淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -42ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

切れたらつなぎゃいい。切った貼ったの世界

 
カセットテープでラジオから流れる音楽を録音して楽しんでいたあの頃、好きなミュージシャンのアルバムをA面B面に録音するものの余ってしまう空白時間が長すぎるとき、適当にはさみで切って繋いでいました。あの時はセロテープで。
 
最近は大人になったせいか(中身は子供だが)変にこだわりが強くなってきたようです。
今回は、8トラックのテープを切り貼りするためのちょっとはマシな方法をやってみました。(あくまでも自己流ですがね)
本当は、磁気テープ用のスプライサーなんてものもあるのでしょうが、入手もできなかったのでハードオフで見つけ、108円で買ってきた8ミリ映写フィルム用のスプライサーを使って切り継ぎ作業をやってみました。
 
切れてしまったテープの修復は下記の後半を参考に、つき合わせて貼り付けるだけで行えばと思います。
今回は、別々のテープを真っ直ぐ正確につなぐということをしてみました。
 
まずはこんな道具を用意しました。
左から、8ミリ映写フィルム用のスプライサー、カッティングマット、カッター、マスキングテープ、ピンセット、ステンレス定規、写ってませんが、綿棒も使いました。
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まずは、マスキングテープを使って、磁気テープをスプライサーの所定の位置に貼り付けます。
この場合、磁気テープの裏面を表側にしています。
カットラインは、この場所で正確にカットする目安です。
繋ぎ合わせようとするテープの切断面が正確な90度カットになっていれば良いのですが、そうでない場合、隙間などが出来てしまい直接音に関係してきますので2枚合わせでカットすることで同一の突合せ面が正確に出来上がるので、少し重ね代を取ります。
 
スライドレバーで、印を「FILM」に合わせます。この位置でカット作業が出来ます。
 
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次に、繋ぎ合わせるもう一本のテープをマスキングテープで固定します。
カットラインより少し出して止めます。
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カッターレバーを下ろします。
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内蔵されたカッターによって、テープが正確に切断されました。破片を取り除きます。
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次は、接合作業になります。
スライドレバーで印を「TAPE」に合わせるようにします。この位置で接合テープを貼った後の切断が出来ます。
 
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スプライシングテープを引き出して磁気テープ面が接合するように貼り付けます。
貼り付けたら、綿棒を擦り付けて両側のテープに確実に固定されるようにします。
 
スプライシングテープはポリエステル製です。同様のテープをこの固定状態で貼ってしまってもよいです。
 
私見ですが、梱包用のPPテープやメンディングテープなども使えるのではないかと考えています。
もちろん、一般的なスプライシングテープはまだ入手可能と思いますが、身近なものでの代用ということを考えてみました。
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カッターレバーを下ろすと、スプライシングテープがカットされます。
任意のテープを貼った場合は不要な工程です。
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それでは、マスキングテープごとスプライサーから外して、カッティングマットに移動します。
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はみ出たスプライシングテープ(接合テープ)を定規とカッターで取り除きます。
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マスキングテープを剥がします。
180度逆方向に引きながら剥がすと、テープによれなどの影響を与えずに行えます。
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磁気のある表面の接合部はこんな感じに仕上がりました。完成です。
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ブルータスおまえもか!と言いたくなる
 
テストピースの折れた磁気テープのアイロンがけをやってみて、まずますの成果をあげましたので、いよいよ実際にトラブルに遭っているテープカートリッジの修理をやってみます。
 
最近入手したカーリッジは不良率が高くそのまま使用できないものばかりでしたので、今回のような試みもするチャンスがあったというわけです。
ネタには困りませんね~(笑)
 
それでは、始めます!
今回のクランケはこの赤いカートリッジです。
どういう環境でこうなったのかはわかりません。
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拡大しますとこんな感じです。
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前回使ってしまった写真ですが、このように伸ばしながらアイロンがけをしてピシッと決めていきます。
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温度は高めで行いました。やはり仕事が早く出来ますから。
その分、テープが熱くなるので気をつけて作業をし、冷ますまで保持します。
(実際には保持したまま右手で下敷きをずらして温度の低い位置にもって行き、更なる時間短縮をしてみました。上から温度に低いものを当てるのも効果があると思われます。そこまでする必要性はないのですがね。)
 
