淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -42ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

8トラック センシングテープの修理② 解決編

 
前回の、8トラック センシングテープの修理① 試行錯誤編、修理完了と思われた8トラテープでしたが、
チャンネルの自動切換えができないというトラブルがありました。
 
原因はセンシングテープの導通不良でした。
今回は、その延長で、一応の解決に至るまでを書いています。
 
前半は試行錯誤の作業。
後半に落としどころを見つけ、本題の解決としました。
 
チーズのアルミ箔を利用したのは発想としては良かったのですが、表面には薄いコーティングがされており、アルミがむき出しではなかったことで、チャンネル切り替え不良を招きました。
見ての通り、パッケージ印刷がされておりますので、その分一枚の幕が張っているようなわけなのです。
小生は面白がってそのまま使っておりましたが、それが問題なのでした。
これもひとつの経験ですね~(苦笑)
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まずは、導通が図られるようにする為に、一皮剥いてアルミ地をむき出しにします。
 
両面テープを貼り付けた後、(厚みが出るので擦ったときによじれにくい)
手元にあった1000番のペーパーに擦りつけて剥いでいきました。
この時に、指の腹で押さえつけるようにして一方向に擦っていきます。
何度か擦りつけて、状態を見ながら
端から少しずつ移動して全体も行います。
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左の方は、一皮向けて反射の状態が変わっているのが確認できますね。
 
全部、擦ってみました。
薄いので、やり過ぎないように適当なところでやめておきます。
 
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切り出して、テスターで導通を測り問題なく針が触れているのが確認できます。
 
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テープを貼り付けます。
 
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再生チェックし、チャンネルも自動切換えが出来ましたので今度こそバッチリ完成です。
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しかし更なる改善方法を試し、一応ここが解決の着地点。
 
チョコレートのアルミ箔を使ってみました。
様々なものがあるのでしょうが、今回はロッテのラミーチョコレートのアルミ箔を使ってみました。
このアルミ箔には裏側のみ樹脂コーティングされていましたので、表の研磨は必要ありません。因みに、ロッテのバッカスチョコレートも同様でした。
 
テスターにて導通を測ったところ、メーターは振り切っているので導通は問題ありません。
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裏側に両面テープをはります。
紙製ではなくてフィルム製なので長期間の使用に耐えるものと考えこちらを使いました。
ダイソー製品ですが問題ないでしょう。最近はかなり品質の良い商品になってきましたから。
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6mm幅に切りそろえて完成です。
やや幅を狭目に切った方がテープを繋ぎ合わせたときにはみ出しにくいです。
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センシング箔を張り替えて走行テストをし、チャンネル切り替えもスムースで違和感無く、特に問題はありませんでした。
 
今回はロゴの入ったアルミ箔を使用しましたが、無地のものもあると思うのでそちらで作成すれば、あまり違和感の無いものが作成できますね。
また、フィルム製の両面テープを使用していますので、裏に樹脂コーティングの無いアルミ箔でも問題なくいけると踏んでいます。
 
もちろん、相応の無地のアルミ箔が入手できれば更に良い仕上がりになるものと思いますが、コスパはごみの再利用ということで・・・(笑)
 
「参考」
両面テープのスペック
ダイソー製品:基材:ポリプロピレン(PP)、粘着材:アクリル系エマルジョン
 

ドラムブレーキの点検

 
キーーーーーッ と、ブレーキをかけるたびに音がする。
ドラムブレーキにはよくあることです。
ただ、あまり印象のいいものではありませんね。
普通にブレーキをかけて止まっても、歩行者には急ブレーキをかけて止まったようにも思われてしまいそうです。
 
前回、足まわりの交換をした時に、シューが減っているのも確認していたので、念のため開けてみました。
まずはジャッキアップをして前輪から取り掛かります。
 
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ハブキャップ、割りピン、ナット、ベアリングを外すとドラムが外れます。
 
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ブレーキダストが結構ありましたので、ブレーキクリーナーでブシュ~とクリーニングします。
シューの残り具合は、左右共にまだなんとか大丈夫そうです。
 
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グリスアップして元のように組み立ててフロントは完了!
 
