もうこれ以上、
あなたを愛することで
失望したくない、
傷つきたくない、
という防衛反応なのだから。
こんにちは。
もっと楽に、幸せに。
パートナーシップカウンセラー
真中美和です。
先に書いとくと、
あえてストレートな表現で伝えてるから、
心がえぐられる気持ちになると思うんだけど
一回、本気でえぐらないと、
膿が出ないから、そうしてるの。
離婚を言い出した「彼の側」
あのね、
大前提として、
夫婦＝家族＝ずっと一緒にいるもの
じゃないよ。
夫婦と言えど、
家族と言えど、
別の人格を持った他人なんだ、
ってことを
絶対に忘れちゃいけない。
（子どもも、しかり。血は繋がってるけど、あなたの所有物じゃない）
ご相談くださった方に共通しているのは、
無意識下で、
「どうせずっと側にいるだろう」
って、関係にあぐらをかいていた、
っていうことなんだよ。
当たり前に夫は、
毎日仕事をして、
お金を稼いで家族を養いでくれる
それが当然だし、
これからもずっとそうしてくれるはずだし、
その権利を享受できるのは
妻として当たり前。
その上で、
彼の至らないところ、
やってくれてないところ、
それに文句を言い、
彼の要求を跳ね除け、
ずっと不満を持ち続け、
不機嫌を撒き散らし続けた結果、
「もう無理だ。離婚だ。」
と言われているのだ、
ということなんだよ。
こないだから「彼の側」の話をしてるけども
昨日リンクでご紹介した
過去記事にも書いたとおり、
僕を認めてくれないアイツは酷い。
俺はこんなに頑張ってるのに。
毎日、家族のためにこんなしんどい思いして働いてるのに
どうせATMだと思ってんだろ。
もう俺のことなんか、男として見てくれない。
いっつも不満ばっかり言って。
いっつも不機嫌な顔しやがって。
俺が何したって言うんだ。
俺の気持ちも考えないで。
ふざけんな。
俺は本当はもっとすごいんだぞ！
思い知らせてやる！
バカにしたこと後悔させてやる！
あなたの言うとおりだった、
私が間違ってたって言わせてやる！
そう、これが「彼の側」であって、
これが行き着く先まで行ったのが、
「離婚」という言葉なんだよ。
「離婚」という印籠を渡さないと
あなたが気づかないから、
この切り札を切ってきてる、
ってことなの。
もちろんね、
彼女たちの側にも
言い尽くせないほどの言い分が、ある。
それは、もちろん、
めちゃくちゃわかるんだよ？？？
だから、
女性の側だけが悪いわけじゃ、
もちろん、ない。
だけど、
彼の辛い気持ちにも気づけずに、
ここまで放置してしまった、
それが招いた結果なんだ、ということ。
なんだかんだ言って、
ずっとそこにいてくれるはず、
そう、たかを括ってたその態度に、
彼は、あなたの想像のはるか上まで
めちゃくちゃ傷ついていて、
失望して、絶望して、
「離婚」を言ってるんだ、ってこと。
まずね、
ここを認識するところから
スタートして欲しいんだよ。
修復するためには、ここからやるしかない
悲しい、
辛い、
許せない、
腹が立つ、
ありえない、
無責任だ、
いろんな気持ちが渦巻くと思うんだけど、
残念ながら、
ここまでくるとね、
修復したいとあなたが願うなら、
あなたが折れるしか、ない
お互いに問題はあったし、
本来は、
お互いに歩み寄るべき問題なんだけど、
ここまで来ちゃうと、
いったん、彼の非は脇において、
「私が悪かった。ごめんなさい。許してください。もう一度チャンスをください」
これをやるしか、
彼の耳を開かせる方法が、ないの。
でね、
単に謝ればいいって話じゃないんだよ。
頑なに閉じてしまった彼の心に、
小さな小さな風穴を開けるためには、
これまで何年間も
（場合によっては何十年間も）
耐え続けてきた彼の苦しみを、
「本気で彼女がわかろうとしてくれている」
それが、伝わらないとダメ、なんだよ。
彼の感じていた苦しみや悲しみが
仮に100として、
彼女が、80とか90じゃなくて、
110わかろうとしてくれている！
