DAC・PLOGRAM 41
リゼングールの住民、およそ2000人がリゼルのスピーチを待っていた。
レレーシュ「呪界魔の事は否定しなさい」
ルイラ「でもっ!」
レレーシュ「フィール、今はアンタ自身も不安定だわ、今は住民の安定も考えての事」
フィールはただ黙って同じ所をじっと見ている。
ルイラ「・・・・じゃあ、本当の事は?」
レレーシュ「落ち着いてから、噂になる前に自ら、もう一度ここに立って、話す、嘘をつくことは許されない」
ルイラ(ここからは一人で演説する事になる・・・・こんな状態で何が話せるっていうの?わからない・・・レレーシュの考えてる事が)
准「あと1分切ったぞ」
その時、レレーシュがボクに小さくなにかをささやいた。
レレーシュ「アタシの言った事、分かってる?」
フィール「・・・・うん」
レレーシュ「がんばりなさい」
地上4階にある門が開く音を聞き、住民が黙る。
___コツッ__コツッ___コツッ___
静まり返った宮殿付近はフィールの靴音が響いていた。
___コツン______
フィール「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
フィールは2000人を前にして棒立ちだった。
ルイラ「やっぱり・・・レレーシュッ!」
レレーシュはけわしい顔をしてただただフィールを見ていた
すると
___カーーンッ____
「なんか喋ろよーーーっ!!」
空き缶がフィールの足元に飛んできた。
「謝罪演説じゃなかったの?」
「アタシ知らないわよ」
「どうなの~~?!」
「リゼル様は何をしたの?」
ルイラ「ちょっ・・・」
その時
フィール「ワタシが。」
フィールが何かを喋った。
住民は黙る
フィール「ワタシが呪界魔を開放させたという話は・・・・本当です」
住民は唖然とし、レレーシュは驚いていた。
レレーシュ「?!フィールッ?!」
ルイラ「・・・どういう事?」
レレーシュはマイクを手にして大声で叫んだ
レレーシュ「演説は中止だーーーっ!!フィールッ!戻りなさいっ!」
と、フィールに近づこうとした時。
准「まだ話は終わってないっ!!」
准が入り口を止めた
レレーシュ「このまま続けろっていうの?!」
准「最後まで・・・聞くんだ」
ダブル・エンジェル ♯16
郁美「あれっ?!ミントは?」
葵「居ない・・・・ありゃりゃ・・・」
郁美「ありゃりゃじゃねぇよっ!あんなん野放しにしてたら大変だぞっ!!」
ミア「あ、今日、雲ないですよね?」
ミアは空を見て言った。
郁美「あ~も~、それが何?ミアも探してよっ!」
郁美は走ってグランドに向った。
ミア「大変ですね・・・」
葵「そうだな」
郁美「この辺に居そうなんだけどな~っ・・・」
すると倉庫裏に居る女子生徒を見つけた。
ミントだ。
郁美「ミントーーーっ!!」
ミント「・・・・」
返事がない。
郁美はミントの肩をぐいっと寄せた
すると
ミント「う~~っ・・・・」
郁美「あぁっ?!」
ぐったりと幽霊のような姿のミントがいた。
普段からは考えられない姿だった。
すると後ろから
葵「それがミントの本当の姿だ」
郁美「葵っ、これが?!」
葵「そうだ、元々、ミアとミントは2人とも変化している」
流れ星と共に
「う~ん、じゃあその人の顔は?」
亜美「若くはないし・・・・メガネかけてた・・・黒いふちの」
学校前で起きた事で、大事になった。
今日は、今朝、2時間目まで先生達と話して、昼からは警察に行く事になった。
愁「オレは覚えてない、本当に一瞬だったし」
「それでその人は香上くんが来る前に逃げたの?」
愁「コイツが無理矢理引っ張られてたの見て、オレが一発殴ったら逃げていきました」
「あぁ、それでか~・・・・・う~ん・・・難しいな~・・・・車に乗ってたわけでもなければ、顔もはっきりしないし・・・・」
亜美「そうですか・・・・・あの、アタシ自身もこれから気をつけるようにします、防犯ブザーも持ち歩くし・・」
愁「見つからないですか・・・」
