永松昌泰学長のブログ【ものの道理で人生を豊かにしよう】 -22ページ目

演劇を学ぶこと (4)

こんにちは。 ホメオパシーの永松です。


今日、3回目の更新です。



ホメオパシーには、Potentization (活性化) という言葉があります。


簡単に言うと、
原物質に水を混ぜ(典型的には1対99の割合で)、激しく振ります。


その作業のことを、Potentization と呼びます。



その時に、原物質の中にあった力、エネルギーが引き出され、
エネルギーがより強くなる、と考えられています。


つまり、原物質のポテンシャル(潜在力)、
原物質の中に秘められている潜在的な力を
余すところなく引き出される。


それが、Potentization です。



この話は何もホメオパシーだけのことではありません。


例えば・・・・



教育とは何か? 


その人のなかに存在はしていても、
未だ引き出されていない潜在的な力を引き出し、育てることです。




農業とは何か?


土壌と種の中に存在している潜在力を、
余すところなく引き出し、育てることです。




エクスマとは何か?


その商品の中に存在している「体験」という「潜在的な力」を、
余すところなく存分に引き出すこと。

そして、クライアントの中に存在する
「真の願望」「潜在的な願望」と、出会わせることです。


(なーんちゃって・・・ 
こんなことをエクスマ初心者が勝手に言っては怒られますね・・・




ただ、全てが同じことだと思います。


昔、開高健が、こんなことを書いていました。



「読む価値がある本、 買う価値がある本は、

ページを開いた瞬間、

めきめきと音を立てて立ち上がってくる。」



Potentizeしたもの、
潜在力を引き出されたものは、


ドテっとした「マグロ状態」から覚め、
立ち上がり、活き活きと舞い踊る。


それが「編集」であり、表現である、


と思います。


デニーズに行こう!

お早うございます。 永松昌泰です。



今、「お気に入り」に入っているブログをチェックしていると、

とても素敵なお話がありました。




「朋秋先生のブログ」です。


朋秋先生は、大阪で初めてお見かけしました。

http://ameblo.jp/nagahahnemann/entry-10844176529.html


その中で、nozo の旧知の方と話していて、

その様子が、とても良かったので、

nozo と話そうと思った、と書いてあるところの、

「旧知の方」が、朋秋先生です。



朋秋先生という人には、

一緒にいるだけで、

自然にそういう表情になる何かがきっとあるのだろう、

と思っていたら、

なんと北海道は定山渓でのスコットのセミナーの時に、

再会しました。



お話すると、やはり、とても素敵な方でした。

独特の、天使のような笑い声があり、

ふわっとさせてくれる人です。



その朋秋先生のブログの中のお話を、ぜひ紹介させて頂きたいと思います。

http://ameblo.jp/houshu-bodylabo/entry-10846485839.html



デニーズをはじめとして、

ファミレスは、どうしてもそこしか無い時には、

何度か入ったことがありますが・・・・・・


と書きつつ、

この十年間だけでも二十回くらいは入っているようです・・・



ファミレスというと、

「食材や調理方法にいろいろ問題があるのでは」

という偏見を持っていたのですが、

おそらく偏見だと思います。


最近は、食材には非常に気をつけている、

という話をTVや雑誌で見たことがあります。


ただ、こういうじーんとくるお話を聞くと、

もし万一、食材に多少問題があったとしても(失礼!)、

調理の仕方がインスタントであったとしても、

そんなこと関係なく、

「入ろうじゃないか!」 と思えるような、とても素敵なお話でした。



これが、スコットの言う、「モノ」を売るな! 「感動」を売れ!

の、良い例なのでしょうね。



結果として

演劇を学ぶこと (3)

お早うございます。  永松昌泰です。




さて、昨日の「素材」の羅列はいかがだったでしょうか?



胃の調子がいつも悪い


外見を非常に重視する。


性欲が非常に強い


酒が好き。


他人の干渉が大嫌い


すごい寒がり。


イライラしがち。


朝、調子が悪い。


神経質


刺激物が好き


弱々しい



これをご覧になって、
すぐにシナリオ、物語が思い浮かぶ人は、
すごい! と思います。


人間をよーく観ている人、
洞察している人だと思います。



そういう人は、読まれる必要は、もちろんありません・・・

でも読んでね。




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まずは、「編集」が必要です。


「編集」?

