月に1回必ず続けている鍼灸治療。

気付けば、通い始めてから今年で7年目になりました。

 

改めてカウントしてみると、月日の流れに驚きと動揺を隠せません笑

 

完璧主義の性格が影響し

からだ全体が緊張して背中や肩などあちこちが痛く、呼吸も浅かった当時。

 

きちんと治したいと思ってドアを叩いたのが

鍼とお灸の治療院でした。

 

痛いかな?

先生怖いかな?

しっかり自分のからだの悩み伝えられるかな?

 

いろんな不安を抱きつつも

自分のからだがどう変わっていくのか好奇心が止まらなかった記憶が残っています。

 

鍼灸うちだ治療院

 

私が通っている神楽坂の鍼灸治療院では

脈の状態(脈診)とお腹の状態(腹診)を確認してから、全身に鍼を刺していきます。

 

浅い鍼ではなくしっかりと刺すのですが

からだの状態に合わせて鍼の太さや位置を調整してくれるので

安心して身を委ねることができます。

 

よく友人から「痛くない?」と聞かれるのですが…

 

痛いです笑

 

採血や注射とは鍼の太さがまったく違うので、あのような痛みではないですが

鍼を刺しているので痛みは感じます。

 

ただ、こちらの治療院の先生は毎日鍼を研ぐくらい鍼への情熱が強い方なので

からだへ鍼が入ってくる感覚も優しく、辛いと思ったことは一度もありません。

(感じ方には個人差がありますが…)

 

痛みとは別に

ズーンとした響きや、ツンとした刺激を感じるのも鍼灸治療のおもしろいところです。

 

鍼灸うちだ治療院

 

鍼やお灸の周りが赤くなっているのは、効いている証なのだそうです。

お灸は心地よくて、寝てしまうことも…笑

 

からだが緩むと心も穏やかになれるので

今では完璧にできない自分を許せるようになったのも事実。

 

自分のからだの状態を知るためにも通い続けています。

 

心身一如(しんしんいちにょ)といって

 

中医学では

心と身体はつながっていて、心の不調がからだへ影響したり、からだの不調が心に影響するという考えを大切にしています。

 

鍼灸治療を始める前の自分を振り返ってみると

まさにこの言葉通りだなとしみじみしますね。

 

漢方薬や薬膳は

五臓六腑(ごぞうろっぷ)を分析してからだの内側からアプローチしていくのに対し

 

鍼灸は

経絡や経穴(ツボ)を駆使して外側からアプローチする治療法。

 

どちらも自然治癒力を高めて心身を整えていきますが

違った視点で身体と向き合うので、似ているようで違うおもしろさが手放せません♡

 

鍼灸治療は医療費控除の対象です。

ご興味のある方はぜひ体験してみてくださいね。