どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

 

ギターの教本や雑誌などを読んでいると「アルペジオ」という言葉を見かけることがあると思います。

 

ギターの基本的で重要な奏法です。

 

が、

今まで一度も触れていないような気がします。。

(^▽^;)

 

なので、

今回は、「アルペジオ」について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

「アルペジオ」とは、コードの構成音を、同時に弾かず、低い方から(もしくは高い方から)順番に1音ずつ弾いて重ねる奏法のことです。

 

なぜか「アルペシオ」と言っている人が時々いるのですが、「シ」ではなく「ジ」ですからね!

 

 

「アルペッジョ」とも言うようですが、私の周りでは聞いたことがありません。

 

おそらく、クラシックギターやフラメンコギターでは「アルペッジョ」と言うのかなと思います。

 

 

「ジャ~ン」と弾くのではなく、「トゥルルルル~ン」とか「タララララ~ン」と弾く感じです。

( ̄▽ ̄)

 

って言っても分かりませんよね。。

(^o^;)

 

音で説明したほうが分かりやすいとは思いますが、

とりあえず、譜面で説明するとこんな感じです。


左側が一気に「ジャ〜ン」と弾いた場合で、

右側がアルペジオで弾いた場合です。

 

32分音符で書いてありますが、音符の長さを気にする必要はありません。

 

コードを押さえて、低音弦から高音弦に向かって1音ずつ弾いていくこと

と、

弾いた音を維持したまま次の音を重ねていくこと

がポイントです。

 

 

32分音符は便宜上使われているだけですが、非常に読みにくいですよね。

 

なので、

実際の譜面ではこのように記されていることが多いです。

先ほどと同じく、

左側が一気に「ジャ〜ン」と弾いた場合で、

右側がアルペジオで弾いた場合です。

 

音符の横の波線がアルペジオで弾く指示です。

 

今まで楽譜を読んでいて、

「この波線はなんだろう?」

と思っていた人もいるかもしれませんが、分かってしまえばイメージしやすい記号ですよね。

 

 

また、

先に説明したように、「アルペジオ」とは、コードの構成音を低い方から(もしくは高い方から)順番に1音ずつ弾く奏法のことです。

 

先ほどの譜面は、コード構成音の低い方から弾いた例ですが、高い方から弾くこともあるわけです。

 

その場合は、このようになります。

左側が、高音弦側からアルペジオで弾きなさいという記号の付いた譜面です。

 

先ほどの波線と同じようですが、先端が矢印になっています。

 

これでアルペジオの方向を表しているわけです。

 

右側が、実際の演奏はこんな感じになるという例です。

 

これも音符の長さはあまり気にせず、「コードを押さえて、高音弦側から低音弦に向かって1音ずつ弾いていくこと」と、「弾いた音を維持したまま次の音を重ねていくこと」がポイントです。

 

 

 

アルペジオは、弾いた音を持続したまま次の音を重ねていく奏法です。

 

なので、途中で音が途切れてしまわないようにすることが大切です。

 

「ジャーン」と弾く場合は、鳴っていない弦があってもあまり目立たないかもしれませんが、「アルペジオ」の場合は、わりと目立ちます。。

(-。-;

 

そのため、

基本的な奏法ではありますが、難しく感じる人もいるかもしれませんね。

 

決してギターに限られた演奏方法ではありませんが、とてもギターらしさが出る演奏方法です。


基本的な奏法でありながら奥深く、様々な使い方があります。

 

今回ご紹介したような例では、アルペジオで弾く音符の長さはあまり気にする必要がない場合の例ですが、むしろ音符の長さに気を付けて演奏しなければならないアルペジオも多いです。

 

なので、また別のアルペジオについても改めて書きたいと思っています。

 

 

綺麗なアルペジオを弾けるように練習することは、綺麗にコードが鳴らせるようになることにつながりますよ!

 

 

ではまた!

(^∇^)ノ

 

 

 

 

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