四十九日と死後の手続き~遺された家族のためにやっておいて欲しいこと
父の四十九日法要が終わりました。
通夜葬儀同様、私達家族と実家の母だけのささやかなものでしたが、父の笑顔の遺影を囲んで穏やかに営むことが出来ました。
現在は父の死後の手続きあれこれに走り回っております。
タイミング悪くもえもえの通院も色々重なって正直身体が限界でブログ更新もままなりません
実家の母も耳が遠くなってきていることや、やはり心身共に疲弊していて手続きを任せられないのがちょっときついですね。
同居なら隙間時間に出来ることも離れて暮らしているとわざわざ実家に出向く必要があるので一日仕事になってしまいますし。
それでも今後は司法書士さんと税理士さんに相続関係の手続きに関してお願いすることになったので自分で動かなければならない部分はかなり減らすことが出来そうでほっとしています。
父の死後の手続きで助かったのが「自筆証書遺言」を遺しておいてくれたこと。
字がとても上手(写経が趣味でした)で真面目な父らしく立派な筆文字で完璧な形式の遺言書で法的にも問題なし。
ただ、数年前から認知症を発症していて本人もPC のパスワードがわからなくなってしまっていて、ネットで手続きしたあれこれの詳細が全くわからなくなってしまっていることが厄介です。
母はPC には一切触ったことがないデジタル音痴ですし。
幸いカードの使用明細が全て紙ベースのままだったので、それと銀行口座の履歴から洗い出しして問い合わせ先等を確認しているところです。
明細には細かな取引内容が載っているわけではないですし、母も把握していない物もあって、最悪の場合カードや口座を先に止めてしまって連絡が来たら対応するしかないかとも考えているところです。
父は自分が認知症になることを想定していませんでした。
と言うよりは認知症になりたくない気持ちがとても強くてかえってそこから目を背けていたようなところがあります。
コロナ禍で実家になかなか行けなくなった期間に一気に症状が進んでしまったのも私の対応が遅れてしまった原因です。
ネット上で手続きや取引明細のやり取りが完結しているものに関しては契約内容(契約者番号)や連絡先等を遺された家族が確認できる形で遺しておいて欲しいと思います。
PC やスマホ、各種サイトのパスワード等を自分の死後に家族だけわかる形で遺しておくことも考えておいて欲しいです。
ペーパーレスが進んだこと、利用者(契約者)本人に何事も無い時には便利ですが、認知症になったり事故や病気で突然意識を失ったりした時に困るのは本人以上に家族です。
父の場合、基本的には母が父の年金や預貯金を管理していたので昨年からの入院、施設入居の費用も全て父のお金で賄えたのでとても助かりました。
大切な家族のために自分自身で管理できなくなった時のこと、考えてみてくださいね。
おまけ
前回の記事をラキ田ラキ子さんがご自身のブログでもご紹介くださいました
日頃から公衆電話の場所を探しておくこと(探せるサイト)など私が書きそびれたことにも触れてくださってますので、お時間に余裕がある時にでも是非ご一読を
更に備蓄女王ことラキ田さんが緊急地震速報に何故慌てなかったのか、こちらを読むとわかります。
大量の備蓄と地震の揺れ対策を上手に両立させているのは見習いたいところです。
ラキ田ラキ子さんありがとうございました