こんにちは。
正倉院展の報告でーす!
去年に続き、だんなさんと出かけました
鹿、撮らずにはいられませんっ
今回はこの背景の楽器が目玉ですね。
図録を買ったので、その写真を載せます。
鳥のアップ。
図録、すごい。
こんなに近くではどうやっても見られませんから~
螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん)です。
奈良時代から平安時代に法事で使われたそうです。
わたしが一番見入ったのはこれです!
御所箱(おんしょのはこ)
植物のツルで作られているそうです。
正倉院展に行くたびに、この保存状態はいったいどういうこと??と感動しますが、この箱はたまげてしまいました(笑)
私たちが使っているこういうカゴのものって、普通に劣化していきますよね。
雑に使っていたら数日で(笑)
それは私が雑過ぎるのかもですが
それが8世紀のものなのに、こんなに美しいままだなんて・・・。
図録によりますと、アケビの茎の表皮を取り去った細木を芯として、これにカヤツリグサ科の蔦を編み上げているそうです。
口縁部はエゴノキの薄板で挟み、ヤナギの小枝を加工した細紐を巻き付けているそうです。
模様になっているものは染めているそうです。
・・・よくわかりませんでしたが、すごく丁寧に作られているのがわかりました。
美しくてうっとり・・・・・・・・
別室にもうひとつ箱がありました。
赤漆葛箱(せきしつかずらのはこ)
墨を入れた箱だそうです。
上のものと同じように作ってあり、その上に蘇芳という植物で染めてあり、透漆で仕上げてあるそうです。
で、黒漆を塗ってあるそうです。
そして銀泥を使って柄を描いているそうです
やっぱりよくわからないんですけど、すごい・・・。
わたしの印象に残ったものばかりですいません
色麻紙というそうです。
色紙です!
青色、黒褐色、紫色、淡紫色、白色、黄褐色、赤色、桃色、淡桃色などだそうです。
最近の調査で、青色は藍、紫色は藍と赤色染料、赤色は茜、桃色は紅花とわかったそうです!
現代は色紙は安くで買えますが、この頃はそれはそれは貴重だったんでしょうね~
当時はもう少し鮮やかな色だったのでしょうか
絵紙(絵入りの紙)
かわいらしい絵は麒麟だそうです🦒
大きな紙に描かれていました。
紹介したものはすべて8世紀のものです。
他にもすばらしいものばかり!
何かを置く台などもすごくきれいな細工が入っていました。
楽器や仏具、着物、履物など、どれもうっとりするものばかりでした。
丁寧に材料を選んで、丁寧に作られたんでしょうね。
ホームページを貼っておきます!
今回も予約制だったので、ゆっくりと見ることができました。
でも、最初のコーナーは一斉に入るので混み混みでした~
先に別のコーナーを見て、順番を気にせずに見て回るのが良いですね
私たちは3時頃から入場しましたが、ゆっくり見せて頂いたので出てきたのは6時の閉館時間でした
出口の庭園。
別館の仏像館には鹿がたくさんいました!
見えるかな~
ここはずっと前にGreenさんと入りました。
懐かしいです~
鹿せんべい屋さんにて。
ちょーだいちょーだいする鹿たちです
見えにくいですが、五重塔です。
来年も行きたいです
そして、一度、正倉院の建物を見てみたいなーと思いました