3/20に春分の日を迎え

ようやく春らしい気温になってきましたね。

 

東京でも

3月に雪が降るという

驚きを隠せない日があり

 

真冬用の服を引っ張り出しながら

春来るのかな…

と心配していたけれど

 

お散歩日和な日も出てきて

たくさんの人で賑わうようになりました ^^

 

先日、窓を開けて外を覗いてみたら

雲ひとつない青空で

 

「部屋にこもっているのは、もったいない!!」

と、外の空気に触れるため

 

いつものスーパーに立ち寄って

ふらふらしていたら

 

可愛らしい春野菜が並んだ棚に

ラスト1個のふきのとうを発見✨

 

以前、こちらのブログでも紹介させていただいたのですが

 

春におすすめなデトックス食材

 

春は冬にため込んだ不要なものを

からだから出してあげるデトックスの季節

 

厳しい寒さを乗り越えるために

しっかりと蓄えることが重要な冬の間は

不要なものも溜め込みやすく

 

春からはこれらをしっかりと

からだの外へ排出していくことが大切です。

 

普段は

からだに良いものを "補うこと" を

意識しがちだと思うのですが

 

春の養生は "取り除くこと" も

必要になってくるのです。

 

その「からだから出す」ことを助けてくれるのが

春に旬を迎える

春野菜や山菜の独特なこの苦味!!

 

「旬のものを食べる」とは

こういう季節に沿った意味があるのだなと

 

薬膳を学び始めてから

食材選びが楽しくなりました ^^

 

ふきのとうオリーブオイル漬けレシピ

 

可愛いーーーーー♡

 

独特な香りを感じながら

変色している部分や

汚れている葉を取り除くと

 

こんなに可愛らしい姿になる

ふきのとう。

 

下処理しているうちに

どんどん断面が変色してしまうので

大急ぎで写真におさめて…笑

 

春の訪れを感じられる山菜であり

ほろ苦い味が特徴のふきのとうですが

 

この苦味が

デトックスを助けてくれる

春の食養生に欠かせないポイント。

 

「春の皿には苦味を盛れ」という言葉があるように

 

苦味のある春野菜を食べると元気になれる

と、昔から食卓に並べられていたのですね。

 

薬膳では

からだの余分な熱を冷まし

不要なものを排出・解毒する働きがあると考えられていて

 

食物繊維も豊富で

腸の働きを助けてお通じをよくしてくれるため

 

デトックスしやすいからだへ整える

春にぴったりの食材です✨

 

ただし、苦味のある食材は

からだを冷やしやすく

 

食べすぎると

冬の間におとなしくしていた

悪いものが一気に出て

 

湿疹などのアレルギー症状が出てしまうこともあるので

注意が必要です。

 

一度にたくさん食べるのではなく

献立のアクセントのイメージで

少しずつ春の味覚を楽しみましょう ^^

 

ふきのとうオリーブオイル漬けレシピ

 

いつもは

ふき味噌にして楽しむのですが

 

今年は時間が作れなかったので…

 

手軽に作れて

いろいろなお料理に便利な

オリーブオイル漬けにしてみました✨

 

夜の一品に

安くなっていたモツァレラチーズと組み合わせて

カプレーゼ風にアレンジ♡

 

盛り付けているときから

独特な香りにわくわくで

 

ほろ苦い味とともに

春を感じることができました。

 

ぜひ皆さまも

解毒作用があると考えられている食材で

春を感じてみてくださいね ^^

 

ふきのとうのオリーブオイル漬け

 

 

ふきのとうオリーブオイル漬けレシピ

 

 

材料(作りやすい分量)

 

ふきのとう … 1パック

塩昆布 … 適量

オリーブオイル … 適量

 

事前準備

 

・保存容器を熱湯消毒しておく。

・冷水を入れたボウルを2つ用意しておく。

 

作り方

 

1. ふきのとうの茶色くなっている部分を切り落とし、

  汚れている葉を取り除いて、綺麗に洗う。

2. 手で葉と茎の部分に切り分けて、事前に準備した冷水にそれぞれひたす。

  ※別々に浸すことで、茹でる作業がしやすくなります。

3. 鍋に湯を沸かし、塩(分量外)を少々加え、

  2の葉を入れて1分ほど茹でて新しい冷水に浸す。

4. 同じ湯に2の茎の部分を入れて3分ほど茹でて、3と同じ冷水に浸す。

5. しっかりと手で水気を絞る。

6. 熱湯消毒した保存容器に入れて、

  ひたひたになるまでオリーブオイルを注ぐ。

7. お好みで塩昆布を加えて、蓋をして完成。

  (今回は2つまみくらい入れましたが、なくても美味しくいただけます)

 

ポイント

 