「とりあえず、香上くん居たから無事だったのはなによりだったと思う、学校前には見回りも回すからね、朝倉さんの自分を守る事も大事だと思うよ?こっちでも出来るかぎり探してみるね」
亜美(やっぱり・・・ダメか・・・・)
アタシがシュンッとしてると女警官さんが
「大丈夫よ、彼氏追い払ってくれたんだから、もう来ないと思うわ」
亜美「ありがとうございます」
学校に帰る途中の車で愁はアタシの頭をポンッと叩いた
愁「今度から、直接体育館来たほうがいいが、直接来んか?」
亜美「うん、そうする!」
流れ星と共に
もう、何度思っただろうか・・・
2年前に戻りたい__
「亜美っ!亜美っ!!亜美ィ!!」
亜美「へぇ?!何?ごめん」
「香上が亜美の事呼んでるんだって」
亜美「!愁?」
愁「おぃ、お前昨日どうした?」
亜美「ごめん」
愁「は?」
亜美「何もないよ、今日はちゃんと待ってるから!」
愁「勝手に動くなよ?」
亜美「ごめん、絶対に動かないから!」
__ここ最近、自転車置き場で同じ人を何度も見ている___
__学校の人でもなければ・・・先生でもない人・・・__
__昨日は・・・少し気になって、距離を置こうとしたらついてきたから・・・・怖くなってそのまま全速力で走って帰っちゃった__
__考えすぎだよね?__
自転車小屋__
亜美(愁・・・遅くない?)
アタシの前にいたテニス部の子達も居なくなった。
亜美(一人になっちゃった・・・・)
不安がこみあげる
するとまたいつもの人が来た。
亜美(っ!・・・また・・?・・・愁っ・・早く来てよっ)
__コツコツ・・・__
後ろから足音がした。
亜美「愁?」
振り返るとあの人だった。
いつもここに来てる
亜美「っ!」
ビックリしたけど、動いたらダメだっ!!
「あの、市立の図書館って何時までか分かりますか?」
__なんだ・・・やっぱり普通の人だ__
アタシはすごく安心した。
亜美「5時までです、たぶんもう閉まってると・・・
その人は何かをつきつけた
__ビリビリビリッ__
首に電気が流れる。
何?コレ・・・
ガッ_と両手を引っ張られた、なぜか、電気で体が動かない
亜美「っ!イヤだっ!!やだっ!!やめてっ!!」
「うるせぇっ!」
口をふさがれ、響かない声を必死に出した。
それでも必死に抵抗した。
そこに
___ガッ__
愁「なにしとんがよっ!!!」
「っ・・・いってぇ・・・っ」
その人はアタシの手を放して逃げていった。
亜美「しゅ・・・愁っ・・・」
愁「大丈夫かよ?ビックリしたわ・・・」
亜美「・・・・」
アタシは黙って愁にくっついた。
愁「おい?」
亜美「うっ・・・うっ・・・グスッ・・・怖かったっ・・・」
愁「もー大丈夫だって、立てる?」
亜美「なんか・・・変な機械で電気流されて・・足がしびれて動かん・・・」
愁「分かった、じゃあ、家まで送るわ、道教えて」
そう言って愁はアタシの腕を肩にかけて歩きだした
亜美「いいよっ!道反対じゃん!」
愁「一人で帰るの危ないだろ、後ろ乗ってけ」
愁のチャリに2ケツで帰った。
__何事も落ち着いてて、アタシが一番安心する人__
__この気持ちがきっと愛しいと言うんだろうか__
流れ星と共に
姉は病院に残る事になり、アタシは母と共に家に帰った
寝る時、思い出した。
亜美(光の事忘れてた・・・)
__アタシは・・・・先生を理由にして愁をあきらめた__
__先生を見るって決めたのに・・・__
__けど、先生を見るのを決めたのも、光が理由になってる__
__どうすれば・・・__
亜美(アタシは先生も好きになりかけてた、けど、先生は遠い・・・)
__結ばれない環境・・・確立なんか1パーセントもないかもしれない__
亜美(アタシは・・・・本当に求めていたのは光なのかもしれない・・・)
次の日、
休み時間に、光の所へ行こう!と立ち上がっても足が進まない。
亜美(あー!もうっ!行っちゃえ!!)
3組に向った。
亜美(・・・知ってる居ないな~・・・あ!)