それくらいの本気が伝わらないと、
耳を開こう、
というスタートラインにすら立てないの。
逆を想像してみて？
ずっと無視し続けられて、
ずっとSOSを跳ね除けられて、
ずっと虐げられて、
もう限界だ！
もう無理だ！
と、結界線を超えてしまったとき、
「ごめんね。悪かった。やり直そう」
って言われて、
「わかった。やり直そう」って思える？
って話。
無理だよね？
そんな、
その場凌ぎの「ごめん」なんていらない！
って、余計に腹が立つし、
余計に心が冷たくなっていくでしょ？
自分の辛かった気持ちを上回るほどの
本気の理解を示そうとしてくれて初めて、
「もう一度、信じてみてもいいのかも？」
って、うっすら心の中に隙間ができる、
そういうものじゃないかな、って思うんだよ。
だから、
こういう状態のときに、
「私は（これまでどおり）離婚したくない」
「私だって辛かった（あなたもわかってよ！）」
そういうトーンを絶対に出しちゃダメ。
彼は、
これまでどおり、が、無理だ
って言ってるんだから。
あなたも辛いなら、
「だから別れようよ」
って思うだけのこと。
これまでが
いかに彼の我慢の上に成り立っていたのか？
これまで、
いかに彼の辛さを無視してきたのか？
これまでの自分の辛さを、
素直に甘える、相談する、ではなく
不機嫌や不満という形で
彼にぶつけ続けてきたのか？
そこを、
「自分の非として」
いったん全部引き受ける
その腹をくくらなきゃいけないの。
その上で、
本当はあなたは、
夫婦関係の中で何を感じていたのか？
なぜ彼に素直になれなかったのか？
こことちゃんと向き合って、
そんな本音の本音を、
彼に差し出して、謝る
ってことなんだよ。
（ここ、「だからわかってよ！」っていうトーンでやらないこと！！！）
積み上げてきた関係を
いったんゼロベースに戻して、
いや、ゼロじゃなくて、
マイナスからのスタートなんだよ。
あなたを憎むほどに感じている人を
振り向かせるほどの熱量と誠意で
根気強く関係を作り直さないといけない。
もちろんしばらくは
一方通行だと思うけど、
あなたの本気が伝われば、
まだ可能性は、ある。
だって、
彼が「離婚」と言ったのは、
あなたが嫌いだから、
じゃない。
本当はあなたのことが大切で、
本当は愛したかったのに、
あなたが愛させてくれなかった
ことへの絶望と
自分が注ぎ続けてきた愛情を
ただ利用され続けてきたという悲しみと、
（俺はATMか、という人はこれだね）
もうこれ以上、
あなたを愛することで
失望したくない、
傷つきたくない、
という防衛反応なのだから。
幸運にも、
法的な離婚事由がない限り、
あなたが縦に首を振らない限り、
離婚は簡単には成立しません。
時間をかける覚悟をしよう。
これまで
彼が耐え続けてきた年数を思えば、
たった数ヶ月で覆そう、なんて
甘い考えはちょっと横に置こう。
それが、
彼に対して110の本気で
彼をわかろうとする、態度だと思うよ。
そして、
そこまでするのが嫌だと思うなら、
もちろん離婚を選ぶのも、悪くない。
だけど、
どんな結果を選ぶにしても、
この記事で書いたような内容を
本気の本気で理解しない限り、
相手を変えても同じだよ。
今世で、
パートナーシップというものを
体験したいと思っているなら、
ここから目を背けずに
できること全部やってみよう。
やり切ったら、
きっと違う世界が見られると思うよ。
いつかきっと、
「あの時があったから、幸せになれた」
そう思える日が来るから。
大丈夫。
あなたは絶対幸せになれるから。
応援しています！
▼行き着くところに行く前に
ぜひこちらに来て欲しい！（マジで！
▼彼がしょっちゅう「別れよう」と言うなら
▼マジで全員、
これを肝に銘じてほしい！
彼の心の痛みを本気で理解しようって思ってみよう♪
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