永松昌泰学長のブログ【ものの道理で人生を豊かにしよう】 -23ページ目
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田中優さんの講演会 (1)

お早うございます。  永松昌泰です。



昨夜、千歳烏山で行われた田中優さんの講演会に行ってきました。


7時からの開演。

今この時期だから、きっとたくさんの方々が来られそうだな、

と思い、1時間前には着いたほうが良いのでは、と思いながらも、

着いたのは30分前でした。



そして、エレベーターを降りて最初に目にしたのは、

ひと、ひと、ひと でした。


3日前に急に告知したこともあって、

主催者の方は、

きっとこれくらいの部屋で大丈夫だろうと思ったのでしょう。



前に並んでいるひとの声が聞こえます。


「去年の田中さんの講演会の時は、ガラガラで、

10人とか20人くらいしか集まらない時もあったんだよねー。

それが事故が起こったとたんに、これだもん。

なんだか複雑だねー」



やっと部屋に着いて、お部屋をみてびっくり!


なんと、おそらく40人か50人定員の、

本当に小じんまりとした部屋です。


そこにはすでに100人以上の人がひしめいています。

もちろん席はありません。

部屋に入るだけで、精一杯です。


まあ、立見でもしかたがないなあ。

2時間だし・・・



しかし、定刻の7時になっても、入場者は続々と続きます。

しかも廊下には延々と長い列が!


講師の方は、腕組みして思案中です。

ついに、決断して机を外すことになりました。


立見しようと思っていましたが、

後の方が地べたに座り始めたので、私も地べたに座りました。



定刻を20分過ぎました。

ても、始められません。


数えてみると、部屋にはすでに200人近くの人! がいます。

定員の4倍~5倍の人です。

しかも別室にもすでに50人以上の方々。

廊下にはまだまだ延々とした列が!



ついに大きな部屋を急遽とって、移ることになりました。



主催者のリードが良かったようで、移動は整然と行われました。


そして、移動途中に、生徒とお会いできました!

とても嬉しかったです。



定員200人の部屋に、

軽く300人以上、おそらく400人くらいの人が!


人の熱で、部屋はすでに蒸し風呂状態。



その中で、講演は始まりました。



つづく

グレン・グールド

こんにちは。  永松昌泰です。



今日3回目の更新です。

千歳烏山に向かう直前です。



昨日、スコットがグレン・グールドについて、書いていました。


http://ameblo.jp/ex-ma11091520sukotto/entry-10842489680.html


スコットのプロフィールの中にグールドのことが書いてあったので、
いつか書こうと思っていました。



私にとってもグレン・グールドは、
特別な存在です。

本当に、スコットと私とは、非常に対照的、かつ似ている感じがします
(あくまで私的には)。



最初にグールド知ったのは、大学1年生の時に読んだ、
吉田秀和の評論でした。


吉田秀和を「レコード芸術」という月刊誌で初めて知り、
「吉田秀和全集」を買って読んでいるうちに、
グレン・グールドの「ゴールドベルグ変奏曲」のことを知ったのでした。



グールドのデビュー作となったこの録音は、
海外での評価は極めて高く、
一大センセーションを巻き起こしました。


長い間、バッハの鍵盤曲は、
オルガンは別格として、
クラビコードかチェンバロで弾くべきものとされていました。

ピアノでも弾かれていましたが、
クラビコードかチェンバロで弾くのが正しい。

バッハの時代にはピアノは無かったからです。


しかし、グールド以後、時代は大きく変わりました。

「グールド以前は、バッハはピアノでも弾ける、であった。

しかしグールド以後は、バッハはピアノでこそ弾ける、に変わったのだ。」   

(H.ショーンバーグ)


