パートナーシップが欲しいなら、
本当に大切な人を
大切にし続けることを諦めない。
全ては、そこから、だよ。
こんにちは。
もっと楽に、幸せに。
パートナーシップカウンセラー
真中美和です。
今日も2記事目です。
今朝、質問箱でこの3件にお答えしてるので
ぜひ読んでみてね。
- 彼の娘さんに嫉妬してしまう
- ズボラな旦那にイライラする
- 彼にアプリ退会してとも言えない
さて、こちらは昨晩届いたご質問。
何かと話題の”セカンドパートナー”
について、意見を聞かせて欲しい、
というご相談です。
世間にはいろんな考え方が
あると思うのだけど、
これは私の個人的な考えだという前提で
ぜひ読んでみて欲しいなと思います。
セカンドパートナーについてどう思う？
えーっとね、”セカンドパートナー”の定義で言えば、あなたも認識されているとおり体の関係がないプラトニックな関係を指すので、あなたと彼のはいわゆる”不倫”だよね。
で、私はそれがいいとか悪いとかってことはそんなに大事だとは思ってなくて（もちろん日本の法律上はダメなことなんだろうけど）、「自分と自分の大切な人たちが幸せでいられるか？」という視点で、どれくらい誠実に生き方を選択できるか？だと思ってるんだよ。
でね、文面には書かれていないということを考えると、おそらく二人の関係は家族公認ではないんだと思うのよ。私はそこがポイントだと思ってる。
あなたが夫とは「異性としてお互いを大切に心地よく生きる」ができない、という言い訳の免罪符として、勝手に選択していることなんだと思うんだよ（言葉が厳しくてごめんね）。
それが悪いって言ってるんじゃないよ？
ただ、もしあなたの夫や家族、あるいは彼の家族がそれを知ったときに、「よかったね」って二人の関係を応援してくれるだろうか？たぶんそうじゃないとわかっているからこそ、質問してるんだと思うのね。
何を選択するか？はあなたの自由だから、不倫であろうがセカンドパートナーであろうが、好きに選べばいいの。ただ、私は自分だけじゃなくて「自分の大切な人も幸せでいてもらいたい」という願いを持って生きているので、その自分の願いを裏切るような生き方は選ばないかなと思います。
私はメンタルが強くないので（笑）、大切な人に嘘をついて、もしバレたらその人たちの人生を壊すという後ろめたさを抱きながら生きる人生は、全然幸せじゃないから。
あなたにとってはそれが望む人生なら、自由に選んだらいいと思うよ。ただし、あなたや彼にお子さんがいらっしゃるなら、もしバレたら子どもたちの今後の人生に大きな影響を与えるような苦しみを残すことになる、ということだけは覚えておいてね。私のところには、親の不倫が心の傷になってパートナーシップをうまく結べない人たちがたくさん来られます。
私の考えを聞かせて欲しい、というご希望だったので、率直に書きました。参考になれば嬉しいです。応援してる！
「セカンドパートナー」とは、
“既婚者が（配偶者とは別の）恋愛関係にある『第2の』パートナー”のことで、一般的には「肉体関係はない（＝プラトニック）」相手を指す
まぁ、定義なんて
本来どうでもいいんだけども、
その関係が、
自分の大切な人たちも幸せにするか？
大切な人たちの理解を得られるか？
それを無視して選択することが
果たして自分の幸せだろうか？
っていうことを考えて欲しいなって
私は思うんだよ。
関係を諦めないことが、パートナーシップ
彼女の中では、
「だって、夫とはもう、
そういう関係になれないし、
だけど異性としての関係も
諦めたくないんだから、
外に求めても仕方ないじゃない」
っていう気持ちなんだろうと思うし、
そう思いたくなる気持ちも、
もちろん、よくわかるよ。
だから、
そういう選択を選んでしまう人が
一定数いることは
ある意味仕方ないとも思ってる。
（だから、不倫が後を絶たないんだよね）
だけどね、
彼を”セカンドパートナー”と言うなら、
”ファーストパートナー”は
第一に大事にできているのか？
っていうことも考えてみて欲しい。
あなたにとって、
現時点では一番（ファースト）大切な
パートナーは、夫だよね？
そのファーストパートナーと
- できなかったこと、
- 得られなかったこと
