明けましておめでとうございます門松

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

今年もどうぞよろしくお願いいたしますニコニコ





年が明けてしばらく経ちましたが、

いかがお過ごしでしょうか?

 

私は初詣に行ったり、

ちょっと近所を散歩したりする以外は、

ほとんど家でのんびりと過ごしておりました照れ

 

何本か映画を観たのですが、

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、

あまり期待していなかったのですが、

意外に楽しめました。



去年、

映画館に行った時に予告編を観たのですが、


「これなら普通にゲームをしているほうが面白いんじゃないかな」

と思い、

映画館には観に行きませんでした。



今回、

実際に観てみたら、

とてもよくできた映画で、

思っていたよりはるかに楽しめる作品でしたニコニコ



やはりイルミネーションのCGは素晴らしいですね!




劇中で使われていた音楽は、

ゲームのBGMで使われている曲だけでなく、

80年代の洋楽なども使われていました。

 

意外な選曲でしたが、

それぞれのシーンによく合っていて、

とても効果的でした。



観終わった後に、

スーパーマリオブラザーズのあの有名なテーマ曲を

ギターで弾いてみようと思い、

記憶を頼りに音を探りながら弾いてみました。



出だしからしばらくは

よく覚えているのですが、

ちょっと進むと


「あれ?ここから先はどうなるんだっけ?」
という状態に。。



たぶん何百回も聴いている曲だと思うのですが、

意外に覚えられていないものですね。。あせる

 

ゲーム中は音楽に意識が向いていないということかな?




そこで、

改めてこの曲を聴き直してみました。

 

メロディーも曲の構成も

思っていたほど単純ではなく、

意外に凝った作りになっていました。

 

子供のころから知っている曲ですが、

ギターで弾いてみると

意外にも新鮮な感じがあって面白かったですよニコニコ

 

みなさんも

ちょっと挑戦してみてはいかがでしょうか。



キーはCメジャー・キーですが、

同主調のCマイナー・キーの音やコードがけっこう使われています。


(このブログでは

まだ同主調についてちゃんと説明していないかも。。あせる

ちょっとだけ触れている記事があったので

以下の記事も参考にしてみてください。

ダイアトニック・コード 10(マイナー・ダイアトニック・コード⑥)

)




Cメジャー・スケールで音を探ってみて、

ちょっと違うなと思ったら

Cマイナー・スケールの音でピッタリな音が見つかると思います。


ちなみに、

Cマイナー・スケールの音は、

E♭メジャー・スケールと同じですからね!




ネット上に譜面はたくさんあったので、

自力でできるところまで音を聴きとってみて、

分からないところは楽譜を探して確認するようにしてみてください。





マリオの曲をあまり知らないという人は、

この曲にこだわる必要は全くありませんよ!