・ふきのとうは切ったそばからどんどん断面が変色してしまうので

 すぐに冷水に浸せるように事前に2つ用意しておくとよいです。

 

・冷蔵庫で保存する場合、オリーブオイルの特徴で固まりますが

 しばらく室温に置いて溶かす、または、容器ごとぬるま湯につけて湯煎すれば元の液体に戻ります。

 

注意

 

・ふきのとうには肝毒性の強い成分も含まれているので

 軽減するために必ずアク抜き(水に浸す・茹でる)をしてください。

 

・ふきのとうを大量に食べ過ぎると肝臓に負担をかける可能性や

 アナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。

 1日350g以内で、少量でお楽しみください。

 

 

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私のブログ記事を

紹介してくださいました。

 

ありがとうございます ^^

 

私と同じ

医薬品登録販売者として

ドラッグストアに勤務されている桜子さん。

 

東洋医学に興味を持ち始めてから

本当に体調が良いとおっしゃってくださり

とっても嬉しいです✨

 

漢方や薬膳を学んでいると伝えると

けっこうな確率で

精進料理のような食事をしていると思われがちなのですが…笑

 

桜子さんは

「食事を制限するのではなく管理することが大切」と

漢方の食養生などの知識を取り入れながら

 

ほぼ毎日の晩酌や

食べることを楽しまれている

とても素敵な女性です♡

 

薬膳

 

私が初めて

薬膳の学びの門を叩いたとき

 

すべての食材に効能がある

 

食べものが悪いのではなく

私たちの使い方、活かし方次第なのです

 

という中医師の先生の言葉に

 

衝撃と感動で

息をするのを忘れるくらい

くぎ付けになったことを覚えています。

 

もちろん

人工的なものは控えたいですが

 

スマホを開けば

たくさんの情報が溢れている今の時代。

 

これは良くない

あれも食べない方がいいって書いてある…

 

理由もよくわからないまま

情報に振り回されて

何を食べたらいいのか分からない。

 

健康でありたい

 

その想いを叶える手段が

「食べない」という選択肢しかなかった時期が

わたしにもあったなと

 

桜子さんからいただいたご質問で

ふと思い出すことができました ^^

 

薬膳

 

このようなドリンクを飲んでいると

友人にびっくりされることもあるのですが笑

 

薬膳は

・時間や季節

・住んでいる場所

・今の自分のからだの状態

に合わせて

 

食材や調理法を選ぶ知識が詰まった学問。

 

昔はなんとなく不安で

手が出せなかった

写真のようなドリンクも

 

酸味と甘味を組み合わせて

一緒に摂ることで

からだの潤いを増やしてくれる

 

という薬膳の考え方を知っているおかげで

 

「今日は太陽の陽射しがたっぷりな真夏日で

たくさん汗かいちゃったから

梅のシロップは今のわたしにぴったりだ♡」

 

と、迷わずに

選択できるようになって。

 

詳しくはこちら

 

久々にのどを通った

炭酸のシュワシュワ感に

 

楽しさが増して

心の底から癒された

 

今でも鮮明に覚えている

鎌倉散策の思い出です。

 

薬膳

(友人が美味しそうにシロップをかけてくれた写真)

 

「美味しそうーーーー♡」と

今でも目を輝かせてしまうのですが

 

もちろん

ホットケーキだって食べます✨

(食べる量は工夫して3人でシェア笑)

 

バターもメープルシロップも

からだを潤してくれると考えられているので

 

「今は潤いチャージしてる幸せな時間♡」

 

と、とてもポジティブに

美味しくいただくこともできるようになって ^^

 

我慢するのではなく

工夫する

 

これは

わたしが一番大切にしていること。

 

今までを振り返ってみると

 

薬膳が好きな方って

とにかく食べることが大好きな人が多くて笑

 

わたしもその一人で

 

大好きだからこそ

季節や体調に合わせて

取捨選択しながら

 

食べることを

もっともっと楽しみたい

 

食べながら健康を目指せるなんて

とっても素敵!!

 

そんな想いを抱いてから

薬膳の知識を深めることに

夢中になっていった気がします。

 

食事は

毎日積み重ねているものだから

 

薬膳をきっかけに

食養生を楽しんでくれる方が

増えてくれたら嬉しいな ^^✨

 

 

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今日3/3は上巳(じょうし)の節句。

 

旧暦の3/3が

桃が咲く時期と重なっていたことから

 

「桃の節句」とも呼ばれる二番目の五節句で

季節の変わり目の日。

 

今でも

女の子の健やかな成長と幸せを願う

"ひな祭り" として

 

雛あられや菱餅などを飾ったり

ちらし寿司や蛤のお吸い物を食べたりして

楽しまれていますね ^^

 

わたしも毎年

ちらし寿司と蛤のお吸い物だけは

作っているのですが

 

春を感じる、ひな祭り

 

たまたま行った富澤商店に

とっても可愛いうさぎちゃんの雛あられがあり

 

うさぎ好きにはたまらない!!