亜美「珪人っ!珪人っ!!光居る?」
珪人「え?光?何?告白?」
亜美「違うっ!呼んで!すぐ来ると思うから」
珪人「分かった、光~~~っ!アッサが呼んどるよ~!」
すると光はハッと顔をこっちに向けて、いつものダルそうな歩き方でこっちに来た。
光「何?」
亜美「あ・・・なんて言ったらいいんだろう・・・ははは、あのさ、昨日はありがと・・・ね?」
光「うん、で?」
亜美「昨日の事、覚えてるよね?」
光「うん、忘れんだろ」
亜美「決めたよ、ちゃんと」
光「はい、OK?ダメ?どっち?」
__なぜか、この瞬間、間を置く事がすごく緊張した__
亜美「アタシは・・・OKって決めた!!」
光「え?マヂ?」
亜美「うん!どーしたのっ!光にはアタシ元々言ってたじゃんか!」
光「いや、そうだけど、もうだいぶ経ってたし・・・」
亜美「変わってなかったよ、気持ちは」
光「そうか・・・そっか・・・ならいいや、じゃあ、そういう事で」
亜美「うん、じゃあね」
__少し、怖く思ってる事があった__
__光が本気で好きだったから思う事__
__アタシは大切な人を傷つける天才__
この先に光りが見えつつも、少し抵抗がある。
流れ星と共に
__光が・・・ごめんって・・・__
亜美「やっ!謝らなくてもいいじゃんっ!」
アタシは光の頭をバシッと叩いた
亜美「あれは、アタシが仲壊すような事言ったんだし、自分で分かってたよ、なんでこうなったかって」
光「あれは・・・本気だったんか?」
亜美「アタシが・・・・冗談であんな事言うと思う?」
光「そうだな、やっぱりそうだよな」
亜美「勝手だけどもう、忘れて!アタシ正直、しんどかったし」
光「忘れるわけないだろ」
亜美「なんで?!迷惑に思ってるのアタシ知ってる!だから忘れたほうがお互い楽じゃん!」
光「迷惑なんか思ってねぇよっ!!」
亜美「は・・?」
光「悪い気はしなかったよ、あの頃はまだ、離れてそんな経ってなかったし」
亜美「時間の問題だったわけ・・??」
光「時間が経つと・・・お前の事どんどん忘れてく、気持ちが薄くなってく・・・だから2年ぶりに話せてうれしいよ、うれしいけど、お前そういう風に考えてると思わなかった」
亜美「違うっ・・・アタシは光が迷惑そうにしてたから・・・必死であきらめようとしただけ!」
光「なんだ・・・・なんでだろ・・・なんでいつもオレ等気持ちとは逆に行っちまうんだろうな~・・・」
亜美「・・・何だ・・・・この2年間は・・・ただすれ違ってただけ・・・?」
光「そういう事になるんじゃねぇの?」
亜美「・・・・・はっ・・・・何ソレッ・・・ははははっ・・・なんかやっぱアタシ等ってマヌケだな~・・・」
光「もう、直に言うけど、オレ等やりなおさんか?」
__思ってもなかった__光がそう言うなんて・・__
__この人はアタシがはじめて本気で惚れた人__
__けど__
__今は迷いがある__
亜美「ありがと、けど、一日だけ待って、返事は明日するから」
光「・・・・・分かった1日だけ待ってやるよ」
その時
母「失礼します、朝倉ですけど、亜美は?」
「奥に」
亜美「お母さん?」
カーテンがそっと空いた。
母「亜美ちゃん?」
光「あ、こんにちは」
母「こんにちはー」
亜美「光がみつけてくれたんだよ」
母「あ!ありがとうねー?て、アンタこの服っ・・・・・・あの・・もしかして清香?」
亜美「たぶんね・・・アタシこんなに血流してないしさ」
母「今、病院に居るから、亜美も行こう」
お母さんはあんな姿のお姉ちゃんを見てさぞかし驚いただろう。
けど、落ち着いてる。
亜美「ん、分かった、光ありがとうね」
母「本当にありがとうね?亜美ここまで運ぶなんて大変だったでしょう?」
光「いえ、そんな、もう一人いましたから」
帰りぎわ、アタシはボソッと光に言った
亜美「返事、本気で考えとくから」
光「おぅじゃあな」
車に戻ると母はすこし焦りだした
亜美「ねぇ、お母さん、病院行くなら、服変えていきたい」
母「うん、うん、うん、・・・・そうね・・・」
そう言いながらも家とは逆方向に車を走らせる
アタシはおかしいと思った
亜美「お母さん?ねぇ、人の話聞いてる?一回家に行ってくれないと!病院行けないんだってばっ!!」
アタシが怒鳴ったら母は我に返ったように歩行者道路に車を止めた。
母「・・・・ごめんねっ・・・お母さんちょっとビックリしてね・・・・お家一回戻ろうね・・・」
お母さんがこんなになってるのを見て怖かった。
お姉ちゃん、どうなっちゃうの?