そう、編集です。

人によって編集と言う言葉の意味はいろいろだと思います。



私にとって、「編集」という言葉は何を意味するか、ですが、

ずっと昔・・・大学生の頃に好きだった雑誌「遊」
の編集長だった松岡正剛さんが、

編集ということを、よく書いていました。

今は、編集工学研究所を主宰しています。



松岡さんが何を書いていたか、覚えていませんが、

編集という言葉を、

私がそれまでは考えたことがなかった意味で使っていた、

ということだけは、とても記憶に残っています。


それはさておき、

編集です。



編集とは、つなぎ合わせることです。


どのようにつなぎ合わせるのか、というと、
すべての要素、素材を「凝視」し、
そこに登場するすべての素材、要素、役者同士が、
本来持っている有機的な連関を洞察し、
それを再構成することです。


そして、そこにある物語、すなわち歴史を再構成するのです。


そうです。


編集とは、コトの再現、歴史の再現なのです


まあ、私にとっては・・・

T シャツ

こんばんは。 ホメオパシーの永松昌泰です。


今日3回目の更新です。




卒業生の井上喜子さん

http://www.hahnemann-academy.com/blog/2011/03/post_227.html


から、卒業生のML宛にメールをいただきました。



ぜひ協力したい内容でしたので、お伝えします。



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みなさま、こんにちは。10期生の井上喜子です。



本日は販売人よろしく、上記商品のススメのメールをさせていただきました。


永松先生も先日のブログで述べられていましたが、

今後メディアへの登場の頻度が少なくなってくるにつれて、
被災者への支援への意識も徐々に風化していくのではないか
ということが懸念されます。


急性期には急性の、慢性期には慢性の援助が必要なのは

いうまでもありませんが、

慢性化したものには「慣れ」も生じるため、

「ああ、またいつものか・・」という反応をしがちになるのが
人間というものです

(毎日からだのあちこちがイタイイタイ・・というおばあさんを
想像してみてください!)。




そこで!今回注目したのがこの商品です。


これからだんだん暑くなってきて、Tシャツの出番がやってきます。
今年は節電の必要性も手伝って、
より涼しい衣料が注目されるでしょう。



このTシャツに掲げられている

「LOVE PEACE CARE FOR EASTJAPAN」というメッセージは
着るたびにあなたに何かを思い出させてくれることでしょう! 


私もこの夏はこれを着て頑張ります!


デザイン&サイズバリエーションもあります。
男性用もありますよ! 是非御家族皆様で御着用ください!



詳細はこちらで


http://directstyle.world.co.jp/sp/charity/project/love_peace_care/index.html?inbnid=tt_h_charity_project_love_peace_care




色々な支援の方法がありますね。できれば「自分もうれしい、

相手もうれしい」支援をしたいものですね。




井上喜子



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私も、寒がりではないので、ぜひすぐに着よう!


と思ったのですが、
納期は6月中旬以降のようですね。


私もこの夏は、このTシャツを着ます!

演劇を学ぶこと (2)

こんにちは。 ハーネマンアカデミーの永松昌泰です。


今日2回目の更新です。




シナリオ についてです。


何かを理解しようとした時、

単に「事象」「現象」を羅列されても、何のことやら分かりません。


また、何かの状態を解決しようとする時、

そこに至った歴史というか、物語というか、事情を理解せずに、

根本的に解決することはできません。



どのようなことでも、

そこに至るには、それなりの物語、事情があります。


それを無視、または軽視して無理やり解決しようとするとどうなるでしょうか?



