夜空にいる -5ページ目

DAC・PLOGRAM 30


右腕がなくなる覚悟で、ルイラはつっこんだ。



すると__




___グイッ____



ルイラ「っ!」


准が手を引っ張った。


准「っ・・・・お前・・・その腕が今なんでついてるのか忘れたのかっ・・・?」


ルイラ「何すんのっ・・・・准っ!」


准「あれだけ苦しんでつけた腕をそんな風に切り落とすのかよっ!!」


ルイラ「・・・・っ!!」



忘れてた・・・・



元の一族の事が甦る___





「・・イラ・・・ルイラ・・・・ルイラ・・クア・・・」


ルイラ「・・・・・っ・・・痛ッーーー!!!」


「ダメだ、右腕を損傷してる・・・おい!運んでくれ!!」


ルイラ「痛ッ・・・イタイッ・・・・・ラクア・・・・ラクアは・・・・勝った?」


「あぁ、勝った、けどひどい犠牲が出た。辺り一面、焼き尽くされたかな・・・」



当時、ルイラがまだ水のラクア族に居た頃。


火のフアレ一族との戦が続いていたが、この頃、ようやく終わった。


しかし長く続いた戦争により、両方の一族の生存者は少なかった。



病院に運ばれたルイラはとりあえず止血を受け、他の部屋に移された。



ルイラ「・・・・アタシは・・生きてる?」


グリム「もちろん、よかった、陛下の娘が死んだら、俺の首が飛んでるな。」


ルイラ「ははっ・・・・」


グリム「けど、明後日に手術がある、それが終わればお前は医療術の手伝いだ」


ルイラ「そうだな・・・・」




「そんなっ!!!どうしてよっ!!!」



廊下から悲鳴が聞こえてきた。



「もう、麻酔が残ってないんだ・・・悪いが・・・その子は・・・」


「見殺しにするっていうのっ?!信じられないわ!!」


「仕方ないだろう・・・・麻酔はあと1本しか残ってない・・・」


「1本?1本あるのね?!1本でいいわ!この子を・・・」


「それはできないっ!ここには明後日手術を受けるルイラクア様がおられる!」



ルイラ「っ!」


グリム「ルイラ・・・これはっ・・・」



「けど・・・・麻酔を割って使えばいいじゃない!!効果が薄くてもいいわ!」


「陛下の娘だぞ!!ご命令が下っておるんだ!!」


「そんな・・・・っ」


「麻酔なしなら、受けさせてやる、ただし、痛いぞ」



グリム「なんて・・・こった・・・麻酔がないだと・・・」


ルイラ「・・・・っ!!」


ルイラはベットからとび降りた、そしてツカツカと部屋を出て、医師の居る部屋に行った



ルイラ「まちなさいっ!」


「っ?ルイラクア様?どうなさいました?」


ルイラ「麻酔は割って使いなさい!」


「っ!ですが、陛下からご命令も受けております、それに、5人も割って使うと、効果はほとんど・・・」


ルイラ「4人よ!4人で割りなさい!」


「では、一人犠牲に・・・」


ルイラ「ワタシは麻酔なんていらないわ!」


「はっ?!」


ルイラ「4人なら、まだ効果はあるでしょう?」


「・・・・・本気ですか?」


ルイラ「本気よ」


「・・・精神がおかしくなるかもしれません・・・それでも?」


ルイラ「他に手がないのなら!アタシは受ける!」



グリム「やめておけ!ルイラ!無理にもほどがある!!生身の体を切るんだぞ?!」


ルイラ「この戦争で生身を削った人がどれだけ居ると思ってるの!!」


グリム「・・・それはっ・・・そうだが・・・」


ルイラ「殺させない」


「脳の保障はできない、それでも受けるんだな?」




その夜、


手術室からは悲鳴が響いていた。




「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁl!!!」



「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」




グリム「・・・っ・・・悪夢だ」





その後、手術を終えて、2日後、ルイラは目を覚ました。



グリム「っ!気がついたか?!」


ルイラ「・・・・・グリム・・・」


グリム「もう、終わったぞ、手は治った。よかった」


ルイラ「・・・・ゴホッ・・・ゴポッ・・・」


グリム「ルイラ?どうした?!」


ルイラは部屋を出て、海を出た。


ルイラ「っ・・・グホッ・・・ゲホッ・・・・水の中で・・・呼吸できないっ・・・」


しばらくしてグリムも海から顔を出した。


グリム「ルイラ?・・・・お前まさか・・・・」


ルイラ「・・・・違うっ・・・ちょっとおかしくなっただけよ・・・」


グリム「お前・・・耳にひれがないぞ・・・」



___っ!!___



本当だ・・・・人間の耳になってる。


足に水かきもない。


グリム「まさかっ・・・悪魔の契約・・・」


ルイラ「違うっ・・・違うのっ!!アタシはそんな・・・」



陛下「何事かと思えば・・・・ルイラ・・・・お前昨晩の悲鳴は何だ?!」


ルイラ「・・・・・・・・」


陛下「仕方ないな、言う気がないなら医師から聞こう・・・・どっちにしろ、お前はもうここでは生きてゆけぬぞ」



___生きていけない___




流れ星と共に 


当日。


____ピピピピッ_____



亜美「は・・・・8時だ・・・・」



気合を入れて髪をアイロンして、服も昨日買ったものを着た。


亜美「よしっ!完璧っ!・・・・ぁ!」


忘れてた。美優に言われて買ったグロス。


亜美(アタシ・・・・化粧ってした事ないんだよね~)