病院につくと姉は一人部屋に居た。
ベットの上で頭を下に向けて落ち着いた状態だった。
亜美「・・・・・・」
清香「亜美ィ・・?」
頭を下げたまま言った。首はまったく動かない。
亜美「お姉ちゃん・・・」
清香「ごめんね・・・・せっかく愁ちゃんにもらった・・・・大事なワンピース・・・もう着れなくなったでしょう?・・・今度、新しいの買ってあげるね・・・・・・亜美の、好きなの買ったげる・・・」
亜美「いいよ、そんなの・・・」
母「亜美?」
アタシはスタスタと部屋に入って
___パアンッ!___
姉の顔を叩いた
今まで下に向いていた姉の顔がそっと上がった。
亜美「・・死ぬなんて許さないっ・・・・絶対にっ・・・許さないからっ!!・・・アタシはっ・・・この前、友達を亡くした・・・・その子は、死にたくて死んだんじゃない・・・・その子の身をもっとよく考えなさいよっ!!!」
清香「・・・亜美っ・・・」
亜美「なんで・・・みんなが泣いてるのか・・・考えてよっ・・・・お姉ちゃんっ・・」
__その日は姉の胸で思いっきり泣いた__
__大事な事なんか忘れて__
流れ星と共に
亜美「お姉・・・・・ちゃん?」
清香「・・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」
__部屋の中はぐちゃぐちゃになってる__
割れた花瓶で清香の手首は切れていた。
__ポタッ__ポタッ___
床に赤い雫が落ちているのを見てアタシは目を丸くした。
亜美「っ~っ!お姉ちゃんっ!!」
清香「い”やああぁぁぁっ!!触らないでっ!!」
清香は亜美から逃げるように部屋を出た
亜美はそれを追いかけた
亜美「ダメッ!!いけないっ!!どこ行くのっ!!」
清香「っ!!うるさいっ!うるさいっ!!」
__ガンッ__ドッガンッ__
勢いよく清香につき飛ばされてアタシは階段から落ちた
清香「・・・・・亜美?・・・ねぇ、亜美?亜美っ!!」
動かない亜美を見て、我に返った清香。
額を打ったのか、血が流れていた。
こんどは混乱状態になった。
手の痛みなど忘れて、
階段には清香の血がベットリついている。
清香「亜美っ!!亜美っ!亜美ィィッ!!」
亜美の顔にも血が・・・・・
亜美(んっ・・・・・)
目が覚めると、リビングの白い天井が見えた。
亜美(あれっ・・・・)
起きて自分の姿を見てビックリした
白いワンピースに赤茶色の染みがたくさんついている。
亜美「・・・血?」
廊下にもその模様は続き、階段の壁はまだ乾いてない血がたくさんついていた。
それを見て思い出した。
あぁ、たしかアタシは手首を切ったお姉ちゃんを追いかけて、それで階段から落ちて・・・
亜美「痛っ・・・・」
そっと額を触ると赤い血がベトッとついた。
ワンピースについてるのは・・・清香の血、額の血は・・・亜美の・・・
亜美(お姉ちゃん・・・おねえちゃんはっ・・・)
清香の血が玄関で消えていた。
車がない・・・
亜美はどうしていいかわからず。清香を探しに出た。
一つ、心辺りがあった。
亜美(たしか今の彼氏のアパートが近くだったはず・・・・)
亜美「お姉ちゃんっ・・・・・っ」
__グラッ___
探しはじめてしばらくした頃、打った頭の意識がおかしくなってきた
亜美(あれっ・・・?・・・・何か・・・頭がっ・・・)
学校の前のほうに来た所でヨロヨロ歩きになり
そこを光が通りかかった。
海「あ?あれアッサだよね?」
光「あ~、たぶん」
海「何しとるがよ?バァさんみたいに」
亜美(っ!・・・・)
__ドサッ___
光「おぃ、倒れたぞっ!!」
海「どうする?保健室?」
光「頭から血流しとるっ・・・早くっ!」