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リアもジャッキアップしてドラムを外します。
ボルトを締めこむとドラムが外れる仕組みになっています。
 
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仕組みは、プレートにボルトが当たることでドラムがせりだされるというわけです。
 
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ドラムを点検したところ、結構レコード状になっています。次回対策することにしましょう。
シューの減り具合はまだ厚みがあるので大丈夫ですが、レコード状にはなっていましたので、次回同時に処置します。
 
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サイドブレーキの引きしろも多くなっていたので調整します。
調整には赤矢印の歯車状のねじをマイナスドライバーでギッギッギッと引っ掛けてこじるようにして回していきます。
 
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きみどり矢印で示すロッドが伸びてシューが広がりドラムとの隙間が調整されます。
ドラムをつけてシューとの当たりがあるかないか位に詰めていきます。
数度付け外しをして確認しながらの作業です。
調整後は、ブレーキレバー側の調整ねじも緩めて適度な引きしろに調整しておきます。
 
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これでドラムを戻して車輪をつければ完了なのですが、クリップナットが引っかかるところがあったので確認すると砂利を噛んだらしくねじ山が痛んでいましたので、修正することにします。
ピッチは、M10ー1.5Pです。
 
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先日、淑女のスタッドボルト作成に用意したもののイマイチだった6角ダイスがここで役に立ちました。
21ミリ角なので、クリップ回しで利用できます。
 
 
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更に、やはり砂利を噛んだクリップナットもタップをかけました。
 
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それでは車輪をつけて本日は完了です。
 

ドアが閉まらない!

 
ドアのしまりがスコブル悪い!
ド~ンと力を入れて閉めないと半ドアになってしまうのです。
 
以前、ドアストライカーの樹脂コーティングされている部分が経年劣化により剥がれてしまったのでそれも起因であると思います。今回は更に力を入れないと締まらなくなったので漸く重い腰を上げて修理に取り掛かりました。
 
まずはそのストライカーですが、一見何も問題なさそうですが、元々は「コ」の字部分がすべて樹脂で覆われていました。
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キャッチの方は当たり部分にゴムが貼られていたようですが、ちぎれてしまって金属が丸出しになっています。(矢印部分)
これが今回の一番の原因のようです。
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そこで、用意したものですが、
  ・ゴムのり
  ・ゴム板
  ・ウレタンチューブ
  ・カッター
  ・はさみ
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まずは、ゴムシートをキャッチの当たり部分のサイズに適当にカット。
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チューブも適当なサイズでカットした上で、ストライカーに嵌め込みやすいように割を入れておきます。
 
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残っていたゴムの破片はカッターで取り除きます。
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ゴムのりを、キャッチ、当たりゴム、ストライカー、チューブの内側にそれぞれつまようじで塗ります。
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2~3分乾燥させて、ベタつきがなくなったら貼り合せて行きます。
ストライカーには、割りを使って取り付けます。
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右ドアのキャッチゴムは痛んでいませんでした。普通は逆と思いますが・・・
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これで完了!
 
ドアの閉まり具合は・・・
 
うそのように、パシャッと軽く閉まるようになりました。
 
たったこれだけの、ゴムの役割は大きいものでした。
 
世代の古い旧型車にも応用できそうな感じがします。
 

シリンダーヘッドの再生⑥ バルブガイドの取り付け

 
時間が経ってしまいましたが、本日バルブガイドの取り付けを行いました。
前回のシリンダーヘッドの再生⑥ バルブガイドの取り付けでは、真鍮製であるはずの蓋がアルミで出来ていて、
しかも穴が開いてしまうというハプニングがあり、その対処をしていました。
 