そう思いながらグロスを塗った。


亜美「よしっ!今度こそっ!」


美優と加奈との約束の場所に向った。


西校は家のすぐ近くで、文化祭の音が少し聞こえた。


美優「亜美!!遅いからっ!」


亜美「ははは、グロスが上手くぬれなくて~」


加奈「亜美髪巻いたらカワイイ!!」


美優「うん!絶対今日くっつくな!」


亜美「できるといいけどな~・・・」



晴れた空は風がなく、髪が乱れる心配はなかった。



加奈「亜美、タケちゃんとはどこで約束してるの?」


亜美「えーと、校舎の中だったと思う」


美優「じゃ早く行きなよ!」


亜美「うん!じゃあ後でね!」



__たしか、校舎の入り口だったと思うんだけどな~__


下駄箱が並ぶひと気のない所で亜美は待っていた。


亜美(ん~、まだかな~)



__ドンッ___



「いってぇなぁ~」


西校の人とぶつかった。


亜美「ごめんなさいっ・・・」



「お!一人?お前中学生だろ?案内してやるから、一緒に回らね?」


亜美「高1です!!人待ってるから無理です」


「マヂ?オレら2年なんだけど、男ばっかでムサくるしいんだよ、行こうぜ?待ってるったってどうせ1年だろ?」


亜美「無理・・・無理ですっ」


「いいじゃん!」



右手を引っ張られた


__知らなかった、こんなの、断ればすむものだって思ってたのに・・・こんなにしつこいなんて___



武人「亜美ちゃ・・・」



光「先輩っ!!」



光の声に武人は近くにサッと隠れた。



手が止まり、アタシもビックリした。


「あ?なんだよ光」


光「そいつかんべんしてやってください」


亜美「・・・ひかるっ」


「なんだ、光の連れかよっ、お前女居たのかよ~、つまんねー」


そう言って2年の先輩達は居なくなった。


亜美「・・・ビッ・・・くりしたぁ~・・・」


光「何からまれてんの?どうせタケ待ってたんだろ?」


亜美「うん、タケちゃん遅い・・・・」


光「っ!調子乗ってグロスなんか塗ってっからからまれるんだよ」


亜美「だって・・・・・・ちょっと気合入れてもいいじゃん!」


光「ダーメだね!パンダには化粧なんか似合わねーんだよっ!」


亜美「・・・・ひどっ」


光「んな髪巻くなよっ、どうせ男の気引くのが目当てだろーに」


亜美「そうだよっ・・・・だって、タケちゃんに誘われたんだもん・・・・少しでもキレイにしてきたいじゃん・・・・」


武人「!」


光「んな・・・・・色気使わなくていいんだよっ」


亜美「なんでそんな前面否定すんのよ!光は昔から全然変わってない・・・・ヒドイ事しか言ってくれないじゃん・・・」


下を向いて泣き崩れる亜美に光は顔を近づけた。


武人「・・・っ!亜美ちゃーん!」


亜美はバッと顔を上げる。


光もバッと立ち上がった。


亜美「タケちゃん」


武人「ごめん、かなり遅れたね」



流れ星と共に 


美優「亜美ィ~、携帯鳴ってるよー」


加奈「あ、亜美ならパン買いに行ったよ~」


美優「マヂ?どうしよう、電話なんだけど」


加奈「誰から~?」


美優「わかんない、大事な電話だったら・・・・」


加奈「と、とりあえず出れば?」



___ピッ___



美優「もしもし~」


武人「あ、亜美ちゃん?おれ、タケです」


美優「えーっと、実は友達の美優です。亜美今パン買いに行っててさ~、こっちから後でかけなおそうか?」


武人「え?そ、っか、じゃあそうしてもらおうかな~」


と、その時


亜美「ただいま~、パン買ってきたよ~」


美優「あーー!待って!今帰ってきた!!かわるねー」


亜美「え?アタシのケータイじゃん!誰から?」


美優「えっと、こないだの合コンの人!武人くん」



__タケちゃんから?!って番号教えてないのに___


武人「あ、亜美ちゃん?」


亜美「うん!ごめん、パン買いに行ってた!てかなんで番号知ってるの?!」


武人「えー、と光が教えてくれて、それでかけたんだ」


亜美「あ!そっか!光か!」


武人「でさ、いきなりなんだけど、今週の土曜に文化祭あるんだけど、来ないかな~って思って」


__これは・・・お誘いじゃん__



亜美「文化祭?!行きたいです!!」


武人「本当に?!オレ午後から自由だからさ、友達連れてきてもいいし、一緒に回ろう」


亜美「うん、じゃあ、また連絡します」



___ピッ___



美優「文化祭って・・・誘われたの?!」


亜美「うん・・・どーしよーー!!美優ついてきて!」


美優「うん!いいけど、加奈も来る?」


加奈「うん、いーよー、けど誘われたんなら、2人のほうがいいんじゃないの?」


亜美「あー、そっか、そういう事か~」


美優「亜美ィ~、大丈夫かよ~」


亜美「うん!がんばる!」


加奈(大丈夫かな~)


