先日2/3に立春を迎え

暦の上では春となりました。

 

毎年このお話をすると

「えっ、春⁈」と驚かれる方が多いのですが

 

漢方では

立春から立夏までの3ヶ月が

"春" と考えられていて

 

これからは

寒い日と暖かい日を繰り返しながら

少しずつ本格的な春へと向かう時期。

 

寒さ対策をしながら

内側からも春本番を迎える準備を始めましょうというお話を

 

以前、こちらのブログでご紹介させていただきました。

 

春の食養生

 

スーパーに並び始めた

春の旬野菜を見て

 

「春が来るな~♪」

とわくわくしている私ですが

 

今年は

いち早く春の訪れを知らせてくれる

梅の花を求めて

 

亀戸天神社で開催されている

"梅まつり" へ行ってきました ^^

 

 

JR総武線 亀戸駅から

徒歩15分くらいのところにある亀戸天神社で

 

毎年2月上旬~3月上旬まで開催されている "梅まつり"。

 

見頃を迎えると

境内に植えられた300本を越す梅が

紅白の花を咲かせるそうなのですが

 

仕事の関係で

2/2しか予定が合わなくて。

 

行くのが早すぎて

つぼみしかないかも…

と心配していたけれど

 

入り口から

とても可愛いピンク色の梅の花が

お出迎えしてくれました✨

 

 

九州太宰府天満宮の境内に習って造られた

太鼓橋を渡って歩みを進めていくと

 

両サイドに

立派な鯉が優雅に泳いでいる池があって。

 

途中で

蝋梅(ろうばい)という

黄色い梅の花が咲いていました ^^

 

梅にも、いろんな色があるのですね!!

 

ちなみに

この日は出会えなかったけれど

池にはカメさんもいるみたいです。

 

 

奥へと行くと白い色のお花を見つけて

思わず、神社を背景に記念撮影。

 

こちらは

冬至梅(とうじばい)という

白い梅の花の代表格なのだそう。

 

この日はお天気がくもりで

空の色がお花と同じ白だったのが

少し残念でした笑

 

きっと青空の日は

より綺麗に見えるのかも。

 

 

亀戸天神社から

徒歩20分ほどの距離にあるスカイツリーも

上の方が雲で隠れてしまっていますね。

 

ちょうど2/2は節分の日でもあったので

 

夕方から行われる節分祭に向けて

いろいろな飾り付けが

進められていました✨

 

 

「こっち咲いてる!」

「やっぱりお花可愛いね~♡」

なんて会話をしながら

 

寒さを忘れて

ゆっくりと境内を歩いて廻って。

 

こちらの通りも満開の時期は

 

鮮やかなピンク色から

ほんのりと梅の香りが楽しめるのかな ^^

 

 

じつは梅の花も

昔は飲み薬として丸剤や粉薬にして

親しまれていたそう。

 

薬として使用できるかは

品種によるのですが

 

消化不良や食欲不振など

胃の不調を整えてくれる働きがあります。

 

今では薬としてではなく

 

手軽に飲めるお茶として

香りなどを楽しむことが多いかな。

 

身近な植物たちが

健康維持のために活用されてきたのだと思うと

 

好奇心という名の

わくわくが止まりません笑

 

(梅あんみつ 650円/税込)

 

30分ほどお散歩を満喫した後は

甘いものを求めて

 

すぐ近くにある

船橋屋亀戸天神前本店へ。

 

梅じそ餡に

花型のくず餅と梅のシロップ漬を添えた

季節限定のあんみつが

 

亀戸天神社の

梅まつりに合わせて登場します♪

 

梅紫蘇の風味をプラスした餡が

甘塩っぱくて

 

「美味しすぎる~♡」

と笑みを浮かべたまま

 

少しでも長く味わえるように

 

ちびちびとスプーンですくいながら

最後まで美味しくいただきました笑

 

こちらのお店では

藤の花が景色を彩る4月半ば頃からは

 

紫芋蜜を使用したあんみつが

限定販売されるみたいなので

 

ゴールデンウイークくらいに

また行きたいな✨

 

