連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
ゆめのような出来事は、、、
きっと夢なんだと思う、、、
だってそうじゃないと、、、
ゆめがゆめでなくなるもの、、、
そっと瞳を閉じて、、、
夢を見るの、、、
次に目をあけたとき、、、、
ゆめのような出来事がそこにはある、、、
そこには、、、
あるの、、、?
~某国立病院(職場)~
私は入院して、、、
はや3日、、、
検査、検査の毎日で、チン先生の言われるがまま治療を受けている、、、
慌ただしい看護師達を横目に自らの身体を考えてみる、、、
思いのほか気持ちは沈んではいない、、、
残り少ない命だとはわかっているけど、、、
なぜだか気持ちは落ちない、、、
それはきっと、あの夜の出来事が私を支えているのだと思う、、、
旬くん、、、
旬くん、、、
あの日の二人は夢のようだった、、、
夏ノ夜ノ夢、、、
私達は恋人同士ではない、年齢も年齢だし、患者と看護師という間柄でもある、、、
でもあの夜の、、、
少なからずあの時間だけでも、、、
私は旬くんに惹かれ、恋に落ち、そして、、、救われた、、、
合わせた指先の傷と傷、、、
暖かい鼓動、、、
力強く握りしめられた手のひらは今だに強い感覚として覚えている、、、
私は手のひらを握りしめた、、、
私は集中治療室、、、
面会謝絶、、、
まるでカプセルのような部屋で一日中一人の時もある、、、
旬くんに会いたい、、、
元気だろうか、、、
脳腫瘍、、、
彼の手術は、、、
私の命より、、
彼の病を治してほしい、、、
もしも神様がいるなら、、、
死んでいく私の命と引き換えに旬くんの病を治してほしい、、、
そう思いながらも今はただ、繰り返される検査をうけている、、、
それから一週間が過ぎようとした日、、
私はチン先生に呼ばれた、、
チン先生は私の顔を見るなり微笑んで話した。
「いいかい、、落ち着いて聞いてくれ、、、
君にね、、、君に、、、ドナーが現れたんだよ!!!!、、、
そう、心臓提供者だ!!、、、
まるまる心臓を入れ替える、、、
そう、、、ソフトオンデマンドだ!!
ソフトオンデマンド移植だよ!!
場所はアメリカのシアトル!!
一週間後には君はアメリカのシアトル病院にうつってもらう!!!
大丈夫!!!世界は広い!!沢山のドナーがいる幸せを君はアメリカで感じるだろう!!!よかったね!!おめでとう!!」
アメリカ?
シアトル??
私はポカーンと、まったく理解ができなかった、、
そこへ、、、
そこへ行けば私は助かるの?、、、
あと数ヶ月の命がまた延長されるの?、、、
アメリカにドナー、、、
提供者、、、
私の命を救う人がいる、、、アメリカに、、、
私の命、、、
私の未来、、、
私は訳のわからぬまま涙が零れ落ちた、、、
一度は死んだ命、、、
もう一度歩む事が出来る命なら、わたしは何でも何処へでも行きます、、、
そう、、、心に誓った、、、
一週間後、、、
私はたか子に荷物をまとめてもらい、アメリカに行く準備が出来た、、、
出発の日は晴れてて、新しい始まりを予感させる空だった、、、
、、、空は青く、雲は白く、森は緑に輝く、、、
行く前に、、
行く前に、、一度でいいから旬くんの顔が見たい、、、
私は出発もまじかに迫った時間に
タメもとでチン先生にお願いをした、、、
「チン先生!あたし、、、会いたい人がいるの??、、ダメかな??、、ダメだよね??」
チン先生は顔を曇らせた、、
「いいかい、、、、彼の病状も悪化している、、彼も今が闘いの時だ!君が頑張れば彼も頑張れる!!わかるね??闘っているのは君一人じゃないんだよ、、、」
その時、チン先生の目に薄っすらと涙が滲んだ、、、
空港までの迎えのバスが到着し、私は旬くんに後ろ髪を引かれるがまま、病院を後にした、、、
そして飛行機は太平洋をわたりアメリカへ
壮大な青い空と高層ビル、、、
見慣れない横文字の看板とエディ、マーフィーのような笑い声、、、
アイスクリームとホットドッグ、、、
シアトルでも指折りの病院、、、
私は知らない所で命の再生を試みる、、まるでRPGの主人公のようだった、、、
つづく
iPhoneからの投稿
きっと夢なんだと思う、、、
だってそうじゃないと、、、
ゆめがゆめでなくなるもの、、、
そっと瞳を閉じて、、、
夢を見るの、、、
次に目をあけたとき、、、、
ゆめのような出来事がそこにはある、、、
そこには、、、
あるの、、、?
~某国立病院(職場)~
私は入院して、、、
はや3日、、、
検査、検査の毎日で、チン先生の言われるがまま治療を受けている、、、
慌ただしい看護師達を横目に自らの身体を考えてみる、、、
思いのほか気持ちは沈んではいない、、、
残り少ない命だとはわかっているけど、、、
なぜだか気持ちは落ちない、、、
それはきっと、あの夜の出来事が私を支えているのだと思う、、、
旬くん、、、
旬くん、、、
あの日の二人は夢のようだった、、、
夏ノ夜ノ夢、、、
私達は恋人同士ではない、年齢も年齢だし、患者と看護師という間柄でもある、、、
でもあの夜の、、、
少なからずあの時間だけでも、、、
私は旬くんに惹かれ、恋に落ち、そして、、、救われた、、、
合わせた指先の傷と傷、、、
暖かい鼓動、、、
力強く握りしめられた手のひらは今だに強い感覚として覚えている、、、
私は手のひらを握りしめた、、、
私は集中治療室、、、
面会謝絶、、、
まるでカプセルのような部屋で一日中一人の時もある、、、
旬くんに会いたい、、、
元気だろうか、、、
脳腫瘍、、、
彼の手術は、、、
私の命より、、
彼の病を治してほしい、、、
もしも神様がいるなら、、、
死んでいく私の命と引き換えに旬くんの病を治してほしい、、、
そう思いながらも今はただ、繰り返される検査をうけている、、、
それから一週間が過ぎようとした日、、
私はチン先生に呼ばれた、、
チン先生は私の顔を見るなり微笑んで話した。
「いいかい、、落ち着いて聞いてくれ、、、
君にね、、、君に、、、ドナーが現れたんだよ!!!!、、、
そう、心臓提供者だ!!、、、
まるまる心臓を入れ替える、、、
そう、、、ソフトオンデマンドだ!!
ソフトオンデマンド移植だよ!!
場所はアメリカのシアトル!!
一週間後には君はアメリカのシアトル病院にうつってもらう!!!
大丈夫!!!世界は広い!!沢山のドナーがいる幸せを君はアメリカで感じるだろう!!!よかったね!!おめでとう!!」
アメリカ?
シアトル??
私はポカーンと、まったく理解ができなかった、、
そこへ、、、
そこへ行けば私は助かるの?、、、
あと数ヶ月の命がまた延長されるの?、、、
アメリカにドナー、、、
提供者、、、
私の命を救う人がいる、、、アメリカに、、、
私の命、、、
私の未来、、、
私は訳のわからぬまま涙が零れ落ちた、、、
一度は死んだ命、、、
もう一度歩む事が出来る命なら、わたしは何でも何処へでも行きます、、、
そう、、、心に誓った、、、
一週間後、、、
私はたか子に荷物をまとめてもらい、アメリカに行く準備が出来た、、、
出発の日は晴れてて、新しい始まりを予感させる空だった、、、
、、、空は青く、雲は白く、森は緑に輝く、、、
行く前に、、
行く前に、、一度でいいから旬くんの顔が見たい、、、
私は出発もまじかに迫った時間に
タメもとでチン先生にお願いをした、、、
「チン先生!あたし、、、会いたい人がいるの??、、ダメかな??、、ダメだよね??」
チン先生は顔を曇らせた、、
「いいかい、、、、彼の病状も悪化している、、彼も今が闘いの時だ!君が頑張れば彼も頑張れる!!わかるね??闘っているのは君一人じゃないんだよ、、、」
その時、チン先生の目に薄っすらと涙が滲んだ、、、
空港までの迎えのバスが到着し、私は旬くんに後ろ髪を引かれるがまま、病院を後にした、、、
そして飛行機は太平洋をわたりアメリカへ
壮大な青い空と高層ビル、、、
見慣れない横文字の看板とエディ、マーフィーのような笑い声、、、
アイスクリームとホットドッグ、、、
シアトルでも指折りの病院、、、
私は知らない所で命の再生を試みる、、まるでRPGの主人公のようだった、、、
つづく
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連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
人間は何もしなければ、、、
きっと、、、
何も変わらない、、、
何かをするから、、、
何かが変わる、、、
川の流れも、、、
石を動かせば、、、
流れは変わる、、、
私の人生も、、、
私の命も、、、
何かをすれば、、、
変わる、、、
きっと、、、
変わる??、、、
~チン先生宅~
部屋を片付け、改めて珈琲を入れ直し、お互いソファに腰かけた、、、
「私の身体??」
育江は不思議そうに聞いてみた、、、
「そう、、君の身体、、、胸が痛む時があるよね??、、、」
チン先生は珈琲カップを置いた、、
窓の外を眺め、おもむろに話し始めた、、、
「私は長年、心臓の研究をしてきた、、中国、ドイツ、イタリア、パリ、、セリエA、、そして日本、、、私は色々な国に行き数々の心臓病の症例を見てきた、、
心臓にはね、、新たな病がまだまだ発見されると睨んでいる、、恐らく、、今、発見されているのは氷山の一角だろう、、今の医学では到底治療の出来ない病がこの数年間にゴロゴロと発見されるだろう、、、
そして私は新しい心臓病を最近発見してしまった、、、
「新しい心臓病???」
育江は問いかけた、、、
「ああ、、」
育江は息を飲んだ、、、
「リッチドール、、心筋症」
チン先生は呟いた、、、
「リ、、、リッチドール心筋症、、、、、、!?」
「初めはね、、軽い発作のような痛みが続くんだ、、、毎日ではないよ、、ごくまれに少しづつの痛みだ、、、やがて痛みも静まるので発見が遅れる、、
ただし進行の速さは過去最高、、発作のような痛みが出て、そこから約半年で心臓は確実に停止する、、
それを食い止めれる方法は一つ、、
「ソフトオンデマンド移植手術!!」それしかない!!