__待って・・・待って・・・おねえちゃん・・・・__
__どこ行くの?・・・行かないで・・・・はやく帰ってきてっ・・・__
亜美「お・・・ねえ・・ちゃ・・・」
__ハッ__
また、白い天井が見える。
横には・・・光と海が居た
亜美「・・・光っ・・・海?」
光「あ、起きた」
海「アッサ、電話BOXの前らへんで倒れたんだよ」
亜美「アタシが?」
海「うん、頭から血流して・・・どっかでぶつかった?」
亜美「・・・・おねえちゃん・・・・」
海「は?」
亜美「お姉ちゃん・・・居なくなって・・・・アタシっ・・・探しにっ・・」
光「おい、ちょっと落ち着いて話せ」
光が言った。
__2年ぶり?__
こうして向かいあったの・・・__
亜美「・・・お姉ちゃんが居なくなって・・・」
光「それより、お前その服・・・どうしたんだよっ・・?」
光と海はなにより、亜美の血まみれの服を見て驚いていた。
亜美「これは・・・・・たぶんお姉ちゃんの・・・だと思う・・・」
光「じゃあ姉ちゃんは?」
亜美「階段から玄関まで血がたくさんついてたからそのまま出てったんだと思う・・・アタシは止めようとしたけど、突き飛ばされて、気絶して・・・起きたら居なかった、車もなかった」
海「それでそのまま探しに出たのかよ・・」
亜美「・・・・・・怖いっ・・・・本当に居なくなったら・・・・・アタシ・・・」
すると奥から保健の先生が
「朝倉さん、お姉さんみつかったみたいよ?今、お母さんにアナタ預かってるからって電話入れたんだけど、お姉さん見つかったから、大丈夫だって伝えるよう頼まれたの、よかったわ。」
亜美「本当にっ?!・・・・よかったぁっ・・・」
光「お前顔色悪いぞ?」
亜美「あ、大丈夫だよ、今、すっごい安心した」
海「オレ一年並ばせに戻るから、光はまだ居た方がいいんじゃない?」
光「分かった」
亜美(え・・・戻らないの?なんで?)
光「はー、ビックリしたわ、お前すっげぇ格好でヨロヨロ歩いてたから」
亜美「みつけてくれたのが光と海でよかったよ~、他の人なら変な目で見られてたかも」
光「幽霊みたいだったぞ、マヂで」
亜美「ヒドイなー」
光「ていうか、2年ぶり?」
__気になってた事を光が口にしたからアタシは少し戸惑った__
亜美「そ・・うだね・・・・・って、なーんでこんな気まずいのっ!アタシはっ・・」
光「2年ぶりだから」
光はアタシがふざけてもふざけてくれない。
亜美「2年経つと変わるって言いたいの?・・・はは、そうだね、光声も変わった」
光「声とかじゃなくて・・・お前あれからオレの事避けてなかった?」
__当たってる・・・光が言ってる事・・__
亜美「だって・・・・だって・・・最後に・・・ヒドイ事言ったじゃん・・・光」
__マヂウザイんだけど・・・消えてくれん?__
光「あれはふざけたつもりだったけど・・・・まぁ、少しヒドかったかもって思ったよ」
亜美「あれすっごい・・・気にして・・・」
光「ごめんっ・・・」
亜美「え?」
__いままでいじっぱりなアナタが2年たった今、正直に「ごめん」と謝ってくれた事にアタシは驚きを隠せなかった__
__2年という月日は短いようで長く感じる__
夜空にいる
夏休みの夜、
直から電話がかかってきた。
内容は予測するとしたら2つあった。
ひとつは朱実さんに会えた、の報告の電話
もうひとつは・・・・・別れの電話。
___リロ♪リロ♪リロ♪___
椎香「・・・・っ!」
__電話の音にビクッとした__
当たり前だ、アタシだって怖い。
直は朱実さんの所に・・・・・
___ピッ____
椎香「もしもし・・・・直?」
直「あ、椎香?まだ起きてた?」
椎香「うん、それより・・・・・朱実さんに会えたんでしょ?」
直「うん」
__そっか・・・・やっぱり会えたんだ・・・___
泣いているのに気づかれないように声を大きくして・・・・喋った。