 

《神社情報》

亀戸天神社

〒136-0071

東京都江東区亀戸3丁目6番1

 

▸本殿参拝時間

6:00~17:00
(神社境内は24時間入れます)

※藤まつり期間中は、花の⾒頃によりライトアップあり。

 

 

 

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先日1/20は大寒(だいかん)。

冬の季節の最後の節気ですね。

 

一年で最も寒さが厳しい時期と言われていて

毎年お馴染みの猫背になってしまうかも…

 

なんて思っていたら

今年は全国的に3月並みの温かさだったようで

 

冬の厳しい寒さだけではなく

春のようなぽかぽかな陽気が入り混じり始める

大寒の時期らしい一日となりました。

 

大寒といえば

貴重で縁起がよいとされている大寒たまご

寒の水を使った寒餅(かんもち)を食べて過ごすことが有名ですが

 

からだを温める効果があり

"飲む点滴" と言われるほど栄養価が高い甘酒

 

寒の水を使って仕込むことから

冬の寒さをやわらげる飲みものとして

昔から大寒の時期によく飲まれていたそうです。

 

そんな風習にちなんで

1/20は甘酒の日でもあって。

 

せっかくなので

今日のお味噌汁に加えることに ^^

 

甘酒レシピ

 

毎年冬は

寒さから身体を守ることが大原則!!

冬の過ごし方を間違えると老化が進む!!

とお伝えしているのですが

 

今の時期は

気を付けてほしいことが、もうひとつ。

 

なにかというと

 

大寒の時期(1/20~2/2まで)に重なるように

冬の土用(1/17~2/2まで)に入るということ。

 

冬に土用ってあるの?

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね ^^

 

土用は夏のイメージが強いけれど

 

じつは年に4回

各季節ごとにあると

 

以前、こちらのブログでもご紹介させていただきました。

 

夏の土用

 

冬の土用は

春へと季節が変わっていく移行期間。

 

少し専門的に説明すると

中医学では五臓(肝・心・脾・肺・腎)の中の「脾」が

土用と密接な関わりがあると考えられていて

 

消化吸収に関する働きを担っている「脾」に

負担がかかりやすいのです。

※中医学でいう脾とは、西洋医学でいう脾臓とは捉え方が異なります。

 

胃腸も含めて

体調を崩しやすい時期になりますので

 

春に向けて

しっかり胃腸を整えていきましょう♪

 

薬膳では

土用期間は黄色くて

甘い食材を食べるのがポイント。

 

例えば

さつまいも、じゃがいも、かぼちゃ、

とうもろこし、ヤングコーン、栗

 

…などなど。

 

今回のお味噌汁の具は

冬の土用も意識して

 

ビタミンCが豊富で美肌にもよく

胃腸を元気にしてくれるさつまいもに

 

同じくパワーチャージ食材の

しめじを組み合わせることに ^^

 

ついでに野菜室に少しだけ残っていた玉ねぎも

使ってしまいたくて

 

味噌+玉ねぎの

血管を健やかに保つ食べ合わせもプラスして

 

薬膳味噌汁の完成です✨

 

お味噌汁で薬膳なんて

不思議に思うかもしれませんが

 

薬膳は食材の組み合わせ方なので

立派な薬膳ですよ ^^

 

甘酒を加えたお味噌汁も美味しいので

ぜひ試してみてくださいね♡

 

 

甘酒入り さつまいものお味噌汁

 

甘酒レシピ

 

 

材料(2人分)

 

さつまいも … 1/2本

玉ねぎ … 1/4個

しめじ … 1/4パック

小口ねぎ … お好みで適量

 

水 … 400ml

味噌 … 大さじ2

甘酒 … 100ml

 

作り方

 

