どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

すっかり間が空いてしまいました。。あせる

お待たせして申し訳ございません。

 

前回までの記事(

"音感"は今からでも身につけられます!(音感①)

"音感"ってどんな感覚?(音感②)

)の続きです。

 

 

 

今回は、

私が実際に効果を実感している

音感を良くする方法を書いていきたいと思います。

 

いくつかご紹介しますが、

いずれにしても問題は

音を記憶する

ということです。

 

目に見えない「音」を

どう認識するのか?

そして、

それを覚えるにはどうしたらいいのか?

ということがポイントになります。

 

「記憶すればいい」

と考えると単純なことのようですが、

いざ覚えようとしても、

なかなか覚えられないものなのです。。あせる

 

 

生まれつきなのか、

育った環境が関係するのかは分かりませんが、

特に音楽教育を受けていなくても

音に対する感覚が優れている人もいます。

 

まだギターを始めたばかりの人や

これから始めようと思っている人の中にも、

自覚はないかもしれませんが、

音を覚えることが得意な人はいるでしょう。

 

そういう人たちは、

音感トレーニングをすれば、

すぐに成果が出ると思います。

 

しかし、

そういう人は少数派です。

 

多くの人は、

なかなか音が覚えられないでしょう。


なので、

あきらめない

ということが大切になります!

 

でも、

「あきらめるな!」

という感じだと、

なんとなく辛そうですよね。。あせる

 

そうではなくて、

”気楽にやる”

“気長にやる”

“継続してやる”

ということを心掛けてください。

 

 

おそらく脳の仕組みの都合で、

特に大人になってからは、

もともと音を覚えることが得意な人でなければ、

音を覚えるというのは

”時間がかかること”、

”覚えにくいこと”のようです。

 

私自身も

何年もかけて

少しずつ音感が良くなるのを

実感してきました。

 

ただ私の場合は、

音感を意識してトレーニングするようになったのは

ギターを始めてから10年以上経ってからでした。

 

音感は特別な才能のある人にしか身に付かないもの

だと思っていましたからね。。あせる

 

もっと早い時期から

音感トレーニングをしていれば、

もっと音感が良くなっていたでしょう。

 

ただ、

音感を意識してトレーニングしていなかった頃も、

以前より音感が良くなっている

と実感したことが何度もありました。

 

特別なトレーニングをしなくても、

毎日、何時間も

音楽を聴いてギターを弾いていれば、

音感は良くなってくるものです。

 

記憶するための基本は、

反復

ですからね!

 

何度も繰り返すことです!

 

何度も繰り返さないといけないので、

必然的に時間がかかってしまうのです。

 

 

でも、

やみくもに繰り返すのでは

時間がかかりすぎる場合があるので、

”やり方”

を工夫する必要があります。

 

そのために

今回の記事の内容がお役に立てると思います。

 

必死でやるのではなく

気楽に

時間はかかるものなので

焦らずに

短時間でも良いので

なるべく毎日、継続してやる

ようにしてみてくださいね!

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

 

チューニングをしてから弾く

 

しっかりチューニングして弾く

ことが大切です。

 

当たり前のことのようですが、

ちゃんとチューニングしてから弾いていますか?

 

私がギターを始めてから数年間、

たまにしかチューニングしていませんでした。

 

理由は、

面倒くさいから。。あせる

 

弦を張り替えたばかりの時は別ですが、

毎回チューニングしなくても

そんなにズレていないじゃないですか。

 

誰かに聴かせるわけではなく

家で一人で弾くだけだし、

よっぽどズレていない限り、

「ちょっとぐらいズレていてもいいかぁ~」

と、

そのまま弾いていました。

 

ギターを弾き始めて間もない頃から

しっかりチューニングするようにしていれば、

もっと音感がよくなっていただけでなく、

ギターの上達ももっと早かったのではないか

と思います。

 

ピッチのズレにあまい感覚が、

音色やリズム、

フレーズの微妙なニュアンスなど

他の要素に対する感覚のあまさにも

つながっていたと思うからです。

 

 

チューニングがズレていることに

気づかないならまだしも、

ズレていることに気づいたら

チューニングし直すようにしたほうが

より”音のズレ”に敏感になると思います。

 

 

また、

以前に別の記事で書いたかもしれませんが、

チューニングがズレたままギターを弾いていると

体調が悪くなることがあるのですよ!

