どうも！
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
新型コロナウィルスの影響で
大変な状況になってきましたね。。
もともと暖冬でしたが、
３月になって春らしい天候の日が増え、
桜も開花して、
春を満喫したい気分になったところで、
「今は外に出るな！」
と言わんばかりに雪が降って、
真冬のような寒さに戻りました。。
天気予報によると、
今週の後半からは
再び暖かく天気の良い日が続きそうですが、
油断せず、
ウイルス感染拡大を防いでいきましょう
決して悲観するようなことではないと思います。
何事も悪い面があれば
良い面もあるものです。
普段よりも家にいる時間が増える人が多くなるでしょう。
外出したり、
人と直接会って話すことを控えるべきなので、
家でひとりでギターの練習をするには
良い機会でもありますね。
普段より仕事にとられる時間が減って、
他のことに使える時間が増える人も多いでしょう。
ギターや音楽に限らず、
普段やらないこと、
今までなかなか手をつけられずにいたこと
などをやってみるのも良いのではないでしょうか。
アウトドア派の人にはつらい時期ですが、
いつまでもこの状況が続くわけではありませんので、
今は普段とは違う楽しみを見つけてみよう
と考えてみるのも良いと思いますよ
基礎練習を習慣にしよう！
前回の記事『ギターはちょっとしたことの積み重ねで上手くなる！』では、
習慣の力を利用してギターの上達につなげることを書きました。
その中で、
基礎練習を習慣的にやることをおすすめしましたが、
具体的に何をやれば良いのか
分からない人も少なくないでしょう。
まずは正解を求めず、色々やってみると良いと思います。
必要なことや有効な練習方法は、
人によって違いますからね。
今回は、
みなさんの練習の参考になるように
基礎的な練習方法について書いていきます。
基礎練習は、
あまり面白くないものが多いかもしれません。
でも、
基礎がしっかりしているほど
応用が利くものです。
色々な曲が弾けるようになるためには、
応用力が必要です。
必要な能力を身につけるためには、
習慣の力を活用すると良いと思います。
習慣的にやることで、
”好き・嫌い” や ”やりたい・やりたくない”
ということとは関係なく、
少しづつでも確実に身につけていくことができますよ
目標は、低く設定して、確実に超えて行こう！
ギターの練習は、
自分が弾きたいように弾けるようになるためにするもの
だと私は思います。
なので、
弾きたいものを弾けば良いのですが、
弾きたいようには弾けないから
練習することが必要になります。
でも、
練習するといっても、
ただギターを弾いているだけでは
なかなか上手くなるものではありません。
練習内容や練習のやり方によって、
上達の度合いが変わってきます。
まず、
練習する目的を定めて、
次に、
その目的を達成するための目標をいくつか立てて、
そのあとで、
その目標をひとつずつクリアしていくように練習すると良いでしょう。
このときに、
目標のハードルはなるべく下げておくことが、
意外と大切なことです。
最終的な目標は高くても良いのですが、
一つひとつの目標は、
少し頑張ればクリアしていけるようなレベルに設定しておかないと、
目的達成に至る前に
疲れてしまったり、
やる気がなくなってしまうかもしれません。
ひとつずつ目標をクリアしていけると、
練習すればするほど、
確実にレベルアップしていることを実感できるので、
楽しく練習を続けられて
どんどん上達していけます。
どんな練習をするか
弾きたいものが弾けるようになるために
練習するわけですが、
弾きたいものを弾いているだけでは、
練習してもあまり上達しないことがあります。
そのような場合は、
基礎的な能力が不足している
ことが原因かもしれません。
なので、
普段の練習に
少しでも良いので、
基礎練習も取り入れてみてください。
基礎練習は、
あまり面白くない練習が多いかもしれませんが、
少しだけで良いので、
ちょっと我慢してやってみることをおすすめします。
基礎練習は、
初心者のための練習
ではありません。
