どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

ついに令和になりましたね!

 

改めまして

これからもよろしくお願いいたします。

ニコニコ

 

 

 

前回の記事(『"音感"は今からでも身につけられます!(音感①)』)から

またまた間が空いてしまいましたが、あせる

引き続き”音感”について

書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

感覚で理解する

 

音感がまだ未熟だったころ、

ある音を聴いて

音名や階名が分かったり、

コードを聴いて

コード名が分かる人を見ると

「なんで聴いただけで分かるの???」

とびっくりすると同時に、

どんな感覚で理解しているのか

まったく理解できず、

頭の中が「?」でいっぱいになったものでした。。あせる

 

その当時は、

”特殊な才能のある人だけができること”

なのだと思っていました。

 

実際、

特殊な才能によって

音を認識している人がいることも事実です。

 

数ヘルツの周波数の違いによる

音の高低の差を

正確に認識できる人もいるようです。

 

 

しかし、

多くのミュージシャンは

そこまでの音感は持っていませんし、

必要もありません。

 

ただ、

プロのミュージシャンの中には

子供の頃に音楽教育を受けていた人が

少なくありません。

 

意外かもしれませんが、

ロック系のミュージシャンでも

子供の頃に

ピアノやバイオリンなど

音楽教育を受けていた人が

実は多いのです。

 

英才教育や

子供の頃の生活環境による影響は、

決して小さいものではないと思います。


 

では、

大人になってからでは音感は身につかないのか

というと、

そんなことはありません。

 

たしかに、

”絶対音感”

と言えるほどの音感を身につけることは

難しくなります。

 

脳の機能的な問題で、

大人になってからでは

子供と同じやり方で

同じ能力を身につけることが

難しくなってしまうそうです。

 

 

この問題に関しては、

”理屈よりも感覚で理解する”

意識してみることが

解決の糸口になるのではないかと

私は思っています。

 

 

 

 

 

強みを活かす

 

子供は知識が無いので、

未知のものをそのまま理解しようとします。

 

それが大人になると、

”すでに知っている知識”で

理解しようとするようになります。

 

それは自然なことで

必ずしも悪いことではありません。

 

知識や経験を活かさなければ、

知恵が身につきませんし、

同じ失敗を何度も繰り返すことに

なりかねませんからね。。あせる

 

ただ、

知識偏重になったり、

理屈っぽくなってしまって

感覚で理解することを忘れてしまうと、

あまり良い状態とは言えないと思います。

 

そうなってしまうと、

知らないことや

理解できないことに対して、

対応しづらくなってくるでしょう。

 

変化や新しいことを受け入れられなかったり、

目に見えないものや認識しづらいものに対して

鈍感になっていきます。

 

そのような状態で

新たな能力を身につけることは、

なかなか難しいのではないでしょうか。

 

 

大人になると、

知らないことを素直に受け入れられなかったり、

理屈っぽくなってしまう傾向がある

ということを認識しましょう。

 

そして、

感覚で理解しよう」と

意識してみることをおすすめします!

 

「感覚で理解しよう」と意識しても、

その点では

まっさらで柔軟な子供の脳には

かなわないでしょう。。あせる

 

でも、

知識と経験があること、

それによって論理的に考えられることが

大人の強みです!

 

大人になったら、

知識と感覚の両面から

理解していくことが

効率的だと思います。

 

理屈っぽくなったり

知識や経験を参考にしようとするのは、

意識しなくてもやってしまうことなので、

「感覚で理解しよう」

と意識することで、

ちょうど良いバランスになると思います。

 


新たな能力は

子供と同じやり方では

同じようには身につきません。

 

知識や経験、

それによって得られた能力や知恵など、

大人ならではの強み

を活かしていきましょう!

 

 

 

 

 

”音感”という感覚を知る

 

私の場合は、

”音感”という音に対する感覚が

どんなものなのか知ったことが、

音感を身につけるきっかけになりました。

 

「なんで音を聴いただけで音名が分かるのだろう?」

 

「どうやって音を認識しているのか知りたい!」

 

という思いから、

音感の良い人に会うと

どうやって音感を身につけたのか質問してみたり、

音感に関する本を読んでみたりしました。

 

その結果、

分かったことをシンプルに表現すると

「音を記憶すれば良い」

ということでした。

 

 

ドレミの「ド」の音が鳴っているのを聴いて、

その音は「ド」という名前なのだと知って、

”音”と”名前”を記憶しているから、

「ド」という音名で理解できるのです。

 

コードも同じように、

コードネームの知識を持っていて、

コードの響きを記憶しているから、

「Cメジャー・コード」が鳴っているのを聴くと

「このコードはCメジャーだ」と

コード名で認識できるわけです。

 

 

”音”という感覚で理解するものと、

音名やコード名などの知識を

結びつけることです。

 

それと同じように、

ギターの音やヴォーカルの声、

音の広がりや長さや強弱など

を知識として記憶することです。

 

”音を知識と結び付けて理解する感覚”

それが”音感”と言われるものだと思います。

 

記憶があいまいな状態が

”音感が悪い”状態です。

 

記憶がしっかりしてきて

音の違いを明らかに認識できたり、

覚えている音を

素早く思い出せるようになってくると

”音感が良くなった”状態と言えるでしょう。

 

その精度やスピードが速い人が

いわゆる”音感の良い人”です。

 

 

 


 

思い込みで変わる!

 

「音を記憶すれば良いんだ!」

と気づいたことで、

「自分も音感を身につけることができるかも!」

と思うようになりました。

 

それまでは、

一部の特殊な才能を持つ人や、

子供の頃に音楽教育を受けた人だけが持つ

特別な才能だと思っていました。

 

どうすれば音感が身につくのか分からず、

手がかりも足がかりもない状態でしたから。。

 

でも、

「覚えれば良いんだ!」

と思うようになってから

状況が変わりました。

 

音は1オクターブに12音です。

 

たった12個ですよ!

 

コードの種類も

基本のコードはメジャー、マイナー、セブンスの3つです。

 

 

そんなに覚えることが難しいでしょうか?

 

覚えようと思えば

覚えられると思いませんか?

 

 

新しいことを始める時は、

 

「それならできるかも!」

 

「簡単!」

 

「できそう!」

 

と思えることが

とても大切だと思います。

 

 

まぁ、

実際やってみると

「思ったほど簡単じゃなかった。。」

ということは

多々あるのですが。。あせる

 

 

それでも、

「できる!」

と思ってやるのと、

「難しそう、無理かも。。」

と思いながらやるのでは、

結果が変わってきます!

 

できるようになりたいことは、

"できるようになること"は決定事項として

取り組むようにしましょう!


できないことがあっても

「どうしたらできるようになるかな?」

と考えるようにしてみてください。


 すると、

「できない」

「無理」

なんて発想が出てこないようになりますよ。


 

わけのわからないもの、

難しいもの、

自分にはできないもの

というような認識は

しないようにすることです。




 

私は学校の勉強でも

いわゆる”暗記物”が

とにかく苦手でした。

 

記憶力には

まったく自信がございません。。あせる

 

それでも、

意識してトレーニングすることで

音感が良くなりました。

 

なので、

多くの人は、

私よりもスムーズに

音感を身につけることが

できると思いますよ!


 

次回は、

私が実際に試してみて

効果を実感している音感トレーニング方法を

ご紹介します。

 

 

ではまた!

( ´ ▽ ` )ノ

 

 



 

 

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