永松昌泰学長のブログ【ものの道理で人生を豊かにしよう】 -19ページ目

いわゆる「プラス思考」「ポジティブシンキング」について (2)

お早うございます。 永松昌泰です。


つづきです。




ものごとの半分をばっさり切り捨てると、
しばらくは気分はいいかもしれません。


しかし、その半分の現実が、
やがて容赦なく襲いかかってきます。


あるものを「亡きもの」にされていたわけなので、
「亡きもの」にされたマイナス・ネガティブは、
「恨み骨髄」で、
猛烈な勢いで、その存在を強烈にアピールするようになります。


そして、プラスとマイナス、
ポジティブとネガティブの間を激しく往復するようになる。


または、猛烈に迷惑を撒き散らしながら、
しばらくの間、仮の成功をし、
やがて「現実に」裏切られて凋落する。
もちろん自分が作りだした「現実」に。




結局のところ、
ものごとは、プラスとマイナス、
ポジティブとネガティブに分かれているのではありません。


人間は、どうしても、
ものごとを最初からありのままに捉えることができないので、
二つに分けてしか認識することができません。



右と左、上と下、良い悪い、正しい間違っている・・・
というように。


でもそれは人間の認識の都合であって、
ものごと自体がそうなっているわけではありません。


全ては、分断されず渾然一体です。


結局のところ、ありのままから出発するしかありません。
ありのままに立脚するしかありません。


「プラス」の面しか見ず、
「ポジティブ」というか、都合の良いことだけを見て、
都合の悪いことは全て切り捨てて生きようとすると、
その都合の悪いことが、
完全に反乱、反逆します。



もともと、ものごとにはプラスとかマイナスというものはありません。
認識の都合で、勝手にそう分けているだけです。


それ自体は仕方がないのですが、
認識のためにいったん分けたものを、
再統合して、
本来の「ありのまま」の姿に近づいていかなければなりません。



自分ではない自分から出発することはできません。

現実ではないところから出発することはできません。



これは、全てに通じることです。

いわゆる「プラス思考」「ポジティブシンキング」について (1)

こんばんは。 永松昌泰です。



俗に、「プラス思考」「ポジティブシンキング」という言葉があります。


これらの言葉は、非常に「難しい言葉」です。



何が難しいかといえば、
最高の意味で使われるのであれば、
素晴らしい意味になりえるけれど、

そういう場合はほとんどない。

というか、少なくとも私はまだ耳にしたことがありません。



よく耳にしたり目にするのは、
最も危険で間違った意味だと思います。



「ポジティブになりましょう。
プラス思考でいましょう。
マイナスのことを考えず、見ずに、
プラスのことだけ考えましょう」



とても危険な劇薬のようなものだと思います。


つまり、一時的にはその人を元気にするけれども、
その後で激しい落ち込みに向かわせる。


しばらく続いたとしても、結局のところ、人を幸福にはしない。

そう思います。



なぜか?


それは、現実をねじ曲げるからです。




プラスとか、ポジティブという言葉は、
知らず知らずのうちに、

ものごとを、プラスとマイナス、
ポジティブとネガティブに分けます。



あたかも、ものごとが、
プラスとマイナス、ポジティブとネガティブに
分かれているかのような世界観にさせてしまいます。



そして、マイナスやネガティブな側面を、
見ないようにする、切り捨てる、


ということになります。

今日は大阪校の授業初めの日

こんばんは。 永松昌泰です。



今日は、大阪校で、今年度初めの授業でした。


とても素晴らしい1日でした。



一人一人のお話をお聞きして、コメントするのですが、

とても素敵なお話しが満載で、

あっという間に時間が経ちました。




その後はスペインにワープ。

今帰還しました。




そうそう。


スペインで決まった・・・というか・・・

みんな行きつけのスペイン料理店で雑談をしているうちに、

生徒たちから冗談っぽく提案がありました。


これから不定期に「あさはかアワー」を設定して、

気楽に、「あさはかな質問」をする時間が欲しい!



ということで、

瓢箪からコマ!


「あさはかアワー」が新たに設けられることになりました。


マジで?



早速、明日も朝一番、「あさはか」な質問を受けることになりました。



何の質問か知りたいですか? (笑)



では教えましょう!


記念すべき「あさはか質問」、第一号です!