椎香「・・・・よかったね!!」
直「・・・・ぁりがとうっ・・・」
__直も泣いてるの?__もし、泣いてるのなら・・・・それはアタシと朱実さんどっちに泣いてるのか・・・__
椎香「ねぇ、直、今から蛍川行こう!!」
直「えっ・・?なんで、今」
__だって・・・___
椎香「だって・・・・もうすぐアタシフラれちゃうんでしょう?」
__こればっかりは声がふるえた__
椎香「アタシはっ・・・・別れたくないっ・・・・けど、今までの直見てたら誰を選ぶのかなんてすぐ分かるよ・・・・・」
直「・・・・今からすぐ行く・・・・・」
椎香「うん・・・・待ってる・・・からっ・・・」
直「・・・・ごめんっ」
___ピッ____
椎香「~~~っ・・・・」
電話を切ってから大量のティッシュで涙を拭いて、鼻噛んで、
家を出た
直はチャリを飛ばしてきたのか、もう川に居た
直「・・・・今日さ、星たくさん出てるよ」
椎香「ほんとだ、夏だもんね、明日晴れだね・・・・」
直「・・・・・朱実とはやり直すことにした・・・」
椎香「うん・・・・」
直「・・・今は滋賀のアパートに住んでて、今月中にこっち来るって・・・」
椎香「う・・・んっ・・・」
直「・・・・椎香の事好きだった」
椎香「・・・知ってる、知ってるよ・・・・けど、朱実さんとは違う”好き”なんだよ」
直「・・・・また前の仲に戻ろう・・・・オレが言う”好き”っていうのは、友達としてもいい仲だったから」
椎香「・・・そうだね・・・・・アタシ達はいい友達だったよ・・・」
直「・・・・ありがとう・・・・」
椎香「・・・・バイバイ・・・」
もう涙は無意識のうちに流れていた。
直は黙って自転車をこいでいった。
振り返る事はなかった。
アタシはその場に寝転んで星を見た
椎香「・・・うっ・・・・ぐっ・・・・~~っ・・・・」
2年前、直とここで星を見た。
ただ星を見ただけなのに・・・・なのに、こんなに残ってる・・・・
__夜空には・・・・この2年間の思いがたくさんあって・・・・___
__この夜空には・・・・___
__この夜空にはっ・・・___
__この夜空にアナタがいます___
DAC・PLOGRAM おかえり
デスは滅びて、あれから7年。
レレーシュ「その棚はあっちに運んで!!花がもうすぐ届くから!すぐに並べられるようにして!早く!あっ!違うってばぁ!!もーー!」
その様子をおろおろしながら見る花嫁
ルイラ「別にそこまでしなくてもー・・・」
レレーシュ「ルイラッ!アンタは部屋でゆっくりしてていいの!」
ルイラ「見てらんないよー」
レレーシュ「何言ってんの!明日はアンタの晴れ姿!気を込めてんの!」
ルイラ「気持ちは嬉しいけど」
クロス「いいんじゃないの?ルイラが主役なんだから、会場はまかせて、オレ等は部屋でリハーサルしないとダメじゃん?」
トンッと肩を叩く。
レレーシュ「さすが!明日っから旦那だもんねーアンタにはルイラまかせられるわ!ほら、リハーサルすんでしょ?」
ルイラ「~・・・わかったよー」
ドアを閉めて部屋に向う。
クロス「みんなさ、一生懸命やってんだから、少しあまえてもいいじゃん?」
ルイラ「けど、なんか悪い気がして・・・」
クロス「あのさ、みんなルイラが楽しくなるようにがんばってんの!ルイラがいつまでもガチガチしてたら意味ないじゃん?」
ルイラ「そっか・・・・そうかぁ~・・・・」
今年で23になる。
アタシはクロスと結婚する事になった。
けど、今だにフィールの事を探してる自分が居るかぎり、「結婚」が喜べない。
だからガチガチなんだよ・・___
部屋のドアを開けるなり花が山のように届いている。
クロス「うわ~・・・また祝い品届いてるね・・・」