しかし、、
しかしだ、、その移植手術は日本では認められていない、、、モザイク適用法で法律上、日本では認められていないのだ、、、
、、、
そして、、、
その症例が、、、」
チン先生は育江を睨みつけた、、
「、、、、君なんだ、、、、、」
ガッシャーン!!!!
全ての時が止まった、、、
目に映るものはセピア色に変わり、夜のとばりは耳鳴りに、、身体中の血液がサァーっと引いていくのがわかる、、、
育江は珈琲カップを落とした、、
真っ青になる育江をしりめに、落とした珈琲カップを拾うチン先生、、
「じょ、、、冗談でしょ、、??また、、先生の軽いジョーク、、なんでしょ、、」
育江は精一杯の作り笑顔で返した、、
チン先生はコップをキッチンに運び、帰って来て重い口をようやく開いた、、
「私が見る限り、感じないくらいの発作から考えて三ヶ月、、、心臓停止は半年だから、、、残りは、、、三ヶ月、、、」
育江はうつむいて大きな溜息をもらした、、、
「とりあえずは明日から緊急入院してもらう!な~にまだ医学が負けたわけではない!君の心臓が動き続けている限り私はこの病の解明に全力を尽くす!!君は、、君はまず生きる事を諦めてはいけない!!諦めたら試合終了ですよ!!」
チン先生は笑顔で話した。
帰り道、、、
育江は呆然と歩いている、、
あと三ヶ月、、、
あと三ヶ月で私は死ぬ、、、
あと三ヶ月で私は私でなくなる、、、
頭の中が「死」という一文字で埋め尽くされる、、、
怖さと無気力さ、、、
生きる意味、、、
そんなモノが果たしてなんの力になるのか、、、
私の死はなんの意味も持たない、、
全てのベクトルが「不」に向かっていた、、、、
私は気がつくと職場の病院にいた、、、
自分の家ではなく、真夜中の病院、、
無意識にこの場所に来ていた、、、
薄暗い廊下を進み、、、
アルコールの洗浄剤の臭いの中、、、
私はフラフラと屋上に昇っていった、、、
コンクリートの生ぬるい風が気持ち悪い、、、
遠くに街の灯りも見える、、、
手すりに手をかけた、、、
私、、、
自殺するんだ、、、
ここから、、、
飛び降りるんだ、、、
全ての結末が少し見えた、、、
私の人生の結末、、、
その時!!!
「街の灯りってさみしい、、よね?」
後ろから聞き慣れた声が聞こえた、、、
「でも、、、さびしく見えるのはさびしい人間が見てるからだ、、」
屋上の片隅で膝を抱えて座っている旬君がそこにはいた、、、
「しゅ、、旬君、、??、、あなた、、何してるの??」
旬君は立ち上がり、少し微笑んで私のそばに歩いてきた、、、
「(笑)育江だって!!こんな時間にこんな場所で!!(笑)さては男にでもふられたか(笑)」
相変わらずの旬君の元気に少し気持ちの糸がほどけた、、、
「何を言っているのよ!!こう見えても私モテるのよ!!今日だって、、」
「今日だって、、、なに、、??」
旬くんが聞き返した、、、
「なにって、、、別にいいでしょ!子供には関係ない!」
私は真っ赤な顔を隠すように街並みに目を向けた、、、
生ぬるかった風が、やがて寒さを帯びる涼やかな風に変わった、、、
「育江、、、あの街の光の一つ一つに家族っていう家があって、少なくともあの光の数だけは生命が存在するんだよ、、、」
ふと、旬くんが話し始めた、、、
「こんな広い世界で、何千、何万の人が生きて、死んで、それでも空は青く、雲は白く、森は緑に輝くんだ、、
俺も育江もいつかは死ぬ、、、
でも、、、
でも今は生きてる、、、
泣けるし笑えるし、怒ったり騒いだり悩んだりも出来る、、、
夜風が気持ちいいなとか、街の光が綺麗だなとか、、、映画を観て感動するとかね、、、
あいつの事は好きだけど、あいつはムカつくから嫌いだとか、、、
お腹が空いたから何食べようとか、風呂が気持ちいいとか深夜テレビが面白いけど明日があるから寝ようとか、、
きっと、、
きっと、、
毎日ってさ、、、
それでいいんじゃないかな、、、
生きるって、、、
それの繰り返しなんじゃないのかな、、、」
そう言いながら旬くんは微笑んだ。
遠くを見つめる旬くんの話が私の荒れた心を静めていく、、、
私は涙が止まらなかった、、、
「育江!!ちょっとこっちきて(笑)」
旬くんは嬉しそうに私の手を引き屋上の片隅に招いた、、、
「育江、、、手を、、出して、、」
旬くんは拾ったガラスで私の人差し指を傷つけた
「痛!!」
ゆっくり指から真っ赤な血が出た、、
そして旬くんも同じように自分の人差し指に傷をつけた、、、
「ね?、、、まだ俺たち、、、生きてるでしょ??、、(笑)」
旬くんは笑って話した。
そして
その人差し指と人差し指の傷口を合わせ、、、ギュッと手を握りしめた、、、
「俺たちは、こうしてまだ生きている!!そして俺たちはもう他人じゃなくなった!!もう一人じゃないからね!!俺が助けてやるからね!!」
そう言って笑う旬くん、、、
星空がまんてんに輝き、夜風が二人を包むように吹き付け、暖かい温もりと生きてる証を感じ、涙に暮れる育江だった、、、
つづく
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きっと、、、
何も変わらない、、、
何かをするから、、、
何かが変わる、、、
川の流れも、、、
石を動かせば、、、
流れは変わる、、、
私の人生も、、、
私の命も、、、
何かをすれば、、、
変わる、、、
きっと、、、
変わる??、、、
~チン先生宅~
部屋を片付け、改めて珈琲を入れ直し、お互いソファに腰かけた、、、
「私の身体??」
育江は不思議そうに聞いてみた、、、
「そう、、君の身体、、、胸が痛む時があるよね??、、、」
チン先生は珈琲カップを置いた、、
窓の外を眺め、おもむろに話し始めた、、、
「私は長年、心臓の研究をしてきた、、中国、ドイツ、イタリア、パリ、、セリエA、、そして日本、、、私は色々な国に行き数々の心臓病の症例を見てきた、、
心臓にはね、、新たな病がまだまだ発見されると睨んでいる、、恐らく、、今、発見されているのは氷山の一角だろう、、今の医学では到底治療の出来ない病がこの数年間にゴロゴロと発見されるだろう、、、
そして私は新しい心臓病を最近発見してしまった、、、
「新しい心臓病???」
育江は問いかけた、、、
「ああ、、」
育江は息を飲んだ、、、
「リッチドール、、心筋症」
チン先生は呟いた、、、
「リ、、、リッチドール心筋症、、、、、、!?」
「初めはね、、軽い発作のような痛みが続くんだ、、、毎日ではないよ、、ごくまれに少しづつの痛みだ、、、やがて痛みも静まるので発見が遅れる、、
ただし進行の速さは過去最高、、発作のような痛みが出て、そこから約半年で心臓は確実に停止する、、
それを食い止めれる方法は一つ、、
「ソフトオンデマンド移植手術!!」それしかない!!
しかし、、
しかしだ、、その移植手術は日本では認められていない、、、モザイク適用法で法律上、日本では認められていないのだ、、、
、、、
そして、、、
その症例が、、、」
チン先生は育江を睨みつけた、、
「、、、、君なんだ、、、、、」
ガッシャーン!!!!
全ての時が止まった、、、
目に映るものはセピア色に変わり、夜のとばりは耳鳴りに、、身体中の血液がサァーっと引いていくのがわかる、、、
育江は珈琲カップを落とした、、
真っ青になる育江をしりめに、落とした珈琲カップを拾うチン先生、、
「じょ、、、冗談でしょ、、??また、、先生の軽いジョーク、、なんでしょ、、」
育江は精一杯の作り笑顔で返した、、
チン先生はコップをキッチンに運び、帰って来て重い口をようやく開いた、、
「私が見る限り、感じないくらいの発作から考えて三ヶ月、、、心臓停止は半年だから、、、残りは、、、三ヶ月、、、」
育江はうつむいて大きな溜息をもらした、、、
「とりあえずは明日から緊急入院してもらう!な~にまだ医学が負けたわけではない!君の心臓が動き続けている限り私はこの病の解明に全力を尽くす!!君は、、君はまず生きる事を諦めてはいけない!!諦めたら試合終了ですよ!!」
チン先生は笑顔で話した。
帰り道、、、
育江は呆然と歩いている、、
あと三ヶ月、、、
あと三ヶ月で私は死ぬ、、、
あと三ヶ月で私は私でなくなる、、、
頭の中が「死」という一文字で埋め尽くされる、、、
怖さと無気力さ、、、
生きる意味、、、
そんなモノが果たしてなんの力になるのか、、、
私の死はなんの意味も持たない、、
全てのベクトルが「不」に向かっていた、、、、
私は気がつくと職場の病院にいた、、、
自分の家ではなく、真夜中の病院、、
無意識にこの場所に来ていた、、、
薄暗い廊下を進み、、、
アルコールの洗浄剤の臭いの中、、、
私はフラフラと屋上に昇っていった、、、
コンクリートの生ぬるい風が気持ち悪い、、、
遠くに街の灯りも見える、、、
手すりに手をかけた、、、
私、、、
自殺するんだ、、、
ここから、、、
飛び降りるんだ、、、
全ての結末が少し見えた、、、
私の人生の結末、、、
その時!!!