そしてようやく準備が整いましたので実行に踏み切りました。
 
まずは、取り外したバルブガイドのうち、良品を再利用するためのメンテナンスをしました。
2つのヘッドから取り外しましたので、INが8本、EXが8本の合計16本です。
その中から、バルブステムを通し、ガタの少ないのを4本ずつチョイスします。
それを、外観のクリーニングをし、内側はミニルーターを軽く通して浮き錆等を除去しておきます。ハッチング効果で油膜保持も期待します。
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そして、カジリ防止の意味で縁取りもしておきます。
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この後で、オイルストーンや、ぴカールのような研磨剤で、角を滑らかにしておきます。
 
ここまで出来たら、タッパーに保冷剤を共に入れて冷凍庫に保管しておきます。
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これは、金属の熱収縮と膨張を利用して取付作業する為にバルブガイドは冷やして収縮させておくためです。これだけでも後の作業が楽に進みます。
で、ここまでが、前回取り外した直後に行っていた作業です。
 
それでは、取り付けの作業に入ります。
まず準備として、下記のものを用意します。
・ストーブ
・ハンマー
・バルブガイド抜き(コピー機をばらしたときのシャフトなどで作成)
・非接触赤外線温度計
・皮手袋
・CRC556
・ハンドバーナー
 
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準備が整ったら、ヘッドをストーブに乗せて温め開始です。
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今回は200℃が目標値ですので、ハンドバーナーも用いて温度上昇を促します。
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とはいえ、冬になりかけのこの季節に外での作業です。
さすがはアルミヘッド熱くなっても冷却効果は抜群で、温めをやめると温度計の数値が直ぐに落ちていくのがわかります。
それでも、時間をかけて全体とバルブガイド挿入部付近を重点的にバーナーであぶり180~200℃くらいになったところで挿入作業に入ります。
皮手袋で、ヘッドを作業台に移動します。
 
そこで、冷凍庫から出してきたバルブガイドを準備します。
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キンキンに冷えています。
 
そして、バルブガイド抜きにバルブガイドを差込みCRCを吹きかけます。
無論挿入しやすくするためです。
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穴に差込み、ハンマーでコンコンと叩いて底突きしたら音が甲高くなるので良くわかります。
スルッと入る感じでしたので、ハンマーは最後まで入っているかの確認みたいな感じで作業が進み、アッという間に8本のバルブガイドの取り付けが終了しました。
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しっかりと根本まで入っていますね。
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逆から見てもきれいに入っているのがわかります。
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そしてしばらく放置して温度がさめたころを見計らって懸念していた歪みを測定します。
例によってステンレス定規です。
シックネスゲージは、0.05mmが入りましたので、作業前と変化がなく安心しました。
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お台場旧車天国2017にて②

 

 

前回は、劇中に出てくるような車両ばかりを集めましたので、今回は普通の旧車イベントのような車両を紹介します。ハコスカや30Zなどは見飽きているので、期待はしないで見てください。

 
TA22セリカ 
なんか懐かしいイデタチのセリカです。
70年代にはこんな雰囲気を良く見かけました。
ヤレ具合から見ても、ずっと乗り続けている感じです。
 
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ヒップアップのような雰囲気を醸しつつ、てっちんワイドホイールにパーネリージョーンズのホワイトレタータイヤでキメテいます。ルーフキャリアがまた時代を演出!
 
グリフィン 
ホンダSのシャーシーにカロッツェリアワタナベで独自のボディを製作し少量を販売したスペシャリティカー。
3台参加していてその中で未再生と思われる一台。
 
ホイールはカロッツェリアワタナベ独自のオリジナル品。
ヘッドライトはいすゞべレット用を流用していました。
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内張り製作の名人のフェアレディSP310
ややラベンダー風味の水色がステキです。
 
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エアクリーナーのコーションシールもオリジナルでいいですね~
名人と少し話をさせていただき参考になるアドバイスもいただきありがとうございました。
小生の淑女のダッシュボードは随分と前に名人に張り替えていただいたものです。
 
もう一台のSP310 フェアレディ1500
新車時からのナンバーつき。
塗装など補修を繰り返しながら乗り続けている歴史の刻みを感じた一台です。
 
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三菱デボネア 最初期 
こちらも新車時ナンバーで、ず~っと乗り続けている印象。
未再生の美しさを感じます。
タイヤもオリジナルのバイアスのようでした。
 
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31ワゴンさんの初代セドリックワゴン
とってもきれいにされていて敬服します。ブルーメタリックがいいですね!
 
