お世話になっている先輩から、韓国のお土産で五味子(ゴミシ)をいただきました。

 

薬機法で日本ではなかなか手に入りにくい五味子ですが

韓国では簡単に買えるみたい。

 

日本ではゴミシと呼びますが

韓国ではオミジャと呼ばれ、馴染みのある生薬。

 

漢方薬だけでなく

五味子茶(オミジャチャ)としても飲まれ、

昔から美容や健康に良いと親しまれているそうです。

 

きれいな赤色ですね♪♪

 

五味子 オミジャ茶

 

五味子(ゴミシ)は

「酸味・苦味・甘味・辛味・塩味」の5つの味を持つ生薬。

 

こちらを水に浸してエキスを抽出したものを五味子茶(オミジャチャ)と言いますが、

なんとこのお茶…

 

体調によって感じる味が違うといわれる不思議なお茶なのです!

 

飲む人だけでなく

体調によっても変わる味。

 

韓国では

感じる味によってその日の体調がわかると言われているのだとか。

 

五味子 オミジャ茶

 

写真では分かりにくいですが

ハイビスカスティーのような鮮やかな赤い色をしています。

 

健康な人は甘酸っぱくて美味しいと感じるようなので

さっそく試飲してみると…

 

「酸っぱい!!」

 

このお茶を酸っぱい以外の味に感じる人が本当にいるのだろうかと思うくらい

酸っぱかったです笑

 

感じる味が意味する不調は

 

▸酸味(肝)…ストレスがたまっている

▸苦味(心)…精神疲労、貧血や血行不良など血液に関する不調

▸甘味(脾)…胃腸機能の低下

▸辛味(肺)…鼻や呼吸器など気管支の不調

▸塩味(腎)…下半身の冷え、疲れがたまっている

 

などなど。

 

少し専門的に説明すると

中医学では五臓(肝・心・脾・肺・腎)と五味(酸味・苦味・甘味・辛味・塩味)は深い関わりがあると考えられていて、

不調な臓腑と繋がりがある味ほど強く感じるという仕組み。

※中医学でいう臓腑とは、西洋医学でいう臓器とは捉え方が異なります。

 

すごく酸っぱく感じたということは

知らず知らずのうちにストレスがたまっていたのかなーとしみじみ。

 

春は肝のケアが大切な季節。

 

 

今日からまた

しっかり春支度をしていこうと思います^^

 

妊娠中や授乳中

鎮静剤やアルコール等と一緒に飲むことはお控えいただきたいですが

機会があったらぜひ試してみてくださいね。

 

 

五味子茶(オミジャチャ)のつくり方

 

□材料、用意するもの

 

五味子…20~30g

水…500ml

 

ボトルなどの容器

濾し器またはザル

※透明なボトルの方が色味を確認しやすいです。

 

□作り方

 

1. 五味子をさっと洗い、汚れをとる。

2. ボトルに水500mlと五味子を入れ、ひと晩おく。

3. 赤い色が出ているのを確認できたら、濾し器またはザルでこして、完成。

 

□ポイント

 

五味子の実は沸騰させるとエグみが出て苦くなるので、水出しで作ります。

常温または、ぬるま湯程度の水にしましょう。

 

□飲み方

 

何口か味をみたあとに甘くしたいときは、お好みではちみつを入れて調整してもOK!

※乳幼児はご注意ください。

 

常温でもお飲みいただけますが

お鍋に火をかけて温めてから飲むのもおすすめです♪

 

 

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