「街の灯りってさみしい、、よね?」
後ろから聞き慣れた声が聞こえた、、、
「でも、、、さびしく見えるのはさびしい人間が見てるからだ、、」
屋上の片隅で膝を抱えて座っている旬君がそこにはいた、、、
「しゅ、、旬君、、??、、あなた、、何してるの??」
旬君は立ち上がり、少し微笑んで私のそばに歩いてきた、、、
「(笑)育江だって!!こんな時間にこんな場所で!!(笑)さては男にでもふられたか(笑)」
相変わらずの旬君の元気に少し気持ちの糸がほどけた、、、
「何を言っているのよ!!こう見えても私モテるのよ!!今日だって、、」
「今日だって、、、なに、、??」
旬くんが聞き返した、、、
「なにって、、、別にいいでしょ!子供には関係ない!」
私は真っ赤な顔を隠すように街並みに目を向けた、、、
生ぬるかった風が、やがて寒さを帯びる涼やかな風に変わった、、、
「育江、、、あの街の光の一つ一つに家族っていう家があって、少なくともあの光の数だけは生命が存在するんだよ、、、」
ふと、旬くんが話し始めた、、、
「こんな広い世界で、何千、何万の人が生きて、死んで、それでも空は青く、雲は白く、森は緑に輝くんだ、、
俺も育江もいつかは死ぬ、、、
でも、、、
でも今は生きてる、、、
泣けるし笑えるし、怒ったり騒いだり悩んだりも出来る、、、
夜風が気持ちいいなとか、街の光が綺麗だなとか、、、映画を観て感動するとかね、、、
あいつの事は好きだけど、あいつはムカつくから嫌いだとか、、、
お腹が空いたから何食べようとか、風呂が気持ちいいとか深夜テレビが面白いけど明日があるから寝ようとか、、
きっと、、
きっと、、
毎日ってさ、、、
それでいいんじゃないかな、、、
生きるって、、、
それの繰り返しなんじゃないのかな、、、」
そう言いながら旬くんは微笑んだ。
遠くを見つめる旬くんの話が私の荒れた心を静めていく、、、
私は涙が止まらなかった、、、
「育江!!ちょっとこっちきて(笑)」
旬くんは嬉しそうに私の手を引き屋上の片隅に招いた、、、
「育江、、、手を、、出して、、」
旬くんは拾ったガラスで私の人差し指を傷つけた
「痛!!」
ゆっくり指から真っ赤な血が出た、、
そして旬くんも同じように自分の人差し指に傷をつけた、、、
「ね?、、、まだ俺たち、、、生きてるでしょ??、、(笑)」
旬くんは笑って話した。
そして
その人差し指と人差し指の傷口を合わせ、、、ギュッと手を握りしめた、、、
「俺たちは、こうしてまだ生きている!!そして俺たちはもう他人じゃなくなった!!もう一人じゃないからね!!俺が助けてやるからね!!」
そう言って笑う旬くん、、、
星空がまんてんに輝き、夜風が二人を包むように吹き付け、暖かい温もりと生きてる証を感じ、涙に暮れる育江だった、、、
つづく
iPhoneからの投稿
連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
そして、、、、
笑顔の数だけ幸せを招き寄せ、、
溜息の数だけ幸せは逃げて行く、、
そう、、、
何もしなければ、、
それもやはり、幸せは逃げて行く、、
毎日は幸せが行ったり来たりで、、
幸せも忙しいね、、、
~チン先生研究室~
ガッシャーン!!!!
「何するんですか!先生!!」
押し倒された育江は無我夢中でチン先生を引き離そうとした、、
「バカな小娘だ!わざわざヤられにくるとはな!!」
チン先生は片手で育江を押さえつけ、片手でズボンのベルトを外しはじめた、、
「チン先生なにを!!」
「いつも俺にチン先生!チン先生!って言うじゃないか!!、、、、見に来たんだろ?見せてやるよ!!チン先生のチン先生をよ~!!!」
チン先生は自分のチン先生を出し、育江に近づけた、、、
「イヤ!お願い!やめて!!」
「僕のチン先生はね、、僕のチン先生はね、、もう心拍数値がMAXで振り切っているのだよーーーー!!!」
泣きながら育江は抵抗する、、
でもやはり、男の力にはかなわず、少しづつ、力が抜けていく、、
もう、、、
ダメ、、、
かも、、、
全ての力が抜けていこうとする時、、
どこからともなく声が聞こえてきた、、、
「俺が助けてやる、、、!!」
頭の中でこだました、、、
しゅ、、!!旬くん?!!
そこから急に力が湧き上がり、育江はチン先生のチン先生を、しかもその頭脳と呼ばれる医学的名所を思いっきり蹴り上げた!!!
チーーーーーン!!!!
一休さーーーーーーん!!!!
「ぎゃーーーーーーーーーーい!!!」
チン先生は叫びをあげ、一瞬動きが止まり、、育江の隣に倒れこんだ、、、
育江はすぐさま、チン先生から離れ、衣服を正し、呼吸を整えようした、、、
「はぁ、はぁ、はぁ、、、もしかして、、、、助かった、、、??」
育江は涙を拭き、急いでチン先生の手をロープで縛り、何も出来ないように柱にくくりつけた、、、(チン先生のチン先生は出たまま)
小一時間が立ち、、
ようやくチン先生は目覚めた、、、
「ううう、、、い、、痛い、、、」
激しい痛みと共に我に返ったチン先生は我が家の荒れた部屋を見渡した、、
「こ、、ここは、、?」
「気がつきましたか、、チン先生、、」
育江は怒りにも似た口調で声をかけた。
「私はどうしたんだ、、夢でも見ていたかのようだ、、、」
チン先生は持ち前の分析力で最速の現状把握をみせ誤魔化した、、、
「覚えてないんですか??」
育江は半信半疑で聞いてみた、、、
「さっぱり、、、」
心の中でニヤリと笑い誤魔化せる事を確信した、、、
「じゃあ、、、そのいきり立ったチン先生は???」
「ぎゃーーーーーーーーーーい!!母上様ーーー!!お元気ですかーーー!!!(一休)」
育江に土下座をして、、
全ては欲望に任せた行動だと心から謝罪をして、警察沙汰にはしない事を約束に二度と同じ過ちを繰り返さないという事で許しを得たチン先生だった、、、
「ところで先生、、、私を呼んだのはこんな事をする為だったのですか?」
育江は半分呆れるように聞いた、、
「違うんだ!、、君を呼んだのは他でもない!!、、君自身の事でだ、、君自身の体、、わかるね、、??」
夕暮れは山の陰に隠れ、薄気味悪い月がボンヤリと顔を覗かせるのだった、、
つづく
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笑顔の数だけ幸せを招き寄せ、、
溜息の数だけ幸せは逃げて行く、、
そう、、、
何もしなければ、、
それもやはり、幸せは逃げて行く、、
毎日は幸せが行ったり来たりで、、
幸せも忙しいね、、、
~チン先生研究室~
ガッシャーン!!!!
「何するんですか!先生!!」
押し倒された育江は無我夢中でチン先生を引き離そうとした、、
「バカな小娘だ!わざわざヤられにくるとはな!!」
チン先生は片手で育江を押さえつけ、片手でズボンのベルトを外しはじめた、、
「チン先生なにを!!」
「いつも俺にチン先生!チン先生!って言うじゃないか!!、、、、見に来たんだろ?見せてやるよ!!チン先生のチン先生をよ~!!!」
チン先生は自分のチン先生を出し、育江に近づけた、、、
「イヤ!お願い!やめて!!」
「僕のチン先生はね、、僕のチン先生はね、、もう心拍数値がMAXで振り切っているのだよーーーー!!!」
泣きながら育江は抵抗する、、
でもやはり、男の力にはかなわず、少しづつ、力が抜けていく、、
もう、、、
ダメ、、、
かも、、、
全ての力が抜けていこうとする時、、
どこからともなく声が聞こえてきた、、、
「俺が助けてやる、、、!!」
頭の中でこだました、、、
しゅ、、!!旬くん?!!
そこから急に力が湧き上がり、育江はチン先生のチン先生を、しかもその頭脳と呼ばれる医学的名所を思いっきり蹴り上げた!!!
チーーーーーン!!!!
一休さーーーーーーん!!!!
「ぎゃーーーーーーーーーーい!!!」
チン先生は叫びをあげ、一瞬動きが止まり、、育江の隣に倒れこんだ、、、
育江はすぐさま、チン先生から離れ、衣服を正し、呼吸を整えようした、、、
「はぁ、はぁ、はぁ、、、もしかして、、、、助かった、、、??」
育江は涙を拭き、急いでチン先生の手をロープで縛り、何も出来ないように柱にくくりつけた、、、(チン先生のチン先生は出たまま)
小一時間が立ち、、
ようやくチン先生は目覚めた、、、
「ううう、、、い、、痛い、、、」
激しい痛みと共に我に返ったチン先生は我が家の荒れた部屋を見渡した、、
「こ、、ここは、、?」
「気がつきましたか、、チン先生、、」
育江は怒りにも似た口調で声をかけた。
「私はどうしたんだ、、夢でも見ていたかのようだ、、、」
チン先生は持ち前の分析力で最速の現状把握をみせ誤魔化した、、、
「覚えてないんですか??」
育江は半信半疑で聞いてみた、、、
「さっぱり、、、」
心の中でニヤリと笑い誤魔化せる事を確信した、、、
「じゃあ、、、そのいきり立ったチン先生は???」
「ぎゃーーーーーーーーーーい!!母上様ーーー!!お元気ですかーーー!!!(一休)」
育江に土下座をして、、
全ては欲望に任せた行動だと心から謝罪をして、警察沙汰にはしない事を約束に二度と同じ過ちを繰り返さないという事で許しを得たチン先生だった、、、
「ところで先生、、、私を呼んだのはこんな事をする為だったのですか?」
育江は半分呆れるように聞いた、、
「違うんだ!、、君を呼んだのは他でもない!!、、君自身の事でだ、、君自身の体、、わかるね、、??」
夕暮れは山の陰に隠れ、薄気味悪い月がボンヤリと顔を覗かせるのだった、、
つづく
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連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
世の中の、、、
聞こえてくる全てのモノは、、
きっと
現実に存在するモノ、、、
見えてくる全てのモノは、、
きっと
現実に存在するモノ、、、
触れれる全てのモノは、、
きっと
現実に存在するモノ、、、
ほんと??、、
ほんとにほんと??、、
誰かそれを証明出来る人はいる??、、、
わたしは、、、
わたしは、、、
育江の自宅~
わたしは意識を取り戻し、当分自宅療養をする事になった、、、
有休もたまってたし、、
病院も「休め休め」うるさいし、、
仕事が出来る状態ではないので、思い切ってそうする事に決めた。
っかと言って
一日中寝れる訳はないので普段と変わらず、掃除&洗濯をする私、、、
あの日の病院の夜はなんだったんだろう??、、、
洗濯機の中の回る洗濯物を見ながら私はボーッと考えていた、、、
あれは旬君だったのか、、
あれは夢だったのか、、
頭がハッキリしてなかったのは確か、、、
ただ私の手を握ってくれた感触だけはハッキリ覚えている、、、
私は自分の手の平を見た、、、
「俺がたすけてやる、、、」
旬君が、、、
私を、、、??
