43歳、機械部門の技術士です。

またまた、暑いシーズンが到来しましたね。そうです!!技術士試験です。昨年も同じ時期に投稿させていただきました。
来週には模擬試験があります。この模試できっかけをつかんで合格された方が多いのでがんばってください。一生懸命バックアップします。
と、他人事のようにいっていますが、私も実は・・・受験生ですのでがんばります。

さて、話は変わって最近感銘を受けた著書を紹介いたします。
それは、元プロ野球選手工藤公康氏の著書「10年先の自分をつくる」です。
タイトルと著書名を見ただけで買った本です。
実は、私は野球が大好きで、特に西武ライオンズの黄金時代が異常に好きでした。
今から思えば、緻密でありながら荒々しいプレーができる選手が多くて中学生ながら魅力を感じていたのでしょう。
その中でも、著者である工藤氏が大好きで応援していました。
現役実働29年というとてつもなく長い期間、一流プレーヤーでやっていけた秘訣が書いているのかと思い購入しました。
そこには、次のとても印象に残ることが書いています。
【「10年先の自分」の分かれ道は、「今」自分でやるべきことに気づけるかどうか】
そうなんです、この先何十年も自分のスタイルを保ち続け「達成感」を味わえるという「人」本来の生き方ができるかは「今」やるべきことをきっちり出来る人なのです。
でも、紆余曲折がある人生です。ぶれる事もあるし考え込むこともある。又は引き返してしまうことも・・・・
世の中の変化は早く、私中心なわけでもなく・・・それを正しく認識し、常に「正しく変化を積み上げる人」だけが結果を長く出し続けられるのです。
もっと、いい言葉がたくさんありますが、興味をもっていただいた方には是非読んでいただきたい本です。

今ワールドカップの真っ最中なので,時事ネタのサッカーの話を・・・ただスケールは世界規模からグッと抑えて我が家の話を小ネタとして.
 
最近は仕事の都合で帰宅は10時11時過ぎの遅い時間になることが多く,家に着いたら小学2年の息子は既に寝ています.
これでは話をする時間も無いなぁと思っていたのですが,ある日ふと思いつきでホンの少し早起きして,出勤時間前の朝に子供と軽くサッカーをして遊んでみました.
これが結構面白い.
ちなみに私は初心者ですが,彼はサッカースクールに入っているのでドリブルやリフティングなどチョッとした練習法を教わっていて,それを得意気に私に教えてくれます.
あとYouTubeの動画を子供と一緒に見て研究したりもします.
10分,15分ほどの短い時間ですが,40代半ばを過ぎたこの歳で自分も少しだけですが上達するものなんですね.
ワンバウンドリフティング(一回毎に地面にバウンドさせるリフティングのこと:普通のリフティングよりは易しくて初心者向けらしい)も始めのころは数回しかできなかったのに,最近は5,60回程度はできるようになってきたり.
私もその気になってきて,サッカー用のトレーニングシューズ買っちゃったりして.
もちろん効果は肝心の息子にも現れ,練習嫌いだったのですが,この朝練のおかげ!?で,先日は初めて試合でシュートを決めて得点でき,自信もつけてきたようです.
子供とのコミュニケーションづくりに週2,3回のペースで始めたものですが,それ以外にも朝の気分転換,運動不足解消,何よりサッカーの楽しさへの気づきなど,少しの早起きで良いこと沢山ありますね.
息子も苦手だった早起きもできるようになってきたし,明日のネイマールを目指して,次の試合,2点目とろうな!
 
(ぴらきち)
この前、ふいに大学の時に勉強したこのことを思い出し、子供(中学1年)に話をしました。
 
うさぎと亀の競走の話を知っている?亀って実は、最強なのだよ。亀は童話のとおり、さきに駆け出し、時間をおいてウサギが駆け出す。ウサギが亀の出発地点まで行く間に,時間が経っているから亀は少し前へ出るでしょ。前へ出た亀の位置まで行く間に,亀はさらにちょっと前へ出る。このままいけばいつまで経ってもそのまま。だから、ウサギはずっと亀を追い越せない。最強でしょう。
 
子供は、怪訝な顔をして他の部屋に行ってしまった。まだ、ちょっと早すぎたか。
 
皆さんはご存知のように前提条件によりこのようなことが起こる。正しくないのだがある条件下では正しく思えるので厄介である。短くなった距離とかかった時間を無限と考えるか、有限と考えるかによってこんなことになる。興味のある人は、ネットで詳しく論ぜられているものが沢山あるので調べてみては?
 