一応、折れた部分は修復されました。
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ついでに、リールとピンチローラーを取り外して軸の部分(黄矢印)に注油します。
この部分は、材質にもよりますが、プラスチック同士が擦れあって抵抗が増えていたり磨耗していたり、キコキコと異音が出ていたりと芳しくない状態のものも見かけるからです。
注油といっても、ティッシュなどにシリコンスプレーを噴きつけ、それを軸に塗りつけるというものです。
直接シリコンスプレーしてしまうと結構広範囲に見えない飛沫が飛び散り何らかの悪影響も懸念されるためです。
 
決してCRCのようなものやミシン油などを差すことはしてはなりません。
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そうしたら、元通りにリールとピンチローラーを取り付けます。
テープは伸びたままなので、次のようにして巻き込んでいきます。
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巻取り方は、右手でテープをつまんで引き出しながら、左手でリールを巻いていきます。リールは巻きつけるのではなく弛まない程度に右手のテープの引き出しを補助するような感じで回します。自然に巻き取られます。
何週か繰り返していくうちに、弛んでいるテープの長さも短くなってきて元のカートリッジに収まっていた状態になっていきます。
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カートリッジに収まりました。
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ねじを止めて完了です。
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クシャクシャっといったら・・・もう遅い

 
テープデッキというものは、巻き込んじゃうときありますよね~
すると、折れ曲がってしまった悲惨な状態のテープを目のあたりにするわけです。
今までは、そのまま巻き直してみるのですが、再生時にはその部分にかかると明らかにそことわかる音声を聞くことになるわけです。
そこで、このクシャクシャと折れた部分を、もう少し”マシ”に出来ないかと考えたのが今回の試みです。
 
磁気テープは概ねポリエステルでできています。つまり熱によって形体調整できるのではないかということです。
 
そこで、熱を加えることに出来るものを色々と考えてみました。
 
ライター・・・燃えてしまう。
半田ごて・・・溶けてしまう。
なんて考えるうちの思いついたのが、アイロンでした。
もちろん洋服にもポリエステル製がありますから大丈夫と踏んだのです。
しかも、平たく均すのは得意な道具です。
 
まずは、本番の実践をする前にテストピースを用意して温度の変化をつけてテストをしてみました。
 
今回はそのレポートです。
 
具体的には、こんなになってしまったものを修復するための検証です。
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適当な磁気テープを切り出し、適当にクシャクシャにしたものをテストピースとしました。
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アイロンの温度は4段階でテストしました。
下記に記載の温度は、非接触型の温度計にて、約20cmは慣れた距離でアイロン面を計測したものです。
必ずしも正確ではありませんが参考にはなると思います。
なお、このアイロンの説明書には、合成繊維~絹は約100℃と記載されていました。
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それぞれの温度帯で、テストピースをアイロンがけします。
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やはり温度が低いものよりも、高い方がその効果は高く、折れの強い部分も比較的平坦に均されやすいように感じました。
ただし、熱がかかる分押さえながらおこなわないと写真のようにカールしてしまいます。
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この対策としては、下記のように押さえながらアイロンがけをして、冷めるまでそのまま保持するというのが良いようです。
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今回のテストピースでは、もちろん完璧ではありませんが、概ね良好なのではないかと思っています。
折れ線は若干残ってしまうのは仕方のないところでしょう。
あまり追っかけて熱を掛け過ぎてしまうとテープが本当に伸びてしまって本末転倒な事態にもなりかねませんので程々で止めておくのが良いのかもしれません。
いずれにしても、やってみて感覚で捕らえるのが一番ですね。
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低い温度帯でも時間が少々かかるだけで成果は出るのでリスクを負わないならその方がよいと思います。
ちなみに、アイロンの下敷きにはA4封筒に書類が入っているものを下敷きに使いました。
洋服用はやわらかいのでアイロンがけがしにくいです。
 
次回は、8トラック 折れた磁気テープの修理 実践編で実際に損傷のあるテープを修理いたします。
 

願っていればやってくるものさ!