私は、、
旬君にたすけてもらう理由がない、、
たすけたいのは私の方だもの、、、
私はため息をもらした、、
このため息も洗濯物と一緒に洗い流したい、、、
私は洗濯機のドアを閉め、
家事に戻るのだった、、、
小鳥のさえずりも、外で遊ぶ子供達の声も、、今日はなんか虚しく聞こえる、、、
そんな時、けたたましく、電話のベルがなった、、、
またうちの母、、か、、たか子、、、
嫌な予感もしつつ、私は電話口に出た、、
育江「もしもし?」
チン「もしもし、又貫さん??チンですけど、、、体調どうだい??」
珍しくチン先生からの電話だった。
チン「いや、又貫さんの体調が気になってね、、どうだい??、、部屋に閉じこもっていても体調はよくならないだろうから、よかったら今から私の研究室に来ないかい??」
育江「え?先生の研究室ですか??」
チン「ああ、、見せたい物があるんだ、、」
育江「見せたい物??って??」
チン「ああ、、それは来てのお楽しみ(^-^)、、、待ってるよ!」
育江「あ、、先生、、、」
そこで電話が切れた、、、
見せたい物って??
先生は心臓外科医、、
毎日心臓の研究をしているのは知っていたけど、、、
見せたい物って何だろう、、??
部屋に閉じこもっていても仕方ないし、私はチン先生の研究室に行く事にした、、、
チン先生の研究室は人里離れた山奥にある「中山寺」という所の近くだ、、
たしかピンク色の外壁をした屋敷らしい、、、
林の中を抜け、私はチン先生の研究室についた、、、
「いらっしゃい(^-^)さぁ!上がって上がって!!」
だだっ広い先生の研究室は森林の匂いと光に囲まれた清々しい所だった、、
チン「適当に座っててよ(^-^)お茶入れてくるから、、」
っと先生はキッチンの方に向かった、、
私は荷物を横にソファーに座った。
心臓外科医らしからぬオシャレな部屋で、、研究室というよりはまるで何処かの別荘のようなたたずまいだ、、
チン「お待たせ(^-^)」
っと先生が紅茶を持ってやってきた。
育江「ありがとうございます」
チン先生もソファーに深く座り、私達はたわいもない話をして、、、
30分くらいたった頃、、、
育江「先生、、、見せたい物ってなんですか???」
来る時からずっと考えてた事を聞いてみた、、、
先生は急に黙って、深妙な面持ちで紅茶をおいた、、、
私もおもむろに紅茶をおいた、、、
突然、チン先生は立ち上がり、部屋のカーテンを閉めはじめた、、、
みるみる部屋は暗くなり、気づかなかったロウソクの炎だけの世界になった、、、
育江「チン、、、先生???」
チン先生は私に背を向けたまま、、突然、薄気味悪い笑い声をあげた、、、
チン「クククッ、、育江くん、、、、、なぜこの世が男と女だけの分類なのか知ってるかい??、、」
育江「は??、、、」
チン「それはね、、、、」
突然、チンは育江を襲いはじめた!!
つづく
iPhoneからの投稿
聞こえてくる全てのモノは、、
きっと
現実に存在するモノ、、、
見えてくる全てのモノは、、
きっと
現実に存在するモノ、、、
触れれる全てのモノは、、
きっと
現実に存在するモノ、、、
ほんと??、、
ほんとにほんと??、、
誰かそれを証明出来る人はいる??、、、
わたしは、、、
わたしは、、、
育江の自宅~
わたしは意識を取り戻し、当分自宅療養をする事になった、、、
有休もたまってたし、、
病院も「休め休め」うるさいし、、
仕事が出来る状態ではないので、思い切ってそうする事に決めた。
っかと言って
一日中寝れる訳はないので普段と変わらず、掃除&洗濯をする私、、、
あの日の病院の夜はなんだったんだろう??、、、
洗濯機の中の回る洗濯物を見ながら私はボーッと考えていた、、、
あれは旬君だったのか、、
あれは夢だったのか、、
頭がハッキリしてなかったのは確か、、、
ただ私の手を握ってくれた感触だけはハッキリ覚えている、、、
私は自分の手の平を見た、、、
「俺がたすけてやる、、、」
旬君が、、、
私を、、、??
私は、、
旬君にたすけてもらう理由がない、、
たすけたいのは私の方だもの、、、
私はため息をもらした、、
このため息も洗濯物と一緒に洗い流したい、、、
私は洗濯機のドアを閉め、
家事に戻るのだった、、、
小鳥のさえずりも、外で遊ぶ子供達の声も、、今日はなんか虚しく聞こえる、、、
そんな時、けたたましく、電話のベルがなった、、、
またうちの母、、か、、たか子、、、
嫌な予感もしつつ、私は電話口に出た、、
育江「もしもし?」
チン「もしもし、又貫さん??チンですけど、、、体調どうだい??」
珍しくチン先生からの電話だった。
チン「いや、又貫さんの体調が気になってね、、どうだい??、、部屋に閉じこもっていても体調はよくならないだろうから、よかったら今から私の研究室に来ないかい??」
育江「え?先生の研究室ですか??」
チン「ああ、、見せたい物があるんだ、、」
育江「見せたい物??って??」
チン「ああ、、それは来てのお楽しみ(^-^)、、、待ってるよ!」
育江「あ、、先生、、、」
そこで電話が切れた、、、
見せたい物って??
先生は心臓外科医、、
毎日心臓の研究をしているのは知っていたけど、、、
見せたい物って何だろう、、??
部屋に閉じこもっていても仕方ないし、私はチン先生の研究室に行く事にした、、、
チン先生の研究室は人里離れた山奥にある「中山寺」という所の近くだ、、
たしかピンク色の外壁をした屋敷らしい、、、
林の中を抜け、私はチン先生の研究室についた、、、
「いらっしゃい(^-^)さぁ!上がって上がって!!」
だだっ広い先生の研究室は森林の匂いと光に囲まれた清々しい所だった、、
チン「適当に座っててよ(^-^)お茶入れてくるから、、」
っと先生はキッチンの方に向かった、、
私は荷物を横にソファーに座った。
心臓外科医らしからぬオシャレな部屋で、、研究室というよりはまるで何処かの別荘のようなたたずまいだ、、
チン「お待たせ(^-^)」
っと先生が紅茶を持ってやってきた。
育江「ありがとうございます」
チン先生もソファーに深く座り、私達はたわいもない話をして、、、
30分くらいたった頃、、、
育江「先生、、、見せたい物ってなんですか???」
来る時からずっと考えてた事を聞いてみた、、、
先生は急に黙って、深妙な面持ちで紅茶をおいた、、、
私もおもむろに紅茶をおいた、、、
突然、チン先生は立ち上がり、部屋のカーテンを閉めはじめた、、、
みるみる部屋は暗くなり、気づかなかったロウソクの炎だけの世界になった、、、
育江「チン、、、先生???」
チン先生は私に背を向けたまま、、突然、薄気味悪い笑い声をあげた、、、
チン「クククッ、、育江くん、、、、、なぜこの世が男と女だけの分類なのか知ってるかい??、、」
育江「は??、、、」
チン「それはね、、、、」
突然、チンは育江を襲いはじめた!!
つづく
iPhoneからの投稿
連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
誰かが言ってた、、、
悲しみの後には喜びがあるって、、、
でも、、、
喜びの後にはまた悲しみがくるの?、、、
だったらそんな喜びなんていらない、、、
永遠に続く、
喜びも、、
悲しみも、、
いらない、、、
~某国立病院内~
私はふと目が覚めた、、、
私はまだ病室にいる、、、
真っ白な部屋のカーテンは暗闇に灰色にうつり、、
早退するつもりが、、
結局、私、そのまま寝ちゃったんだ、、、
今、何時だろ、、、
病室の電気が消えてるところをみると、もう面会時間は過ぎてる事はわかった、、、
風が病室を吹き抜けた、、
窓が空いているよう、、
私は自分の手を額に当てた、、、
身体が石のように重い、、、
「わたし、、、死ぬかも、、、」
とっさに出た言葉がそれだった、、
急に涙があふれ、怖くなった、、
突然、死の恐怖を味わうなんて、、
私の命が尽きる事が怖いんじゃない、、
あの話が本当なら、、
あの若さで死と向き合わないといけない旬くんの事を想うと、、
怖い、、、
自分の事より怖い、、、
あの看護師達の話が本当なら、、
私は旬くんに何をしてあげれるのだろう、、、
あの看護師達の話が本当なら、、
私は旬くんに何を残してあげれるのだろう、、、
ちがう、、
本当は元気をもらってたのは私の方で、、
実際は、、
私は旬くんに何ひとつ与えてあげれてないんじゃないか、、、
それがたまらなくて、、、
私は涙が止まらなかった、、、
人が死ぬ、、、
この仕事に着いて初めて考えた、、
人が死ぬ、、、
人が死ぬ、、、
泣いて泣いて、、
意識はあるけど、、
まぶたが重い、、
私は涙を流しながらまぶたを閉じた、、
そして、、
何分たっただろう、、、
沈黙の病院、、、
闇の静けさ、、、
そして少しづつ、、
静まり返ったローカをひたひたと歩み寄る足跡が聞こえる、、、
誰かが、、
誰かがくる、、
私のいる病室に入り、、
私の真横にきて、、
私の手を握り、、
私に
何か叫んでいるような、、、
「、、、、、、、、けてやる、、」
「、、、、、、、すけてやる、、」
「、、おれが、、たすけてやるから、」
「俺が助けてやるからな、、、」
誰??