他にも似たようなものに  「飛んでいる矢は止まっている。」、「点は、面積を持たない」 などがあります。参考まで。          (ika)
立花隆さんは、10万冊の本を読み、執筆活動への意欲が旺盛で自らの臨死体験まで、出版されています。宇宙飛行から恋愛論まで、幅広い分野で詳細な記述をされ、TVでも詳細されていまあすが、調査内容が興味深く、惹かれる部分も多いものです。
さて、最近、本の執筆を数冊続けて来て、感じる所を、以下書いて見ました。
本を執筆するにあたり、次のようなことを考えることが多いです。
書いた当人の意図
・執筆に至った目的としては、技術者としての経験から現状の業務の改善を若い方へ伝えたい。
・自分も過去に本を購入し、知識を得て、業務に活用していたので、恩返しできたらという思い。
・できれば、印税で副収入を得たい。
・自己研鑽につながる。
書いた当人の疑問
・読んで役に立っているか、興味を持たれているかなどの、どのような反論があるかなどを知ることができない。
・本は、不特定多数が相手であり、購入した顧客層やその購入動機は、わからない。
・読み手が、期待した内容が得られているか。
本は、文字と図の情報であり、読み手の想像パターン(経験・環境)の違いにより、捉え方も変わります。書き手が、伝えたいと思って書いた内容が、読み手の要望とマッチする場合は、非常によいですが、逆に理解されずに、十分伝わっていない場合も多々あると思います。
また、読み手は、知りたいと思っている内容を求めて、本を探している場合でも、期待した内容が
表現されていない場合もあります。
他の本などからの引用や、文献も活参考にしますが、伝えたい内容を誤解を与えないように記述することも求めらます。
昨今での論文での真偽を問われることも多く見受けられますが、書いた内容には、責任を伴うことも覚悟して、十分なチェックを怠らないようにしなければなりません。
一般的には、売れれば増版され、世間のニーズに応えることができたとも言えるでしょう。
売れなければ、必要とされなかったのか、タイトルに対し、期待外れの中身で、購入されるほどの内容がなかったとも言えるかもしれません。
されど、一技術者としての経験から、伝えたいことを託すことが少しでもできれば、書いた価値はあるかもしれません。
コミュニケーションとしては、書き手から一方向からのウエイトが大きいものになりますが、その波紋がまた他の人へ影響を及ぼし、モノづくりの環境活性化につながれば、良いと思います。
今後も、技術者として伝えたいことを伝えることができるコミュニケーション能力の研鑽としも、続けていきたいものです。
『Net-P.E.Jp』編著の技術士試験関係の書籍が3冊出版されます。
 
■技術士第一次試験「基礎・適性科目」のキーワード700(第4版)
技術士第一次試験「基礎・適性科目」のキーワード集の第4版。基礎・適性科目は、
受験者の専門以外の出題が多く、キーワードで理解して学習することが合格への
早道となる。
問題集、ガイドブックと併せて、受験対策を行えば、より効果が高くなる1冊。
第4版では平成23~25年度の3年間の問題を中心に精査して、キーワードおよび
キーワード一覧を刷新している。
イメージ 3
 
■技術士第一次試験「機械部門」専門科目過去問題 解答と解説 第6版
  技術士第一次試験機械部門「専門科目」に対応した過去問題集。
  平成25年度問題(全問紹介)に加え、過去3年分を中心に、材料力学、
  機械力学・制御、熱工学、流体工学の各科目ごとに過去問題を厳選して
  多数解答、解説しています。
 イメージ 1
 
技術士第二次「筆記試験」「口頭試験」<準備・直前>必携アドバイス
  「技術士試験は制度改正で何が変わったか」「技術的体験論文に代わって導入
  された業務内容の詳細はどう書くか」「復活した択一式問題の対策はどうする」
  「技術的体験論文が廃止され、試験時間が20分に短縮された口頭試験対策は
  どうする」など、技術士第二次試験受験のための重要ポイントについて、アドバ
  イス形式で答えた本。
イメージ 2
futoといいます。
産業機械の実験を行っている機械部門の技術士です。測ることが仕事の一つ。
私の知っている会社では、こんなことがある・・・・・