美優(大丈夫かな~)



その頃西校では



「タケOKもらった?!」


武人「うん、一応」


光「・・・ふーん」


武人「お前顔に出すぎ」


光「別に何も考えてねーし」


「光さ、亜美ちゃんとなんかあんの?」


光「なんもねー・・・・」





亜美「美優~!帰りさ、早めに電車乗って、駅前で服買うの付き合ってよ~」


美優「あー、いいよ、たしかマリエでワゴンセールたくさんやってるらしいし」


亜美「じゃ行こう!!」



土曜楽しみだな~

流れ星と共に 


__なんで・・・___



亜美「・・・・」


光「あ?」


武人「光も同じバスだったんだ」


亜美「あっはは~・・・」


__なんでコイツはいっつもアタシの邪魔すんの!!__


光「あ~、悪ィ、邪魔して」


武人「別にそんなんじゃないって」


光「大丈夫だって、オレ途中で降りるから」


武人「え?中学同じだけど、地域はだいぶ遠いの?」


亜美「うん、かなり遠いよ、アタシは学校まで徒歩5分だったけど、光はかなり遠いし」


光「その割にはお前遅かったな」


亜美「えー、なんでよ!余裕あったよ!、てか光早すぎるだけじゃん」


光「足長いから、パンダはあの距離でも10分以上はかかるな」


亜美「かからな・・



__あ、タケちゃんついていけないじゃん__


亜美「あ、タケちゃんどこ中だったの?」


武人「んー、南だよ。おれも徒歩だった」


亜美「へぇ~」


__と、アタシはある事を思い出した__



亜美「ヤバッ!!ノート買わないといけないんだった!!ちょっと、アタシここで降りる!!」


武人「え?!でも」


亜美「平気!ここからなら歩いて帰れるから!」


武人「え・・待っ」



___シューーーッ____



男子2人を乗せたバスは走りだした。



武人「くそぉ~~~っ・・・・」


光「送れなくて残念だったな」


武人「違うっ!メアドと番号聞けなかったぁ~~っ」


光「ざんねんでした」


武人「も~、お前何なんだよぉ~・・・」


光はケータイを開いて画面を見せた


そこには


武人「お前アド持ってんのかよっ!!」


光「感謝しろ」


武人「サンキュー」


自分のケータイに送る武人をみながら光は言った


光「お前マヂで狙ってる?」


武人「そう・・・だね」


光「マヂかよっ」


武人「お前なんでそんな嫌そうな顔すんだよ~、もしかして昔なんかあったって、好きだったんか?」


光「・・・・・・・・・・・かもね」


正直に答えた光に武人はきょとんとした。


武人「マヂかよっ・・・」


光「~~っ!お前こそ嫌な顔すんなっ!」


武人「で、フラれた?okだった?」


光「告ってねぇ」


武人「なんで?できなかった?」


光「それは言わん」


武人「はぁ~?わかんない奴だな~」


光「うっせ!!」




亜美はコンビニに入ってた



亜美(高っ・・・・事務店に入ればよかった・・・・けど今さら・・・仕方ないか・・・)


とレジに向ったとき、目の前に東高の制服が見えた


亜美(ひぇ~、東じゃん、頭よさそ~・・・)



