、自分の願いや叶えたいことも見えなくなってしまっていた。
頭の中にあるのは「いかにこの社会で評価されながらうまくやっていくか」。
これ、自覚はなかったですよ、当時は。
でも今なら私がどれだけ「いかにこの社会で評価されながらうまくやっていくか」基準で考え、行動してきていたなーーということがすごくよくわかります。。。
週末大井町の創作イタリアンで家族でご飯。
おしゃれで美味しいお店だよ!
第3回のブログで、「超絶ポジティブ思考」を身につけ劇的な変化を遂げ、サラリーマンとしてめちゃめちゃ活躍できたことをお話ししていました。
この「ポジティブ思考」ってやつが、実は結構取り扱いやっかいなんですよね・・・ってことに最近になって気づいたのですよね。
会社員としてはめちゃくちゃ最強のツールになりますよ。
いかなる会社の困難も自分を奮い立たせるポジティブ要素に転換できるんですから。どんな人も状況も自分の味方にしかならないわけですから。
何か嫌なことがあったとしますよね?「ポジティブ思考」では瞬時に「これはチャンスだ!」と自動変換するんですよ。
(当時はドアに脚の小指をぶつけても「これは何のチャンス?!」とか真面目に考えてましたよ、もう喜劇でしかない・・・)
でも「嫌だ」と感じた自分はどこに行っちゃいいますかねえ・・?
私はね、そうやって、「ポジティブ思考」に頼ることで、自分の一つひとつの感情を感じること、眺めることを放棄してしまう生き方を選んでしまったんです。
そして、自分に起きる様々な出来事を、「自分か会社で成功するためにはどうしたらいいか」という視点で捉え、行動するようになってしまっていた。
何年も、何年も。
生海苔とシラスのピザ
生海苔満載
2020年に出会った、藤本さき子さんの本との出会いで私は、ネガティブは閉じ込めるものでも押しつぶすものでもポジティブ変換するもでもない、とようやく学べたんですよね〜。
ポジティブもネガティブも両方ただの感情。
大事なのは自分はどうしてそう感じるの?と深掘りしてひたすら自分の気持ちを知ろうとすることが人生において本当に大事なことだと。
そこを長年怠ってしまった私は自分の気持ちにたどり着けるまでに、ものすごい長い年月を要してしまったなあと(遠い目)。
(さきこさんの本、おすすめですよ)
もちろん、ポジティブ思考そのものが悪いわけじゃないんですよね。
実際私はそれで多大なる恩恵も受けてきたし。会社の評価だけじゃない、やりがいのある仕事、仲間にもそれで出会えてきたんです。まるで魔法の杖のような効果を私にもたらしてくれたのはまぎれもない事実。
でも言い換えればポジティブ思考って、西洋医学の痛み止めのようなものだと今では思っています。
即効性はめちゃくちゃあるけど、使っているうちにだんだん麻痺してくる。
使っても使っても効かなくなってくる。
それどころか、乱用することで身体を蝕むようになってくる。
使うこと自体は悪くないし、あの頃の自分にはあれ無くして人生は過ごせなかった。
めちゃめちゃ辛い生理痛の時にはバファリンを飲むしかないわけで。そこで薬を飲まなかったらもっと大変なことになるわけで。
でも、生理痛の原因を探ることなく痛み止めでその場しのぎをずっと続けてしまったら・・?(はい、私はついでに子宮内膜症も患うように)。
西洋薬は乱用するものじゃない。
あくまで一時的なサポートとして活用するものなんじゃないかなあって。
あの時のポジティブ思考には本当に救われたけど、感謝してもしきれないくらいだけど、これからの私の人生ではその魔法は封印しよう、と決めました。
魚介のリゾットが豪華!
インスタ映え!(でも写真がへた・・)
今の私は、「いかに自分の本音、気持ちに向き合うか」が自分にとっても、きっと多くの女性にとっても幸せに生きていく上で必要なスキルなんじゃないかな〜と思っています!
そしてこれまでの私の長年の(こじらせ)経験から、多くの方に、自分の本当の気持ちを知ることの大切さをお伝えできたらなあーーって思っています
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