どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

前回までの記事(

"音感"は今からでも身につけられます!(音感①)

"音感"ってどんな感覚?(音感②)

”音感”を良くする方法(音感③)

)の続きです。

 

 

 

前回までの記事にも書きましたが、

”音感”というと

絶対音感や相対音感など

音高(ピッチ、音の高さ)についての感覚

と限定されがちです。

 

しかし実際は、

音色や音質の違い、

音の長さや強弱など、

音高の他にも

様々な音に関する感覚も大切なものです。

 

また、

「音を記憶すれば良い」

と書いてきましたが、

音高だけに限定せず、

音色や音質など

他の要素を含めて認識するようにしたほうが

記憶しやすいと思います。

 

 

『”音感”を良くする方法』

とタイトルを付けておいて

こんなことを言うのもなんですが、

”音感を良くする”と考えるよりも、

”耳を良くする”

”耳を鍛える”

と考えたほうが良いかもしれませんね!

 

”音感”というと

どうしても、

「絶対音感」とか「相対音感」とか、

「聴いただけで音名やコード名がわかるか」、

ということばかりに意識が向いてしまうようなので、

”耳を良くする”

”耳を鍛える”

と考えたほうが、

もっと幅広い意味での

”音に関する感覚”

に意識が向きやすいのではないでしょうか。

 

絶対音感を持っていることよりも、

”音に関する感覚”が優れていることのほうが

音楽をやるうえでは大切ですからね!

 

”耳を良くする”、”耳を鍛える”

と意識したほうがより実践的だと思います。

 

 

 

 

 

 

音叉を使ってチューニングする

 

チューナーを使ってチューニングをするのは、

確実なうえに楽なので、

チューナーを使わない手はないですね!

 

でも、

”耳を鍛える”という点では、

音叉を使ってみることを

オススメします!

 

音叉でチューニングすることで、

音の高さの違いを

より認識しやすくなるでしょう。

 

チューナーを使ってチューニングする場合、

メモリに合わせることだけ意識していて、

音を聞いていない人がいますからね。。汗

 

 

 

音叉を使って耳で音を合わせてから、

念のためチューナーで確認すると良いでしょう。

 

最初は全然チューニングが

合わせられないかもしれないので、

かたくなに音叉だけでチューニングしようとせず、

ある程度チューニングできたと思ったら

チューナーを使って確認するようにしましょう。

 

いつまでもチューニングができなくて

ギターが弾けないのでは意味がないですからね!

 

 

また、

音叉を新たに購入しなくても、

正確な音が出る楽器やスマホアプリなどで

代用することも可能です。

 

鍵盤楽器かピアノのアプリなどを

用意すると良いと思います。

 

 

前回の記事でもチューニングについて書きましたが、

チューニングする時は、

チューナーに頼りきりになるのではなく、

自分の耳でも確認することが、

耳を鍛えるためには大切なことですよ!

 

 

 

 

 

 

 

アプリで遊ぶ

 

ギターから離れてしまいますが、

音感トレーニングのアプリで

遊びながら耳を鍛えるのもおすすめです!

 

基本的には「音当てゲーム」ですね。

 

問題として音が鳴るので、

その音が何の音か

鍵盤や音名で答えるゲームです。

 

問題として出題される音が、

単音のみであったり、

2音や3音など複数の音であったり、

音色がピアノだけでなく

他の楽器の音に変わるものもあります。

 

同じ音高なのに、

楽器が変わると

別の音のように聞こえてしまうことも

珍しくありません。

 

実は、

絶対音感がある人でも

「自分の専門の楽器の音なら

音名で分かるけど、

他の楽器だと分からない」

という人もいるのです。

 

日頃から聴き慣れた楽器の音と

それ以外の楽器の音では、

記憶のレベルが違うからではないかと思います。

 

このブログを読んでいる方は、

基本的にギターを弾いている人だと思うので、

ギターの音を覚えることを

優先したほうが良いでしょう。

 

でも、

「音当てゲーム」で出題される問題は

ピアノの音が多いと思います。

 

まず、

ピアノの音とギターの音で

「同じ音高の音」の聞こえ方の違い

を確認しておくと良いと思いますよ。

 

 

 

「音感」「音感トレーニング」「ear training

などで検索すると見つかると思います。

 

スマホアプリはもちろん、

パソコンのアプリもありますし、

WEBサイトのコンテンツとして

公開されているものもあります。

 