ほとんどの場合は、解決されないどころか、

もっと紛糾します。


いったん解決できたように思える場合・・・

典型的には オカネによる解決ですが、

双方が納得した後の、結果の一部としてのオカネであれば、

本当に素晴らしいですし、お金はやっぱり必要なのですが、


納得していない場合は、

実際にはずっとくすぶったままで、

何かの拍子で、いつまた出てくるか、わかりませんし、

今度は、もっと複雑な形で出てくることになります。


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閑話休題


気分転換です。



ここで、ちょっとしたクイズを一つ。




胃の調子がいつも悪い


外見を非常に重視する。


性欲が非常に強い


酒が好き。


他人の干渉が大嫌い


すごい寒がり。


イライラしがち。


朝、調子が悪い。


神経質


刺激物が好き


弱々しい




という人がいるとします。


この「素材」を使って、この方の物語を作ってみてください。

演劇を学ぶこと (1)

こんにちは。 ハーネマンアカデミーの永松昌泰です。



先日のスコットの、このブログについて、少し書きたいと思います。

http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-10840951376.html



ここには、とても重要なことが書かれています。



ビジネスであろうが、人生相談であろうが、医療的相談であろうが、

何であろうが、


すべて、基本は同じです。




スコットのブログの順を追いますが、


スコットのブログの「解説」ではありません。


スコットのブログは、ある意味非常に高度な内容ですが、

極めて明快に、分かりやすく書いてありますので、

つまらない「解説」なぞ、まったく必要ありません。



これは、あくまでスコットのブログを読みながら、

私が勝手に考えたり、感じたことです。



ですので、スコットが書いた内容とは、

まったく別のことを書いたりもしますので、

その点、よろしくお願いします。





1.シナリオ



全てには、「物語」というものがあります。


宇宙には、宇宙の誕生の物語があります。

それは、とてもとてもエキサイティングなものです。


なにがどのようになって、こうなって、現在に至っているのか・・・



現在を理解することは、現在までの歴史、物語、すなわち シナリオ を理解することです。


現在を理解するためには、いわゆる「現在」だけ見ていても、理解することはできません。


現在までの「物語」「シナリオ」を理解してはじめて、現在を深く理解することができます。

そして、どのように処していけば良いかが分かります。



「物語」とは、歴史であり、ことの本質でもあります。

物語が欠如した本質など、存在しません。



どのような人のどのような状態も、

その人なりの物語があって、

現在の状態になっています。


その人の物語、歴史を理解すれば、

どのような「理解しがたい人」も、必ず理解することができます。


なぜならば、その人を本当に理解するとは、

その人の歴史を理解することだからです。



つづく

アメブロ カスタマイザー (2)

こんばんは。 

・・・・ というか朝になってしまったので、お早うございます。 永松昌泰です。




さて、続きです。


nozo に電話したのは、何時頃だったでしょうか・・・



おそらく午前9時過ぎだったと思います。


まだ大阪にいるかなーー

いたらいいなーと思って電話したのですが・・・・・


「疲れたーーー  もーーだーーれーー」

という感じの声が返ってきました(nozo が言ったわけではありません・・・念のため)。



聞けば、エクスマの行事がすべて終わったのが夜12時近く。、

そこから深夜、車を飛ばして帰宅の途中、

「あの世」からの誘惑に負けて、

サービスエリアの中で、しばらく成仏されていて、

今ようやく帰ったばかり・・・だそうでした。



「あのー 私のブログのカスタマイズをお願いしたいのですが・・・」


「えーほんとにー!  私なんかでホントにいいんですかー?」


「あのー たいへんお疲れのところだと思いますが、

できれば今からお会いしたいのですが、大丈夫でしょうか?」


「え ええ  だ、大丈夫です。」と、ちっとも大丈夫そうではない声。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


結局、姫路駅で待ち合わせることになりました。



その姫路駅では、大きなサプライズが! 用意されていました。



姫路駅前で待っていると、

突然、「せんせーーーー!」と叫びながら、すごい勢いで走ってくる妙齢の女性が!


え! せんせーーって誰のこと?


一直線に私に向かってきます。


なんと、休学中の生徒でクライアントの M さんが!


M さんは不思議な方で、いろいろな事情があって、

授業やセッションでお会いする約束をしても、なかなか会えない人です。

最近も、約束がキャンセルされたばかりです。


姫路に住んでいるの? と聞くと、

大阪の堺にお住まいで、姫路は、たまたま用事があって来ただけで、

ほとんど来たことがないそうです。

私は姫路は、まったく初めて・・・・・



初めての姫路で、なかなか会えない人とばったり会うとは!