 

実はそれに気づいてから、

しっかりチューニングするようになったのでした。てへぺろ

 

 

”正しい音”を知って、覚える

ということが必要なので

正しい音が出るように

チューニングしてから弾きましょう!

 

しっかりチューニングされた状態に慣れると、

チューニングがズレていることに違和感を覚えるようになります。

 

それも音感が良くなっている証拠ですよ!

 

 

 

 

 

チューニングしないで弾く

 

先に書いたことと矛盾するようですが、

ギターの練習を始める前に

まずはチューニングせず、

そのまま弾いてみるのもおすすめです!

 

そして、

チューニングがズレていると思ったら、

チューナーなどを使わずに

自分の耳を頼りにチューニングしてみてください。

 

チューニングできたと思ったら、

チューナーを使って確認してみましょう。

 

最初はめちゃくちゃなチューニングに

なるかもしれませんが、、あせる

何回もやっているうちに

ある程度は音の高さがつかめてくると思います。

 

音の高さだけを意識するのではなく、

”音の響き”を聴くように意識すると

音を認識しやすくなると思います。

 

 

ちょっとしたことですが、

毎回ギターを弾くたびに

このようにチューニングすることを繰り返していると、

いつの間にか

音感が良くなってくるものなのです。

 

各弦の開放弦の音を聴いただけでも、

「チューニングがズレているような気がする」

と思ってチューナーで確認してみたら、

実際にチューニングがズレていた

ということが増えてきますよ!

 

 

 

 

 

 

Cコードを弾く

 

ギターを弾く時は、

まずはコードを弾いて

響きを確認するようにしましょう。

 

いつも同じコードを弾くようすると、

チューニングが合っているかどうか

分かるようになってきます。

 

好きなコードで良いのですが、

特にこだわりがなければ、

Cコードをおすすめします!

 

とりあえず

開放弦を含むローコードのCは

必ず弾くようにしてください。

 

そのうえで、

他のポジションのCコードも弾いてみて

響きを確認してみましょう。

 

 

チューニングがズレていると思ったら、

チューナーで確認してください。

 

その際に、

どの弦がどれくらいズレていたのか、

どれくらいのズレによって

どのような響きの違いがあるのか

確認するようにしましょう。

 

上にズレているのか、

下にズレているのか、

予想してから

チューナーで確認するのもおすすめです!

 

 

そして、

しっかりとチューニングした後の

正しいCコードの響きを

よく聴いて確認してくださいね。

 

「やっぱりチューニングが合っていると綺麗に響くなぁ~」

と感じられると良いと思います。

 

逆に、

「なんかコードが綺麗に響かないなぁ~」

と感じたときは、

いくつか原因が考えられますが、

チューニングがズレているのかもしれないわけです。

 

 

 

 

 

Cメジャー・スケールを弾く

 

前述のCコードを弾くことと

併せてやってみて欲しいことが、

Cメジャー・スケールを弾くことです。

 

Cコードを弾いたら、

続けてCメジャー・スケールを弾く

ということを繰り返してみてください。

 

ただスケールを弾くだけよりも、

コードを弾きながらスケールを弾いたほうが

響きを理解しやすくなります。

 

チューニングがズレていることにも

気づきやすくなるでしょう。

 

チューニングがズレていると思ったら、

その都度チューナーで確認して

チューニングし直してくださいね!

 

 

音は1オクターブ内に12音あるわけですが、

漠然と音を覚えようとするよりも、

音を限定したほうが覚えやすいでしょう。

 

C(ド)の音を最優先で

覚えるようにすると良いと思います。

 

Cコードのルート(根音)であり、

Cメジャー・スケールのトニック(基音)である音です。

 

CコードとCメジャー・スケールを繰り返し弾いてみると、

Cの音が認識しやすいので覚えやすいでしょう。

 

Cの音が分かるようになったら、

Cコードの構成音である

C(ド)、E(ミ)、G(ソ)

を覚えて、

その次はCメジャー・スケールの7音

という感じで音を覚えていきます。

 

でも、

焦って覚えようとしないでくださいね!