と、買わずにはいられなかったので…笑

 

今年は

甘酒も手づくりすることにしました✨

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

ひな祭りといえば

 

長寿への願いと厄払いの意味を込めて

白酒を飲むことで知られていますが

 

こどもでも飲めるようにと

 

時代を経て

白酒の代わりに親しまれるようになった

ノンアルコールの甘酒。

 

よく見るのは白い甘酒なのだけど

今日は桃の節句だし

 

ピンクの可愛らしいイメージを

再現したいな~なんて思って。

 

偶然にも

黒米ごはんを炊いていたので

 

せっかくだから…

と、黒米ごはんで甘酒を作ってみることに。

 

初めて黒米を使って甘酒を作ったので

不安もありましたが

 

とっても可愛い色の

甘酒が出来あがりました♡

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

材料はとってもシンプルで

冷やご飯と米麹、熱湯のみ。

 

その他は

温度計とスープジャー(270ml)があれば

どこでも作れます。

 

冷やご飯は

余ってしまったごはんを

冷ましておくだけで大丈夫。

 

炊飯器や甘酒メーカーで作ることもできるのですが

 

わたしは

飲み切れる分だけ作れるこのレシピが

お気に入り✨

 

お休みの日の朝にセットしておけば

おやつの時間に食べ頃になっていて

 

無添加で安心して楽しめます。

 

甘酒の主成分であるブドウ糖は

脳の大切な栄養源!!

 

"飲む点滴" と言われるくらい

アミノ酸やビタミンなども

豊富に含まれているので

 

ぜひ試してみてくださいね ^^

 

※飲み過ぎるとエネルギーとして使われなかったブドウ糖が

 中性脂肪として蓄えられてしまうので、量には注意しましょう。

 

 

スープジャーで手づくり甘酒

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

 

材料(2杯分)

 

冷やご飯 … 40g

米麹(乾燥) … 20g

熱湯 … 200mlくらい

 

事前準備

 

・熱湯は直前に沸騰させておく。

・スープジャーに熱湯(分量外)を入れ、ふたを閉めて5分ほど温めておく。

(熱湯消毒と温度をキープするため)

 

作り方

 

1. 温めておいたスープジャーのお湯を捨て、冷やご飯を入れる。

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

2. 米麹を入れる。

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

3. 60℃くらいの温度になるまで、少しずつ熱湯を注ぐ。

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

冷やご飯を使用しているので

熱湯を入れるとジャーの中の温度が下がります。

 

麹菌は70℃を超えると

働かなくなってしまうので

 

50~60℃になるように熱湯を注いでいきます。

(用意した熱湯200mlは使い切らないと思います)

 

小さなスープジャーは

温度が下がりやすいので


わたしは

60℃くらいになるようにしています。


今回は

135mlを入れたところで

60℃くらいになりました。

 

4. 米と米麹が絡むように、しっかり混ぜる。

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

混ざりが悪いと

甘さが足りないことがあります。


5. ふたをしっかり閉めて保温ケースに入れ、8~10時間ほど発酵させる。

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

冬は寒いので

少しでも温度をキープできるように

わたしはハンドタオルも巻いています。

 

8時間くらい経ったら

一度ふたを開けて様子を見てみましょう。

 

味見をして

甘くなっていれば完成ですし

 

温度が下がりすぎていて

甘さが足りない場合は

 

お鍋に移して

50~60℃になるまで温め直し

 

スープジャーに戻して

さらに2時間ほど発酵させます。

 

※今回は温度が45℃くらいで甘みがほんのりだったので

 お鍋で60℃まで温め直してスープジャーに戻し、+2時間発酵させました。

 

7. 試食をして、甘く米麹の芯がなくなっていたら完成。

 

スープジャーで甘酒レシピ

 

麹のとってもいい香りがします✨

 

わたしはおやつ代わりに

このままカップに入れて食べますが

 

つぶが苦手…

つぶがあると飲みにくい…

という方は

 

容器に移し替えて

ブレンダーなどでなめらかにすると

口当たりもよくお楽しみいただけます ^^

 

ポイント

 

温度は低すぎても発酵がうまくできず

芯が残り甘みも薄くなってしまうので

 

50~60℃を維持することがポイントです♪

 

アレンジ

 

冷やご飯と米麹の割合は、1:1でもお作りいただけます。

お好みで調整してください。

 

また、冷やご飯は

もち米や雑穀米・玄米などでも作れるので

 

お好みの甘酒を見つけてみるのもおすすめです♡

 

 

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