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走り屋さんの餌食にならなかったS124A サバンナRX3
オリジナルのグリーンメタリックとストライブがうれしい一台です。
このままでいて欲しい。
 
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近所から乗り付けたようなKE10カローラ
下駄履きの雰囲気がこのクルマらしくていいね
未再生のヤレ感がいっそうそのの感じを引き出しています。
 
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プリンスマイラー 
藪の中から発見されたらしい。
百姓業という文字書きの誇りを持った感じがなんとも微笑ましい。
これからレストアするのでしょうか。
 
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ステキなおしりたち
日産オースチンA50ダットサン210
 
 
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小さな紳士
オールドダットサン
カイゼルひげのようにピンと立ったフードがステキ!
 
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戦う為に造られたマシン
ロータス47
機能美ですね~
オルタネータの位置が面白い!
 
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イニシエのパーツ
ホイールキャップ紛失防止部品
 
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風通しは大変良さそうなんですけど、やっぱり電動ファンがいるんですね。小さいのなら目立たない? 4つもつけています。
 
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 NSUプリンツ
風通しが良すぎて閉まらない!?
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展示するためには専用のタイヤが必要だったんです。
 
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今日だけのお台場観光バス
ニッサン690
 
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ゼニクレイジ~
やっぱりこれがないとクルマ遊びも出来ませんな~
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拒みませんから来てくださいな!
諭吉さん!
 
 
 
 
 
 
 
 

お台場旧車天国2017にて①

 
現実から離れて天国に行ってきました。
今日一日は顔がほころんだままの楽しい一日でした。
 
なんといっても、参加車種の内容においてこんなにバラエティに富んだイベントは他にはありませんから。
 
また嬉しいことに会場付近で爆音で騒ぐような連中が一斉に規制されて入れず、静かで穏やかな時間を過ごせたのも大変喜ばしいことです。
数日前より、首都高の表示板には11月19日にお台場の車両規制をする旨が表示されておりちょっとした安心感を感じながら走行し当日を楽しみに思っていました。
昨年は来年大丈夫かなと不安を覚えるくらいうるさかったのですから。
 
さてさてそんな話はおいときましょうか。
 
会場に入って最初に見たのが、トラック野郎のジョナサン号でした。
一番星号も今年も来ていて2台並びが実現しました。
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と言いつつジョナサンだけでスミマセン。
 
そこで、
劇用車としてそのまま画面から飛び出したような車たちをまずは列挙していきます。
 
メトロポリタン型トヨタ救急車 現存数2台だとか!
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40系クラウンタクシー
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結構最近まで現役だったrしいです。
そういえば20年位前には、都内で薄緑の30系セドリックの個人タクシーを見かけていたのですが、あの車はどうしてしまったのかな。
当時の小生の上司は、あんなものに客を乗せるなんて怪しからんというようなことを言ってましたっけ。
 
Y31セドリック教習車
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普段使いなんでしょうかね~
ちょっと密かなコスプレ気分。
 
130系セドリック 覆面パトカー
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大都会パートⅡでは、沢山のスタントシーンで楽しませてもらいました。
 
その流れで、230系セドリック (グロリアだったかも)
いきなりスタント始めてしまいそうなヤレ具合がいい感じを出しています。
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大都会パートⅢ、西部警察ではおなじみのスタント車両でしたね。
劇中では不思議な色に塗られた犯人車もありました。黄緑とか空色とか・・・
 
マッドマックスのインターセプターとナイト2000
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バックトゥザフューチャーのデロリアンもチョットだけ写っています。
 
人造人間キカイダーのサイドマシン
劇用のオートバイではピカイチで文句無くカッコイイ!
当日、自走で会場を後にする姿もトリプルサウンドでシビレマシタ!
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ボディはアルミですべてハンドメイドで再現されています。
調べてみたら、製作プロセスがありました。
もう脱帽です。
色々と、工作の参考になります。
 
飛行気風バイク
これナンバー付いて走っていました。
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気分は戦闘機パイロット!
 