「原発の炉心にホメオパシーレメディーを投与すると、原発は治りますか?」




これを、明日の授業の最初にやる予定です。

今日の「似たもの」

こんばんは。 永松昌泰です。




今日は、朝早く大阪に向かいました。


久しぶりにお会いした、「妙齢」の美しい女性のクライアント。
ずいぶんと良くなられていて、
感激しました。


人間はすごいなあ! と
改めて思いました。



ご主人も、もちろん「妙齢」の方ですが、、
すごくハンサムです。


そのご主人が、
お部屋に入られて、私をご覧になった時、
何だかちょっと不思議な反応をされました。


そして、とっても嬉しそうなお顔をされています。



見ると、ご主人の服装と、私の服装が、
まさに「似たもの」でした。


ネイビーブルーのジャケットに、
グレーのブレンチェックのパンツ、


ホントそっくりの、似た服装でした。


何だか嬉しいお顔をしていらっしゃるので、
私もすっかり嬉しくなりました。


本当に有難うございます。

今日のエクスマセミナー

こんばんは。 永松昌泰です。




今日は、遥々・・・というほどではありませんが、
千葉県の鎌ヶ谷市のヤマシナ商事 さんへ、
スコット のセミナーに行ってきました。



スタッフや生徒など、9人で参りました。

セミナーは、もちろん良かったです!



その後で、懇親会に行きました。


懇親会が始まったのが20時だったので、
同行したスタッフは帰りましたが、
私と生徒3人が参加しました。


その中で、いろいろなお話が出ました。



例えば、いわゆるポジティブシンキングについて、

何を祈ったり願ったりするのか、

また、実質的に唯識の話など。




嬉しいことに、私の考えと同じ考えを
スコットはお話していました。



帰り道、生徒のOさんは、


「ホメオパシーの授業と同じ話が、あちこちにありました!

本当にすべては繋がっているのですね!


経済という意味も、そういう意味だったことを、

初めて聞きました。

けい‐ざい【経済】

①[文中子礼楽]国を治め人民を救うこと。経国済民。政治。

②(economy) 人間の共同生活の基礎をなす財・サービスの生産・分配・消費の行為・過程、並びにそれを通じて形成される人と人との社会関係の総体。転じて、金銭のやりくり。
→理財。

③費用・手間のかからないこと。倹約。「時間の―をはかる」

[株式会社岩波書店 広辞苑第五版]


今まで経済にはまったく興味がなかったし、

病院しか知らなかったけれど、

本当に興味が出てきました。」


ということでした。
とても嬉しい反応でした。



唯識や、祈ることについては、

長くなるので、機会があれば書きます。

今日はエクスマセミナーです!

こんにちは。 永松昌泰です。



今日は、久しぶりのエクスマセミナーです。


久しぶり、といっても、1ヶ月なのですが・・・


http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-10852272302.html



ヤマシナ商事さんに主催していただくおかげで、

すごく安い料金で、スコット のお話を聞けます。



有難うございます。




閑話休題


ここ1ヶ月半、いろいろなことを考え、新しい企画を考えています。


以前の書きかけや、途中のものも、また書き継ぎます。




それから!

今、入ってきたお知らせですが、

風評被害の方々のために、このような催しが行われるようです。


時間があれば、ぜひ行きましょう!