例えば、技術部門に次のような問い合わせがくる。
1.ちょっと、擦れていて操作すると重たいんだ。
2.客によるけど、亀裂が入る場合があるんだ。
3.カバーの取り付け穴が少しずれているんだ。

これらの問い合わせに対して、例えば次のように答えてしまうことはないだろうか?
1.潤滑するか、表面の仕上げをよくしてみたら
2.三角の部材のリブ入れちゃいなよ。
3.カバー側の穴、長穴にしちゃいなよ。

確かにそうだ、でも、それをやる際、次の問題が出てくる。
1.どの程度、仕上げをよくするのか?
2.どこにどのぐらいのリブを入れるのか?
3.どの程度の長穴が必要なのか?

あぁ、分かったと、なめらかに、次のような設計案が出てくる。
仕上げはこのぐらい、リブはこの寸法でここへ、、長穴はこの寸法!

いけた!もう手離れだ・・・確かに、そうだが、相手からは、
どのぐらい改善できるんですか? 本当に再発しないのですか?とくる!
次いで出てくるのは、たぶん・・・・、いけると思う・・・となる。

何かの改善をするとき、測っているだろうか?

表面荒さ、溶接、部材寸法は図面どおりのものか?強度は計算どおりか?
ばらつきか?加工ミスか?組み立てか?潤滑忘れか?顧客の使い方か?設計ミスか?が分からない。

現状がどの程度で、それを、どの程度、よくする、足りないかがないと、
原因が分からず、改善するのは難しいはずなのに・・・・

基本的なことだが、測ってから、対策や設計案のはずだ!
KKD(勘・経験・度胸)も必要だが、それだけではいけない!

「測れないのもは改善できない。」と学生時代、先生に言われたものだ!

さて、新製品の開発、営業からマーケティング部門からこの仕様でとなる。
また、部内では、私はこの案、この機能、この機構を!っとなる。

次のことが、ここ10年ぐらいの私の悩みだ。

開発してできるのだが・・・・次の質問をされたらどう答えたらよいのだろう?
あなたの "案" は、何%の顧客に受け入れられるのか?また、喜ばれるのか?
その案は、どのぐらい売上や利益を上げることができるのか?

私は事前に測る、あなたはどうする?

(futo)
先日、ある事情からスマホをガラケーに機種変更しました。スマホに慣れていたせいで、変更すぐはトラブルが続出。特に出張のときが大変で、乗換えを調べようとしてもサイトがすぐに見つからず、道に迷ってもマップの使い方がわからず、画面の拡大できないので、何が書いているかわかりづらい。昔はガラケーでなんとかなっていたはずなのに、スマホはやはり便利な機能がいっぱいあるのだと実感しました。ただ、ガラケーの電池はかなり長持ちしますし、小さいのでワイシャツのポケットにも入れやすいなど、いいところもいっぱいあることも再認識しました。大画面化だけではなく、この辺が狙いどころかも。  
ところでガラケーになってメールをよく使うようになりました。写真を添付しない代わりにテキスト中心になり、絵文字も復活(^▽^)/デコメも使ったりして、妻や娘とのメールでの会話が楽しくなってきている次第です
 去る5月8日付朝刊に、3Dプリンターで作った殺傷能力のある拳銃が摘発され、
大学職員が逮捕されたというニュースが流れました。さらに、5月14日には、京都
大付属病院で、3Dプリンターでシミュレーションを行い、世界で初めての生体肺移
植手術に成功したと発表されました。
 3Dプリンターは、産業革命にも匹敵する変化をもたらす技術であるとの話があり
ます。ダイナマイトや原子力の様に、平和利用で恩恵をもたらすか?悪用して負の効
用をもたらすか?私も、3Dプリンターの大いなる可能性に注目しているひとりです。
 3Dプリンターとは、積層造形技術を用いて立体形状物を製造する装置のこと。数
μ~0.2mmの非常に薄い層を重ねることで造形されます。最近では家電量販店で
も目にすることが出来ます。
 積層造形法を用いれば、旋盤やフライス盤などの従来加工方法では実現できなかっ
た加工も可能となります。例えば、
  ①内部空洞のモノコック構造
  ②ボトルシップやホイッスルなどの入れ子構造
  ③シームレスチェーン
などが製作可能となります。
 社会面から変化をもたらす可能性としては、
  ①パーソナルファブリケーション:大資本による工場から個人工場の時代へ。
  ②修理の時代、大量消費の終焉:同じ製品が大量に作り出される取り替えの時代か
   ら、一品一葉の一生モノへの回帰。取り替えから修理の時代へ。
  ③ものづくりの海外シフト→国内回帰:3Dプリンターさえあれば、安価な労働力
   は不要。
などの大きな社会的変化が現実になるかも知れません。
 未来への可能性としては、
  ①バイオプリンタの出現による人工臓器作成。体内臓器の修復。(手術方法の大き
   な変化)
  ②月や火星に人口建造物をつくる。3Dプリンターさえ月へ送り込めば、レゴリス
   (月の土)を材料として建物をつくることが可能。
などが可能となります。
 もちろん、これらの夢を実現するためには、多くの難題を克服しなければなりません
が。私も、このすばらしい可能性を秘めた3Dプリンターの世界へ飛び込んでみたいと
夢を膨らませています。
こんにちは。大阪のyamaです。
 