珪人「え?アッサ?!」


亜美「へ?」


東校の制服・・・それは珪人だった。



亜美「珪人ー?!うそ、久しぶりィー!!」


珪人「久しぶり、この時間に会うとは思わなかった」


亜美「目の前に東の制服が見えたから誰かと思えば、珪人じゃん!」


珪人「アッサはその制服~・・・・・・・・・・ぁ・・入試落ちたの?」


亜美「受かったよ!(怒」


__今日はいろんな人と会うな~__



珪人「ごめん、あんまり見かけない制服だったからさ」


亜美「もー、さっきね、光にも会ったんだよ」


珪人「え?どこで?」


亜美「合コンで、あのね!アタシ今日が合コンデビューなんだ!」


珪人「へぇー、いい人居た?」


亜美「居た!すっごい優しい人でね~・・・・ってアド聞くの忘れたー!!」


珪人「あっはは、相変わらず、ドジだ。オレらもこないだ合コンあったな~」


亜美「うそ、どこと?」


珪人「泉校と6人で」


_レベル違う~~__


亜美「珪人は?いい人居たの~?」


珪人「ん~、さっぱり、なんかサバサバした感じの人ばっかでさ~」


亜美「あら~、学校内でもいいじゃん、がんば!」


珪人「あ、そういえばオレケータイ買ったんだけどさ、アッサのアド忘れたから、もっかい交換してくれん?」


亜美「うん、いいよ~」



__いろんな事がはじまろうとしていた、高1の夏。__



__最後に、隣に居るのは誰なんだろう_

流れ星と共に

そういえば、美優とはじめて合コンに行ったのは高1の夏だっけ。


高1の夏。


アタシはとっても気が合う人と出会った。


美優「亜美~!加奈が合コン来ない?だって~」


美優がうきうきしながら言ってきた。


亜美「合コン?」


加奈「うん!西校だけど~、どう?行こうよ~!」


亜美「ってか、ウチ合コンとか行った事ないんだけど・・」


加奈「ならデビューでいいじゃん、行こう!」


美優「どうせうちら部活ないじゃん、ウチは行こうかな~って考えてる」


亜美「えー!美優行くの~?じゃあウチも!!」


加奈「よし!人数集まった!亜美合コンデビュー!」



__西校かぁ~、知ってる人居るかもな~__




加奈「いち、にー、さん、し~っと、よし!がんばるぞ~!」


亜美「で、どこでなの?」


加奈「ん~、カラオケにきまってんじゃん」


カラオケに反応した。


亜美「え”っカラオケ~・・・」


美優「あ、この子カラオケ行った事ない子だから」


加奈「えー!マヂで?じゃあ亜美今日、カラオケ、合コンデビューかよ!」


亜美「はーーっ」


そうこう言ってるうちにバスが止まり、カラオケ店の前には西校生が居た。


「あ~、柊ちゃん?」


加奈「ごめん、10分遅れた~」


亜美(っ!!!!!!!)



__西校__



__そうだ西校には・・・・___



光「あーーー!!」

亜美「あーーー!」



光が居るんだった。



美優(あちゃ~~;)


加奈「え?知ってるの?」


亜美「・・・・っ!し・・・ってる・・・」


「光?もしかして中学同じ?」


光「同じ・・・」


加奈「何何~?もしかして仲悪いかんじ~?」


美優「加~奈~、この2人はなんとかなるから、早く部屋取ろうよ」


加奈「あ~、そうなの?じゃあ行こうか」



トボトボと歩くアタシの肩を美優はポンッと叩いた


美優「大丈夫?」


亜美「うーーん・・・うん」



部屋ではとりあえず男女向かい合いだった。


加奈「亜美~、何たのむ~?」


亜美「こー・・・ら・・・」


加奈「あ・・・はは、コーラね、美優は?」


美優「アタシもコーラー!」


光は特に変わってなかった。


アタシはだいぶ変わったかな・・。変わったって思ってくれてるかなぁ。


と、一人の男子が加奈の隣にきた


「メニュー見して~」


加奈「うん、女子もういいね?」


亜美「うん」



__ああいう流れで隣にくるのか~・・・__



アタシは自分から行く勇気ないな~。



美優はケータイをいじってる。


コーラが手元に届いた。


暇そうにしてると、一人の男の子と目が合った。


向こうはニコッと笑った。


アタシも軽く笑う。


すると立ち上がってこっちに来た。


亜美(え。来るの?!・・・どうしよー)


けど、光と違って優しそう。


「目ェ、合ったから来ちゃった」


亜美「あはは、よろしく」


武人「おれ、武人、タケちゃん。」


亜美「た、タケちゃん?」


武人「うん、そっちは?亜美ちゃん?」


亜美「うん!」


__なんか、いい感じの人だなぁ___


武人「亜美ちゃん何歌う?」


亜美「あ、えっと~、アタシカラオケはじめて来たの、だから今日は見学のつもりで・・・」


武人「え?そうなの?中学では?」


亜美「断りまくってた(--;」


武人「え?なんで?」


亜美「ん~、お母さんが許してくれる人じゃないのもあるんだけど、ウチもカラオケはあんまりいいイメージなくってさ~、けど、ゲーセンとかああいう場所は行きまくってたんだけどね!」


武人「そっかぁ~、じゃあ喋ってよっか!実はオレ歌あんま好きじゃねぇし」


亜美「え?!そうなの?先に言ってよぉ!」



その後もタケちゃんとはいろいろ話した



武人「なんだ、家は西のほうが近いんじゃんか!」


亜美「うん、遠いけど、生活文化の勉強したいから受けたんだ」


武人「偉いな~、オレは近くてレベル低いから」


亜美「っははははは」



武人「そっか、じゃあマヂで料理とか好きなんだ?」


亜美「うん、そうだよ部活もそうだったし」


武人「じゃ今度なんか作って?」


亜美「何好きなの?お菓子なら作ってもいいよ」


武人「マヂ?ん、とね、チーズケーキがいいなー」




__カランッ___ゴロゴロゴロゴロ___



すると、目の前で他の子と喋ってた光が立ち上がって__



光「タケ、トイレ付き合え」


武人「へ?あ、うん、亜美ちゃんちょい待ってて」



亜美「うん」(なんで連れてっちゃうのよっ!!)



