どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
前回の記事(『コードチェンジの練習』)では、ローコードでウォーミングアップする方法をご紹介しました。
まだローコードが上手く弾けない人や覚えられない人は、毎日ちょっとでも弾くことで無理なく弾けるようになってくると思います。
また、弾けるようになった後も、ウォーミングアップや、指や手の状態を確認するためには良い方法だと思いますので、ぜひ活用してくださいね!
(^O^)/
今回も同じようにローコードを使った練習なのですが、前回とは目的が違います。
前回は、リズムに合わせてスムーズにコードチェンジが出来るようになることが目的の練習でした。
そのため、コードを押さえる指や手に負荷がかかるトレーニングになっています。
今回は、指や手よりも、頭に負荷がかかるトレーニングと言えるかもしれません。
【ローコードで3和音と4和音のフォームを覚えよう!】
前回は3和音だけを使ってコードチェンジをする練習でした。
今回は、3和音を弾いたら、次に4和音を続けて弾いていきます。
そして後半は、逆に、4和音を弾いた後に3和音を弾きます。
ただ譜面を見て弾くのではなく、
どの音が変わることでコードが変わるのかを確認しながら弾いてくださいね!
最初はスムーズに弾けることよりも、3和音と4和音の違いを確認しながら弾くことが大切です。
この練習を続けることで、3和音と4和音を弾き分けることが出来るようになってくるでしょう。
また、
弾いてみると分かると思いますが、4和音の方が弾くのは簡単なんです!
音の響きは、3和音のストレートで力強い響きに対して、4和音はちょっとおしゃれな感じや繊細で少し複雑な感じに聴こえるかもしれませんね。
コードネームも長くなって、難しそうに聞こえるし。。
(-_-;)
でも、実際は恐れるに足りないことを、ぜひ弾いて実感してくださいね!
o(^▽^)o
前回ご紹介した練習は、4和音ではなく3和音でやることに意味があることも理解していただけると思います。
4和音だけでは簡単すぎてウォームアップになりませんからね。。
(^▽^;)
今回は弾くだけなら難しくないと思いますが、「Em&Em7」と「F&FM7」に関して、ちょっと補足説明しておきますね。
Emコードの4弦2フレットのE音を
1音(フレット2フレット分)下の音(セブンス)に変えて、Em7コードになります。
押さえるのが簡単だし、これでも良いのですが、
実際に弾いてみると、「Em」と「Em7」の違いが分かりにくいと思います。
そこで今回は、
1オクターブ上のセブンスの音を加えて、このように押さえてみてください。
↓
「Em」から「Em7」への変化が、聴き分けやすくなると思います。
ルートとセブンスの位置関係を認識しやすくなったり、スケールを覚える時などにも役立つと思いますので、是非この機会に「マイナーセブンス(m7)」のひとつのカタチとして覚えておいてくださいね!
次にFM7コードですが、
6弦をルートにした、この押さえ方も良いです。
↓
でも、このフォームで「メジャー・セブンス・コード(M7)」を押さえる場合、通常、1弦はミュートして弾かないようにします。
FM7コードの場合は、1弦解放のE音がコードの構成音なので、例外的に1弦を弾いても良いわけです。
それが分かっていて弾くのであれば全く問題ありません。
しかし、今回のトレーニングは、感覚的に3和音と4和音を使い分けられるようになることを目的にしているので、ポジションを移動した他のコードでも応用が利くようにしたいと思いました。
そのため、今回は違うカタチの押さえ方で弾いてもらうようにしています。
人差し指でセーハして押さえる6弦ルートのFコードから、6弦&5弦を省略した押さえ方です。
↓
そして、この1弦のF音を半音下げてメジャーセブンスの音(E)にすることで、FM7コードになるわけです。
↓
押さえやすくて、分かりやすいと思うのですが、いかがでしょうか?
今回の練習も毎日1回でも弾くようにすると、少しづつ確実に、コードのカタチが覚えられて、スムーズに弾けるようになってくると思います。
譜面では2分音符で書いていますが、慣れてきたら4分音符で弾いてみたり、ストロークで弾いてみたりするのもオススメですよ!
今回もこちらから譜面(PDFファイル)の閲覧、ダウンロードができますのでご利用ください。
ではまた!
( ´ ▽ ` )ノ
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