夫、私、7歳娘、4歳息子の
4人家族
39.58坪の土地に
延床面積36.19坪の家を建てました
なぜかいつも料理を載せてます
人呼んで”17時の女王”
面白可愛いお料理マイホームブログです
調子乗ってごめんなさい
2021年
4月 注文住宅を建てたいと考える
5月 マンションの販売開始
9月 土地を停止条件付契約(39.58坪)
4月 マンション売買契約締結
8月 着工
9月 上棟
12月 引き渡し&引っ越し
◆内覧会目次◆
楽天ルーム始めました
内覧会でも紹介した施主支給品やインテリアなどを
ピックアップしています
今朝の記事をご覧くださった方、ありがとうございました
さぁ、昨日の記事の続きです。
父のマンションに、他の人と同時にすっと入りました!
エレベーターの中で、姉とマスクをつけます。
だってゴミは片付いたとはいえ、ゴミ臭いかもしれないもん!!←
玄関のドアは開くかな…?
そっとドアを開けると、その先のリビングに父がいました。
「ただいまー!」
と足を踏み入れます。
が!!
まず玄関でウッとなる臭さ。
これはタバコのせいだと思います。
もう臭いが染み付いてる。
私はタバコが大嫌いです
ぜんそくを患ってるわけでもないのですが、副流煙による害とか考えると苦しくなる。吸ってる人のそばを通る時は息を止めて早足で追い越します。
若かりしころ、彼氏、ひいてはいつか結婚する相手の条件は「タバコを吸わない人」でした。これは譲れない。
幸いにも夫は「学生の時に誘われて吸ってみたけど、何がいいのかわからなかった」と。そんな夫も、タバコを吸う女性はNGだったそう。
へへ、私は紛れもなく、一回も吸ったことないですよかった
私がここまでタバコを嫌う理由は、きっと両親にあります。
母が嫌ってたんですね。健康上の理由だったと思うんですけど、、、
それで父は姉が生まれるのを機に「タバコをやめる」と母に話したそうなんです。
ただ、父は、隠れて吸っていた。
わたしが小学生だったとき。
父は地域の役員に選ばれて、お祭りの運営に回ったんですね。毎晩、お祭りの準備のなんやかんやで出て行って、大変だったと思います。
そしてお祭り本番、私は、ハッピを着た父を見つけました。
しかし、なんと父の片手にはタバコが…
「どうしよう、見てはいけない秘密を見てしまった」
狼狽する私と父の目が合いました。
その瞬間、父は、タバコを持った手を後ろに回して隠したんです。
バレバレなのに隠す父を、私は心底カッコ悪いと思って、心底軽蔑しました。
父は建築現場の職人さんで。
時代を考えると、同僚は間違いなく吸っていた。
やめられなかった、のは、わからんでもない。
けど、隠れて吸うのって本当にカッコ悪くない!?
高校生かよ!!!
まぁでも、その後も母が死ぬまで「吸ってない」という体を崩さなかったことはすごいと思います。
本人からたまにタバコの臭いがすることはあったけど。私たちの目の前で吸ったことは、それ以降一度もありませんでした。
きっとそれは父なりの愛。
もう愛する母も私たちもいなくなって。
玄関には、誰に隠されることもなく堂々とタバコが置かれていました。
その玄関に飾られている絵は、私が高校の時に書いたもの。母が気に入って飾ってくれたんです。ゴミ屋敷だったにも関わらず、母が生きていたころのまま、時が止まったようで。タバコだけがあの頃と違う。
うまく言えないけど、哀しかったです。
そして、リビングにいる父が私たちに声をかけます。
「おかえり」
つづく