すると、



美優「あ、ごめん、ちょっとトイレ」


「あ、うん。分かった待ってるね」


美優「亜美っ!付き合え!」


亜美「あ?うん」





男子



光「お前あのバカパンダと付き合うのかよ?」


武人「は?パンダ?」


光「亜美っ!」


武人「あぁ、んだよパンダって、昔のあだ名?お前もしかして亜美ちゃんと仲良かったんだろ?」


光「別に」


武人「あのさ、もしかしてだけど、付き合ってたり?」


光「ねぇよ!そんな事!!」


武人「じゃ、なんでそんな怒るの?ただの同級生ならそんな怒る事ないじゃん」


光「・・・・・・いろいろあったんだよ」


武人「亜美ちゃん、カワイイべ?正直だし」


光「・・・・・・・・・・知ってる」





女子便


美優「亜美ィ!ちょっと!ちょっと!なんか超いい感じじゃない!?」


亜美「どうしよ~・・・タケちゃん超気合うかもっ・・・」


美優「絶対帰り一緒になるよ!亜美っ!もう決めちゃいなよ!」


亜美「え?」


美優「アンタ、まだ矢沢の事ひっかかってるんでしょ?」


亜美「ひっ・・かかってるかも・・・」


美優「だからチャンス!!これを機にのりかえろ!」


亜美「うん、そうだね!!」





__ガチャッ___



亜美「ただいま~」


加奈「おかえり~、遅かったよ!」


亜美「ごめんごめん、ってタケちゃんまだ帰ってきてないんだ・・・」


加奈「あ~、うん、もう帰ってくんでしょっ」


亜美「うん」



しばらくしてタケちゃんは帰ってきた。


武人「あ、ごめん、待たせて」


亜美「おかえりィ~、って、どこまで話したか忘れちゃったよ~」


武人「あ~、じゃあ、質問いい?」


亜美「うん」


武人「亜美ちゃん中学の時誰かと付き合った?」


亜美「え?!」



__なぜ?なぜそれを聞く?___


亜美「あ~・・・・・・・・・うん、一人」


武人「へぇ~、そうなんだ」


亜美「タケちゃんは?」


武人「オレ?おれないよ」


亜美「うそそうなの?」



何か、視線を感じた。


確認はしなかったけど、たぶん光。光がこっちを見てたんだと思う。




楽しいようで少し苦しい合コン。



美優「じゃあ亜美!明日ね~!」


亜美「うん、バイバーイ!」


武人「亜美ちゃん?家こっちでしょ?送るよ、バス同じだし」


亜美「え?いいの?」




アタシは、光を忘れる事が出来るのだろうか・・・・


少なくとも、今はその確立はあるんじゃないのかな・・・・。

流れ星と共に~大切な~

7月30日。


美優の葬儀が終わって、2日。


アタシは希と一緒に美優の墓参りに行った。


アタシは明日、田舎に帰るし、美優も明日、音大に帰る事になってる。



希「美優さ、仕事決まった時、すごい喜んでたよね、お姉ちゃんの事、ひきずってたからさ」


希は重い水を抱えて言った


亜美「うん、高卒で喜んでたけど、仕事の事けっこう不安だったみたいだし」


希「ガマンできなかったのかもしれない、そこで、亜美は「がんばらなくていい」って言ってあげたのは立派だったと思うよ、アタシはそんな言葉かけらんなかった」





___パンッ!____




美優のお墓の前で手を合わせながら考えた。



希はそう言うけど、


実際立派なんて言葉は自分に対して持ってなかった。


昔から、アタシと美優は成績は下のほうだったけど、希はトップをキープしていた。


今でも県外の大学に推薦入学するほど立派だし・・・。


アタシはただやりたい事をする、専門の道に行く事になった。


思ってはいけない事だけど、自分もこの先、人生の道からそれてしまうんじゃないかって考えてしまう。



希「じゃあ、またお盆に来ようか」


亜美「うん、そうだね」


ひぐらしが鳴いてる。


ひとりで自転車をこいで帰った夕方の道は人が居なくてさみしかった。

家に帰ると、母が庭で草をむしっていた。


亜美「ただいま~」


母「あ、おかえり~、ねぇ、亜美ちゃん、洗剤買ってきてほしいんだけど~、いい?」


亜美「あ~、うん、分かったよ」




なんでだろう・・・。


悲しいのはアタシだけなのに、他人も悲しそうに見えてしまう。


関係ない人、周りがみんな暗く見えてしまう。