http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei08_01000011.html

福島原発の行方

こんにちは。 ホメオパシーの永松昌泰です。


福島原発の現状について、
だいたい正確にお話されているサイトを
ご紹介します。


肝心の、これからどうすべきか、ということについては、
私は必ずしも同意見ではありませんが、

今何が起こっているか、ということについては、
だいたい同意見です。


http://iwakamiyasumi.com/archives/8030


恐ろしくなられる方もいらっしゃると思いますが、
いざ腹を据えてしまえば、
慌てることではありません。


私の考えは、以前と基本的に変わりません。

簡単に言えば、こういうことです。


******************************

原発の状況そのものは、極めて深刻であり、
これから簡単には終息できない。
しかし、慌ててパニックになる必要はない。


理由はシンプル。

何か有効な手立てをする方法は、なくもないが、
その作業をしようにも、
大量の放射能により、
近づくことができないので、
事実上無理である。


現場サイドで危険を顧みず、
決死的に作業をするしかないが、
誰かがするかもしれない。


その場合には、案外早く終わるかもしれない。
ただ、早くても数箇月ではない。
1年~2年はかかる。


ただ、おそらくそれはベストシナリオで、
おそらく10年単位はかかると思う。


最悪のシナリオは原子炉の破裂だが、
その場合、少なくとも50Km以内の人は、避難する必要があるであろう。


しかし、どうなるにしても、
最悪の場合に陥ったとしても、
50Kmより遠い地域では、
今すぐパニックを起こす必要はない。



その場合でも、少なくとも東京では、
これからの将来を考える時間は、
数箇月から数年はある。


*******************************

だいたいこれが私の考えです。

原発そのものの現状認識については、
私も小出さんに概ね同意します。


ただ、具体的にどうするべきか、
ということについては、
私は必ずしも同意見ではありません。

今日のチャリティーセミナー

こんばんは。 永松昌泰です。



今日のチャリティーセミナー、

1週間前に告知するという、

今までしたことがないほど短い告知期間にもかかわらず、

50人もの方々のご参加をいただきました。


本当に有難うございます。



今日のサロン的セミナー、

最初の2時間は、私がさまざまなお話しをしました。


原子力について、

放射能について、

太陽の仕組みについて、

原発事故が起こる前の放射能汚染の実態について、

(実は、40年前は数々の核実験で、

大気は今より1000倍汚染されていた驚愕の事実)


福島原発のこれからの見込み、

避難すべきかどうか、

非難は「現実的」なのかどうか?


ものの見方考え方、

情報について、

いろいろなことに触れました。



その後、昼食を食べながら、

15年前のイギリスの番組の

「被曝労働」という映像を見ました。

http://www.youtube.com/watch?v=92fP58sMYus

http://www.youtube.com/watch?v=pJeiwVtRaQ8

http://www.youtube.com/watch?v=mgLUTKxItt4



こういう実態をまった

くご存知ない方が

ほとんどでした。



そして、東京に集まっていただいた方々のお話を、

一人一人お話いただき、

それに対してコメントいたしました。


それが、3時間半かかり、

予定時間を1時間半オーバーしました。


多くの素晴らしいご意見を頂き、

本当にありがとうございました。



その後、実は番外編もあり、

終わったのは9時近かったでしょうか・・・



本当に有難うございます。


このチャリティーセミナーは、

当日ご参加できなかった方も、

映像をご覧いただけるようにいたします。


試聴ご希望の方は、お申込みお願いします。

お振込先をご連絡します。


今週末に、集まった支援金を振込みする予定ですので、

当日までに支援金が間に合わなかった方、

また、ご視聴ご希望の方、

今週中にお願いいたします。


今からご視聴ご希望の方は、

今週末を過ぎても受付はいたしますので、

よろしくお願いします。


東京事務所 <info@nihon-homeopathy.net >

電話  03‐5476‐9580
Fax   03-5476-9581



本日は、ありがとうございました。

明日のチャリティーセミナー

こんにちは。 永松昌泰です。



有難いことに、
直前のアナウンスにもかかわらず、
多くの方々からご連絡いただきました。


本当に有難うございます。



あつく御礼申し上げます。


申し訳ありません。

今日、月曜日が定休日のため、
お電話いただいた方もいらっしゃると思います。



まだ席があるかどうかがわからないので、
お問い合わせのお電話を下さった方々、


明日、ぜひそのままお出でください。


また、急に思い立って明日いらっしゃっても、
何とかしますので、

ぜひいらっしゃってください。



また、中継でご参加になられる方々、
有難うございます。




スカイプアドレスを教えていただけると、
ご質問を頂けます。


スカイプがどうしても難しい場合は、
私の個人アドレスにお送りください。

nagahahnemann@yahoo.co.jp



明日、楽しみにしています。

週末の授業

お早うございます。 永松昌泰です。



この週末は、今年度初めの授業でした。




土曜日は、生徒のお話をお聞きして、私がコメントする、
というプロセス。


一人一人のお話をお聞きして、
その中心的なテーマについて私なりにお話しする。


時には一人のお話とコメントに30分から1時間かかる、
こともあります。



土曜日は、4年生の授業。

鹿児島の生徒も中継で参加です。



とても実り豊かな一日でした。


大震災や原発のことを受けて、
日頃よりも多くお話しがあり、
また私もさまざまなお話しをしました。


この日は、お話しとコメントだけで1日過ぎました。


しかし、これもホメオパシーです。
ホメオパシーは、単にレメディーを処方することではありません。
その人の中心的問題を溶解することです。




そして日曜日は、3年生と4年生の合同授業でした。


この日は、「エンデの遺言」という、
10年ほど前にNHKで放映されたビデオを見ました。

以前に生徒だった鎌仲ひとみさんが作ったビデオです。


鎌仲ひとみさんは、「ヒバクシャ」(被爆者)という
ドキュメンタリー映画を作り、
海外の賞をたくさん受けられました。
また、最近、以前ご紹介した
田中優さんと一緒にセミナーも行っています。



さて、日曜日の話はまた後で。