 
巷では人気のない8トラックカーステレオなのですが、ちょっとはまっています。
最初はなんでもいいかな~なんて考えていたんですが、やはり当時オプションといわれているものが欲しくなったので願っていました。(本当のところオプションだったのかは、クエスチョンナノデス)
 
するとどうでしょう、3台も立て続けに手に入ってしまいました。
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あっかる~いナショナル あっかる~いナショナル うちじゅうみんなーな~んでもナショーナール~~~
とつい歌ってしまいますが、このモデルは1967年に、CX-801として発売され、改良を重ねて数年間販売されたようです。
 
当時の広告の一枚がこれ!
 
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ステキなレディが「個性を尊重する男」専用!なんて謳い文句云ってます。
そのとおり!まちがいない!
 
シリーズの紹介はまた別の機会にすることとして、まずは動作チェックをし、この3台の内より一番状態の良いCX-811SAを再生修理していくこととしました。
裏の配線関係も無用な切断や改造もなく安心して取り組めます。
 
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まずは、ビスを6本外して上ブタを外します。
見たところとても状態は良さそうです。
 
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ただし、お決まりのドライブベルトは形状をなしておらず、残骸がプーリーにかさぶたのようにこびりついています。
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このこびりついたゴムの除去は意外と簡単にはいかず大変でした。
 
きれいにしたところで用意した新品のドライブベルトを取り付けます。
これは、秋葉原の千石電商さんにて購入しました。通販もあるようです。
 
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最初は張りの強い80φの平ベルトを取り付けてテストしました。
ところが、3台それぞれのドライブ速度が違っていたのです。
一番の原因は、ベルトの張りが強すぎてモーターの速度を落としてしまっていたようです。
これは、モーターの劣化、キャプスタンローラー軸受け等の注油の状態(固着硬化による回転不良等)も原因のひとつと考えられます。
まずは、油脂の状態も処理したところで、平ベルトを85φ、90φ、98φと交換し聴き比べてみましたところ、90φと98φで3台とも同等の速度になり違和感もなくなりましたので、このあたりのサイズが適正サイズのようです。千石さんにはありませんでしたが95φ程度が純正のサイズではないかと思われました。
今回は伸びてしまうことも考慮して90φをセットすることにしました。
 
なお、聴き比べに当たっては、よく知っているお気に入りの曲を何度もカートリッジで聴き、さらにCDでもその曲を聴いて比べてテストとしました。
ベルトは緩くてもきつくても回転ムラや速度不良の原因になりますね。
 
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それと、上記のテストと並行して各部のクリーニングとメカ部分の清掃・注油、磁気ヘッドの消磁をしています。
 
下の画像は清掃前のものですが、テープエンド検知スイッチや磁気ヘッド、パック接続端子は、表面の汚れを落とす程度にピカールで磨きました。
 
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消磁器によって消磁作業をしています。これだけでも、音は結構変わります。
 
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また、必要に応じて磁気ヘッドの高さ調整やアジマス調整をすることもあります。
調整方法は、別の機会にいたします。
 
画像はCX-801ですが、調整ねじにはペイントでロックされています。
因みにCX-811SAではプラスねじからマイナスねじに変更され、さらに本体裏からのアジマス調整が出来るように改良が加えられていました。
 
油脂は、回転部にはミシン油を、カムやラチェット機構にはグリスを塗布します。
 
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説明画像に「パック」という言葉が出てきますが、ナショナルがオプションで用意していた諸々の機構が使える仕組みをひとつの「パック」にした製品がオプショナルとして販売されていたのですが、それはまた別項といたします。
 
 
 

パンドラの箱を開けてしまったか!?三度目の正直は落とし穴だった・・・

 
実はこのラジオは3台目なのです。
1台目は、実家にあったもの。おそらく商売をしていたのでその営業車に付いていたものだったと思われます。
温存した後スワップミートで売却。
2台目は、淑女に搭載されていたもの。当時色気を出してしまい、感度良好だったのもかかわらず、310サニーか910ブルのFM付に換装してしまい。後にスワップミートで売却。
 