自分がよく知っている曲、

頭の中でイメージできる曲、

メロディーを歌えるような曲を、

ギターで弾いてみましょう。






耳を使わないと上手くならない



音感(音に対する感覚)が良くないと、

音が合っていないことに気づかなかったり、

リズムがズレていることが分からなかったり、

”良い音”がどんな音なのか分からないなど、

ギターの上達には大きな障害になります。




なかなか上手くならない人の特徴として、

音をよく聴いていない

ということがあります。



このブログでも

「上達するためには、よく聴くことが大切」

ということを度々書いていると思います。


やはり、

音楽において「聴く」ということが

根本的に重要なことなのです。



ギターが弾けるようになるには、

実際に弾いて練習することが不可欠です。



音楽をやるのに音を聴いていないということは、

ギターを弾けるようになりたいけど

実際にギターを弾いていないということと同じです。


それではダメですよね。。


「聴く」ということが基本中の基本

であることを覚えておいてください




新しい曲を覚える時に、

ほとんど曲を聴かずに、

譜面を見て弾きながら曲を覚える人がいます。



そういう人は、

曲は弾けるようにはなっても、

あまり上手くはなりにくいようです。


やはり、

ちゃんと聴いていないので、

どんな演奏をすれば良いのか分からないのでしょう。





聴いただけじゃ分からないから譜面を見るということなら、

まったく問題ないと私は思います。


まだ耳が良くない(音感が十分に身についていない)状態で

音だけを頼りに曲やギターを覚えようとすると、

時間がかかりすぎて途中で嫌になってしまう可能性が高くなるでしょう。


譜面に限らず、

パソコンやスマホなど

使える便利なものは活用するべきだと思います。


ですが、

「聴いて確認すること」

が基本であり大切なことであることを

理解しておいてください。





ギター歴が同じぐらいの人たちでも、

音をちゃんと聴いているかどうかで、

年月が経つほどレベルの差が開いていきます。



ギターが上手くなりたいなら、

ギターを弾いて練習することも大切ですが、

「音を聴くこと」

より意識してみることをおすすめします。









譜面に頼りすぎないようにしよう


先にも述べましたが、

譜面を見るのがダメなわけではありません。



また、

「五線譜が読めなければいけない」

とか

「TAB譜はダメ」

などとも私は思いません。


五線譜は読めたほうが音楽を理解しやすいし、

便利なことも色々とあるので、

あまり苦手だと思わずに

少しずつでも読む練習をしてみると良いですよ。


最初はよく分からないと思いますが、

譜面を見る機会が増えれば

わりと読めるようになってくるものです。


ギターの場合は、

五線譜よりもTAB譜のほうが分かりやすい部分もあるので、

大いに活用したほうが良いと思います。



でも、

あくまで参考にするためのものであって、

基本的には「聴く」ことで

曲やフレーズ、音などを確認するようにしましょう。



耳を鍛える意味でもそうしたほうが良いのですが、

そもそも譜面が間違っていることが多いということもあります。



ネット上で見つかる譜面はもちろんですが、

市販の楽譜でも間違いはあります。


元の曲を聴いて確認していないと

間違ったまま覚えてしまいますし、

さらには、

音感が鍛えられていないので、

曲を聴いても間違っていることにも気づけなかったりします。


微妙なニュアンスは譜面での表現が難しく、

譜面では表現できないこともありますからね。


譜面も活用しつつ、

しっかりと自分の耳で確認するようにしましょう。









諦めないで!


ある程度の音感が身についている人も、

最初から耳が良かったわけではありません。



耳を使ってよく聴くことを繰り返したり、

音感トレーニングなどを継続していくことで

少しずつ音感が身についてきたのです。



子どもや若い人のほうが身につきやすいようですが、

大人になってからでも音感は身につきます。



私も音感トレーニングを始めたのは大人になってからですが、

意識的にトレーニングを続けることで

確実に音感が良くなるのを体感しました。



ただし、

時間はかかります。



何年もかけて、

少しずつ身についてくるものだと思ってください。



最初は全然分からなくて嫌になってしまうかもしれませんが、

根気よく、

短時間でもいいので、

できるだけ毎日、

トレーニングを継続することをおすすめします。



最初の数カ月で、

完璧とはほど遠くても、

それ以前よりは少し音感が良くなっていることを

実感できるのではないかと思います。


たぶん、

それぐらいの時期だと

分かったり分からなかったり

とても不安定だと思いますが、

何年か経つと

ほぼ100%分かるようになりますよ!

 

 

 音感については、

以下の記事も参考にしてみてください。

"音感"は今からでも身につけられます!(音感①)


"音感"ってどんな感覚?(音感②)


”音感”を良くする方法(音感③)


”音感”を良くする方法2(音感④)


音感を良くする方法3(音感⑤)






練習は楽しくやるもの

頭でイメージした音をギターで再現する。


それができるようになるためにするのが“練習”です。


なので、

演奏しようとする音やフレーズなどが、

微妙なニュアンスまで含めて

頭の中でイメージできることはとても重要なことです。


そのイメージがない状態でギターを弾いても“練習”にはなりません


ギターで練習したい曲やフレーズは、

頭の中でイメージできるようになるまで

よく聴くようにすると良いですよ!




子供のころから良く知っている曲をギターで弾いてみるのは、

遊び感覚で気軽にやってみて欲しいことなのですが、

本質的に良いギターの練習になります。


実際にやってみると楽しいものですよ!


練習は楽しくやるのも大切なこと!


「ふと思い出したメロディーはギターで弾いてみる」のを

習慣にしてみてはいかがでしょうか。



今年も楽しくギターを弾いて上手くなっていきましょう!


ではまた!

( ´ ▽ ` )ノ



 

 

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