きっと、アタシがおかしくなったんだろう。




玄関にある車のカギを取って、走らせて、洗剤を買って、アタシはそのまま、海が働く、ゲーセンに行ってしまった。



海に相談したいとかじゃなくて、貯めてあったメダルを使って、気をはらしたかった。



__バタンッ___



軽くメイクしてゲーセンに入っていった。


この時間に来ると、見覚えのある店員さんがたくさん居た。


海も



海「アッサ?」


亜美「久しぶりぃー!」


海「この時間に来たのかよ?!危ないよ」


亜美「ん~、久々に地元に帰ってきたから、寄ってみようと思って」


海「地元って、そういえば今どこに居るんだよ?」


亜美「お母さんの実家に住んでる、明日には帰るんだ~」


海「なんでこんな中途半端な時に帰ってきたの?盆前に」


そっか・・・・海は知らないんだ・・。


亜美「あ~、ちょっとね~」


海「は~?なんかあったんやろ?」


亜美「なんもないってば!!!300出して!番号は3538!」


海はしぶしぶ番号からメダルを出そうとした



海「なんやの~・・・希と会うとか?光と再会したとか?みーやんと遊ぶとか?」


亜美「っ!・・・・違ーーう!別に帰りたかったから帰ってきただけじゃん?」


みーやんに反応してしまった。


海「もしかしてみーやん?」


亜美「・・・・・・・」


海「アッサ?」


亜美「~~~っ・・・」


図星。涙が止まらなかった。


海「あ?どっ、したん?」


亜美「みっ・・・美優・・・・ぅぅ~~~っ」


海「ちょ、ちょっと、来い」


アタシはバケツをテーブルを上に置いて、スタッフ・オンリーと書かれた部屋に海と一緒に行った。


亜美「海、仕事置いてきていいの?」


海「もうあと2分で終わりだから、てかどうしたの?なんで泣くの?」


亜美「・・・・今日ね、希と会ったの」


海「あ、うん、それで?」


亜美「希もアタシも先週からこっちに帰ってきてるんだ、けどウチら2人とも明日で帰るのね・・・・」


海「みーやんは?会ってないの?」


亜美「希と今日の夕方に・・・」


海「だからみーやんは?」


亜美「美優の墓参りに行って・・・きた・・んだよっ・・」



海「・・ぇっ?・・」


海は固まった。


亜美「・・・・美優、先月に、交通事故に合って・・・それで、両腕に強い麻痺が残って、やっと付いた仕事ダメになってしまって・・・もう働けない体だって医者に言われて」


海「それで・・・・」


亜美「先週、行方不明になってたんだけど、岐阜の樹海でみつかったの・・・・自殺だって・・・」


海は片手で目をおおった。


海「それで、希も帰ってきてたのか・・・・ごめん、わざわざ聞いて」



流れ星と共に

夏休み中間点に来た所、アタシはある日、修さんのアパートへ行った。

お母さんには友達の家に行くと言って。
そしてこれが全部初めてだったの
亜美「修アパートなの?」

修「うん、まあね」

亜美「独り暮らしか~いいな~」

修「来る?」

一瞬、戸惑った。

__独り暮らしの男の人の家に上がるのって__
修「今度でもいいよ?とりあえず、今日は空いてる」

亜美「今日・・・にしようかな?」

アタシ達、付き合ってるんだった__

大人の修さんからしたら・・・当たり前か__

いつもの修さんの車に乗ってアパートに向かった
そしてアパート前に着くと、誰も居ない駐車場でいつものようにキスした。

亜美「・・ンッ・・ッ・・・・」

まだ慣れない。
慣れれなかったんだ。

けどやめられない。

修「きたないけど、どうぞ」

亜美「おじゃましま―す」

す・・・すごいきれいじゃん・・アタシの部屋のが・・

修「適当に座って、あ、亜美パスタ好き?」

亜美「好き!!大好き!!」
修「今日、時間は?何時まで大丈夫なの?」

亜美「ん~・・・」


すると


修「泊まってけば?」


やっぱり来た

亜美「・・いいの?」

修「俺は全然かまわんよ」

赤くなりながら答えた

亜美「じゃ・・・じゃあ」

お休み

しばらくの間ブログをお休みさせて頂きました。


理由は仕事先の研修みたいなのがありまして・・


っていってもブログ書く時間は取ろうと思えば取れたんですが・・・


気づかれがひどくて(^^;


