どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

「STAY HOME」 期間が続いていますが、

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

ゴールデンウィークも始まりましたが、

家にいる時間が多くて、

連休のワクワク感を感じられない人が

今年は多そうですね。

 

色々と大変なこともあると思いますが、

何事も良い面と悪い面があるものです。

 

この、”今までの日常とは違う状況” を ”良い機会” と捉えて、

今だからできることを確実にやっておきたいところですね。

 

 

 

家にいる機会が多くなり、

普段よりもギターの練習に取り組みやすい人も

多いのではないかと思います。

 

なかなか練習に時間を割けなかったり、

習慣的に練習していない人は、

基礎力が不足していることが多いです。

 

この機会に基礎力をつけておくと、

今後また練習時間が少なくなっても

練習の効果が出やすくなってくるでしょう。

 

基礎が無ければ、

それより上はありません。

 

基礎がしっかりしているからこそ、

上に伸びていけるのです。

 

 

 

まずは、

Cメジャー・スケールを弾く練習

をするのが良いと思います。

 

世の中に存在する曲のキー(調)は様々ですし、

弾きたい曲のキーはCではないかもしれません。

 

それでもまずは、

・Cメジャー・スケールを弾けるようになること、

・Cメジャー・スケールの音の位置を覚えること

をおすすめします。

 

 

(Cメジャー・スケールを覚えることの大切さは、

この記事を読むと少し伝わるかもしれません↓

鍵盤楽器も弾いてみよう!

余裕があれば読んでみてください。)

 

 

 

 

 

 

Cメジャー・スケールの音の位置を確認しよう!

 

まずは、

Cメジャー・スケールの音が

ギターの指板上のどこにあるのか

確認してみましょう。

 

 

(図1)

「C」は赤丸()で表示しています。

 

(アルファベットの音名が分からない人は、『音名を覚えよう!』を読んでみてください)

 

 

(図1)をパッと見ただけだと、

わけわからないし

複雑に見えますね。。あせる

 

でも、

ジ~っと眺めていると

規則的に並んでいることが

わかってくるのではないでしょうか?

 

Cメジャー・スケールの音の位置を覚えるポイントは

以下の記事に書いてありますので、

ぜひ読んでみてください!

Cメジャー・スケールの音はここにある!

ギターの音の並び方を覚えよう!

ギターの指板上の音の位置を覚える方法

 

 

今回は、

”弾いて覚える”

ということを目的にしています。

 

でも、

ポイントを押さえたうえで弾いたほうが

圧倒的に覚えやすいはずなので、

ぜひ上記の記事も参考にしてくださいね!

 

 

 

 

 

 

8つのポジションに分けて覚える!

 

(図1)のように、

Cメジャー・スケールの音を図に書けるぐらい覚えても、

いざギターで弾こうとすると

意外と分からなくなるものです。

 

やはり、

実際に弾きながら覚えていく必要があります。

 

とはいえ、

図で書く練習も有効なので

ぜひやってみてくださいね!

 

(図1)のような図を頭に思い浮かべられるぐらいに覚えて、

それを実際のギターの指板上に投影できるようにするのです。

 

ただ弾いているだけより、

どこに何の音があるのか認識しやすくなりますよ。

 

 

そして、

弾いて覚えるために有効なのが、

ポジションを区切って覚える

という方法です。

 

区切り方に決まった方法があるわけではないのですが、

今回は8つのポジションに分けてみます。

 

 

 

 

ポジション1

開放弦を用いたポジションですね。

 

このポジションで弾きたいように自由に弾けば良いのですが、

自分が何の音を弾いているのか

を認識しながら弾くようにしてみてください。

 

アルファベットの音名で書いていますが、

ドレミに置き換えて認識しながら、

もしくは、

ドレミで歌いながら

弾くと良いと思います。

 

特に意識して欲しいのは

「C(ド)」の位置です。

 

押さえる場所を図で確認して、

どこに何の音があるのか覚えられなくても、

最初は見た目の「カタチ」で覚えてしまうのも良いと思います。

 

ただ、

その場合でも

「C(ド)」の位置だけは

しっかり認識しておくようにしましょう。

 

どのポジションにも

2つか3つの「C(ド)」があります。

 

 

「C(ド)」の位置を意識するために、

ポジションの中の音をランダムに弾くのではなく、

「ドレミファソラシド」を

「C(ド)」から始めて、「C(ド)」で終わる

ように繰り返し弾いてみることをおすすめします。

譜面は「B(シ)」の音で終わっていますが、

先頭に戻って繰り返し弾いて、

最後は先頭の「C(ド)」の音で終わるように弾いてみてください。

 

以下で紹介する他のポジションでも

同じように弾いてみてくださいね!