中級者や上級者でも、
ウォーミングアップでは
基礎的なことをやる人も多いでしょう。
初心者にとっては、
基礎練習でも十分に良い練習になります。
初心者のうちは、
Cメジャー・スケール
と
Cメジャー・キーのダイアトニック・コード
を中心に練習することをおすすめします。
Cメジャー・スケールで練習する
Cメジャー・スケールについては、
以下の記事を参考にしてみてください。
ギターは、
どこに何の音があるのかが
最初はなかなか覚えられないものです。
覚える努力も少なからず必要ですが、
いくつかのポイントを押さえたうえで
繰り返し練習していれば、
自然と覚えられるでしょう。
また、
ポジションで区切って音の位置を覚える
のも有効な方法です。
ローポジションのCメジャー・スケールを使った
練習フレーズをこの記事で紹介しています。
↓
ローポジションでのCメジャー・スケールの音の位置を
覚えるためにも有効な練習です。
音の位置が分かっていても、
なかなか綺麗に弾くのは難しいと思います。
ギターの演奏では、
音を出すこと
だけでなく、
音を出さない＝ミュート（消音）する
こともとても大切なことです。
音の位置やフレーズを把握できて、
ゆっくりなテンポで弾けるようになったら、
余計な音が鳴っていないかどうか
にも注意して練習してみてくださいね
Cメジャー・キーのダイアトニック・コードで練習する
ダイアトニック・コードがよく分からない人もいると思いますので、
以下の記事を参考にしてみてください。
メジャー・ダイアトニック・コードについて書いた記事です。
↓
最初はコードの押さえ方が
なかなか覚えられないものです。
一度覚えたコードでも、
しばらく弾いていないと
「あれ？どうだっけ？」
と分からなくなってしまうことが
よくあるのではないでしょうか？
以下の記事で紹介したような練習を
習慣的にやっていると、
コードの押さえ方が覚えられますし、
忘れにくくなるでしょう。
頭だけでなく、
身体でも覚えるぐらいに
何回も練習しましょう！
無理なく弾けるようになったら、
他のキーの練習もしてみてください。
逆に、
弾けるようになるまでは、
Cメジャー・スケール
と
Cメジャー・キーのダイアトニック・コード
を中心に練習することをおすすめします。
基本をしっかり身につけることで、
応用が利きやすくなりますからね
基礎練習のポイント
慣れるまでは、
ウォーミングアップや基礎練習というよりも、
それだけでいっぱいいっぱいになってしまうかもしれません。
最初はじっくり取り組んでみるのも良いと思います。
慣れてくれば、
準備運動のような感じで、
短時間でできるようになりますからね！
知っておいて欲しいことは、
急に弾けるようになるものではなく、
繰り返し練習しているうちに、
いつの間にか弾けるようになってくるもの
だということです。
一日頑張っても
急に上手くはなりませんので、
あまり長時間頑張り過ぎないように注意してください！
あと、
フレーズにしても曲にしても、
頭から通して弾くことにこだわらないでください。
弾けないところがあったら、
その出来ないところだけ
繰り返し練習してみましょう。
それと、
フレーズやコード進行などを覚えたら、
メトロノームなどを使って、
テンポに合わせて練習ことが大切です。
原曲のテンポにこだわらずに、
まずは確実に弾けるテンポまで落として、
繰り返し練習して、
少しずつ速く弾けるようになりましょう。
ゆっくり弾くことで、
どこが難しいのか、
何が出来ていないのか
弾けない原因が分かりやすくなりますからね
弾けていないところ、
難しいところがわかったら、
その部分だけ繰り返し練習してみてください。
練習していて、
何か分からないことや、
上手くいかないことなどありましたら、
お気軽に下記のフォームからご質問くださいね。
また次回も
練習方法をご紹介する予定です。
( ´ ▽ ` )ﾉ
私の膝の上でダラ～ンとしているところ
ギターを弾く時は、
頑張りすぎず、
余計な力を抜くことも大切ですよぉ～
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