ルイラ「なっ!・・・・誰よ~・・こんなテキトーに積み重ねてったのは・・・・」
冷静に花を整えるルイラを見てクロスは
クロス「なんかさ、ルイラ・・・」
ルイラ「何~?」
クロス「ん~・・やっぱなんもない」
ルイラ「そ?クロス!花びんもらってきて!」
クロス「はいよ」
__フィール、アタシは今でもアナタを心のどこかで探しています__
__明日になる前にどんなささいな情報でもアナタの情報が耳に入れば、行動はおさえられないかもしれません__
式の朝__
レレーシュ「お~~!花嫁~~!似合ってるよー!!」
メイド「元々のストレートがとてもいいですね」
ルイラ「なんかお腹きついんだけど・・・」
レレーシュ「これでいいの!腹へこましてなさい!」
ルイラ「後でシャンパンも飲むんでしょ~?」
レレーシュ「これでいいの!ホラ、もうすぐ時間だし!」
ルイラ「も~~」
メイド「ルイラクア・・・立派になられましたね・・・」
レレーシュ「今年で23か~・・・あの子(フィール)の姿も見たかったわね・・・」
メイド「リゼルは今どこで何をしているのでしょうか・・・」
レレーシュ「必ず帰ってくるわ・・・・」
メイド「え?」
レレーシュ「帰ってきたら、たくさん話しを聞いてあげるの」
メイド「また話してほしいですね・・・」
__「きっと帰る」どこかの旅人がそう言いました__
__その日は、天気が良く、旅人は鐘の音を頼りにある町を目指して行きます__
__式の花嫁のスピーチの音がだんだん大きくなり、だんだん町に近づいていきます__
旅人「ふぅ~~・・・・・熱いな~っ・・・」
ルイラ「あり・・・がとうございましたっ・・」
スピーチは泣いて泣いて、言葉になってなかった。
ブーケを投げて、クロスに連れられて室内に戻る。
ルイラ「・・・・・うっ・・・・・ぐっ・・・・」
クロス「みんな喜んでくれた」
ルイラ「・・・・・ぅ・・ん・・」
クロス「綺麗だったよ、今までで一番」
ルイラ「・・・・ぅっ・・・」
クロス「ルイラさ、大人になったよね」
ルイラ「何で・・・?」
クロス「7年前ならガマンしないで、泣きじゃくってたでしょ?」
ルイラ「・・・・・・・・・そうかもね」
__トントンッ___
ドアを叩く音があった。
ディアラ「祝い品が来てる・・・」
クロス「誰から?」
ディアラ「さぁ?分からない」
ルイラ「ありがと、そこ・・・置いといて」
___バタンッ___
花束を置いて部屋を出て行った。
クロスがそれを手にする。
よく見ると一枚のメモが入っていた。
クロス「・・・・・・・ルイラ」
ルイラ「・・・?」
手渡されたメモを見て、一瞬涙が止まった。
__結婚おめでとう__
__リゼル__
クロス「たぶん、まだ近くに居るんじゃない?」
ルイラ「探してくる!!」
ドレスの裾を縛り、ヒールを抜いて、裸足で屋敷の中を探しまわった、
走りながら、涙が止まらない。
__会える__まだ__どこかに居る__会いたい__
__会いたい__
__バタンッ___
ベランダの窓を開けると
そこには面影がある人物が立っていた。
リゼル「ただいま」
ルイラ「・・・・・・・・・・・・」
夢中で飛び込んだ。
ルイラ「・・・・・夢じゃない・・・・・・」
リゼル「夢じゃないよ」
涙はまた流れる。
ルイラ「本物・・・?」
リゼル「本物だよ」
ルイラ「・・・・・うっ・・・うぁ・・・ぐっ・・・・」
休憩
ちょっとぐろてすくな話・・・ワタシハロボット・・・
読んでるほうは対した事ない人も居るかもしれないですが、
想像しながら書いてるゆずはは気分がかなり悪いです、
DAC・PLOGLAMは最終話だけ書いちゃったけど、中間の部分もこれから書くつもりです。
ただ・・めんどーくさくて・・(・∀・)