郵政のシルバーピジョン 
良くこんなものが残っていたもんだと感心。
大分県で実際に使われていたものらしいです。
ホンダのカブは沢山あるけれど、劇用にこんな車両を再現するのも面白いかも。
 
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戦争と平和
車両に罪は無いけれど戦いのために生まれた。
機能美としては魅力的。使わないに越したことは無い車両たち。
 
ドイツのキューベルワーゲン
いわゆるカブトムシ、フォルクスワーゲンの軍事用
 
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SSナンバーはナチス親衛隊の意味だったかな。
 
フォードGPA水陸両用車 
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やっぱり舟なんだ!
遊ぶには楽しそうですね~
 

メクラ蓋がオカシイ!

 

実は、この工程の前にサンドブラストとヘアライン加工作業をしていたのですが、
カメラにメモリカードを入れ忘れるというマヌケを演じてしまったので写真がありません。
けれども、今回の写真の中で最初の汚いヘッドとは雲泥の差であると確認いただけると思います。
サンドブラストはまた別工程でご紹介いたします。
 
さてさて、ようやく面研も終わりバルブガイドの挿入をしようかというその矢先、各部の点検をしていたところメクラ蓋が異様であることに気づきました。
実際には、洗浄中になんか材質が違う気がするなとは思っていたんですがね。
 
通常は真鍮製であるはずなのに、アルミ製のものがはまっている、しかも四角穴がちょっと変。
穴の中も掃除をしようとドライバーの先でガリガリと残った汚れを引っかいていたところ・・・
ズボッ・・・
え!?
気を取り直してよく見ると貫通してました。
それでは、メクラ蓋の意味がないですね
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当初はアルミパテみたいなもので埋めてしまおうかとも考えましたが、こう簡単に穴が開いてしまうようなものは当てにならないし、動くようになってから悪さしようものなら目も当てられません!
なので、取り外して正しいものに入れ替えようと思うのです。
 
ところが、この四角の穴に合うレンチは持っていません。
ボックスレンチの3/8サイズでは大きすぎて入りません。約9mm角でした。
 
そこで、即席でSSTの作成をいたします。
まずは、ストックからボルトを一本取り出しました。
 
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こいつを万力に挟んで切断し
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9mm角の線を描いてグラインダーでザザッっと擦って削っていきます。
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適当なので、こんな出来です。
要は外せれば良いのです。
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ピタリとはまりました!
好い感じ!
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それでは、外しますが・・・・
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アレレ!?
グリグリっと・・・粉砕しちゃったヨ~
困ったな~ ナンダコリャ?ヒドイナ!
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仕方がないので、ジグソーでガガ~っと切込みを入れて人力で壊すことにします。
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こんな感じに適当に刻みを入れました。
あとはドライバー等でこじって破壊して取り除いていきます。
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ナントカ取り除きました。
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あとの2箇所のメクラ蓋はSSTですんなりと外れました。
裏を返すと、腐食が進んでおります。
外してよかった。
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エアを使ってカス等を吹き飛ばして掃除します。
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さて、部品取りしたヘッドから正規の真鍮製のメクラ蓋を外します。
さすがに外すときの手ごたえもしっかりとしている印象でした。
ダメなアルミの方は、グニ~っとしたイヤな感触でしたから尚更の安心を感じました。
 
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それでは、双方の蓋を見比べて見ましょう。
左が正規の真鍮製です。とてもしっかりとした印象です。
右が問題のアルミ製です。裏側は腐食でボロボロ、表も外す際に歪んでヒビが入って崩壊寸前です。
それにしても酷い品質の部品で補修されていたものです。
事前にわかって本当に良かったです。
 
