第11回 最後に私を崖から突き落とした「ちゃん卒」本 | 自分だけの幸せな働き方が手に入るノートのチカラ

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いわゆる「バリキャリ」で21年がっつりサラリーマンしてきました。苦しかった日々にノート使い始めたら、悩み、執着、依存が面白いように解決!私の経験が「いつも我慢・自己犠牲ばかりしてしまう」サラリーマン女子のお役に立てますように!!

 

 

華田えつこです。(自己紹介はコチラ

 

前回まで、根っからの会社人間だった私が「会社を辞めるとどうなるか?」という選択肢を考えるようになった(私からしてみると)驚愕の変貌を遂げた話をしました。

 

 

そして、ほぼ崖の淵まで立った私の前に、どん!ドンッと崖から突き落とすアイテムと私は出逢います。

 

連休前の夜でした。

 

 

 

その日もですね、相変わらずモヤモヤイライラする出来事が会社で起きるわけですよ。

(今から思うと私が行動しないもんだから、次から次へと神様がモヤモヤ出来事を用意していたんじゃないかな?と思ったりキョロキョロ

 

 

ああーーもうやってらんねえプンプン!と夜ワインを飲みながら、珍しく本を読んでみようかなとKindleで手にしたのが、小田桐あさぎさんの

 

「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」(通称「ちゃん卒本」)。

 

 

この表紙、イラスト、攻めすぎ笑。

手にするハードルが高かった笑。

 

 

小田桐あさぎさんは昔からブログをなんとなく読んでいて、知ってたんです。でも「面白いなーー」くらいで、私とは関係ない人だと思ってたし、この本も去年から存在は知ってたものの、読む気もしなくて。

 

どうせあーゆーことが書いてあるんでしょーえーとか、勝手に内容を想像しちゃって、私には必要ないと思っていました。(私大体わかってるし、出来てるしと思ってた)

 

 

 

それがなぜか、導かれるようにですね、その晩はその本を手にしたわけです。

 

それが・・・・・読んで本当に衝撃でした。

これは・・・もう・・・

 

あ、私会社辞めていいんだ!びっくり

 

と迷いなくその場で結論が出せちゃったわけです。

 

(人によってえられる気づきは違うと思うので、ぜひ現状の自分に迷える女子は「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」一読を強くお勧めします!)

 

 

 

 

 

その時の(読んだ次の日かな?)私が書いたノートの文章を抜粋しますね。

 

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まさかまさか!自分がこんな決断をするとは思わなかった・・・。一番ありえない選択肢だと思ってたし、そんなこと全然自分が望んでないと思ってたーーー!まじで?って感じだね。「無職」に対するキョウフと抵抗がなくなったばかりか、楽しみになってきたーー。パンドラの箱を開けてしまった。もう戻れないな。ていうか、今までよく本当にガマンしてたな!すげーーなー。まあ素直すぎたよね!自分を責め、上司の考えを学び、実践しようと行動し。まあそれが必要だった時代もあった。それが私に成長をもたらしてくれた。でもそれは手放す時期が来たんだ。本当はもっと早く、数年前くらいに気づけばよかったのにーーだけど。限界までやってようやく気づけるみたいな笑。まあ遅かったけど(その分苦しみの期間長すぎだぞ!)まあ気づけた

鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆鉛筆

 

自分でもびっくりーー!

 

 

この本を読んで私が気づけた「私の本当の気持ち」は以下の3つだったと思います。

 

宝石赤 私が幸せになれる場所は他にいくらでもある、これから選んでいい!

  (前はここしかないと本気で思っていたもん)

 

宝石赤 例えあと半年でも自分にとって苦痛な仕事に追われる時間を過ごしたくない

  (あと10年若ければ別だったかも。でも44歳でこれ以上少しでも時間を無駄にできないヨ)

 

宝石赤 今すぐに自分を幸せにしてあげたい

  (今はまず自分をすぐにラクにしてあげることが最優先課題だし!)

 

 

 

そして、ゴールデンウィーク前に退職を決意した私は、連休明け初日に上司に「辞めます」と告げるのです。

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

これまでに何人もの人に、「何で会社辞められたの!?」と聞かれましたが、それをちゃんと説明しようと思うと、このようにブログ10回分のボリュームに笑。

 

まあその理由をわかりやすく説明することは簡単じゃないというか、これは私が半年以上にわたって、ノートで自分の気持ちと向き合ったからこそ迷いなく出せた結論なんですよね。

 

そして例えば私でない誰かが同じようにノートに長い間向き合って、「ちゃん卒本」を読んだとしても、私と同じ結論を出すわけじゃないと思います。

 

人それぞれ、「本当の気持ち」や、その人が抱える「テーマ」は違いますから、向き合った結果、出てくる答えは全て違うのが当然。

 

 

補足ですが、以前もお話ししたとおり、私は何でもかんでも「つらいなら会社やめよう」と推奨してはないのです!

 

私の場合は、私の状況で、「自分の本当の気持ち」を理解できた上で、腑に落ちてそういう選択をしましたが、向き合った上で「会社で自分らしく働く」という道も充分選べるわけです。

そのあたりもちゃんとお伝えできてたらなあと思いますニコニコ

 

 

休みに入ってすぐ尊敬する業界の著名な女性との食事会に参加♪

和食とワインのペアリングに悶絶・・

あたらしい世界の扉を開けた感じ!

 

 

退職自体ははまあ予想通り、すんなりとはいかない面もありましたが、「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」に書いてあったtipsも参考に実践しながらですね。

 

私は無事に、6月末出社を最後に合計16年勤めた会社を卒業することになりました。