しかし、海外での評価とは全く対照的に、
日本での評価は、デビュー当時非常に低かったようです。
「エキセントリック」「表面的」「バッハではない」というように。


吉田秀和は、海外での最大限の賛辞に比べ、
日本では、ほとんど評価されないことに対して、
非常に忸怩たる思いがあったようで、
このように書いていました。

「ピアノの歴史を変えると言っても過言ではない、これほどの名演奏を前にして、

これほど『冷静』でいられるとは、日本という国も、本当に面白い国である」


このグールドの演奏は、私の授業の中でもしばしば取上げてきました。
感覚を磨いたり、レメディーのエッセンスを感じたり・・・です。



たとえば、このゴールドベルグ変奏曲をはじめ、
平均律など他のバッハ曲・・・
バッハを弾くグールドは、本当に幸せそうです・・・


大論争を巻き起こしたモーツアルトやベートーベン、


心の秘密の玉手箱のようなブラームス間奏曲、


彼が大好きだったワーグナー、


「あの世」から聞こえてくるようなスクリャービン Desire・・・


きりがありません


つづく

今から、原発と電力政策についてのセミナーに行きます。

こんにちは。  永松昌泰です。



今日2回目の更新です。



今日、今から千歳烏山に出かけます。

田中優さんという原発問題に長年取り組んでこられた方の

セミナーに行く予定です。



偶然か必然か、
何人もの方々から、田中優さんという原発反対論者の方のセミナーについて、
ご紹介を受けました。


Mさん、Yさん、Kさん、Oさん、Hさん、ありがとうございました。



大学時代、Debateをやっていた時に、
「原発を廃止すべきである」
というテーマで、賛否両論を半年ほど集中的に勉強しました。

また、東海村にも多少関わったこともあります。


今、TVやネットでの議論を見ると、
びっくりするほど、

30年前と、議論の中身は何も変わっていないように思います。


しょうかいされた田中優さんの講演を拝聴しました。
約1時間の講演です。


http://www.ustream.tv/recorded/13373990


「なるほど!」というところ、いろいろとありました。


ただちょっと???というところも正直なところありました。



確かに原発は安全ではありません。

そこは議論の余地がありません。


今まで反対論者の方々が正当にも言われていたように、

「原発がそんなに安全安全というならば、皇居の中に作ったらいい」

というレトリックには、全面的に賛同します。


原発は、実態として、今まで国が言っていたようには安全ではありません。


ですので、講演内容の中で、

原発の安全性の議論に対しては、概ね賛同します。
内部被曝の問題もその通りだと思います。



ただ、原発を止めて、どのようにやっていくのか?
ということについての話は、

多少「机上の空論」的というか、
楽観的数字の積み上げをしているように感じます。



それはともかく、HPを見ました。


http://tanakayu.blogspot.com/2011/03/27.html



今日今から19時~21時、
世田谷区立烏山区民センターの2階大広間で講演会があるそうです。
参加費が800円です。



これも、何かの縁だなと思います。

広く、深く、知ることが必要な時代に、
ますますなってきているように思います。



田中優さんのお話に、賛成、反対にかかわらず、
お話を拝聴する価値、意味は十分にあると思います。

原発をめぐる「正しい知識」に少しでも近づくため、
講演会にぜひ行ってみようと思います。



もし万一、現地でお会いできる方が一人でもいらっしゃると、嬉しいです。



行ってきます!

今日からアメブロを始めます

こんにちは。  永松昌泰です。



実は、前からブログをやっていましたが、

考えるところがあり、

こちらでも新たにブログを立ち上げることにしました!


3月14日、私の誕生日の日にスタートをしようと思ったのですが、

大震災の直後でもあり、新しく何かを始める気になれませんでした。


少し一段落しましたので、

今日、3月27日をもって、ブログを始めることにいたします。


一日、ほぼ3回更新します・・・これは、「ほぼ日刊イトイ新聞」のまねです。



ここ3週間、別のブログで毎日3回~5回更新していますが、

まったく苦ではありません。


アメブロでのブログ立ち上げを提案してくれたPちゃんこと星野さんから、

一日3回更新してください!、と言われたときは、絶句しました。


だって「一日一善」というくらいなのに、

1日に3回更新とは、人間わざではないのでは・・・


まあでも、今は大丈夫みたいです。



2月22日に、スコットこと藤村正宏先生のエクスマセミナーに行き、

そして、大阪、おまけに北海道まで「おっかけ」をするうちに、


できる! これならできる! よしやろう! となりました。



もう一つのブログと、こちらのブログと、

一部重なりながら、両方やっていく予定です。


それでは、よろしくお願いします。



「道の湯」へ お入りやす

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