しかし、近年当時の純正にこだわりたい気持ちがもたげてきて探したところ、入手した3台目が今回のラジオです。
化粧パネルの状態は最高に近いくらいの美しさがあったものの、音が小さいという難あり品ということで購入。
直ぐに直るだろうとたかをくくっておりましたがそうは問屋が卸してはくれないのでした。
 
元は411ブルーバードから外されたもので、東芝のAR-18という形式で、同年代の日産車はほぼこの形式に準じたグループのラジオが付いているようで、日立や帝国電波(クラリオン)もあるようです。マジックの文字は前所有者の中古車店が書いたものです。
ARはAuto Radioの略でしょうね。
 
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蓋を開けて、スピーカーを繋ぎチェックします。
青緑に塗られた豆電球がほのかなやさしさを感じさせてくれ期待もしていたのですが、ダメですね~
確かに音が小さく、ヴォリュウムをあげると多少大きくなるものの歪も出て聴きにくい。雑音もあります。
ただ、ヴォリュウムにはガリはないのは幸いでした。
 
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まずは、電解コンデンサーは経年劣化もあるので全交換しました。破裂している電解コンデンサーもありました。
これで直ることがほとんど多いことなのですが、ダメ。
検波用のダイオードも劣化が考えられたので交換しました。
それでもだめ。
やはり、トランジスターに手を伸ばさなくてはならないかな。
旧いトランジスタは近年のものに代替出来ないので入手困難ということもあり厳しいかもしれません。
出てきても現状品をプレミア価格で・・・・
 
部品取りのラジオでも入手できればありがたいのですけど、最近はこいつも厳しいね。
知人に聞いたら、先週捨てた!
良くある話です。
 
の段取りが出来るまでちょっと棚上げでしょうか。
 
因みに今回の交換部品はこんな感じです。
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いい加減寒い日もなくなったので。

 
5月のある日のこと。
もういいよねって。
春から初夏にかけて段々と気候が暖かくなってきていたのですが、夜になると寒かった日も続いていたのでストーブが出しっぱなしになっていました。
別にもう使ってはいなかったけれど寒かったからそのままだったのです。
 
わが家のストーブは、アラジンブルーフレームというものです。
7年位前にジャンクを購入し復活させたものです。
とてもいい雰囲気をかもし出してくれています。
シリーズ25というものだそうで、お国が初めて安全対策をしなさいといったので、それを実施した最初のモデルです。
持ち上げると火が消えるという簡単な機構が付いています。
転倒するほどの大地震ではその機能も働かないんじゃなかろうかという感じです。
そんなことで翌年のモデルでは、その機構は廃され、揺れを感じて水が出て消火するというものになったようですが、流通している中古品はその機構が取り外されているものが多いようで、あまり確実なものではなかったのかもしれませんね。
 
さて、とりあえず外せる部分は取り外して掃除します。
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これが、その安全対策の機構です。
正直見たとおり中心から延びている棒に上の傘に引っ掛けて制御されるという適当な機構なので、点火してチムニー(胴の部分)を戻すときにへんな引っかかり方をして閉まらないことも時々あり慌てて火を消してやり直しなんてこともしばしばありますので、逆に危ないと感じることもあります。だからこのモデルのみの機構なのでしょう。
 
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販売は由緒正しく「ヤナセ」であります。元々はイングランドの舶来品でしたからね。この頃は日本国内製造です。
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燃料計は、ガラスとゲージメモリが欠品していますがビニールをかぶせてそのまま使っています。
良い部品が入手できればと思っています。
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石油を抜いて、次の冬に備えます。
 
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灯油ポンプの受け鞘に何かのサスペンションを使っています。
倒れないので重宝しています。
 
 
 
 