誰かの声に似てる、、、
聞き覚えのある声に、、
「旬、、くん、、??」
私は鉛のように閉じたまぶたを無理矢理こじ開け、涙でにじんだ瞳に映ったのは、、暗がりで叫ぶ旬くん、、らしき青年、、
旬くん、、?
旬くん、、??
私は心の中で叫び続けた、、
やがて記憶はなくなり、私は再び闇の中に落ちていった、、
これは、、
夢なのかもしれない、、
ほんの一瞬観た、、私の、、夢なのかもしれない、、
真っ白な世界で天使に手を引かれているような夢?だった、、、
暗い病院の、、、
暗い世界の、、、
ほんの、、、
ほんのささやかな、、、
喜び、、だった、、、
つづく
iPhoneからの投稿
悲しみの後には喜びがあるって、、、
でも、、、
喜びの後にはまた悲しみがくるの?、、、
だったらそんな喜びなんていらない、、、
永遠に続く、
喜びも、、
悲しみも、、
いらない、、、
~某国立病院内~
私はふと目が覚めた、、、
私はまだ病室にいる、、、
真っ白な部屋のカーテンは暗闇に灰色にうつり、、
早退するつもりが、、
結局、私、そのまま寝ちゃったんだ、、、
今、何時だろ、、、
病室の電気が消えてるところをみると、もう面会時間は過ぎてる事はわかった、、、
風が病室を吹き抜けた、、
窓が空いているよう、、
私は自分の手を額に当てた、、、
身体が石のように重い、、、
「わたし、、、死ぬかも、、、」
とっさに出た言葉がそれだった、、
急に涙があふれ、怖くなった、、
突然、死の恐怖を味わうなんて、、
私の命が尽きる事が怖いんじゃない、、
あの話が本当なら、、
あの若さで死と向き合わないといけない旬くんの事を想うと、、
怖い、、、
自分の事より怖い、、、
あの看護師達の話が本当なら、、
私は旬くんに何をしてあげれるのだろう、、、
あの看護師達の話が本当なら、、
私は旬くんに何を残してあげれるのだろう、、、
ちがう、、
本当は元気をもらってたのは私の方で、、
実際は、、
私は旬くんに何ひとつ与えてあげれてないんじゃないか、、、
それがたまらなくて、、、
私は涙が止まらなかった、、、
人が死ぬ、、、
この仕事に着いて初めて考えた、、
人が死ぬ、、、
人が死ぬ、、、
泣いて泣いて、、
意識はあるけど、、
まぶたが重い、、
私は涙を流しながらまぶたを閉じた、、
そして、、
何分たっただろう、、、
沈黙の病院、、、
闇の静けさ、、、
そして少しづつ、、
静まり返ったローカをひたひたと歩み寄る足跡が聞こえる、、、
誰かが、、
誰かがくる、、
私のいる病室に入り、、
私の真横にきて、、
私の手を握り、、
私に
何か叫んでいるような、、、
「、、、、、、、、けてやる、、」
「、、、、、、、すけてやる、、」
「、、おれが、、たすけてやるから、」
「俺が助けてやるからな、、、」
誰??
誰かの声に似てる、、、
聞き覚えのある声に、、
「旬、、くん、、??」
私は鉛のように閉じたまぶたを無理矢理こじ開け、涙でにじんだ瞳に映ったのは、、暗がりで叫ぶ旬くん、、らしき青年、、
旬くん、、?
旬くん、、??
私は心の中で叫び続けた、、
やがて記憶はなくなり、私は再び闇の中に落ちていった、、
これは、、
夢なのかもしれない、、
ほんの一瞬観た、、私の、、夢なのかもしれない、、
真っ白な世界で天使に手を引かれているような夢?だった、、、
暗い病院の、、、
暗い世界の、、、
ほんの、、、
ほんのささやかな、、、
喜び、、だった、、、
つづく
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連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
物語なんて、、、、
いつも、、、
嘘から始まるのよ、、、
作家の嘘、、、
主人公の嘘、、、
エンディングの嘘、、、
そうじゃないとお話にならないし、感動も興奮もしない、、、
現実はいつも残酷で、、、
嘘がないと、、、やってられない時もある、、、
嘘つき、、、
神様の、、、
嘘つき、、、
某国立病院、、、
暗い闇の世界から、目が覚めたのは一時間後、、私はベットに寝かされている、、見慣れた天井、、私の病院、、
私は倒れたんだ、、
胸に手を当てた、、
今は痛みはない、、
白いカーテンがゆらゆらと揺らめいでいる、、、
カーテンの向こう側は数人の看護師の雑談が聞こえる、、、
私はゆっくり上半身を起こした、、
その時、ゆっくりカーテンが開いた、
「気分はどうだい??」
優しく話しかけてきたのがこの病院の心臓外科医Dr.チン.コジャン
チン「いきなり倒れてびっくりしたね、もう大丈夫(^-^)、ゆっくり休めば大丈夫だからね」
チン先生は在日朝鮮人の方で、国内外でも有数の天才心臓外科医で、数々の難解なオペを成功させ、人は彼の事を別名「ファンタジスタ、ブラックジャックペニス」と呼ぶ。
チン「過労が原因だろうね、、気候も変わりやすいし、少し休暇をとったらどう?少し休めばまた元気になるよ、、(^-^)」
いくえ「は、、、い、、、でも、、」
私は首を傾げた、、
チン「今日も早退しなさい(^-^)、、、そうそう、気分が良くなるまでここで寝てていいからね、、」
チン先生はそう言い残し、診察ルームを出て行った、、
過労が原因、、、??
変わりやすい気候のせい??、、、
休暇、、
休めば元気になる??、、
私が、、、
聞きたいのは私の事じゃなくて、、
旬君の事、、、
私は再びベットに倒れこんだ、、
見慣れた天井、、、
フッとため息が出た、、、
Dr.チンの部屋、、、
看護師「ほんとにいいんですか先生??」
チン「当たり前だ、、あんないいサンプルはない、、、もう少し様子をみたいものだ、、、フフフ」
つづく
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いつも、、、
嘘から始まるのよ、、、
作家の嘘、、、
主人公の嘘、、、
エンディングの嘘、、、
そうじゃないとお話にならないし、感動も興奮もしない、、、
現実はいつも残酷で、、、
嘘がないと、、、やってられない時もある、、、
嘘つき、、、
神様の、、、
嘘つき、、、
某国立病院、、、
暗い闇の世界から、目が覚めたのは一時間後、、私はベットに寝かされている、、見慣れた天井、、私の病院、、
私は倒れたんだ、、
胸に手を当てた、、
今は痛みはない、、
白いカーテンがゆらゆらと揺らめいでいる、、、
カーテンの向こう側は数人の看護師の雑談が聞こえる、、、
私はゆっくり上半身を起こした、、
その時、ゆっくりカーテンが開いた、
「気分はどうだい??」
優しく話しかけてきたのがこの病院の心臓外科医Dr.チン.コジャン
チン「いきなり倒れてびっくりしたね、もう大丈夫(^-^)、ゆっくり休めば大丈夫だからね」
チン先生は在日朝鮮人の方で、国内外でも有数の天才心臓外科医で、数々の難解なオペを成功させ、人は彼の事を別名「ファンタジスタ、ブラックジャックペニス」と呼ぶ。
チン「過労が原因だろうね、、気候も変わりやすいし、少し休暇をとったらどう?少し休めばまた元気になるよ、、(^-^)」
いくえ「は、、、い、、、でも、、」
私は首を傾げた、、
チン「今日も早退しなさい(^-^)、、、そうそう、気分が良くなるまでここで寝てていいからね、、」
チン先生はそう言い残し、診察ルームを出て行った、、
過労が原因、、、??