有料のものもありますが、

無料のものでも十分使えると思います。

 

あまり質の良くないものもありますので、

いろいろ試してみて

気に入ったものを使ってみてください。

 

 

選ぶポイントとしては、

  • 遊べる回数の制限がない
  • 出題される音の範囲を選択できる
  • 音が不快ではない

ものを選ぶと良いかなと思います。

 

 

なんとなく感覚がつかめそうなのに、

回数制限のためにこれ以上遊べない

ということが無いように、

遊べる回数に制限がないものを選びましょう。

 

 

出題される音の範囲が

1オクターブから3オクターブくらいまで

設定で選択できたり、

ピアノの白鍵の音だけにできたり、

出題される音を指定できるものをおすすめします。

 

 

また、

出題される音が割れていたり、

やたら大きな音が出るものがありますが、

余計なストレスになるので

避けたほうが良いでしょう。

 

 

 

使い方のコツとしては、

  • 毎日やる
  • 同じ音色でやる
  • 白鍵の音だけにする

ということをおすすめします。

 

まず、

短時間で良いので毎日やることです!

 

最初は全然正解できなくて

面白くないかもしれませんが、

あまり神経質にならず、

軽い気持ちで

遊ぶ感覚で

やれば良いと思います。

 

それでも続けていれば

必ず変化が表れますからね!

 

 

また、

音色を変えて遊べるものがありますが、

 同じ楽器の音に固定して使ってください。

 

まぁ、

たまに気分転換で

他の音で遊んでみるのは

良いですけどね!

 

基本的にはピアノの音でやるのがおすすめです。

 

 

そして、

慣れるまでは

1オクターブ内でピアノの白鍵の音だけにする

 ことをおすすめします。

 

つまり、

Cメジャー・スケールで1オクターブ内の

7つの音だけに絞るということです。

 

ピアノの白鍵の音だけに絞ることで、

C(ド)の音を基音とした

メジャー・スケール内の音、

ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ

の7つの音を当てるゲームになります。

(これに「高いド」がプラスされる場合もあります)

 

すると、

音高だけでなく、

「基準のドの音に対してどのくらい違う音か」

という”音程感”でも判断できるので、

音が当てやすくなります。

 

また最初は、

同じ音でも

オクターブが違うと

違う音に聞こえることがあります。

 

なので、

まずは1オクターブ内の音に絞る

ことをおすすめします。

 

そうしないと、

もし3オクターブにしたら、

1オクターブ内に絞るよりも、

覚える音の量が3倍になってしまいます!!ガーン

 

 まず1オクターブ内の音を覚えてから、

2オクターブ、3オクターブと

音の幅を広げていくようにしてみてください。

 

「オクターブの響きの違い」

を認識できるようになれば、

一つひとつの音を覚えなくても

分かるようになりますよ!

 

 

 

 

 

耳コピをたくさんやる

 

”耳を良くする”、”耳を鍛える”ためには、

耳コピをたくさんやるのが、

楽しく、かつ、実践的です!

 

「耳コピ」とは、

耳で音をコピーする、

自分の耳で音を確認して

弾けるようになることです。

 

言うまでもなく、

最初からできるものではありません。

 

また、

 一曲まるまる耳コピするのは

なかなか大変なことです。

 

なので、

ワンフレーズだけに絞って挑戦する

ことから始めてみてください。

 

気に入ったところだけで良いと思います。

 

1曲まるまるは弾けなくても、

好きなフレーズが弾けるだけでも

なかなか楽しいものですよ!

 

 

また、

以前の記事にも書いたことがありますが、

私はテレビを見ながらギターを弾くのが好きです。ニコニコ

 

基本的にウォーミングアップや

指慣らしのために弾く時に

テレビを見ながら弾くことが多いです。

 

そんな時に、

「テレビから流れてきたメロディーを弾いてみる」

というのが良い音感トレーニングになります!

 

ジャンルを問わず

様々な音楽が流れるので、

音楽的な幅が広がるきっかけにもなりますし、

どのくらいの高さの音が

ギターのどの位置にあるのか

把握できるようになってきますよ。

 

良かったら試してみてくださいね!

 

 

 

まだ伝えたいことがあるので、

また次回に続きますね。

 

長くなってすいません。。💧

 

ではまた!

( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

 

 

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