1. さつまいもは洗って皮付きのままヘタを切り落とし、

  5mm幅の輪切りにして、水(分量外)に10分ほどさらしてアクを抜く。

2. 玉ねぎは皮を剥き、薄切りにする。

3. しめじは石づきを切り落とし、ほぐす。

4. 鍋に1と2、水を入れて中火にかける。

5. 沸騰したら5分ほど煮て、さつまいもに火が通ったら弱火にする。

6. 3を加え、ひと煮立ちしたら火を止める。

7. 沸騰が収まったら味噌を溶き入れ、甘酒を加える。

8. 再び火をつけ、沸騰する直前で火を止める。

9. 器に盛り、お好みで小口ねぎを散らしたら完成。

 

ポイント

 

・味噌の量は、味を見ながらお好みで調整してください。

・お味噌に含まれる乳酸菌は熱に弱いのと、お味噌の香りが飛んでしまうため、

 味噌を溶かし入れた後は沸騰させないようにご注意ください。

 

お味噌汁は "沸騰する直前" が一番香りがよいと言われています✨

 

 

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先日1/7は人日(じんじつ)の節句。

 

「七草の節句」とも呼ばれ

 

四季を彩る五節句のうち

一年で一番初めに訪れる節句ですが

 

無病息災を願って

 

7つの野菜や薬草を使った

七草粥を食べることで有名ですね。

 

自分のブログを振り返ってみて

もう一年が過ぎたのか…

と時間の流れの早さに驚くとともに

 

わたしにとっては

また新たな一年が始まる!!

と新鮮な気持ちになれる日でもあります。

 

無病息災を願う七草粥

 

いつもはスーパーに並ぶ七草を買って

コトコトと作っている七草粥ですが

 

今年は予定が入っていて

作ることができなくて…

 

一般的には

1/7当日の朝に食べると言われていますが

明確な決まりがあるわけではないので

 

今年はランチでいただこうと

三越前駅から徒歩2分ほどの場所にある

"だし場 はなれ" へ。

 

かつお節専門店にんべんが

創業の地である東京、日本橋にオープンした

こちらのお店では

 

1/7のみ限定メニューで

七草粥 べっこう餡かけ(税込み950円)が登場します✨

 

春の七草粥

 

本枯かつお節だしで

ふっくら仕上げた七草粥に

 

お好みでべっこう餡かけをかけていただく

無くなり次第終了の、こちらのお粥。

 

かつお節も各テーブルに用意してあり

お好みでトッピング可能とのことでしたが

 

まずは何もかけずに食べてみたくて

 

わくわくしながら

少しだけすくって口の中へ。

 

ひとりでいたので

声には出しませんでしたが

 

とってもやさしいお味に驚いて

思わず笑みがこぼれてしまって…笑

 

年末年始で

しっかりした味付けのお料理を

たくさん食べたので

 

胃腸が癒される感じ。

 

噛めば噛むほど

やさしいお味で全身が包まれていくような

幸せな感覚でした ^^

 

春の七草粥

 

次はべっこう餡かけをかけてみることに。

 

べっこう餡かけをかけて食べる七草粥は

はじめてでしたが

 

味が強すぎない、とろっとした餡かけと

七草粥のやさしい味が絡み合って

すごく美味しい!!

 

その後も

かつお節を振りかけて

踊っている姿を見ながら食べたりして

 

無病息災を願いながら

 

最後の一粒まで

美味しくいただきました✨

 

毎年自分で作るのが

恒例行事になっていたけれど

 

たまには外に食べに行くのもいいですね ^^

 

胃腸の調子を整えながら

からだの芯から温まれるお粥。

 

皆さまも、ぜひ召し上がってくださいね♪

 

 

《店舗情報》

日本橋だし場 はなれ

〒103-0022

東京都中央区日本橋室町2-3-1 COREDO室町2 1F

 

▸営業時間  ※予約はディナータイムのみ可

〈月~金〉

ランチ 11:00~14:00

ティー 14:00~17:00

ディナー 17:00~21:00

(フードL.O 20:00/ドリンクL.O 20:30)

 

〈土・日・祝〉

ランチ 11:00~14:00

ティー 14:30~16:30

ディナー 17:00~21:00

(フードL.O 20:00/ドリンクL.O 20:30)

 

▸定休日

不定休(COREDO室町2に準ずる)

 

 

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