変わりやすい気候のせい??、、、
休暇、、
休めば元気になる??、、
私が、、、
聞きたいのは私の事じゃなくて、、
旬君の事、、、
私は再びベットに倒れこんだ、、
見慣れた天井、、、
フッとため息が出た、、、
Dr.チンの部屋、、、
看護師「ほんとにいいんですか先生??」
チン「当たり前だ、、あんないいサンプルはない、、、もう少し様子をみたいものだ、、、フフフ」
つづく
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連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
雨の日は嫌い、、、、
なんか、、、
なんかね、、、
心の隙間が湿っていくような、、、
このまま、ずっと、グレーな空が続きそうな、、、
そんな感じ、、、
雨音がコンクリートを叩いて、、、
「痛い?」って聞くの、、、
私にも聞いて、、、
「痛い?」って、、、
「痛い」、、、心が、、、痛い、、、
某国立病院、、、
看護師「患者さんの容態が急変しました!!!」
医者「血圧は?!!!早く輸血を!!!何をやっている!!早くしないか!!!」
看護師「すいません!!!ダ、、ダメです!!出血が止まりません!!!」
医者「心拍停止!!!心臓マッサージの用意!!!」
ドクドクドクドクドクドク(血液)、、、、
ピーピーピー
ドクドクドク、、
ピーピー
ドク、、ドク、、
ピーーーーーーー
パリッ(せんべいを食べる音)
いくえとたか子が休憩室のテレビ昼ドラ、「部屋とワイシャツと救急治療室」に観入っている、、、
テレビの音「ダメか、、、俺達は何て無力なんだ、、、」
パリッ(せんべいの音)
たか子「あのさ、、いくえ、、、」
パリッ(せんべいの音)
いくえ「なによ、、、」
パリッ(せんべいの音)
たか子「私達ってさ、、、」
いくえ「、、、、、」
たか子「看護師だよね??、、、」
いくえ「、、、、そうじゃない??」
パリッ(せんべいの音)
たか子「こんなにさ、、、テンパって仕事した事ないわよね??、、、」
パリッ(せんべいの音)
いくえ「私達は救急じゃないからね、、、」
パリッ(せんべいの音)
たか子「こう観るとさ、、、看護師ってかっこいいわよね、、、??」
パリッ(せんべいの音)
いくえ「テレビだからに決まってるでしょ、、、」
たか子「、、、、」
いくえ「(笑)看護師には一日中検尿運んでるだけの日だってある事を視聴者に教えてあげたいわよ(笑)」
たか子「本当よね、、、あんな化粧して職場に立ったら先輩にシバかれるわよね、、、」
いくえ「(笑)女優と私達を一緒にしないの!!さぁ!休憩終わりよ!そろそろ戻ろ(^-^)」
雨音が、、、
一層激しくなり、、、
明日の朝までは止みそうもない、、、
休憩室からの廊下、、、
いくえ「最近さ、、胸が痛いのよね、、」
たか子「胸??、、ストレスじゃないの??」
いくえ「わかんない、、突然ズキッて痛くなるの、、、」
たか子「そりゃ、急に専属なんてやらされたらストレスもたまるわよ(笑)」
いくえ「だよね、、仕事の事考えたら痛むもの(笑)」
たか子「あんたが検査入院してみれば?(笑)」
いくえ「その時はあんたに専属頼むからね(笑)」
たか子「即座にお断りするわよ(笑)」
キャハハハハハ、、、
先輩看護師「あんた達!とっくに休憩時間終わってるわよ!!(怒)」
二人「は~い(汗)すいませ~ん(汗)」
307号室、、、
旬「いくえ~(涙)退屈で死にそうだよ~(涙)」
パチッ(オセロのコマの音)
いくえ「(笑)一度くらい死んでみればいいじゃん(笑)意外と楽しくなるかもよ(笑)世の中が(笑)」
パチッ(オセロのコマの音)
旬「その時は専属のいくえも道連れじゃ(笑)」
パチッ(オセロのコマの音)
いくえ「即座にお断りします(笑)」
パチッ(オセロのコマの音)
旬「ところで俺、どこが悪いのよ、、いい加減、退院させてくんないかな、、、」
パチッ(オセロのコマの音)
いくえ「知らないわよ(笑)先生に聞いてみればいいじゃん(笑)」
パチッ(オセロのコマの音)
旬「聞いても教えてくれないんだもん(怒)いくえからも聞いてみてよ!こんな所に閉じ込められたんじゃ俺の青春はどうなるんよ!!」
いくえ「バカね(笑)青春なんて言ってられるのは何もないからよ(笑)実際に何か起こってドラマティックな展開になってごらんなさい、、、「青春」なんて言葉、言えないくらいパニくるんだから(笑)」
旬「いくえにも青春があったの??」
パチッ(オセロのコマの音)
いくえ「ないしょ~(^-^)(笑)、、ってか体温計もういいわよ、、、」
旬は体温計をいくえに渡した、、
ズキンッ!!、、、
いくえ「痛!!」
旬「???どうしたん???」
いくえ「、、、ううん(笑)なんでもないよ、、、」
どんどんいくえの顔色が変わり、、いくえは部屋を飛び出した、、、
女子トイレ、、、
水道を出しっぱなしにして鏡の前で顔を伏せるいくえ、、、
いくえ「なんだろ???やっぱ、何か変、、、一度調べた方がいい、、かも、、ウッ(嗚咽)」
いくえは慌ててボックスに入り、鍵を閉めた、、、
その時、三人の看護師がトイレに入ってきた、、、
鏡の前、、
看護師A「だけどさ、、、又貫さんも可哀想ね、、、」
いくえ(ボックス内)「え???」
看護師B「307号室の子でしょ?」
看護師C「新人看護師にはコクよね~」
いくえ(ボックス内)「な?なに?なに?」
看護師A「だってさ、、、
死ぬとわかってて専属やらされてるんだもんね~」
!!!!え?!!!!
看護師B「本当よね~あたしだったら耐えられないわよ!まだ若いんでしょ??、、」
看護師C「脳腫瘍だってさ、、、しかも末期の、、、」
看護師A「可哀想よね~」
そう言いながら
三人の看護師は慌しくトイレをあとにした、、、
水が流れる音、、ボックスのドアが開いた、、、
いくえはその場所から一歩も動けずにいた、、、
脳、、、腫瘍、、、??
しかも、、、末期、、、??
嘘よ、、何かの間違いよ、、そんなはずないじゃん、、旬くん、、あんなに元気だもん、、絶対、、嘘、、
ぜったいに、、
ウソ、、
雨音が一層激しくなり、外はやがて闇の世界へと変わっていった、、、
307号室
旬「いくえー!!おせーよ!!オセロ、お前の番だろー!!早くしろよー!!」
部屋に戻ったいくえ、、、
相変わらず笑いながら話す旬、、
いくえ「、、、う、、、うん、、」
少し微笑みを返した、、
旬「負けたら乳揉ませる約束だろー(笑)」
いくえは自分のコマを取り、適当にコマを置いた、、、
ズキンッ!!!
いくえ「痛!!、、、、」
旬「??どうしたの??大丈夫か??いくえ??さっきから変だぞ、、」
いくえ「う、、うん、、大丈夫(笑)」
ズキンッ!!
いくえ「痛!!、、、」
いくえは耐えきれず、その場に倒れ込み、、、
痛みと共に、意識を無くした、、、
旬「いくえ!?いくえ!?いくえーーーーーーーー、、、」
旬の声が遠くなっていく、、
つづく
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連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
春の匂いが夏の匂いに変わりだす頃、、、
穏やかな陽射しは私の部屋のカーテンをかすめ、掃除したてのフローリングに落ちていった、、、
今日は休日、、、
鳥かごの掃除をして、洗濯して、掃除して、、
休日はリフレッシュも兼ねて、日頃出来ないところを綺麗にするのが私流、、、
近くの小学校のチャイムの音が耳に心地よい、、、
専属になって早一ヶ月、、、
なんとなく慣れてきてる自分も凄い、、、
順応性という言葉がある以上、私の順応性はかなり高いレベルである事は間違いなさそうだ、、、
学生の頃はバスケで汗を流したもので、、、
私の身長ではバスケ向きとは言えないけど、、いわゆる一つの順応性ってヤツでレギュラーにもなれた私、、、
看護師を目指して勉強して、看護師の世界にも順応性で溶け込んだ、、、
そして今、、、
かなり体力勝負の専属に抜擢、、、
それにすら慣れてきた私、、、
神様は私に美貌と順応性を与えたのね、、、なんて(笑)
若干、美貌が少なめだけど、、
とかく今日は休みなの!!、、
何も考えず、私だけの時間を満喫してやるんだから!!!
そんな時になる電話、、、
はぁー、、
邪魔されたくないのは誰だって同じだけど、、、
だいたいこの時間に電話が鳴るのは口うるさい実家の母か、同じマンション&同じ看護師&幼馴染、、のたか子、、、しかいない、、
私は半分めんどくさい気持ちで電話を出た、、、
たか子「もしもーーーし( ̄▽ ̄)」
たか子、、、だ、、、
しかもやたらテンション高い(汗)
休みの日に会いたくない顔だけど、
彼女も今日は休みらしく、暇なので私の部屋に遊びにくるらしい、、
私は渋々了解した、、、
同じマンションなので、ものの10分で彼女は現れた、、、
私はたか子を部屋に入れ、特別ではあるが、、贅沢ではあるが、、お気に入りのダージリンティーを開け、お湯を沸かした、、、
たか子「ところで、、どうなん??旬くん??、、そろそろ慣れたんちゃうん??」
いくえ「はぁ、、慣れたというか、、無理やり慣らされたというか、、」
たか子「ええやん!!若いんやから!!この仕事でなかなかないで!若い男と出会うなんて!!」
いくえ「わたしにはその若さが憎いわよ!!(怒)」
っと下らない前振りの後、、、
たか子「ところでさ、、旬くんの家族の事って聞いた事あるん??」
、、、、(・・;)汗
私は少しドキッとした、、
そう言えば、担当になって彼の家族の話なんて一つもしていないし、聞く事もなかった、、
「プライベートにはあまり入りこむな」と先輩にも言われていたせいもあるけど、、、
たか子「私さ、、変な噂聞いちゃったのよね、、あくまで噂なんやけど、、旬くんのお父さんってあの政治家の「朝立カタオ」で汚職汚職にまみれ、危ない世界とも繋がりがあるんだって、、
お母さんは新地のスナック「シーツの黄ばみ」のママ「朝立好代」でこちらも恐い連中と汚い世界を渡り歩いてるみたい、、
まぁこの二人の息子ならお金に困るって事はないわよね、、だってたかが検査入院であの部屋に入れるんだもの、、
でも、、
あれね、、、
愛情は受けて育ってないわね、、
旬くん、、
ずっと家政婦に育てられたらしいし、、、
親の愛も知らずにあの歳まで、、、
可哀想と言えば可哀想よね、、」
たか子はそう言いながらダージリンティーを飲みほした、、、
私は、、
私は何も、、
知らなかった、、、
旬くんの家の事、、
家族の事、、、
旬くんがあんな接し方をするのは全て愛情不足の現れなんだ、、と少し納得、、、
私はクッションを抱きかかえ顔を埋めた、、、
たか子「まぁ!あんたの力で旬くんを元気づけてあげ!!」
そう言ってたか子は自分の部屋に帰っていった、、、
小鳥のさえずりも、なんだか寂しそう、、、
窓の向こうの青空は夕暮れ色に変わろうとしている、、、
私はその晩、お風呂に入りながら考えた、、、
もし、、もしも、、
旬くんの心が傷ついているのなら、看護師としてその傷も癒してあげたい、、そしてその傷のカサブタが取れるまでそばにいてあげたい、、
私はそう思った、、、
翌日、、、
いくえ「旬くーん、体温図りますよー(^-^)」
旬「いいよ!!めんどくせー!!適当に書いててよ!!」
いくえ「ダメよ!旬くん!そんな事してたらご両親も心配するでしょー!!早く退院しなきゃ(^-^)!!」
旬「、、、、、、」
旬「、、、、、、」
旬「、、、いねーよ」
いくえ「え???」
旬「両親なんていねーよ」
いくえ「え???」
旬「だからー!両親なんていねーの!」
いくえ「えええええぇぇぇ!!!」
旬「親父もお袋も小学校の時に交通事故で亡くなったの!!!親戚はいるが天涯孤独の身!!!親の遺産で暮してるけどこの部屋で、もうそろそろ無くなりそうなの!!!わかる??俺が愚れて非行に走っても誰もとがめないの!!!もぅ~貧乏ヤダーー!!!」
いくえ「え?じゃあ、朝立カタオは??」
旬「誰それ??」
いくえ「朝立好代は??」
旬「誰それ??」
いくえ「愛情は受けてないとか、なんとか、、??」
旬「愛情は小学生の時で一生分もらったし、今の親戚はめちゃいい人やし、、、当分は愚れれない、、わな~アハハハ(笑)」
(怒り)
たーかー子ーーーーー!!!