 

C(ド)の音が分かることで、

他の音も認識しやすくなります。

 

Cメジャー・スケール以外の音を覚えるのは

ずっと後回しで良いです。

 

ひたすらCメジャー・スケールだけ弾きましょう!

 

 

また、

ただ弾くだけでなく、

フィンガリングやピッキングの練習も

同時にやることをおすすめします!

 

音感も演奏力も

同時に向上させてしまいましょう!

 

 

 

 

 

 

子供の頃から知っている曲のメロディーを弾く

 

幼稚園や小学校で習った曲や

子供のころからよく知っている曲の

メロディーを弾いてみましょう。

 

その時に音名を確認しながら

弾くようにしてください。

 

ドレミで歌いながら弾くのもおすすめです!

 

Cメジャー・キーで

転調などのない

シンプルな曲が良いですね。

 

幼稚園や小学校の低学年のころに、

音楽の授業でドレミで歌ったことがあると思いますが

覚えていますか?

 

「チューリップ」

「どんぐりころころ」

「ぞうさん」

「赤とんぼ」

「カエルの合唱」

「森のくまさん」

「きらきら星」

「大きな古時計」

「シャボン玉」

「ドレミのうた」

などなど、

個人的に思いついた曲を挙げてみました。

 

このメロディーを

単にギターで弾くのではなく、

ドレミで認識しながら弾いてみてください。

 

音名で音を認識しない限り、

音を聴いて音名で分かるようにはなりませんからね!

 

 

また、

実際に弾いてみると、

違う曲でも同じような音の動きがある

ことが分かると思います。

 

そのような所から

音と音の距離感=音程感

を身につけていくことも大切です。

 

 

上に挙げた曲以外にも

ご自身のなじみのある曲を

ぜひ弾いてみてくださいね!

 

特に「ドレミのうた」はおすすめです!

 

Cメジャー・スケールの音を

まんべんなく使っている曲なので、

この曲をあらゆるポジションで弾くことで

指板上の音の位置を覚えやすくなるでしょう。

 

また、

初心者から中級者にとっては、

単純にとても良いギターの練習になるはずです。

 

ただし、

映画やミュージカルの『サウンド・オブ・ミュージック』のバージョンでは、

キーがCではなかったり、

メジャー・スケール外の音が出てきたりするので、

Cメジャー・スケールの

ドレミで歌えるバージョンで

練習しましょう。

 

小学校で習ったのは、

Cメジャー・スケールで

ドレミで歌えるバージョン

だと思います。

 

参考までに書いておくと、

ド レ ミ ド ミ ド ミ

レ ミ ファ ファ ミ レ ファ

ミ ファ ソ ミ ソ ミ ソ

ファ ソ ラ ラ ソ ファ ラ

ソ ド レ ミ ファ ソ ラ

ラ レ ミ ファ ソ ラ シ

シ ミ ファ ソ ラ シ ド

ド シ ラ ファ シ ソ ド

ド シ ラ ソ ファ ミ レ →先頭

という感じで、

何回も繰り返し弾いてみてください。

 

ひとつのポジションだけでなく、

ポジションが変わっても

弾けるようにすると良いでしょう。

 

 

しつこいようですが、

ただ弾くのではなく、

ドレミで音を認識しながら弾いてくださいね!

 

ドレミで歌いながら弾くのもおすすめです!

 

 

 

ロックがやりたくてギターをやっている人には

馬鹿らしく感じるかもしれませんが、、あせる

意外と練習効果はありますので、

だまされたと思って

ぜひやってみてくださいね!

 

 

 

 

まだご紹介したいことがあるのですが、

だいぶ長くなってしまったので、、あせる

また次回に続きたいと思います。

 

 

ではまた!

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

 

 

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