を、別の男性に求めている、ということ
なんだけれども、
本当に不可能だったのかな？
今からじゃ、もう絶対無理なのかな？
そして、
「無理だね。だから、そこの部分は
お互いに他の人で満たすことにしよう」
っていう合意が、
夫との間でできてるのかな？
「セカンドパートナーと、
パートナーシップは成り立つのか？」
って質問されているけれども、
ファーストパートナーと
パートナーシップを成り立たせる努力を
本気でできてこなかったなら、
セカンドパートナーとなんか、
できるわけないよね？
っていうのが、私の考えです。
以前、公式LINEに、男性の方から
不倫相手となかなか会えておらず、
寂しいから別れようって言われたけど、
自分は妻とはずっとレスだし、
彼女との関係に未練がある。
でも、彼女のことを考えたら、
手放してあげた方がいいんでしょうか？
って相談が寄せられたのだけど、
私が彼に伝えたのは、
「一番側にいる妻すら幸せにできない人が
他の女性を幸せにできるとは思わない」
ってことです。
（すごく厳しい言葉を選んだけれど、
彼は真摯に受け止めてくださって
勇気を持ってお別れを選ばれました）
同じこと、だよ。
一番長く一緒に生きてきた
一番大切な人とすら
関係を諦めてきたのに、
他の人と結べる関係なんて、
パートナーシップと呼べるものに
なり得ないんじゃないかな
って私は思うんだよ。
彼女が言うように、
夫婦という関係で、
家族としても男女としても
良好な関係を築いている人は、
もしかしたら多くはないのかもしれない。
だけど、
私のところにご相談に来られる
「壊れる寸前の夫婦」だった人たちも、
本気でそれを変える努力をされると、
新婚当初以上のラブラブな関係に
再構築していかれるケースが
いっぱいあります。
つまり、
「関係を諦めて、
やりきれてない」
というケースが大半なんじゃないかな
って私は思うんだよ。
つい昨日ね、
たまたま見つけたネット記事なんだけど、
芸人おさると結婚した山川恵里佳が、
結婚するときに所ジョージから言われた
というこの言葉。
山川 私たちが結婚したとき所さんに「婚姻届っていうのはここからこの2人が仲良くしますよっていう約束の紙だからね」って言われたんですよ。結婚がゴールなんじゃなくて、これからもっと相手のことを知って、もっと仲良くなるために協力していかなきゃいけないんだよ、ということをおっしゃりたかったんじゃないかと思います。
まさにね、
こういうことだと思うんだよ。
ご質問主の彼女は、
私とダーリンが男女としても
うまくいっているのは、
「結婚していない関係」だからだ、
と思われているようだけれども、
もちろんそういう側面は
あるのかもしれない。
だけど、私は、
もし彼と「結婚」という形を選んでも、
この所ジョージの言葉のように、
「諦めないで努力し続ける」を
放棄しないでいたいって思ってるよ。
諦めないで努力し続けること、
それこそがパートナーシップだと
私は思っているから。
いずれにしても、
何を選択するか？は、
自分が選ぶこと。
だけど、
回答の最後に書いた、
子供のことは無視しないであげて欲しい。
子供にとって、親（特に母親）は、
あなたが思う以上に
めちゃくちゃ影響力が大きい存在です。
それは、子供時代だけの話じゃなく
大人になってからも、
なんなら母親が亡くなってからも、
ずっとずっと続くほどに
母親との関係は人生に影響を与え続けます。
もちろん、
どんな辛い関係がそこにあっても、
それを乗り越えていく力が
子供にはあるけれども、
あなたが母親として
子供の幸せを心から願っているなら、
後悔のない選択をしてほしいなと思います。
パートナーシップが欲しいなら、
本当に大切な人を
大切にし続けることを諦めない。
全ては、そこから、だよ。
▼先日もご紹介した過去記事だけど
散々外に目を向けていたけど、
青い鳥は家にいた（旦那さんだった）
ということに気づかれることが
本当に多いんだよ。
▼諦めなければ、
別居からたった1年で
ここまで変わることもある。
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