今日は、ゴールデンウイーク最終日。連休に入るとあっという間に、時間がたちます。
あれもこれもしたかったのに、また仕事かと、「サザエさん症候群」の自覚症状が出ています。
 
さて、この連休に沖縄でダイビングをしてきました。海の中は、こんなきれいな世界が広がっています。
水中にプカプカ浮いていると、まるで空を飛んでいるような錯覚を感じます。
     イメージ 1 イメージ 2
 
技術士のブログなので、少しは技術のお話を。
水中で浮き上がりも沈みもしないニュートラルな、プラスマイナスゼロな浮力状態のことを、
「中性浮力」といいます。
BCD(空気を送りこんで浮力を得るためのライフジャケットのようなもの)への吸排気で大まかな浮力調整を、
呼吸で微妙な浮力調整をします。空気を肺に吸い込むことで浮力が増加し、体は浮かびます。逆に空気を
吐き出すことで浮力は減少し、体は沈みます。この原理を利用して、「中性浮力」の状態をキープします。
 
ダイビングは遊びだけでなく、物理現象の勉強にもなるわけです。奥が深いでしょう。
 
次はお盆に、沖縄でダイビングの予定です。また物理現象の勉強してきます(笑)
 
こんばんは。
桜の時期も終わり、日中は暑いくらいの気候になってきましたね。
今年のGWは天気にも恵まれて、過ごしやすい休日となったかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
久しぶりの投稿をさせて頂きます。

先般、大学で講義をさせて頂く機会がありました。
私の母校で、対象は機械工学科1年次の学生さん達です。

私も会社ではまだまだ若輩者ですし、もちろん大学での講演経験もありません。
さらに相手が1年生となると1回り以上も歳が離れていることもあり、正直どのような事にに興味を持っているのかわからず、かなり不安だったのですが、できる限りの準備をして臨みました。

90分の講義の終わりに、質疑とアンケートを取りました。
アカデミックな部分の内容は少し難しかったようですが、社会人生活のリアルな話などは興味深く聴いてもらっていたようで、予想していた以上に良い反応をもらえました。

ゆとり世代、ジェネレーションギャップなどと世間では言われますが、知らず知らずのうちにこちらが壁を作っていたのかもしれません。できる限り同じ目線で、オープンに話しをすることコツなのかなと感じました。

また私の略歴から、技術士についてもいくつか質問が相次ぎました。
このNet-P.E.Jpもそうですが、業種を超えて技術士の諸先輩方とつながりができたことが一番の収穫だと話をしました。200名程度の学生さん達がいましたので、機械部門技術士に対する認知活動に少しは貢献できたのではと思っています。

以上は、私の例ですが
皆様は若者、若手技術者とのコミュニケーションなどで工夫しておられることなどありますでしょうか?
また機会がありましたらお聞かせください。

それでは。