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正規のメクラ蓋を取り付けて終了です。
念のため、液体パッキンを併用しました。
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面研をしなければならないわけ

 

問題のないものであれば、面研なぞする必要はないのですが、
このヘッドは歪んだ経験があり、面研も既にされたことのある余り上質ではないものなのですが、手持ちのヘッドはみんな何かしら問題を抱えているので、仕方なくこのヘッドにて再生作業に入っています。
 
面研実績があるために、圧縮比が高すぎるようになっても問題ですので、追々その点についても細工をすることになりそうです。
 
まず、どんな状態かと言いいますと、本来のヘッドの厚みは83mmであったはずですが、面研されていますので、81.5~82mm程度の厚さになっています。
これは、過去に2番と3番の中心が盛り上がるように弓なりのゆがみが発生し、下面のみ1mm程度の面研が施されたようで、盛り上がった上面については未処置であることからこのような数値になっていると思われます。
 
今回は、下面はともかく、上面の修正をしていきます。
前回、バルブガイドを抜いたのはこの加工をする目的もあったからです。
 
さて、現状を見ていただくとこのようにストレートエッジ(ステンレス定規で代用)を当てて、シックネスゲージを差し込んだところ、1番側と4番側にすっぽりと楽に入ってしまいます。数値は、0.45ありました。
 
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1番側
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4番側
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とりあえず、青マジックを塗ります。
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定磐に紙やすりを貼り付けます。
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ヘッドに乗せます。
本来はこういう作業はフライス加工するものなのでしょうが、諸事情により手加工で行っていきます。かなり乱暴な感じですが実験的要素で楽しんでおります。
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ざっと擦ってみました
真ん中が、出っ張っているのがわかります。
ここをがんばって、擦り減らしてフラットに持っていこうという腹積もりです。
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結構時間をかけてここまで持ってきました。
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測ってみますと、1番側が0.25mm
もう少しです。
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大まかな作業をしましたので、金剛砂を使って全体を整えます。
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大きな定磐に見えますが、これは、厚手のガラス窓の廃材です。
平滑度が高いので代用にしています。
金剛砂で擦ってしまうと減ってしまうのでそういう意味では消耗品ですが、こんな使い方はめったにしないので良いのです。
とはいえ、次回の面研仕上げではちょっと使用方法を変えています。そちらの方がいいかも。
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下面は0.05mmまでにしました。
この後で、バルブガイドの挿入時に熱をかけるので、それらの加工が終わった後で最終仕上げにしようと考えています。
 
しかし、この面を見る限りアメリカ人の加工は荒いですね~
切削加工の痕が、シマシマです。つまり断面はのこぎり状なのです。ヒドイ!
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その後の仕上げに向けた再研磨については、「シリンダーヘッドの再生④-2 再面研に書いています。

ナカミチTD-9 カセットが取り出せない!

 
仕事車のミニキャブには、カセットレシーバーが付いています。
以前は、サブウーハーもCDチェンジャーも装備して楽しんでいましたが、
サブウーハーもスピーカーエッジが粉砕しステキなビブラートを奏でてくれるようになったので取り外し、修理準備するも訳あって断念。
CDチェンジャーもジャンクをとっかえひっかえしてましたが、修理も棚上げしそのまま放置。
最近ではラジオばかりで、カセットテープも聞いていませんでした。
 
近頃の気の利いたデッキには外部接続端子が装備されているので、つなげれば、iPhoneなどで音楽を楽しめるのですが、これにはありません。
なので、カセットアダプターによって、様々な音楽を楽しんでいます。時にはセミナーなどのお勉強?もあったりなんかして。
 
ところが、なんかおかしい、音が出ないのです。
何かの拍子にエジェクトボタンを押したらしくアダプターが解除された状態になったようです。押し込めば通常はセットされるのですが、セットできず中途半端なところで抜くにも抜けず入りもせずという状況になってしまいました。
 
早速分解し、まずはアダプターの取り外しをしてから原因を調べることにします。
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カセットが正常にセットされなかったのは直ぐにわかりました。
 