きっと素晴らしい兆候に違いない! と確信しました。





案の定、nozo との打ち合わせは、とても実り豊かなものでした。



朝起きて、nozo のブログや昨晩のことを思い出しながら感じたのは、


感覚力、というか・・・・・ 「好き嫌い力」 です。


こんな言葉は聞いたことがない言葉だと思いますが、もちろん私も聞いたことがありません。

今思いついた言葉です。 好き嫌いにも「力量」が必要です!




よく、論理的思考の左脳、直感の右脳と呼ばれますが、

本来は一つです。


「論理」と「感覚」とは、対立的に自己主張しあうべきものではなく、

相補的であり、両端からお互いを高めあいながら、一つになっていくべきものです。


「論理」は「感覚」にまで高められなければなりませんし、

「感覚」は「論理」のふるいによって磨かれなければなりません。


どちらから出発しても、磨かれるうちに、お互いを必要とするようになります。



感覚力は、「好き嫌い」という表現をします。


このブログのトータルデザインには、nozo の 「好き嫌い力」が必要だ!

と感じたのでした。



そして、その時の打ち合わせで、その「感覚」は、「確信」に変わりました。

これからが楽しみです・・・・・・



nozo に、大いなるプレッシャーをかけつつ、終わります。


http://ameblo.jp/omoukoto-arekore/

アメブロ カスタマイザー (1)

お早うございます。  永松昌泰です。



3月3日、大阪のことでした。

私はスコット のエクスマセミナー ナイトコースにいました。



スコット のセミナーは、メイン講師はもちろんスコット なのですが、必ずゲスト講師がいます。


スコット の薫陶を得て、どのように変わったのか、

「使用前」「使用後」を比べるように、対比的に語ってくれます。


前回の東京セミナーでのゲスト講師の話は、

とても刺激的で面白いお話でした。

軽井沢の旅館のオーナー
http://ameblo.jp/longing1981/
マーケティングデザイナー
http://ameblo.jp/joker-yone4284/



今回の大阪セミナーでのゲスト講師は、 nozo という nazo の女性でした。
どんな人なんだろう? と思ってプロフィールを見ると、


フリーター

貧乏劇団員

アメブロカスタマイザー    ・・・なに これ?聞いたことない!


とか、およそ「マーケティングセミナー」には結びつきにくいような、

謎の「肩書き」 (と言えるものか不明ですが)

が、次々に並んでいます。



うーーん


この ノゾ という名前は、

ホメオパシーでは特別な意味をもつ、由緒ある名前、

ホメオパシーのノゾもまた、とてもナゾが多いけれど・・・

やっぱり ナゾ だ!

と思いつつ、席につきました。




スコット の話に、とてもインスパイアーされた後、

いよいよ ナゾ じゃなくて ノゾ が登場しました。




うーーん

何ともいえない不思議な雰囲気・・・


エキゾチックというか、華やかというか、少しキャピキャピというか、・・・


うーーん  私にはちょっと近寄り難い雰囲気かも・・・

と思いながら話を聞きました。



聞けば、3年前までは、パソコンに触ったこともなかったのが、

公民館かどこかで行われた数百円のパソコン教室に通って、パソコンに開眼。


それ以来、着実に歩み続け、

フリーターの仕事の延長でやっていたことが、

いつの間にか、ブログのカスタマイザー!


「へー そうなんだ。 良かったね」 (私の感想)



そして、ブログのカスタマイズの実際について、

あれこれとお話がありました。

なるほどなるほど、と思い、聞いていました。


その後、再びスコット が話し、

とても感動的でほろっとくる話を聞いて、セミナーが終わりました。




セミナー終了後は、懇親会というか、食事と名刺交換の時間です。

講演をした nozo の周りには、名刺交換の長蛇の列。

私はもともと列に並ぶのが苦手です。


それに、基本的に、元々はとてもシャイ ? でもあります。


名刺交換しようかな、とも思いつつ、

nozo のあまりの「美貌」と、何ともいえないエキゾチックな雰囲気に、

ちょっと引き気味で、

まあ 名刺交換は、もういいだろう。

単なる名刺集めをしても仕方がないし・・・

と思いながら、

主に同じテーブルの方々と名刺交換し、

お話をしていました。


また、この日セミナーに強引に誘っ た卒業生の K さんとも、

エクスマセミナーを聞きながら感じていることなどを、

お話していました。



そろそろ帰ろうかな、と思い、ふと前を見ると、

長蛇の列は一段落して、

nozo は、旧知の方 と愉しそうにお話していました。


その愉しそうな表情は、素のままの感じで、

とても親しみを持てる表情でした。


そこで、席を立ち、名刺交換をしました。


挨拶すると、間髪を入れず、

「あー P ちゃん からよく聞いています!