 

 

 

 

 

ポジション2

このポジションでは、

「3弦5フレット」と「2弦1フレット」に同じ音(「C」)があります。

 

どちらを弾いても良いのですが、

2弦1フレットは”ポジション1”で弾いたので、

今回は3弦5フレットを弾いてみましょう。

 

また、

2弦と3弦においては、

この位置関係に同じ音がありますので、

この機会に覚えておくと良いと思いますよ!

 

 

そして、

ポジション1とは違い、

少し指を広げないと弾けない部分が出てきますね。

 

これが良い練習になるのです!

 

最初はちょっと大変かもしれませんが、

無理のない程度に頑張って弾いてみてください。

 

 

 

 

 

ポジション3

このポジションは指を開いて弾かないと弾けませんね。。

 

慣れてしまえば何でもないのですが、

最初は大変かもしれません。

 

きつく感じる場合は、

無理して弾き続けると

手を痛めるかもしれないので、

弾くのはほどほどにして、

マッサージしたりして

手を休めてくださいね。

 

少しづつ

時間をかけて

弾けるようになりましょう!

 

 

また、

このポジションでも

2弦と3弦に同じ音(「D」)があります。

 

 

 

 

 

 

 

ポジション4

このポジションは弾きやすいポジションだと思います。

 

3弦の「B(シ)」だけ飛び出している感じですが、

それ以外は、

5フレット=人差し指

6フレット=中指

7フレット=薬指

8フレット=小指

で弾くようにしてみましょう。

 

3弦に関しては、

4フレット=人差し指

5フレット=中指

7フレット=小指

で弾くと良いと思います。

 

 

 

 

 

 

ポジション5

このポジションは

7フレット=人差し指

8フレット=中指

9フレット=薬指

10フレット=小指

で、

左手の位置を横に移動したり、

指を伸ばしたりすることなく

弾くことができます。

 

 

 

 

 

 

 

ポジション6

 

このポジションは一番覚えやすいカタチではないでしょうか?

 

ポジション2やポジション3では

指を開くのが大変だった人も、

このぐらいブリッジ寄りのポジションだと

無理なく弾けるのではないでしょうか?

 

 

このポジションでも

2弦と3弦に同じ音(「G」)があります。

 

 

 

 

 

 

ポジション7

このポジションでは、

4弦から弾き始めてみましょう。

 

このポジションでも

2弦と3弦に同じ音(「A」)があります。

 

 

 

 

 

ポジション8

 

最後の8つ目のポジションです。

 

ポジション5と同じように、

12フレット=人差し指

13フレット=中指

14フレット=薬指

15フレット=小指

で、

左手の位置を横に移動したり、

指を伸ばしたりすることなく

弾くことができます。

 

 

そして、

音の並び方がポジション1と同じであることを

確認してください。

 

開放弦の音の1オクターブ上の音が

12フレット上に並んでいるわけです。

 

 

 

 

これより上のポジションも、

同じように1オクターブ上の音

同じ並び方をしているので確認してみてください。

 

つまり、

12フレット=開放弦の1オクターブ上

13フレット=1フレットの1オクターブ上

14フレット=2フレットの1オクターブ上

15フレット=3フレットの1オクターブ上

16フレット=4フレットの1オクターブ上

となっているのです。

 

なので、

12フレット以降は、

音が1オクターブ上になるだけで

音の並び方は同じなので、

新たに覚える必要はないわけです。

 

 

 

 

 

 

焦らず、弾きながら覚えよう!

 

8つのポジションを一気に覚えようとせず、

とりあえず全部弾いてみてください。

 

最初は全然弾けないポジションも

あるかもしれませんが、

毎日1回だけでも全部弾くようにすると

良いと思いますよ!

 

”覚えてから弾く”

のではなく、

”弾きながら覚える”

ようにしましょう。

 

 

そして、

全部のポジションを同じように覚えようとしないで、

特定のポジションに絞って重点的に弾く

ようにすると覚えやすいでしょう。

 

それ以外のポジションは1日1回弾くだけで良いと思います。

 

どれか一つのポジションに絞って

何度も弾いてみてください。

 

間違えずに弾けるようになったら、

重点的に弾くポジションを変えていきましょう。

 

最終的に全部のポジションで

弾けるようになれば良いのです。

 

 

速く弾くことよりも

しっかりと弾くことを

意識してください。

 

慣れれば

誰でもある程度は速く弾けるようになるものです。

 

最初は覚えるのが大変かもしれませんが、

まずはポジションごとに覚えて、

ゆっくりでも良いので

メトロノームなどのリズムに合わせて

弾けるようになりましょう。

 

中級者ぐらいの人でも、

ポジションによって弾くのが苦手だったり、

どこに何の音があるのか覚えられていない人は多いです。

 

焦らず、

時間をかけて、

弾きながら

覚えていきましょう!

 

 

ではまた!

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

 

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