どうも!
ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。
前回の記事(『猫の日 2018』)では、音楽もギターも関係なく猫のことばかりですいませんでした。
まぁ、このブログは『ネコにもわかるギターの弾き方』というタイトルでやっているので、たまには猫のことも書いたほうが良いかなと思って。
( ̄▽ ̄)
本当は、普通にブログを更新するつもりが、猫の日だと気づいたら猫のことを書かずにいられなくなってしまっただけですけどね。。
(^▽^;)
今回はちゃんと音楽のことを書いていきまぁ~す!
(^∇^)
前々回までダイアトニック・コードについて書いてきました。
(『ダイアトニック・コード 1』『ダイアトニック・コード 2』)
コードがたくさん出てきたり、
ローマ数字で表したりと、
初めてダイアトニック・コードについて知る人には、
難しく感じてしまうこともあるかもしれませんね。
決して難しいことではないので、
焦らずにひとつずつ
理解していってほしいと思っています。
なので今回は、
今までの内容をちょっと違う視点でまとめてみます。
『ダイアトニック・コード 1』と『ダイアトニック・コード 2』を
読んでもらったことを前提に書いていきますので、
分からないところは前の記事に戻って確認してくださいね!
(^O^)/
ダイアトニック・コードを説明する過程で、
コードが色々と出てきたように見えますが、
実際は4種類だけです。
ひとつのスケールに7つのダイアトニック・コードができるわけですが、
コードの種類は、
・メジャー
・マイナー
・セブンス
・マイナー・セブンス・フラットファイブ(もしくはマイナー・フラットファイブ)
の4つだけです。
Cメジャー・スケールで説明すると、
4和音の場合は、
・メジャー(CM7 , FM7)
・マイナー(Dm7 , Em7 , Am7)
・セブンス(G7)
・マイナー・セブンス・フラットファイブ(Bm7(♭5))
の4種類です。
3和音の場合は、
・メジャー(C , F , G)
・マイナー(Dm , Em , Am)
・マイナー・フラットファイブ(Bm(♭5))
と3種類だけになります。
7つもあると多いように感じるかもしれませんが、
3つか4つならそうでもないでしょ?
とはいえ、
漠然と「覚えよう」「理解しよう」としても、
なかなか取っつきにくい感じがありますよね。
まずは、
「メジャー」と「マイナー」
の2つに分けてしまえば良いと思います。
コードの構成音のうち、
ルートから3度の位置にある音が、
長3度ならメジャー・コード、
短3度ならマイナー・コード
になります。
(よく分からない場合は『コードの構成音を把握しよう!』を読んでみてください)
なので、
セブンス・コードはメジャー、
マイナー・セブンス・フラットファイヴ(もしくはマイナー・フラットファイブ)はマイナー
に分類されます。
すると、
7つのダイアトニック・コードが
「メジャー」と「マイナー」の
たったの2種類に分けられます。
そして、
メジャー マイナー マイナー メジャー メジャー マイナー マイナー
の順番になっていることを確認してください。
まず、この順番を覚えてしまいましょう!
最初がメジャーで、
そのあとは、
マイナー×2
メジャー×2
マイナー×2
と、交互に2回ずつの繰り返しです。
覚えやすいですよね?
同時に、
1番目、4番目、5番目がメジャー
と覚えておくのがオススメです!
7つのうちメジャーは3つだけで、
それ以外はマイナーなわけです。
数が少ない方が覚えるのが楽ですからね!
( ̄▽ ̄)
これは、
ただ単純に[楽に覚えられる方法]
というだけでなく、
このように理解しておくことで、
これからスケールを覚える時などに理解がしやすくなりますので、
ぜひ「メジャー」と「マイナー」で覚えてみてください。
1番目、4番目、5番目が「メジャー」で、
それ以外は「マイナー」です。
↓
メジャー マイナー マイナー メジャー メジャー マイナー マイナー
それだけ頭に入れたら、
次に
5番目は「セブンス」
と覚えましょう。
1番目、4番目、5番目がメジャー
なわけですが、
4和音の場合、
5番目は「セブンス・コード(7)」
1番目と4番目は「メジャー・セブンス・コード(M7)」
です。
5番目だけは「セブンス・コード(7)」で、
それ以外のメジャーは「メジャー・セブンス・コード(M7)」
と覚えてしまいましょう!
そして、最後に7番目です。
7番目は、「マイナー・セブンス・フラットファイブ・コード(m7(♭5))」です。
3和音の場合は、7番目が「マイナー・フラットファイブ・コード(m(♭5))」になります。
ちなみに、
「m(♭5)」=「dim」ですよ!
(よく分からない場合は『コードの(♭5)と(♯5)』などを読んでみてください)
「m7(♭5)」も「dim」もよく覚えていなかったり、
苦手意識を持っている人も少なくないでしょう。
私もギターを弾き始めてから5年くらいは、
しっかり覚えてはいませんでした。。
(^▽^;)
ロック系の曲ばかり弾いていたので、
「m7(♭5)」も「dim」を弾く機会がほとんど無かったからです。
なので、
時々出くわした時には、
適当にごまかしていました。。
( ̄▽ ̄)
でも、
「m7(♭5)」も「dim」も、
コード・ネームや音の響きは難しそうですが、
基本的なことを理解してしまえば、
難しいものではありません。
それに、
適当にごまかして弾くより、
ちゃんと弾けた方が圧倒的に気持ちいいです!!
必要が無ければ覚えても忘れてしまうものなので、
無理して覚える必要はありません。
でも、
この機会に理解しておきたい人は、ぜひ過去の記事を参考にしてみてくださいね。
(『ディミニッシュ・コード①』『ハーフ・ディミニッシュとは?』『m7(♭5)の押さえ方①』)
さて、
これでダイアトニック・コードがだいぶ覚えやすくなったのではないでしょうか?
大事なのは、
何番目に何のコードが来るのか?
が分かることです。
次回も、もう少し覚え方のコツをご紹介したいと思います。
ではまた!
( ´ ▽ ` )ノ
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きっとお役に立てると思います。
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