流れ星と共に
そういえば、美優とはじめて合コンに行ったのは高1の夏だっけ。
高1の夏。
アタシはとっても気が合う人と出会った。
美優「亜美~!加奈が合コン来ない?だって~」
美優がうきうきしながら言ってきた。
亜美「合コン?」
加奈「うん!西校だけど~、どう?行こうよ~!」
亜美「ってか、ウチ合コンとか行った事ないんだけど・・」
加奈「ならデビューでいいじゃん、行こう!」
美優「どうせうちら部活ないじゃん、ウチは行こうかな~って考えてる」
亜美「えー!美優行くの~?じゃあウチも!!」
加奈「よし!人数集まった!亜美合コンデビュー!」
__西校かぁ~、知ってる人居るかもな~__
加奈「いち、にー、さん、し~っと、よし!がんばるぞ~!」
亜美「で、どこでなの?」
加奈「ん~、カラオケにきまってんじゃん」
カラオケに反応した。
亜美「え”っカラオケ~・・・」
美優「あ、この子カラオケ行った事ない子だから」
加奈「えー!マヂで?じゃあ亜美今日、カラオケ、合コンデビューかよ!」
亜美「はーーっ」
そうこう言ってるうちにバスが止まり、カラオケ店の前には西校生が居た。
「あ~、柊ちゃん?」
加奈「ごめん、10分遅れた~」
亜美(っ!!!!!!!)
__西校__
__そうだ西校には・・・・___
光「あーーー!!」
亜美「あーーー!」
光が居るんだった。
美優(あちゃ~~;)
加奈「え?知ってるの?」
亜美「・・・・っ!し・・・ってる・・・」
「光?もしかして中学同じ?」
光「同じ・・・」
加奈「何何~?もしかして仲悪いかんじ~?」
美優「加~奈~、この2人はなんとかなるから、早く部屋取ろうよ」
加奈「あ~、そうなの?じゃあ行こうか」
トボトボと歩くアタシの肩を美優はポンッと叩いた
美優「大丈夫?」
亜美「うーーん・・・うん」
部屋ではとりあえず男女向かい合いだった。
加奈「亜美~、何たのむ~?」
亜美「こー・・・ら・・・」
加奈「あ・・・はは、コーラね、美優は?」
美優「アタシもコーラー!」
光は特に変わってなかった。
アタシはだいぶ変わったかな・・。変わったって思ってくれてるかなぁ。
と、一人の男子が加奈の隣にきた
「メニュー見して~」
加奈「うん、女子もういいね?」
亜美「うん」
__ああいう流れで隣にくるのか~・・・__
アタシは自分から行く勇気ないな~。
美優はケータイをいじってる。
コーラが手元に届いた。
暇そうにしてると、一人の男の子と目が合った。
向こうはニコッと笑った。
アタシも軽く笑う。
すると立ち上がってこっちに来た。
亜美(え。来るの?!・・・どうしよー)
けど、光と違って優しそう。
「目ェ、合ったから来ちゃった」
亜美「あはは、よろしく」
武人「おれ、武人、タケちゃん。」
亜美「た、タケちゃん?」
武人「うん、そっちは?亜美ちゃん?」
亜美「うん!」
__なんか、いい感じの人だなぁ___
武人「亜美ちゃん何歌う?」
亜美「あ、えっと~、アタシカラオケはじめて来たの、だから今日は見学のつもりで・・・」
武人「え?そうなの?中学では?」
亜美「断りまくってた(--;」
武人「え?なんで?」
亜美「ん~、お母さんが許してくれる人じゃないのもあるんだけど、ウチもカラオケはあんまりいいイメージなくってさ~、けど、ゲーセンとかああいう場所は行きまくってたんだけどね!」
武人「そっかぁ~、じゃあ喋ってよっか!実はオレ歌あんま好きじゃねぇし」
亜美「え?!そうなの?先に言ってよぉ!」
その後もタケちゃんとはいろいろ話した
武人「なんだ、家は西のほうが近いんじゃんか!」
亜美「うん、遠いけど、生活文化の勉強したいから受けたんだ」
武人「偉いな~、オレは近くてレベル低いから」
亜美「っははははは」
武人「そっか、じゃあマヂで料理とか好きなんだ?」
亜美「うん、そうだよ部活もそうだったし」
武人「じゃ今度なんか作って?」
亜美「何好きなの?お菓子なら作ってもいいよ」
武人「マヂ?ん、とね、チーズケーキがいいなー」
__カランッ___ゴロゴロゴロゴロ___
すると、目の前で他の子と喋ってた光が立ち上がって__
光「タケ、トイレ付き合え」
武人「へ?あ、うん、亜美ちゃんちょい待ってて」
亜美「うん」(なんで連れてっちゃうのよっ!!)
すると、
美優「あ、ごめん、ちょっとトイレ」
「あ、うん。分かった待ってるね」
美優「亜美っ!付き合え!」
亜美「あ?うん」
男子
光「お前あのバカパンダと付き合うのかよ?」
武人「は?パンダ?」
光「亜美っ!」
武人「あぁ、んだよパンダって、昔のあだ名?お前もしかして亜美ちゃんと仲良かったんだろ?」
光「別に」
武人「あのさ、もしかしてだけど、付き合ってたり?」
光「ねぇよ!そんな事!!」
武人「じゃ、なんでそんな怒るの?ただの同級生ならそんな怒る事ないじゃん」
光「・・・・・・いろいろあったんだよ」
武人「亜美ちゃん、カワイイべ?正直だし」
光「・・・・・・・・・・知ってる」
女子便
美優「亜美ィ!ちょっと!ちょっと!なんか超いい感じじゃない!?」
亜美「どうしよ~・・・タケちゃん超気合うかもっ・・・」
美優「絶対帰り一緒になるよ!亜美っ!もう決めちゃいなよ!」
亜美「え?」
美優「アンタ、まだ矢沢の事ひっかかってるんでしょ?」
亜美「ひっ・・かかってるかも・・・」
美優「だからチャンス!!これを機にのりかえろ!」
亜美「うん、そうだね!!」
__ガチャッ___
亜美「ただいま~」
加奈「おかえり~、遅かったよ!」
亜美「ごめんごめん、ってタケちゃんまだ帰ってきてないんだ・・・」
加奈「あ~、うん、もう帰ってくんでしょっ」
亜美「うん」
しばらくしてタケちゃんは帰ってきた。
武人「あ、ごめん、待たせて」
亜美「おかえりィ~、って、どこまで話したか忘れちゃったよ~」
武人「あ~、じゃあ、質問いい?」
亜美「うん」
武人「亜美ちゃん中学の時誰かと付き合った?」
亜美「え?!」
__なぜ?なぜそれを聞く?___
亜美「あ~・・・・・・・・・うん、一人」
武人「へぇ~、そうなんだ」
亜美「タケちゃんは?」
武人「オレ?おれないよ」
亜美「うそそうなの?」
何か、視線を感じた。
確認はしなかったけど、たぶん光。光がこっちを見てたんだと思う。
楽しいようで少し苦しい合コン。
美優「じゃあ亜美!明日ね~!」
亜美「うん、バイバーイ!」
武人「亜美ちゃん?家こっちでしょ?送るよ、バス同じだし」
亜美「え?いいの?」
アタシは、光を忘れる事が出来るのだろうか・・・・
少なくとも、今はその確立はあるんじゃないのかな・・・・。