いい加減にしなさいよーあんたーーー!!!
昨日の私はなんなのよ!!!
めちゃナイーブになっちゃったじゃない!!!
昨日の話はなんだったのよ!!!
ってか
旬!!!
退院しなさいよ!!!早く!!!
っとは口にも出せず、、、(涙)
いくえ「36,5°、、、旬くん、、、あなたは普通です、、、」
私のため息とともに、、
彼の笑顔が零れた、、、
つづく
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穏やかな陽射しは私の部屋のカーテンをかすめ、掃除したてのフローリングに落ちていった、、、
今日は休日、、、
鳥かごの掃除をして、洗濯して、掃除して、、
休日はリフレッシュも兼ねて、日頃出来ないところを綺麗にするのが私流、、、
近くの小学校のチャイムの音が耳に心地よい、、、
専属になって早一ヶ月、、、
なんとなく慣れてきてる自分も凄い、、、
順応性という言葉がある以上、私の順応性はかなり高いレベルである事は間違いなさそうだ、、、
学生の頃はバスケで汗を流したもので、、、
私の身長ではバスケ向きとは言えないけど、、いわゆる一つの順応性ってヤツでレギュラーにもなれた私、、、
看護師を目指して勉強して、看護師の世界にも順応性で溶け込んだ、、、
そして今、、、
かなり体力勝負の専属に抜擢、、、
それにすら慣れてきた私、、、
神様は私に美貌と順応性を与えたのね、、、なんて(笑)
若干、美貌が少なめだけど、、
とかく今日は休みなの!!、、
何も考えず、私だけの時間を満喫してやるんだから!!!
そんな時になる電話、、、
はぁー、、
邪魔されたくないのは誰だって同じだけど、、、
だいたいこの時間に電話が鳴るのは口うるさい実家の母か、同じマンション&同じ看護師&幼馴染、、のたか子、、、しかいない、、
私は半分めんどくさい気持ちで電話を出た、、、
たか子「もしもーーーし( ̄▽ ̄)」
たか子、、、だ、、、
しかもやたらテンション高い(汗)
休みの日に会いたくない顔だけど、
彼女も今日は休みらしく、暇なので私の部屋に遊びにくるらしい、、
私は渋々了解した、、、
同じマンションなので、ものの10分で彼女は現れた、、、
私はたか子を部屋に入れ、特別ではあるが、、贅沢ではあるが、、お気に入りのダージリンティーを開け、お湯を沸かした、、、
たか子「ところで、、どうなん??旬くん??、、そろそろ慣れたんちゃうん??」
いくえ「はぁ、、慣れたというか、、無理やり慣らされたというか、、」
たか子「ええやん!!若いんやから!!この仕事でなかなかないで!若い男と出会うなんて!!」
いくえ「わたしにはその若さが憎いわよ!!(怒)」
っと下らない前振りの後、、、
たか子「ところでさ、、旬くんの家族の事って聞いた事あるん??」
、、、、(・・;)汗
私は少しドキッとした、、
そう言えば、担当になって彼の家族の話なんて一つもしていないし、聞く事もなかった、、
「プライベートにはあまり入りこむな」と先輩にも言われていたせいもあるけど、、、
たか子「私さ、、変な噂聞いちゃったのよね、、あくまで噂なんやけど、、旬くんのお父さんってあの政治家の「朝立カタオ」で汚職汚職にまみれ、危ない世界とも繋がりがあるんだって、、
お母さんは新地のスナック「シーツの黄ばみ」のママ「朝立好代」でこちらも恐い連中と汚い世界を渡り歩いてるみたい、、
まぁこの二人の息子ならお金に困るって事はないわよね、、だってたかが検査入院であの部屋に入れるんだもの、、
でも、、
あれね、、、
愛情は受けて育ってないわね、、
旬くん、、
ずっと家政婦に育てられたらしいし、、、
親の愛も知らずにあの歳まで、、、
可哀想と言えば可哀想よね、、」
たか子はそう言いながらダージリンティーを飲みほした、、、
私は、、
私は何も、、
知らなかった、、、
旬くんの家の事、、
家族の事、、、
旬くんがあんな接し方をするのは全て愛情不足の現れなんだ、、と少し納得、、、
私はクッションを抱きかかえ顔を埋めた、、、
たか子「まぁ!あんたの力で旬くんを元気づけてあげ!!」
そう言ってたか子は自分の部屋に帰っていった、、、
小鳥のさえずりも、なんだか寂しそう、、、
窓の向こうの青空は夕暮れ色に変わろうとしている、、、
私はその晩、お風呂に入りながら考えた、、、
もし、、もしも、、
旬くんの心が傷ついているのなら、看護師としてその傷も癒してあげたい、、そしてその傷のカサブタが取れるまでそばにいてあげたい、、
私はそう思った、、、
翌日、、、
いくえ「旬くーん、体温図りますよー(^-^)」
旬「いいよ!!めんどくせー!!適当に書いててよ!!」
いくえ「ダメよ!旬くん!そんな事してたらご両親も心配するでしょー!!早く退院しなきゃ(^-^)!!」
旬「、、、、、、」
旬「、、、、、、」
旬「、、、いねーよ」
いくえ「え???」
旬「両親なんていねーよ」
いくえ「え???」
旬「だからー!両親なんていねーの!」
いくえ「えええええぇぇぇ!!!」
旬「親父もお袋も小学校の時に交通事故で亡くなったの!!!親戚はいるが天涯孤独の身!!!親の遺産で暮してるけどこの部屋で、もうそろそろ無くなりそうなの!!!わかる??俺が愚れて非行に走っても誰もとがめないの!!!もぅ~貧乏ヤダーー!!!」
いくえ「え?じゃあ、朝立カタオは??」
旬「誰それ??」
いくえ「朝立好代は??」
旬「誰それ??」
いくえ「愛情は受けてないとか、なんとか、、??」
旬「愛情は小学生の時で一生分もらったし、今の親戚はめちゃいい人やし、、、当分は愚れれない、、わな~アハハハ(笑)」
(怒り)
たーかー子ーーーーー!!!
いい加減にしなさいよーあんたーーー!!!
昨日の私はなんなのよ!!!
めちゃナイーブになっちゃったじゃない!!!
昨日の話はなんだったのよ!!!
ってか
旬!!!
退院しなさいよ!!!早く!!!
っとは口にも出せず、、、(涙)
いくえ「36,5°、、、旬くん、、、あなたは普通です、、、」
私のため息とともに、、
彼の笑顔が零れた、、、
つづく
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連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
春風は色んなモノを運んでくる、、
いい事も、、、
悪い事も、、、
春風が私に届けた報せは、、、
いい報せ?、、
悪い報せ?、、
307号室、、、
担当になって3日、、、
この大抜擢が、なぜ私なのか、少しづつわかってきた、、、
「ねーさんって彼氏いるん??」
「Kissとかしたん??」
「もうやっちゃってるやんね??」
「ね~ね~ね~ね~、シカトすんなよ!ブス(笑)わはははは、、」
朝立さんとこの、、、
旬くん、、、19歳、、、
個室とはいえ、どうしてそんなにあばれるの、、、
ため息をつき、パイプイスに座り、暴れ倒す彼をもう止める気すら失せた私、、、
そう、、、
私は最悪の状況、、、
完璧にハズレくじを引いた私、、、
一番めんどくさい奴だから新人に押し付けちゃえ的な抜擢だったとは、、、
確かに私は打たれ強い、、、だがしかし!!ストレスを感じないわけではない!!これでもそこそこは乙女で意外とナイーブな一面も持ち合わせたりするのよ、、、
それを何??
新人の中で一番凹まないのは私だって事??
少しでも期待した私がバカだった、、
病棟の美少年は繊細で穏やかで心優しい、、なんて思った私がバカでした、、
こんな事なら断れば良かった、、
めんどくさがりな私が、こんなフルテンションな奴の世話なんて出来る訳がないじゃない、、、
そもそも、何よ、、病人がこんな元気でいいわけ?、、、
入院したいのは私の方よ、、、
ってか
退院しなさいよ!!
いくえ「旬くん、、、あなた検査入院でココにいるんでしょ!!、、もう少し静かに寝てなさいよ!!」
それを聞いた途端、
暴れ倒していた旬がピタッと止まった、、、
旬は顔を伏せ、急に落ち込む姿勢をみせた、、、
いくえ「え??、、何??、、旬、、、くん??」
あれ?マズイ事言っちゃった、、かな??(汗)
旬はその場にしゃがみ込み、立ち上がろうともしない、、
マズイ!!
私!なんかマズイ事言っちゃったんだ!!
いくえは旬に近づき慰めるようにかがんだ、、
いくえ「旬くん!ごめん!なんか私悪い事言っちゃったね(謝)!本当にごめん!何?何かあったの?話せるなら話してね、、どうしたの??、、、」
旬は首を横に振ってゆっくり、いくえの耳に口を近づけた、、、
旬「、、、、、やらしてくれたら静かにしてやるよ、、、、ブーーーース!!!!」
っとまた勢いよく暴れ出した、、、
な(怒)!!!
な(怒)!!!
な(怒)!!!
なによーーーーーー!!!
このガキーーーーー!!!
ちょっと下手にでてりゃ~いい気になりあがってーーーーー!!!
もういい!!もう頭にきた!!
担当降りてやる!!
今から医院長の所に言って担当かえてもらう!!もう決めた!!
