どうも!

 

ネコにもわかるギターの弾き方、ギター講師のヤスオです。

 

 

 

今まで、3和音と4和音の基本的なコードをご紹介してきました。

 

コードには、他にもまだ種類があります。

 

なので、他のコードについても書いていきますが、

その前に、

「コードの構成音を把握する」

ということについて書いておきたいと思います。

 

 

何年もギターを弾いていて、ある程度弾ける人でも、コードの構成音を把握していない人はたくさんいます。

 

ギターは「カタチ」で覚えられるからですね!

 

 

スケールやコードを「カタチ」で覚えられるのは、ギターのメリットでもあると思いますので、ぜひ「カタチ」を活用して欲しいです。

 

 

 

でも、「カタチ」で覚えているだけでは限界があります。

 

1つのコードに対して、1つや2つしか押さえ方が分からないようだと、出来ることが限られてしまいます。

 

また、知らないコードが出てくると、「カタチ」が分からないから押さえられない、ということになります。

 

 

コードの構成音が分かれば、自分で押さえ方を考えて、工夫することができます。

 

と言っても、音名ですぐ分からないといけないわけではありません。

 

「ルート」からの距離、「度数(ディグリー)」で分かれば良いのです。

(度数について分からない時は、「音程合ってる?」「指板上で音程を確認しよう!」「指板上で音程を確認しよう!②」などを参考にしてください)

 

 

 

コードは、基本的には、「ルート」から3度の間隔で音を積み上げた、3つ以上の音で構成されています。

 

例えば、

キーがCで、「ルート」を「C」にした場合だと、

「Cメジャー・スケール」の「C(ド)」から3番目の「E(ミ)」と5番目の「G(ソ)」で、3和音の「Cコード」ができます。

 

その3つの音を指板上で表すと、このような配置になっています。

この位置関係を覚えると良いと思います。

 

覚えるときは、紙に書き出して覚えるのも良いと思いますが、

基本的には、

「どの指で、どの音を押さえているのか」

を意識して、実際にコードを弾きながら、覚えていくと良いでしょう。

 

メジャーの3和音を覚えて、これを変化させたり、音を追加していけば、様々なコードが作れるようになります。

 

 

まずは、「ルート」の位置関係です。

 

これが分かっていると、「ルート」の1オクターブ上の音がすぐ分かるので、その音を半音下げて「長7度」にしたり、さらに半音下げて「短7度」にすることで、「メジャー・セブンス(M7)」や「セブンス(7)」などのコードを作ることができます。

 

 

 

次に「3度」の位置です。

 

「ルート」からの位置を把握しましょう。

 

とりあえず、1オクターブ以内の音の位置を把握できれば良いと思います。

 

「ルート」から、右に4フレットの位置と、1弦側の隣の弦の1フレット左の位置にありますね。

 

この「3度」の音を半音下げれば「短3度」になり、「マイナー・コード」にすることができます。

 

 

 

その次に、「5度」の位置です。

 

「ルート」から、1弦側の隣の弦の2フレット右の位置と、6弦側の隣の弦の同じフレット上にありますね。

 

 

 

フレット上で「カタチ」を変えながら「Cコード」を押さえてみたり。「Cメジャー・スケール」を色々なポジションで弾きながら覚えていくと良いと思います。

 

ポイントは、「ルート」との位置関係を意識して弾くことです。

 

意識することで、覚えやすくなりますからね!

 

 

ではまた!

(^∇^)ノ

 

 

 

 

ギターに関するご質問、お悩みなどありましたら、

お気軽にお問い合わせください!

↑この画像をクリックするとフォームが開きます。