不眠を改善する野菜を知る　～春菊、キャベツそのほか

先日、東京赤坂のベジタリアンカフェ　小鉢や　でランチをしました。

こちらとお味噌汁、温かい番茶で1200円（税込み）です。

デザート付きです。とても豪華でやさしい味です。

真ん中のお惣菜は、春菊、白菜や根菜、えのきだけの煮もの。

白菜から甘みが出ていて、最後の一滴までいただきます。

弱火で薄味でじっくり煮れば、

白菜の真の固いところもおいしくいただけます。

ですので、その部分を切り捨てることなく、

ぜひじっくり煮てみましょう。

むしろ甘みの良く出るところですから

贅沢な部分となります。

今回おすすめしたいのが春菊。

実は春菊は不眠を改善する貴重なお野菜のひとつです。

イライラして寝付けない方や、夢見の良くない方におすすめです。

春菊は気の巡りを良くすると東洋医学や東西の伝統医学では言われています。

独特の苦み成分が精神を安定させます。

この苦みはポリフェノールであったり、ビタミンA,B,Cの複雑な構成であったり

カルシウムや、ペリルアルデヒド、クロロフィルなどと呼ばれる香りなどの

成分との絡みから醸し出されえますが、

この苦みと独特の香りが、私たちの気持ちを落ち着かせ

落ち着かせる力があるといわれています。

寝つきが悪い時に取り入れると良い食材です。

春菊は香りがお好きだったり、大丈夫でいらっしゃれば、

鍋、煮物、お味噌汁、サラダ、なんにでも合う

触感の良い柔らかさがあります。

ルッコラから作るジェノベーゼソースを

代わりに春菊で作ることもできます。

使いやすいお野菜です。

年末の体調管理は

なによりも温かくしてぐっすり休むこと。

睡眠の質を上げることです。

寝具を工夫することや、

その他の環境を改善するとともに

食材でも少し意識をしてみましょう。

ところでご参考までに一般的な数字ですが、

春菊に含まれるビタミンＡはキャベツの90倍、

ビタミンＢ１は2.5倍、ビタミンＢ２は5倍、ビタミンＥは

なんと17倍と言われているそうです。

ですが、キャベツは全体的にバランスの取れたビタミン・ミネラルを含み

甘みが優しく、丸くて幾重にも葉が重なる形状は人に影響して

その人の気持ちを丸く、そして思慮深くする（頭の中が繊細に重なっているという

イメージから）と言われています。

人の気持ちを丸くおだやかにするという違うアプローチで

キャベツも不眠を改善するお野菜のひとつです。

このような栄養価の数字には影響されすぎない程度に

参考にすることがよいでしょう。

おだやかな金曜日の午後になりますように。

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