なんでこんなガキのお守りしなきゃいけないのよ!!(怒)
私は我慢の限界を超え、
頬を膨らませ病室を出ようとした、、
その時、、
旬「ねーさんって本当に可愛いね(笑)」
出ようとしてる私を引き止めるような言葉、、、
チキショー、、このガキ、、笑うと可愛い、、、のよね、、、
微笑む旬と、、、ふくれっ面ないくえ、、、
二人を導く赤い糸は少しづつ、、
手繰り寄せられていった、、、
つづく
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いい事も、、、
悪い事も、、、
春風が私に届けた報せは、、、
いい報せ?、、
悪い報せ?、、
307号室、、、
担当になって3日、、、
この大抜擢が、なぜ私なのか、少しづつわかってきた、、、
「ねーさんって彼氏いるん??」
「Kissとかしたん??」
「もうやっちゃってるやんね??」
「ね~ね~ね~ね~、シカトすんなよ!ブス(笑)わはははは、、」
朝立さんとこの、、、
旬くん、、、19歳、、、
個室とはいえ、どうしてそんなにあばれるの、、、
ため息をつき、パイプイスに座り、暴れ倒す彼をもう止める気すら失せた私、、、
そう、、、
私は最悪の状況、、、
完璧にハズレくじを引いた私、、、
一番めんどくさい奴だから新人に押し付けちゃえ的な抜擢だったとは、、、
確かに私は打たれ強い、、、だがしかし!!ストレスを感じないわけではない!!これでもそこそこは乙女で意外とナイーブな一面も持ち合わせたりするのよ、、、
それを何??
新人の中で一番凹まないのは私だって事??
少しでも期待した私がバカだった、、
病棟の美少年は繊細で穏やかで心優しい、、なんて思った私がバカでした、、
こんな事なら断れば良かった、、
めんどくさがりな私が、こんなフルテンションな奴の世話なんて出来る訳がないじゃない、、、
そもそも、何よ、、病人がこんな元気でいいわけ?、、、
入院したいのは私の方よ、、、
ってか
退院しなさいよ!!
いくえ「旬くん、、、あなた検査入院でココにいるんでしょ!!、、もう少し静かに寝てなさいよ!!」
それを聞いた途端、
暴れ倒していた旬がピタッと止まった、、、
旬は顔を伏せ、急に落ち込む姿勢をみせた、、、
いくえ「え??、、何??、、旬、、、くん??」
あれ?マズイ事言っちゃった、、かな??(汗)
旬はその場にしゃがみ込み、立ち上がろうともしない、、
マズイ!!
私!なんかマズイ事言っちゃったんだ!!
いくえは旬に近づき慰めるようにかがんだ、、
いくえ「旬くん!ごめん!なんか私悪い事言っちゃったね(謝)!本当にごめん!何?何かあったの?話せるなら話してね、、どうしたの??、、、」
旬は首を横に振ってゆっくり、いくえの耳に口を近づけた、、、
旬「、、、、、やらしてくれたら静かにしてやるよ、、、、ブーーーース!!!!」
っとまた勢いよく暴れ出した、、、
な(怒)!!!
な(怒)!!!
な(怒)!!!
なによーーーーーー!!!
このガキーーーーー!!!
ちょっと下手にでてりゃ~いい気になりあがってーーーーー!!!
もういい!!もう頭にきた!!
担当降りてやる!!
今から医院長の所に言って担当かえてもらう!!もう決めた!!
なんでこんなガキのお守りしなきゃいけないのよ!!(怒)
私は我慢の限界を超え、
頬を膨らませ病室を出ようとした、、
その時、、
旬「ねーさんって本当に可愛いね(笑)」
出ようとしてる私を引き止めるような言葉、、、
チキショー、、このガキ、、笑うと可愛い、、、のよね、、、
微笑む旬と、、、ふくれっ面ないくえ、、、
二人を導く赤い糸は少しづつ、、
手繰り寄せられていった、、、
つづく
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連続小説「大阪純情朝焼け物語2」<きっさん>
私の名前は又貫育江(またぬきいくえ)、今年、研修生を終え、四月から某国立病院に新米看護師として働く事になった。、、21歳、独身、
彼氏いない歴は、、、言いたくない。
性格は明るく前向き、、ポジティブだけどめんどくさがり、その反面、落ち込む時はトコトン落ち込むといった比較的わかりやすい性格だ、、。
そんな私に
父は言う、、、「お前みたいなオテンバを嫁にもらってくれる奴なんかいるもんか、、」と、、、
別に、、
嫁にもらって欲しいだなんて頼んだ覚えはないし、、、「どうしても、、」って相手が頼んできたら、、考えてあげなくもないけど、、
とにかく!!私は、私らしく生きていきたいし、生きていくの!!
もう学生じゃないんだから!!
ママゴトのような恋愛にはおさらばするの!!
そう言って
私は意気揚々と今日も職場についた、、、。
職場は病院ではあるけれど、明るく清潔で患者さんを第一に考えたこの職場は私のお気にではあるけど、、
おやおや??今日はなんか変だぞ??
いくえ「お早う!」
たか子「いくえ~!あんた、お早うちゃうって!!朝の掲示板見たん??」
勢い良く現れたのは私の幼馴染、、、っていうほど深くはないのだけど、同じ学校、同じ職場、同じマンションに住む、たか子だ、、、まぁ腐れ縁ってヤツです、、、。
いくえ「見てないわよ、。朝からどうしたのよ~??」
たか子「あんた、うちらの学年のトップエリートやで!!!あんたが専属の患者さんが付くんよ!!今朝の会議で決まったん!!医院長が「新入社員の一人」にってあんたを指名したん!!いきなりの大抜擢!!がんばりや~!!うちらの評価にも繋がるんやから~!!」
マジで、、、
あああぁぁぁ、、、かなりめんどくさい、、、私はどちらかと言うと先頭を切って何かするタイプではなく、後ろからみんなを盛り上げる、、言わば、ベンチの声出しメンバーが合ってるんだけど、、、
そして
私は重い足取りで掲示板を見に行った、、、
大きな総合病院、、、待合室、受け付け、エレベーターの間にあるのが私達の全体掲示板、、、よく社内新聞も貼ってあったりして、、、
「あ~、、、(汗)やっぱり私だ、、」
又貫育江、、
本日より
307号室の「朝立旬(あさだちしゅん)」の専属看護師に任命する。
先輩看護師が言ってた、、、
出来るだけ早く専属になれればその分、給料は上がるし、どんどん上にいけるよって、、、
でも私は責任が重くなるくらいなら、給料は安くてもいいかなって思ってしまう、、、
私はため息をもらし、、重たい足取りで307号室に向かった、、、
ガラガラ、、、
個室のドアを開けてゆっくり室内に入って行った、、、
「どうも、、、今日から私がお世話をします又貫、、いく、、、え、、、と、??」
その時、
フッと、、、風が室内を流れた、、、
ねぇ、、、
運命って信じる??
信じない??
私は運命なんて信じてなかったの、、、
出会いなんて全て偶然って思ってたから、、、
でも、、、
でもね、、、
そこには春風に前髪とカーテンを揺らしながらオレンジ色に照らされた天使のような少年が静かに寝息を立てて眠っていた、、、、
運命が、、、
運命がね、、、
私の胸を、、、少し締め付けた、、、
つづく
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彼氏いない歴は、、、言いたくない。
性格は明るく前向き、、ポジティブだけどめんどくさがり、その反面、落ち込む時はトコトン落ち込むといった比較的わかりやすい性格だ、、。
そんな私に
父は言う、、、「お前みたいなオテンバを嫁にもらってくれる奴なんかいるもんか、、」と、、、
別に、、
嫁にもらって欲しいだなんて頼んだ覚えはないし、、、「どうしても、、」って相手が頼んできたら、、考えてあげなくもないけど、、
とにかく!!私は、私らしく生きていきたいし、生きていくの!!
もう学生じゃないんだから!!
ママゴトのような恋愛にはおさらばするの!!
そう言って
私は意気揚々と今日も職場についた、、、。
職場は病院ではあるけれど、明るく清潔で患者さんを第一に考えたこの職場は私のお気にではあるけど、、
おやおや??今日はなんか変だぞ??
いくえ「お早う!」
たか子「いくえ~!あんた、お早うちゃうって!!朝の掲示板見たん??」
勢い良く現れたのは私の幼馴染、、、っていうほど深くはないのだけど、同じ学校、同じ職場、同じマンションに住む、たか子だ、、、まぁ腐れ縁ってヤツです、、、。
いくえ「見てないわよ、。朝からどうしたのよ~??」
たか子「あんた、うちらの学年のトップエリートやで!!!あんたが専属の患者さんが付くんよ!!今朝の会議で決まったん!!医院長が「新入社員の一人」にってあんたを指名したん!!いきなりの大抜擢!!がんばりや~!!うちらの評価にも繋がるんやから~!!」
マジで、、、
あああぁぁぁ、、、かなりめんどくさい、、、私はどちらかと言うと先頭を切って何かするタイプではなく、後ろからみんなを盛り上げる、、言わば、ベンチの声出しメンバーが合ってるんだけど、、、
そして
私は重い足取りで掲示板を見に行った、、、
大きな総合病院、、、待合室、受け付け、エレベーターの間にあるのが私達の全体掲示板、、、よく社内新聞も貼ってあったりして、、、
「あ~、、、(汗)やっぱり私だ、、」
又貫育江、、
本日より
307号室の「朝立旬(あさだちしゅん)」の専属看護師に任命する。
先輩看護師が言ってた、、、
出来るだけ早く専属になれればその分、給料は上がるし、どんどん上にいけるよって、、、
でも私は責任が重くなるくらいなら、給料は安くてもいいかなって思ってしまう、、、
私はため息をもらし、、重たい足取りで307号室に向かった、、、
ガラガラ、、、
個室のドアを開けてゆっくり室内に入って行った、、、
「どうも、、、今日から私がお世話をします又貫、、いく、、、え、、、と、??」
その時、
フッと、、、風が室内を流れた、、、
ねぇ、、、
運命って信じる??
信じない??
私は運命なんて信じてなかったの、、、
出会いなんて全て偶然って思ってたから、、、
でも、、、
でもね、、、
そこには春風に前髪とカーテンを揺らしながらオレンジ色に照らされた天使のような少年が静かに寝息を立てて眠っていた、、、、
運命が、、、
運命がね、、、
私の胸を、、、少し締め付けた、、、
つづく
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