モーターにセットされているはずのウォームギアが外れてなくなっています。
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ただ、本当になくなっていると困り物です。
デッキを逆さにしたり振ってみたりしてみたら落ちてきました。
なるほど、経年劣化によってひびが入って緩んで取れてしまったようです。
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しかし、交換する新しいギアもありませんし、同等品といっても特殊なものなので見つけるのも至難の業です。
そこで、再利用ということになりますが、そのまま洗浄して入れなおしただけでは緩々なので使い物にならないでしょう。
とりあえず、パーツクリーナーで洗浄し、こいつの出番です。
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読んで字の如し、ねじゆるみ防止剤です。
これをウォームギアの穴にチョイとたらし込み、元のモーター軸へと差し込みました。
ハイ!おしまい!
 
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動作確認はせずに一晩放置し確実に固まるのを待ちます。
ついでに、使っていない配線(リヤスピーカー、外部アンプ用等)の整理もしました。
切ってしまっても良かったのですが、貧乏性なので、デッキ内部の空きスペースに押し込みました。
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ふたをして、車両に取り付けて完成です。
代替し携帯電話としては引退させた旧式のiPhone4をミュージックタンクとして使っています。快適です!
接続写真は撮っていませんが、ステレオミニジャックを差し込むだけですから簡単ですね!
 
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バルブリテーナー考察

 
バルブリテーナーとは、バルブスプリングを取り付ける際に保持するための部品です。
いくつかの日産R型エンジンのシリンダーヘッドをバラした際に2種類のバルブリテーナーを確認しましたので、その取り付けに関して考察してみました。
 
2種類のバルブリテーナーにはそれを固定するためのコレットと呼ばれる部品とセットで取り付けるのですが、こちらも2種類ありましたので、組み合わせによる取り付け方法は4種類となります。
また、そのうちの1種にはOリングも併用するようになっています。コレットが奥まって付くタイプに用います。理由は何でしょうか。オイル下がりを防止する目的でしょうか?
取り付け高さは、コレットによって決まります。 バルブステムの溝にはまるキーの位置が違っています。仮に左をAタイプ、右をBタイプとします。
 
 ・AタイプにはOリングが付属し、コレットのキーが上方にあります。
 ・Bタイプは、コレットのキーが中央にあり、Oリングは付きません。
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取り付けてみたものは下記になります。
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左から、①②③④として時に、純正の組み合わせは、②と③です。
 
下から見るとこんな感じです。
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真上から見ます。
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数字が書いてありますが、それぞれの重量です。
バルブリテーナーには、21gのものと、23gのものがありました。
 
横から見ますと、②と③は本来の取り付け高さなので同じです。①は1mm程度高く、④は1mm程度低い取り付けたかさです。
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高さを変えてバルブスプリングを取り付けることで、バネの強さを加減してセッティングが可能と考えられます。
(メーカー本来の意図ではないでしょうが。)
 
①はバネを弱くセットできますが、上面のバルブステムの突き出しがないので、ロッカーアームと緩衝してしまいそうです。バネ間の緩衝リスクは低いので、同じ硬さでも巻き数の多いバネにすることによってフリクションロスが軽減されると考えられます。
 
②③は純正の取り付けです。
 
④は、純正バネを硬めにセッティングできますが、カムリフト量のよってバネ隙間の緩衝に気をつける必要があります。
ただ、いずれにしても、純正バネレートを多少アレンジできるといったレベルですので、本格競技する向きには計算された強化バネを用意する必要があります。この場合はフリクションロスは増加します。
 
今回の考察では、3段階の高さで取り付けが可能なことと、重量面では軽い方の選択肢があるということがわかりました。純正バネ以外をチョイスできるようであれば更にチューニングメニューは増えていきますが、今回の再生では競技の目的はないので、フリクションロスのの低減の観点からは軽量部品の選択とバネ強さを弱める方向で考えることも可能であるわけです。さてさてどんな組み合わせで組もうか考えどころです。
チューニングはチリツモの世界ですからね。