体にも良い大豆の煮汁でEM発酵液 | 自然派で行こう♪

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自然な農法での安全な米・野菜作りをしています。
釣りと料理と自家製素材を使った味噌作りもしています。



大豆の煮汁の利用方法を考えてみました。

味噌作りで大豆を煮る時の煮汁。

味噌を仕込みむ際に種水として使われますが、ほとんどは使いません。

みるからに栄養満点っぽいし、捨てるのはかなりもったいないかも?

飲んでも美味しいので料理とか飲み物にも使えそうです。

ココアを溶いたらとても美味しそうかも?

でも、飲むにはちょっと量が多すぎます。

ということで、液体肥料を作ってみることにしました。

みるからに栄養たっぷりっぽいですからね。

そしてネットで調べてみるとやはり効果絶大っぽい情報をゲット♩

★大豆煮汁発酵液の野菜類の生育に与える散布効果★
PDFファイルのリンクはこちら → http://kou.oita-ed.jp/kunisaki/H22%20engeigakukai.pdf

ーーー以下上記サイトより引用ーーー
「大豆煮汁」の嫌気発酵水溶液(酸度約6、乳酸含量約50g/L)のスイートコーンとホウレンソウへの散布は、それらの生育に大きく影響した。 発酵液の希釈液を土壌灌注したり、また、発酵液に高濃度のマグネシウム塩を溶解した水溶液の希釈液を葉面散布したところ、スイートコーンも、 ホウレンソウも、共に、根量の増加を有意差としてみとめた。それと同時に、可食部位の増収も確認した。
腐敗しやすいため未活用のまま味噌醤油製造所から廃棄されていた「大豆煮汁」を嫌気発酵させた液は、野菜類の根量の増加、 茎径の生育促進、可食部の増収をもたらす土壌かん注や葉面散布液なり得ることが示唆された。供試した大豆煮汁発酵液のNPK 肥料成分は無視できる程小さいため、野菜類に肥料成分として寄与したというより、その植物の代謝を活性化したと考えられる。今 後、発酵液施用による野菜類の生長ホルモン量、肥料の吸収度合い、光合成能の変化などや効果本体のペプチドなど有効成分の 解明が必要である。
ーーー引用終了ーーー

これはかなり期待できそうかも♩^^


▼まずはポリ樽に漬物袋を入れてそこに大豆の煮汁を注ぎました。


ビニール袋はあってもなくてもいいと思うのですが、

EM活性液作りでは一度失敗した容器で再度培養すると失敗するとのことですので袋を利用しました。


▼何年も前に購入したEM-1です。


昔はEMボカシ作りにはまっていまして、EMボカシやEM活性液を大量に作っていました。

その時の買い置きしていた未開栓ボトルですが、大丈夫かな?

開栓して匂いを嗅いでみると買った時と同じ匂いがするので問題ないかも?


▼4リットルほどの大豆の煮汁に150ccほど注いでみました。


糖蜜を加えるとなおいいのでしょうけど、糖蜜の在庫がほとんどなくなっていたので使わないでおきます。

糖蜜を加えなくても大豆の煮汁がEM-1に含まれる菌類の餌になるかと思います。


▼発酵時に空気が抜けるよう、ちょっと緩めに輪ゴムで縛って完了です。


次の味噌作り本番でできる大豆の煮汁もこれに加えてみたいと思います。

出来上がった液体肥料は稲の苗作りに活用できればと思っています。


人が飲んでも黒豆の煮汁はかなり身体にいいみたいです。

大豆の煮汁に含まれる成分

※グリシニン・リノール酸リグニン・・・悪玉コレステロールを下げる
※リノレン酸・・・中性脂肪を下げる
※ビタミンE・・・血管を広げる
※カリウム・・・塩分を体外へ排出して血圧を下げる
※イソフラボン・ソヤサポニン・・・血液をサラサラにする
※カルシウム・マグネシウム・・・血管の筋肉を柔らかくする

http://www.matsui-food.co.jp/page05b.html

すごいですね~~♩^^