帰って、やることやったら寝るみたいな感じです。


とにかくブログ再開します、


長い間知らせ一つなく心配かけました。

流れ星と共に 


平野「あ~、亜美先輩だ~」


亜美「あ、どうも」



__最近、後輩の男の子に付かれてる__


しかも、


愁が居る時に


平野「あ、彼氏?」


亜美「うん」


平野「どうも~、あ、オレ知ってる、生徒会に居た人だ」


愁「あ、居たけど、何?」


なんか変なカンジになっちゃってる・・・


亜美「あのっ、アタシ達、そろそろ」


愁は黙ってクツを取りに行ってしまった。


平野「ふーん、大事な話しあったけど、じゃあ今度にする~」


亜美「あっ、ごめん、聞けないかも」



そう言い残し愁を追いかけた。



亜美「愁っ、ちょっと、待って」



愁「平野と仲いいの?」


亜美「え?仲良くなった記憶はないけど、昨日、勝手に部活に乗り込んできて・・」


愁「それで?」



怒ってるかも・・・


亜美「それで、追い返した」


愁「ふーん」


亜美「怒ってない?」


思い切って聞いてみた。


愁「怒ってない、機嫌が悪い。なんだよ!!大事な話しって」



__怒ってるじゃん__


亜美「ごめん」


愁「あー、もう、分かった、起こる理由ないから、早く行くぞ」



星を追いかけて

2日後。


みんなでプールに来ていた。


綾「プールとか超ひさしぶりなんだけどー」


亜美「ウチもだよー、水着ないから、足だけつかってる」


その時



__♪~♪~__



ケータイが鳴った


家からだった。


亜美「はーい、もしもし~?」


母からだった



「もしもし?亜美ちゃん?ねぇ、美優ちゃんから連絡来てないよね?」


亜美「・・・おととい電話したけど・・・何?何かあった?!」


「2日前から、家に帰ってないって・・・仕事の事もあったし・・・お母さんすごい心配してて、今警察の人達も捜してるから、亜美その時の会話とかメールとか、取調べに必要らしいから、とにかくっ・・」