ちょっと改善! でもまだまだ。

 
前回の課題として、メディアの再循環率の低下がありました。
今回の改良点としては、吸入口に適度な制限をかけることによって吸入の流速を早めることで再循環を促すということを考え実施しました。
部品はお得意の100均で、排水口に取り付けてゴミが入り込まないようにするというものを入手してきました。
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これをポンプの吸入口へホットメルトで貼り付けました。
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この部分は底辺ですので、実際には下を向きます。
ポンプに元通りに戻してセットします。
この画像のボールは、スラリーの再循環がしやすいようにとポンプ底に集まるようにと敷いています。
 
相変わらずブラストボックスはないので、適当にやっています。
とはいえ、ブラストは実際にメディアが飛び散りますので、ボックスはあった方がよいのですが、それはまた次の段階にしていきます。
 
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例によって、雨合羽、防塵グラスにマスク、姉さんかぶりの完全防備にて作業を行いました。
本日のサンプルは、ジャンクなSUキャブです。
再生不能で屋外放置しておりましたので、大変汚く痛んでいるものです。
白錆も醜いです。
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ざっと、ブラストを実施してみましたところ、まずますの結果です。ガンのノズルの微調整は必要なようですが使えないことはありません。
 
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再循環は改善されているようでしたが、珪砂は重いのか早々と沈んでしまうようです。連続作業をしていても沈んで再循環してくれないものもありました。
このあたりは今後の課題で、更なる改良が必要です。
もう少し強制的にポンプに送り込むような構造が必要かもしれません。
または、回収したスラリーを混ぜるような機構を追加した方がよいのかどうかといったところです。
これももうちょっと考えてみます。
まだ試していませんが、ガラスメディアを使用すればもうちょっとは良いのかもしれません。
まだまだ色々あります。
 
サンプルのSUキャブを、ちょっとだけピカールとワイヤブラシで磨いてみました。
悪くはないと思います。
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いかにも程度の良さそうな中古品に見えてきました。
 
 
 

直圧式ハンディタイプなんだぜ!

 
サンドブラストに興味を持って随分と前に廃プロパンボンベを再利用して作ろうとしたけれど、途中で挫折し結局は手軽に使えるハンディタイプを作成しました。一般的には落下式なのですが、直圧式とした点がちょっと自慢です。
 
もう、初号機は10年以上前に作って活用してましたが、ごらんのように針金でグルグルと補強していたりするので、最近2号機を作りました。材料はそこいらにあるものです。例によって大事な部分はボールペンの芯の再利用です。
 
直圧式の威力は抜群で、淑女のエンジンルームの塗装を全部ブラストして剥いだのも昔の話です。
 
こちらは、初号機でアルミヘッドのブラストを行ってるところです。
メディアは、ガラスビーズ200番です。
 
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そしてこちらは、2号機で錆だらけの王将のオブジェを「王」を部分的に軽くブラストしています。
メディアは、珪砂5号か7号かどっちかです。鉄の錆取りの場合はどっちでもいいかな。
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重要な部分は、BP芯
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以前ブラストしたものですが、エンジンのアルミ製フロントカバーです。
シミの付いた未加工状態。
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ガラスビーズ200番でブラスト。
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拡大のビフォー
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アフター
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更に、ボンスターソープパッドで磨きこむと。
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ブラスト肌が滑らかになり光沢が出ます。
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拡大です。
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色々と、仕上げの方法を試してみると、それぞれの特徴が際立ってくるので部品ごとに変えることでの表情も面白く、また新品のような仕上げは、どの方法がベストなのかベターなのかときりがありません。
写真では実物を見るようにはいきませんので、試されるのが一番ですね。
メディア次第でもあるのでしょうしね。

手ごたえはあった! でももう少し!