Pちゃん から、学長が行くので、よろしく! と聞いていました」


うーん やっぱりPちゃん はすごい! P ちゃん  おそるべし!」

と思いつつ、名刺交換を無事済ませたのでした。



翌朝、 起きてから、

前日にいただいた10枚くらいの名刺を整理しながら、

1枚1枚、HPを見たりしていました。


そして、nozo の名刺に書かれていた、ブログのページ

http://profile.ameba.jp/omoukoto-arekore/
を見ているうちに、何かが閃きました。

そして、nozo  の名刺にあった電話番号に電話をしたのでした。

田中優さんの講演会 (3)

こんばんは。  永松昌泰です。


今日3回目の更新です。



田中優さんの講演会が終わった後、

ごった返す喧騒の中、

突然 「永松先生!」という声がしました。


そこには、8期生の I さんが!!!


もう5年近く会っていなかったのですが、

懐かしい!


嬉しいですね。



久しぶりに会っただけでも嬉しかったのですが、

更に嬉しいことを言ってくれました。


「永松先生に習ったこと、とても役になっています。

先生に習って、本当に良かったです。

2週間前にクラスメートの S さんと会ったのですが、

彼女ともそういう話をしたんです。」


嬉しいですね。


プロフィールのどこかに書いたように、

特に私は「○○もおだてりゃ、木に登る」タイプですから、

すっかり嬉しくなりました。



そして、他にも3人ほどの生徒にお会いしました。

皆、ブログを読んで来てくれた方でした。


そのうち3人とは、近くの居酒屋「笑笑」に行き、

遅くまで楽しく語り合いました。



皆さん、それぞれの地震体験があって、

とても勉強になりました。



つづく

田中優さんの講演会 (2)

こんにちは。  永松昌泰です。




田中さんのお話が始まりました。


お話し慣れていらっしゃる感じで、淀みがありません。

ネットで最近の予定を見ますと、
ほとんど毎日講演会のようで、
全国を回っていらっしゃるようです。



お話は、基本的には映像で拝見したものと、
だいたい同じでした。


当たり前ですが。


http://www.ustream.tv/recorded/13373990


以前に書いたように、
原発の危険性についてのお話は、同意できる話が多かったです。

そこについては、もう一度映像をご覧頂ければと思います。




その後、肝心の

「では、どうすれば良いのか? 私たちに希望はあるのか?」

という話になりました。




田中さんの結論は、


「まだ間に合います。できることがあります。

このようにすれば解決します。

やりもしないで、そんなことは無理だ、できるわけない、

と言わないでください。

外国では既に始まっています。


この原発災害を、ぜひターニングポイントにして、

新たなエネルギー生活、ライフスタイルを実現しましょう!」


ということでした。


もちろん、この結論に、特に異論はありません・・・


閑話休題



****************************


ぎゅうぎゅう詰めで、亜熱帯のような熱気と湿気と酸欠で、
ほとんど失神同然の中、

「あの世」と「この世」を行ったり来たりしながら、
いろいろなことを感じ、考えていました。




一つは「数字」というものについてです。


田中優さんは、たくさんの数字を駆使されます。
立板に水のように、数字が速射砲のように出てきます。

その中には、なるほど、と思うものもあれば、
ちょっと?というものもありました。



一つの数字は、ある一つの側面、一つの切り口でしかありません。

象の鼻を触って「象とは筒のようなものだ」
象の足を触って「象とは丸太のようなものだ」
象の腹を触って「象とは大きなざらざらした板のようなものだ」
象のしっぽを触って、「象とは縄のようなものだ」・・・・・・

というように、

数字というものは、一つの切り口に過ぎません。




数字は、本当に「魔物」だなあ、

数字ほど、分かりやすく、

そして、時として人を惑わせるものはないなあ、


私自身も数字の使い方について、

もう一度考え直さなくては、と思ったことでした。



つづく (かも)