朝晩の肌寒さは続いていますが

日中は汗ばむ日が増えてきましたね。

 

5月5日の立夏が過ぎ

暦の上では夏の始まり。

 

半袖のファッション

信号待ちの日傘

冷たいドリンク片手に歩く人

 

緑色をまとった景色も増え

夏の兆しが見え始める時期になりました。

 

イライラするときに食べたい薬膳

(鎌倉で出会った藤の花)

 

日本の夏は梅雨を経てやってきますが

 

漢方では

梅雨の時期は胃もたれや食欲不振、吐き気、下痢などの

胃腸症状が出やすくなる季節と言われています。

 

なぜ出やすくなるのかは

また後日、改めてご紹介できたらと思いますが

 

以前お伝えした

春はのびのびと過ごすことがポイントというお話を覚えていらっしゃいますか?

 

 

他にも

春は苦味のある食材で「肝」の働きをサポートしてあげることが大切とお伝えしましたが

 

 

感情をコントロールする働きもある「肝」は

ストレスに弱く、影響を受けやすいのも特徴で

 

「肝」の調子が悪いと

 

イライラしやすい

怒りっぽい

やる気が出ない

気持ちが落ち着かない

 

など感情の浮き沈みが出やすくなります。

 

そして

難しくなるので詳しい説明は省略しますが

 

五行の関係から

 

このイライラなどの「肝」の不調をそのままにしておくと

梅雨の時期に胃腸症状の不調として繋がりやすくなってしまうのです。

 

※中医学でいう肝とは、西洋医学でいう肝臓とは捉え方が異なります。

 

イライラするときに食べたい薬膳

 

イライラしたときは

肝のバランスがうまくとれていない証拠。

 

私も

朝の満員電車で足を踏まれて

イラっとしてしまうこともありますが

 

そんなときは

ぜひ“酸味”をお食事に取り入れてみてください。

 

夏みかんやレモンなどの柑橘類

梅干しやトマト

今だと、いちごやキウイもスーパーに並んでいますね ^^

 

お酢を使って

ピクルスや甘酢あんの一品を作るのも良いと思います。

 

氣の流れを整えてくれる酸味は

肝に届きやすい

肝と深い繋がりがある味。

 

それなら

毎日たくさん酸味のものを食べよう♪

と思うかもしれませんが

 

食べ過ぎは逆効果!!

 

癒される~と感じるくらいの量にすることが大切です。

 

ここら辺の加減が

なんとも薬膳らしいな~なんて思ってみたり。

 

関東の梅雨入りは

あとひと月後くらいでしょうか。

 

梅雨に向けて

心地よく過ごせるように

 

残りの一か月

苦味のある食材でデトックス

イラっとしたら酸味

のびのびリラックス

 

しっかり「肝」のケアをしながら

からだを整えていきましょう✨

 

今日は

余分な熱を取り除き、解毒が得意な水菜と

酸味の食材の代表でもあるオレンジを

サラダにしてみました♡

 

美味しくて

すごく癒されたので

 

私も肝のバランスが崩れているのかな笑

 

 

こんなブログ書いてます