 
前回、とりあえず水中ポンプだけで試みたものの、切削力がイマイチでした。
 
そこで、エアの力もやっぱり必要だなということでジャンクBOXをまさぐりこのような部品構成で合わせてみました。
ミックスに重要な部分は、ボールペンの芯の廃品です。
先端は取り去りパイプ部分を利用します。長さも適宜調整です。
 
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早速、ポンプに繋いでセットします。
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今回は、飛び跳ねよけにプラダンをつけて、ポンプの下には砂を回収し再供給しやすいように炊事用のボールを敷いてみることにしました。
 
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前回同様、R型のインマニを差し込んでそのままブラスト作業をしてみます。
逆光で暗い写真になってしまいました。
こんないい加減なものでも、飛び跳ねを周囲に撒き散らすようなことは少なく、砂と水の混合物(スラリー)の再循環はそこそこ良かったです。
 
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ビフォー
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アフター
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その成果は、かなりGOOD!
結構サクサクと作業が進み、汚れが落ちていくのが目に見えてわかるようになりました。
用意したホーンは塗装を剥がしてみようと思いましたが、こちらに対しては能力不足だったようです。
珪砂を7号、5号などの大きいものにすればよいかもしれません。
汚れに対する切削能力はこれでよさそうですが、
改善を要する点がいくつかありました。
 
1.スラリー(砂と水の混合物)の再循環率が落ちていく。
 これは、スラリーがポンプの吸い込み口に戻る際に良い混合状態から自然と分離しだし、水ばかりが再循環しやすくなってしまうことで切削効率が落ちてしまうようです。ボールで回収しやすいように考えましたが、いまひとつでしたので、ファンネルみたいなものを取り付けるか、強制的に送り込めるようにの工夫が必要なようです。
 
2.ポンプ作動のための、手元スイッチが欲しい。(フットスイッチでもよい)
 
3.エアミックス部分(ボールペン芯)の長さを再考してみるのも必要かもしれません。
 
4.光沢仕上げを、更に期待するにはやはりガラスビースメディアは必須かな?
 
 
今回はこんなところです。次回、ウェットブラスト機を作ってみる③に続きます。
 
 

ジャンクな水中ポンプをもらったので・・・

 
10余年の念願か? ウェットブラスト機を作ってみることにしました。
以前より随分と構想はしていたものの実行には移してなかったのですが、知人が捨てるというのでもらったきた水中ポンプを利用して始めてみることにしました。
とりあえず第一段階として、水中ポンプのパッキンがダメなので作成・修理して、砂混じりの水をポンプの力のみで吹き付けてブラスト作業をしてみるというところまでやってみます。
 
まずは、水中ポンプのパッキン作成から取り掛かります。
ゴム板からかたどりして作るのですが、厚過ぎてはスクリューとの隙間が大きくなるために水の勢いが失うことになってしまうので、極力薄いパッキンを用意する必要があります。既に紛失していたので元の厚さはわかりません。
 
取り急ぎ作ったものは、水圧で伸びてしまい隙間から漏れるという問題が起こってしまったので、繊維入りのゴム板をモノタロウで見つけたので取り寄せこれを使うことにしました。元々はキャブレターのフロート室用にと入手していたものです。流石に繊維入りでしたので伸びることがなくポンプとしての機能を取り戻しました。
 
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組み立てました!
といっても、ホースにたけのこをつけただけのシンプルなものです。
 
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使用するメディアは8号珪砂です。
パウダーとは云いませんがかなり細かいものです。
ガラスピーズがベターなのですけれど費用がかかるので、ここは安さで勝負といったところ。
いくら細かくても、珪砂の方が硬いので、仕上がりには差があると思います。
 
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テストなのでチョイと簡単なセットでやってみます。
深めの容器に、水中ポンプと水、珪砂を適量放り込んで作業を行ってみます。
 
本来は、ケースの中でやらないと水跳ねがすごいのですけれど、まだ無いのでそのまま容器の中で行います。
雨合羽とゴーグルは装備しました。
 
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今回テストで用意したのは、R型エンジン用のインマニです。これはブルーバード用です。
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ビフォー
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アフター
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とりあえず、一部分だけやってみました。
出来上がりは、悪くないようです。
だが、しかし、
結果としては、時間がかかりすぎるのです。つまり、ポンプの勢いだけでは切削力が足りないようです。
珪砂の量は程々入れているので、問題ないと思うのですが、やはりエアーの力を借りなければならないようです。
次回、ウェットブラスト機を作ってみる②では、その点を考慮して進めていこうと考えております。