亜美「ちょっとまって!落ち着いてっ・・・・・・・・・・・行方不明って・・・事・・?」


綾が横で驚いた顔をしてこっちを見た。


アタシは更衣室を出て話した


亜美「一回帰ればいいのね?バスで帰るから」


「うん、そうして」


綾「亜美?」


電話が終わると一揆に不安がこみ上げた。


亜美「・・・友達がっ・・行方不明でっ・・・」


涙が流れる・・・まだ・・どうなるか分からないのに・・・


予想していたことが本当に起こって、気持ちがおさまらない。


光「亜美?」


綾「・・・亜美、帰らなくちゃいけないんじゃないの?」


亜美「うんっ・・・」


光「は?何かあったの?」


綾「亜美の友達が・・」


亜美「光っ・・・やっぱり・・・やっぱり居なくなったっ!!・・・」


光「例の・・・友達?」


亜美「すぐ帰らないとっ・・・ごめん・・みんな、また今度さそってね・・・」


綾「うち等は全然大丈夫だから!はやく友達の捜査手伝ってきてあげて!」


アタシはビニールバックを手に家に走った



亜美「ばあちゃんっ!!」


「あぁ、亜美ちゃん、今、電話あったよ、バスは時間合わんけん、ばあちゃん車でおくっちゃる」


亜美「ありがとう、荷物は今いいから、このまま、連れてって!」



ここから40分くらいでつく距離だが・・・


不安で、不安で倍の時間に感じた


家につくと、母に送ってもらって美優の家に行った


家の前には丁度パトカーがとまっていた。



なつかしい美優の家の美容院は休業になっている。



その時



希「亜美っ!!」


希が自転車に乗って丁度来た


亜美「希っ!!」


希「美優がっ・・・・居なくなったって・・・聞いた?」


亜美「アタシ、今、お母さんの実家からかえってきて・・」


希「アタシも長野から特急乗って、今ついたばっかなの」




__希も青ざめていた__



__美優・・・どこへも行かないで__



「あ、亜美ちゃん!希ちゃんっ!!」


美優のお母さんが出てきた


希「あ、久しぶりです、美優は・・・連絡つきませんか?」


「ケータイは置いていったもんで・・・公衆電話とかから連絡きてないかねっ?!」


アタシは一度希と顔を見合わせた


希「来てないです」


アタシは3日前の事を思い出した。


亜美「アタシ、3日前の朝、美優と電話で話しました・・・」


「本当かね?!美優は?美優はなんてっ?!」


すると


捜査官「友人の方ですね?詳しい話しは中で聞かせて下さい。お母さん、落ち着いて下さい」


「あぁ、ごめんなさい・・・けど・・・あの子がどこか行ってしまうんじゃないかって少し考えてしまうんです・・・」


それを聞いてアタシはよけい話しづらくなった。




希の手元を見ると服の裾を強くにぎっていた。


美優の言葉を思い出した


「がんばるから」



美優っ・・・・信じさせて・・・。



アタシは美優との会話を細かく思い出して、話した。


捜査官の人はそれを一文字も漏らさずにメモしていた。


時間や、その時の声の大きさ、不陰気、など、これで美優がみつかるなら・・・と思い、すべてを話した。


そして、あとは警察にまかせてアタシと希は帰る事にした。


「ごめんね、2人とも今近くには住んでないのに・・・わざわざここまで来てくれて。本当にありがとう」


亜美「いえ、美優さん、みつかるといいですね」


そう言い残し、アタシは母を呼ぼうとケータイを取り出した。


けど、すぐに閉じた。なぜか一人で居たい気分だった。


希は自転車で帰っていった。


「親が悪いに」


「育て方の問題やろ」


すぐ近くのパトカーの裏で女性警官が話しているのに気づいた


亜美「・・・・」


向こうはこっちに気づかずにペラペラ話している


「お姉ちゃんは水商売だと、あきれた、きっと妹もろくでなしだったんだろうに~」


「そうでなきゃ親残してこんな事できんやろうねー、親不孝物や」



その言葉にアタシはキレた



亜美「っ!!」


___パンッ!!___



「っ!なっ、何するっ!」


亜美「本人の気持ちも知らないで、親不孝物なんて言わないでよっ!!!」


「っ、何かねこの子っ」


亜美「美優の気持ちなんて誰も分からないっ!!分からないからデカイ口叩くのは誰も許さないっ!!たとえ探してくれてる警官でも・・・許さない・・んだからっ・・・・うっ・・・」


その時


美優のお父さんが出てきた


「もういいよ、亜美ちゃん」


「旦那さんっ・・」


亜美「おじさん・・・アタシ、美優と約束したんです!!美優ちゃんとがんばるって自分で・・」


「いつか、こうなるんじゃないかなって思ってたんだ、美優はなんだかんだ言って、イヤな事あったら応えてるから」


亜美「・・・そんな」


「もう、遅いから帰りなさい」



___アタシだけ美優を信じてるの・・・?__


「お母さんは、美優の帰りを信じてるけどね、おじさんも信じたいけど、美優の事だからね・・・」


その時、



母「亜美ちゃ~ん?終わった?」


母が迎えに来た。


「すいません、遅くまで、わざわざ隣町から来て下さって。これ、カステラなんですけど、口に合うといいんですけどね」


母「えぇ~、そんな、わざわざ、ありがとうございます、ところで、美優ちゃん、大丈夫ですか?」


「見つかるといいんですけどね・・・」


母「また何かあったら、すぐ連絡します」


「ありがとうございます、夜遅くまで娘さん借りて本当にすみません」


母「いえいえ、いいんです、それじゃあ、おやすみなさい」




亜美「・・・・美優・・・みつからないの・・・?」



母「・・・・・分からないな・・・・」


亜美「はっきり言ってよっ!!・・・みんな・・・もうダメだって言うっ!!アタシ一人でバカみたいじゃんっ・・・」


母「亜美ちゃん・・・・こういう事って世の中でよくある事でしょう?ほとんどの人が4日経った場合、亡くなってみつかったり、そのまま見つからなかったりするの・・・美優ちゃんは分からないけど・・・」


亜美「・・・・」


アタシは言葉を失った。


それでもまだかすかにみつかるときを想像してしまう。


母「ごめんね・・・」


母は一言謝った。


けどそれはとてもツラかった。





__美優っ・・__美優っ・・__美優っ・・・___






セミの鳴き声が鳴り響くグラウンドで光とタカはいつものように練習に来ていた。



光「・・・・」


タカ「な~、亜美は~?」


光「・・・・」


タカ「な~?光~、おぃ?」


光「しらばく帰ってこないよ」


タカ「なんで?」


光「・・・・・友達が行方不明なんだって・・・・亜美、取調べ受けて、しばらく向こうに居るって」


タカ「え?それってマヂの話し?居なくなったって事だよな?」


光「そうなんじゃねーのっ」


  光はそっけなく返事をした。


タカ「あ?お前怒ってる?」


光「別にっ」


タカ「怒ってるべ」


光「つまんねー」







亜美「・・・・美優・・」



心配で心配で誰も居ない家でただただ内容の入らないのにテレビを眺めていた。


亜美(希と会おうかな・・・・って会っても暗い話ししかできないか・・・・)



・・・・・・もう7日経つ・・・




今日はなぜか胸の辺りがモヤモヤしていた。



夕方、


テレビの電源を消して、アタシは電話を見ていた。



亜美「・・・・・・」


すると



___♪~♪~♪~♪~___



家電が鳴った。



なぜか手が震えた



亜美「もしもし・・・」



「もしもし、小阪ですけど、亜美さんですか?」


アタシはすぐに受話器を切った。



亜美「はっ・・・・はっ・・・・はっ・・」


美優の家からだった。


何かあったんだ。


一人で居るのが怖いっ・・・。



亜美「っ!」



アタシは美優の家に走った。




そこには警察の人たちが出入りしていた。


亜美「っ・・・どいてくださいっ・・」


「あっ、部外者はっ・・」


中からお母さんの鼻をすする音がした。




亜美「・・・・・・」



「っ・・・美優っ・・みっ・・・うぅぅっ・・・グズッ・・・」



亜美「・・・・美優っ?・・・」







その後、希も駆けつけた。



美優は県の警察署に居た。










けど、もう会えないのかもしれない___



美優は白い布をかぶって寝ていた。




隣の県の樹海の奥でみつかった。



横には何粒か残った睡眠導入剤のビンが置いてあったそうだ。


希は黙ってハンカチで顔をおおっていた。


「美優っ・・・ぅっ・・・グズッ・・・グズッ・・」